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2019年5月26日 (日)

芸の道を極める

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

芸能というより、今日はテレビネタから。

先日の仕事の流儀。

  「芸者として生きる」。

花柳界の赤坂郁子さんを取り上げた。

  この道60数年にて未だ現役。

芸者とか花柳界とかには全く触れることのなかった私にとっては、芸者の世界とは全くの未知数。
具体的に、どんな仕事なのかもよくわからないが、政界や財界のトップの方達が赤坂や銀座などで宴席を催す際に、踊りを見ながら宴席でお酒を酌み交わし、会話を楽しむ姿というイメージはある。

  が、それ以上の見識はなかった。

以前の記事で「銀座の女」を記したことがあった。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-7402.html

  その時は銀座のクラブのママの物語。

今回は、更に一歩、芸の世界を極める人たちの物語であった。

  芸者。

宴席において、主に踊りを見ていただきながら、宴席に必須のお酒を注いで回りながらお客様との会話を楽しむという役割か。

  よって話芸以上に踊りに対するプライドは高い。

恩年79歳になる赤坂さんの踊りは未だにハイレベル。

  と言われても私にはその実感がなかった。

それを教えてくれたのは、同じくその録画を見ていた女房だった。

  「ゾクゾクするほどの色気だわ。」

特に、姿勢や体のしなり具合、そして指先足先までのしなやかな動作と形角度。

  それらがもたらす踊りの場面の状況表現が見事なのだという。

とにかく、79歳のお年とは思えないほどのしなやかさは理解できた(笑)。

  「銀座の女」の時は男を磨く場という言葉が印象に残った。

今回の赤坂さんの名言は、

  「日々を、どう積み重ねるか」。

芸者として、芸事を積み重ねるだけでは不十分。

  日々、いろいろな生活場面に対して真摯に向き合うこと。

そして、日々の一分一秒をどう積み重ねて、生きるか。
それが、本物の芸者を作り上げると、彼女は信じている。

  常日頃の自分の生き方。
  今日一日を大事にして、
  一分一秒を大事にして、
  貴重な時間を積み重ねていって、
  自分のものにする。
  そんな一日一日が芸者の仕事。
  そういうつもりで頑張っています。

これがこの番組で語った、彼女の言葉。

  日々の積み重ね。

まさに我々の小売業界と同じ理念。

  特に芸者さんは宴席の主役。

踊りは当然のことならが、銀座のクラブのママのように宴席の話題の主役でもある。
更には、その話題においてお客様の失礼にならないような配慮も必要であり、その振る舞いにおいては日々の生き方が宴席に出るという。

  我々接客業が見習うべき心得ではないだろうか。

そして、日々の生き方は、組織のリーダーとしての実力を左右させていく。

  日々の積み重ね。

そして日々、生活場面から学び、自分を高めていく。

  そんな日々を大切にしていきたいものである。











  

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