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2019年4月16日 (火)

広告紙の値上げから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の販売会議。

  販促部長から広告紙の値上げの案件が上がった。

世間情勢でも古紙の値上げが続き、段ボールの価格が値上がりしているという。
その煽りも受けて、新聞紙や広告紙の値上げも連動して値上げ攻勢を受けているという。

  最近の各社のチラシもより安価な紙質へ変更されてきているのが現実。

どおりで最近の各企業のチラシの紙質の光沢が無い紙に変わったなぁ〜とは思っていたが、そんな要因があったのだ。

  それに先立ち新聞各社の新聞購読料も値上げされた。

新聞紙と広告紙の値上げ。

  新聞購読率が低下している昨今においての新聞購読料の値上げ。

これは、新聞購読率の更なる低下を招き、我々の業界からすればチラシ効果の更なる低下を招く要因として重大な問題であろう。
そして、広告紙の値上げにより、より紙質の劣る広告紙に変更せざるを得ない状況に陥っていく今後の環境。

  この状況が進めばチラシ投入回数も減少せざるを得なくなるかもしれない。

新聞購読率が低下している要因としては、スマホやパソコンの台頭により、情報のペーパーレス時代となり最新の情報もネットで無料配信している時代であるし、それでも新聞に搭載されるような政治経済情報もネットで購読できる時代である。

  そしてその背景にはエコ意識の高まりによるゴミへの懸念であろう。

新聞購読により家庭ゴミが増える懸念である。
その懸念から新聞購読を控え、逆にスマホ等によるネット配信の活用に向かい、その延長線上にネットチラシへの依存の高まりに至っているのである。

今後はチラシは作るが新聞折り込みは減少していくと思われる。

  チラシはスマホでチェックするもの。

そんな時代になっていくであろう。
そして、それも企業側の負担が大きくなれば、いずれチラシ自体も減少していくのでは無いだろか。

  いずれ、チラシレスの時代になっていくであろう。

そうなる過程の中で、如何に企業や個店が普段からチラシに頼らずとも普段から集客力を高めていけるかが、チラシレス時代の到来前の企業に直面する大きな課題となろう。

  チラシに頼らないで集客力を獲得する。

チラシに頼らないで集客力を高めていくということはどういうことか?。

  一つは定期的に周期的にわかりやすく価格訴求を継続すること。

これはどういうことかと言うと、毎週月曜日は〇〇の日、毎週火曜日は△△の日、毎週水曜日は××の日等々、曜日サービスを定着させたり、毎月◯日は〜〜の日、毎月△のつく日は〜〜の日、と言うように、同じ周期に同じサービスを継続していき、お客様に告知せずとも条件反射的にお客様がその日になればそのサービスを期待して来店される構図を構築することである。

  二つは購入するカテゴリー毎に来店動機を高めることである。

例えば、旬の果実と言ったら◯◯の企業やお店、生魚の鮮度と品揃えでは△△の企業やお店、ステーキや焼肉と言ったら××のお店・・・と言うように、ある商品のカテゴリーでは圧倒的な強みを発揮してお客様に認知していただいている状態にすることである。

  三つはその前提として業界の基本が継続されていると言う状態にあること。

どんなに素晴らしい価格であったり品揃えでも、普段の清潔レベルがひどかったり、日々の品揃えが品切れだらけであったり、接客態度が悪くては、そのサービス日だけのお店になってしまうからである。

  全ては基本が一定レベルを維持していることが前提である。

そんな三つの要素が構築された暁には、チラシレスの時代でもその周期毎にお客様が安心してどの時間帯でも自店をお客様の目的を裏切ることなく来店していただけるのだろうと思う。

  上記を一つ一つ積み上げながら盤石の体制を築く。

さて、残された時間でどれほどの構築が出来るかであろう。









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商売」カテゴリの記事

コメント

白川さん、コメントありがとうございます。
時代の変化に対応しながらも、貴殿のこの業界に寄り添いながら共に環境の変化に対応しようとする行動力にはいつも脱帽です。
折込チラシ自体は激減するでしょうが、チラシ作成や販促行為自体は変化対応できる企業にますます傾いていくのでないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年4月18日 (木) 09時45分

白川です。
広告用紙代は頭の痛い話です。時代の変化による新聞購読者減少、需要と供給のバランスの変化の表れですね。
私はチラシがなくなるなくならないよりも、来店行動や購買につながる為にどうすれば伝わるのか、何を伝えれば共感されるのか、どう表現するのかを常に考えていこうと思っています。それがずっと続けていることでもあるし、変化への対応でもあると思ってます。
チラシもwebも道具です。生活者に届ける道具(媒体)の多様化、進化もさることながら、それを享受し日々変化していく生活者を「考え続ける」。頭の痛い話です(笑)。でも、楽しくなければ!!

投稿: しらかわ | 2019年4月18日 (木) 00時41分

みやさん、コメントありがとうございます。
どんな施策も継続して初めて効果が現れるのだろうと思います。
その効果測定をどれほどの期間で設定するかが大きな問題かと思われます。
1ヶ月で測定するのか、3ヶ月か、半年か、一年か。それによって、その施策がどれほどの効果を持つのかがの判定が大きく異なることになると思います。
チラシに頼らない販促ほど継続し続けることでの評価が拡大するのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年4月17日 (水) 23時52分

みやです。初めてコメントします。
チラシの紙質について、弊社も見直ししました。少し暗い感じにはなりますが、チラシ代については維持出来ました。仕方ないかなぁと思っております。
チラシについてはなくなる事はないでしょうが、チラシに変わる媒体は必要ですね。最近弊社では割引とポイントアップの日については1月分カレンダーにして配布とチラシは折り込み前日に店舗で配布を始めました。これがお客様の囲い込みに繋がればいいのですが。

投稿: みや | 2019年4月17日 (水) 22時38分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
チラシを打たない生鮮の専門店も数多くありますね。しかしそんな専門店は日々同様にお客様が来店し活気がある。
チラシの無い商売が理想でもある中、如何にその方向へ商売を傾け、いざチラシを打たなくても期待値の高いお店を目指せるかは今後の課題でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年4月17日 (水) 06時43分

てつろうさん、コメントありがとうございます。
テレビやスマホでの記事の方がより手軽に素早くわかりやすい情報入手ができる時代ですからね。
ただし高齢者の中にはなかなかチラシの紙面で購買を決定する方も多いという事実もある。そしてそのチラシという情報は折り込み以外にもネット上に掲載されるため、チラシの作成とその存在自体は今後も継続されていくのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年4月17日 (水) 06時40分

私も店長時代チラシをカットし浮いた経費を他のイベントに振り分けましたが結果営業成績は上がりましたね。チラシは新聞に折り込まなくても店舗に置いたり告知したりしても効果はあると思います。チラシ情報はいつも来店されるお客様に対するサービスと腹を括れば新聞折込のトラウマから解放されますよ(笑)。

投稿: dadama | 2019年4月16日 (火) 22時59分

新聞のチラシは私もみなくなりました。というか新聞は定期講読しておりません。スマホアプリで読むこともできますしね。いっそのこと新聞に広告を出した方が安くなるのではと思ったりもします。要は従来のチラシの考え方を変えて新しい流れを作ることが必要ではないかと。それをやれるかやれないかは企業の判断になります。説明不足をお許しください。

投稿: てつろう | 2019年4月16日 (火) 19時17分

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