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2019年5月27日 (月)

仕事を楽しむ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



先日の「カンブリア宮殿」。

  スーパー「サミット」を取り上げていた。

この業界の方であれば、多くの方が視聴したであろう今回の「カンブリア宮殿」。

  ここ数年で大幅に業績を伸ばしている企業。

サミットと言えば、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)の中でもリーダー的存在。
よって、この業界でも知らない者はいないほどのスーパーでもある。

  なぜそんな企業が今更ながら業績を大幅に伸ばしているのか?。

その問いに応えたのが今回の番組の主旨であろうか。

かって、伊丹十三監督の「スーパーの女」が、その奥さんの宮本信子さんを主役として放映された時があったが、その舞台ともなったスーパーとしての我々の業界では有名な話である。

  しかしどちらかと言えば売場は地味なタイプでもあった。

それは、オール日本スーパーマーケット協会のリーダー企業としての自負もあったのであろう、スーパーマーケットの売場作りの基本となる部門ごとの作業の構築に特化したオペレーション作りとその実践においては右に出るものがないほどの特化ぶりではあったが、お客様から見た時の売場という視点で言えば、そこには買う側の楽しさとか面白さとかという視点には全くといっていいほど立っていなかったからでもある。

  都心の立地で競合店の少ない環境であればそれが答えであった時代。

しかし生活スタイルも変化し競合店との戦いに晒される時代となる。

  オペレーションの特化だけではお客様の支持を得られない時代。

と言うよりも、オペレーションの特価とは販売側の都合であり、お客様には何のメリットも無い。

スーパーの女が放映された当時の社長がオペーレーションという基本を徹底して構築し、次の社長がその基本を踏襲しながらも時代の変化に対応しようとしていろいろな取り組みを模索した。

  ガチガチの作業中心の企業に風穴をあける。

これほどの大企業ともなると、その壁は高く厚いものであったに違いない。

  そこに取り組んだのが前社長時代。

その模索があったからこそ、今回取り上げれらた社長に変わりそのインパクトが、従業員に受け入れられやすい環境になっていたというのは間違いなであろう。

  そして、今回取り上げられた社長が新たなサミットの幕を開ける。

まずはチラシを変えた。

  来てみてのお楽しみ。

そんなフレーズで、全くの白紙のチラシ。
特売商品も何も記載されず、来てみてのお楽しみという趣旨の内容で打って出たチラシ。

  前代未聞である(笑)。

しかし、意外にも当日のお客様は普段のチラシ以上の効果。
新社長は言った。

  「ここまで外すかというところを見せたかった。」

従来のパラダイムを変えるには、自分が目指す以上に大きく振ったところまで振って見せなければ、従業員には伝わらない。

  まずは自分の意図を大きなインパクトを持って示すこと。

そこで、社長の本気度を従業員へ示してから、具体策へ着手していく。
そして、そのことによって、大きな組織といえども一気にパラダイムが変わっていく。

  本来、この企業の従業員の能力は低くはなかった。

そして、新社長が示したパラダイムの変化を、従業員が理解し、一気に沸騰していくのである。

  その沸騰した鍋の蓋を新社長が開けた。

そこから一気に改革の道へと突き進むのである。

  そして記者達を前にした業績報告会見。

記者にここ数年を振り返ってという質問に、新社長は不覚にも涙した。

  「業績なんでどうでもいいのです。」
  「ただ、企業の業績以上に従業員が自分の成長を楽しんでくれたことが嬉しい。」

そんな主旨のコメントが感動的だった。

  “あぁ、この企業の従業員は幸せだろうなぁ〜”

いい特集であった。









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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

みやさん、コメントありがとうございます。
今日は楽しいひと時でしたね。ご来店ありがとうございました。
再提出、どんどんやってみてください。
当店での探検は鮮魚のバックヤードが一番人気がありますね。
特に冷蔵庫、冷凍庫に引き入れると最高に盛り上がりました(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年6月 2日 (日) 22時47分

みやです。
この放送当日の午前中のことです。弊社8月お打ち合わせがあり。そこで私が8月のイベントでお子様のバックヤード探険隊をやってはどうかと提案しました。近隣のお子さまや保護者を集め普段見ることの出来ない裏を見せて親近感を持ってもらい、お客様と従業員の距離を縮めるのが狙いでした。
結果はやれない理由ばかり言ってくる取締役達の攻撃に合い提案を取り下げる事になりました。何でこんなに違うのか?と思っていたら、放送で同じような企画をサミットさんが実施していて子供たちが楽しそうにしてるのを見ました。
あの放送を取締役が見て反省しているのを期待し、企画内容を少しだけ修正し再提出してみようかな~と思っております。

投稿: みや | 2019年6月 2日 (日) 09時04分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
トップ次第でここまで変われるのは、やはり企業力とはトップの舵取り如何ということでしょうか。
ただしそこにも企業が歩んできた歴史と現在の強みという土台があればこそ。
サミットという企業には絶対的な「基本の強み」が備わっていたからこその現在のなのだと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2019年5月28日 (火) 06時20分

やはりスーパーは楽しくなきゃです。更にはトップ自らがその世界に入り込むからこそ従業員が安心してポジティブに楽しめるのでしょうね。

投稿: dadama | 2019年5月27日 (月) 22時45分

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