さらば平成
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は4月30日。
平成最後の日となる。
明日からは令和という元号に改められ、新元号の元年という表記で全てが変わっていく。
平成31年4月30日。
さらば平成である。
平成元年。
その年は、私は以前の企業で鮮魚チーフをしていた。
その企業でも有数の売上を誇る店舗でもあった。
その店舗の坪効率は全国でも有数で、結構各地から店舗インタビューに来店される他企業の方も多かったと思う。
20代後半の出来事。
よって、昭和という年号の時代に生まれ、成長し、この業界に就業し駆け出して部門を任されるまでになったのが昭和。
そして、平成という新時代に入り、直ぐにスーパーバイザーや副店長という職位を頂き現場から一歩引いた形で部門や店舗を見るような環境になったのが平成の時代とも言えようか。
やがて店長となり、企業を変えて現代に至るのである。
昭和を約28年、平成を約31年経過して、令和の時代を迎える。
そして令和元年を最後に私も現役を退くのである。
私にとって平成とは、マネジメントをじっくりと体験し構築し、そしてマネジメントの変遷を見続けてきた時代であると言える。
一口にマネジメントと言うが。
マネジメントで泣き、マネジメントで笑い、そしてマネジメントの変遷に戸惑う現在でもある。
そう考えると、長らく店長という職位にいたからこそそう言えるのだろうとも思う。
これが、スーパーバイザーからバイヤーと職歴を歩めば、マネジメントと言うよりはマーチャンダイザーという表現が合うだろう。
人のマネジメントよりも商品のマーチャントを操る職位。
商売とは、
何を売るか?。
どう売るか?。
この二つの行為を連結して商いをすることである。
何を売るか?を仮説検証していくのが、バイヤーや本部機能。
どう売りか?を仮説検証していくのが、店舗の店長やチーフ。
そう捉えると、現場で人を媒体として商売を研究してきた時間が長かったということだろう。
それはそれで、上記の商売からすると「カタワ」であるかもしれない。
しかし、そんな商売を抜きにした人生という面で見れば、人を重点的に研究してきた平成の時代であったということだろう。
平成とは私にとってはマネジメントの時代であった。
その平成が今日を以って終わりを告げる。
私のマネジメントの時代もあと僅か。
ここから私のマネジメントは、そのマネジメントや商売の技術、販売技術を後世に引き継ぐという、最後のマネジメントの時代を迎えるのである。
それが私の令和という新時代の使命となる。
さらば平成、そしてようこそ令和である。
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