第一四半期を終えて
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
正確には、第一四半期は当社の場合は3月〜5月。
よってまだ第一四半期を終えてはいないが(笑)。
とは言っても、5月の母の日が終われば概ねの第一四半期の歳時記は終了したも同然。
2月の節分に始まり、3月のひな祭り、春彼岸、4月の花見からの新年度の新生活、そして4月後半から始まるゴールデンウィークと重なる天皇の退位と即位、そして10連休後の母の日と続いた今年度の第一四半期。
この時期が日本にとっても我々の商売にとっても一年で一番の激変期。
まず、天候や気温も一年で一番変化の激しい時期ではないだろうか。
まだまだ冬本番の節分時期。
関東方面はまだまだ本格的な降雪シーズンである。
そこから徐々に春の兆しを感じさせながら3月のひな祭りのシーズンを迎え、更に春彼岸へと続く。
暑さ寒さも彼岸まで。
そんな諺もあるが、今年は更に寒さが続いた年ではなかったろうか。
そして、新学期を迎えると同時に桜の季節が到来する。
本格的な春のスタート。
そして新生活の始まり。
新たな新年度を迎えて、新たな新生活を迎えて人も多いだろう。
当然、この業界にも新たな新成人が入社した。
そして研修期間を経てのゴールデンウィーク。
この時期には気候も冬から春、そして初夏の気候へと激変する。
日本でも一番気候の変わる時期がこの第一四半期ではないだろうか。
ここから第二四半期は一年で一番気候が安定する時期。
第一四半期で初夏を迎え、第二四半期は初夏から夏、そして盛夏へと変遷するが、夏という冠は変わらない。
要は人々は「夏」という季節感からの変化は無いという時期。
よって、売場の媒体類も「夏の味覚」「涼味」等の文字から変化の無い店内装飾となる期間であろうか。
ということで、6月、7月、8月の第二四半期は、間に梅雨という季節を挟むことにはなるが、初夏〜夏〜盛夏と続く「夏」の季節感からの変化は少ない期間と言える。
ということで、第一四半期が終わった。
季節的にも、イベント的にも長い長い第一四半期。
私はここに敢えて「節分」もこの期間に含めて考えることにしている。
それは一年で最初のイベントであるから。
一年の節目である節分。
そして翌日からは立春という一年で最初のスタート地点。
そこから母の日までのほぼ3ヶ月。
この3ヶ月で日本の気候もそうだがスーパーとしての販売場面も劇的に数週間ごとに変化していく。
こんな時期はこの期間をおいて他には無い。
だからこそ、一気に駆け抜けていくのであり、母の日が終わった後の虚脱感も高いのであろう。
そして母の日が終わると人材の応募も増加する。
増加するというよりも、この時期を置いて他はない。
そんな覚悟を持って人材確保に臨む時期であろう。
そう、5月後半から7月にかけてが、一年で一番人材確保がしやすい時期でもある。
ここで確保できなければお盆からの年末商戦へも出遅れることになる。
そして入社した人材を育成する時期でもある。
マネジメントの時代。
そんな時期が第二四半期であろうか。
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コメント
sakaeさん、コメントありがとうございます。
sakaeさんのコメントがどんどん積極的になってきていますね。嬉しい限りです。
人生にはいろいろなキッカケ、契機がありますが、それを取り込むのも取り逃すのも自分次第。要はいろいろなチャンスを如何に自分で行動してそのチャンスをその一番大切な時に逃さずに取り入れるかどうか。
そのチャンスの活かし方が体でわかってきたのかと思います。
投稿: てっちゃん | 2019年5月18日 (土) 23時47分
ゴールデンウィークが終わってから虚脱感でいっぱいです。私の店の5月度の牛肉の売上はここ10年で一番の売上になりそうです。このような結果を残せたのもてっちゃんさんをはじめとしたてっちゃん会の皆様のおかげです。ありがとうございます。
ゴールデンウィーク商戦を終えて感じることは売り手の意思の大切です。売り手に売ろうという意思があり、それが売場に反映され、お客様に伝わらなければ、売上は伸ばせないと改めて思ったゴールデンウィーク商戦でした。
投稿: sakae | 2019年5月18日 (土) 20時12分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
そうやって貴重な経験が組織から失われていくというこの業界の内情をどう捉えるか。
しかしその商売の仕方をより強烈に再び活かせる新たな組織に出会った途端に後方支援。
後方支援に徹っせられればいいのですが(笑)。
投稿: てっちゃん | 2019年5月18日 (土) 00時22分
令和と共に私も一戦を退き本部付となり現場をリアルに感じる事が出来なくなってしまいました。尤もこれからは過去に捉われずに突き進む時代。私のような過去の塊人間は人材育成も出来ないのでしょうね。世代交代を向かえる中、妨げにならぬよう後方支援に徹しようと言い聞かせております。
投稿: dadama | 2019年5月17日 (金) 21時42分