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2019年3月29日 (金)

定位置管理

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


バックヤードでの備品の定位置管理に使用されることの多い「定位置管理」。

  しかし今回は売場での定位置管理である。

特にグロサリー部門は定番売場のスペースや売上構成比が高いため、商品の定位置管理が非常に重要である。

  お客様も目的買いの為にいつもの定番売場に来店される。

そんな定番商品がいつもの定位置に品揃えされているというのはスーパーの原理原則であろうか。

  しかし今回の定位置管理は生鮮部門を取り上げてみたい。

特に、青果部門と鮮魚部門は定位置が有って無いような部門ではないだろうか。

  冷蔵ケースが4段以上の売場では定位置管理が為されている。

しかし、平ケースやセミ多段といった売場では、主に企画品や生の丸魚屋切身魚、そして刺身類が陳列され、どちらかというとその日の入荷商品を中心に陳列されるため、定位置という発想が少ない部門特性はある。

  青果部門は更に日々の入口特設売場が七変化する可能性は高い。

青果も鮮魚もその変化があるが故に日々の打ち出し商品の変化となり、特に特売を打つこともなく毎日が相場や旬によって変化せざるを得ない部門であるといえよう。

  しかしだからといって手当たり次第にその日の入荷品を陳列していいものかどうか。

これは否である。

  変化の商品群ではあるが、一定のルールは遵守したい。

どんなルールか?。

  必須品揃えと日々の企画品との区別。

同じ丸魚や生切り身の売場で、日々微妙に違った商品の陳列を余儀無くされるカテゴリーがある。

  その中でも必須品揃えの「さんま」「あじ」「いわし」「いか」。

それらの商品は定位置管理をしていくべきであろう。

  私の場合は大抵客導線の始まりに企画品を置く。
  必須品揃えの魚種は客導線の最終陳列場所にて。

最後はいつもの商品が展開されているという安心感。

  これを逆にトップに持ってくるとお客様への新鮮味が無い。

“いつも同じものしか売ってないわね”

  そう取られてしまっては鮮魚部門や青果部門の醍醐味がなくなる。

“いつ来ても新鮮な旬の食材がいいわ”

  そう思われてこその店舗内の青果、鮮魚である。

それが、旬に混じって「さんま」「いわし」「あじ」「いか」類がまばらに展開されていても、いつもの5大魚種を購入しようとするお客様から見れば探しずらいものである。

  必須の5大魚種はいつもの定位置から外さない。

このことは大切なことである。

  定番と企画。

それをどう客導線に乗せてお客様に提案していくか。
それを考えながら陳列していくのも、毎日の楽しみとしたいものである。


PS
昨日も記しましたが、スマホでのコメント閲覧が出来ない等のトラブルがいまだに解消されていないようです。
一度このブログの「お気に入り」を削除して、新たにお気に入りに設定しなおすと、コメントが閲覧できない等のトラブルが解消される事例もありますので、一度お試しください。
今後ともよろしくお願いいたします。








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コメント

>k,kさん、コメントありがとうございます。
斜陽産業の鮮魚部門。
思えば、昭和の時代は鮮魚がスーパーの王道を歩んでいた時代でしたが、平成の後半から精肉の後塵を浴びてきました。
令和になってどう進んでいくのか。
是非、皆さんで盛り上げていきましょう。

投稿: てっちゃん | 2019年4月 2日 (火) 06時15分

こばたつさん、ようこそ! 私も長く魚屋関連です。てっちゃん店長さんも鮮魚極めた達人なので、ここで共感意見したり愚痴こぼさせてもらってます。 Web上なので余り個人特定出来るご自身の情報はお気をつけください(*^^*) 共に斜陽の魚屋を盛り上げましょう!

投稿: k,k | 2019年4月 2日 (火) 02時39分

こばたつさん、コメントありがとうございます。
鮮魚を担当しておられるのですね。
よくコメントを頂く「k.k」さんも同様に鮮魚チーフをやっておられますので、気が合うのではないでしょうか。
鮮魚をお客様にお勧めして喜んでいただきたい一心。
その一心が結果としてそれを楽しみにしているお客様の来店頻度を高めていくのでしょうね。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2019年4月 1日 (月) 22時14分

長野県にて、地元スーパーセンターで鮮魚チーフを担当する者です。
記事をいくつも読みまして、何とも楽しい1日を過ごしました。
入社以来、鮮魚一筋、時には辛い鮮魚を辞めたいと何度も思ったこともありましたが、今は楽しくて仕方がありません。
仕事の結果、業績はもちろん重要ではありますが、皆に魚を食ってもらいたい、こんなに旨い食材があるんだよ、という想いを伝えたい一心であります。

投稿: こばたつ | 2019年4月 1日 (月) 15時57分

k.kさん、コメントありがとうございます。
セミ多段の刺身が週末は倍のスペースを使用するのはk.kさんだけかと(笑)。
しかしそれを当たり前に毎週実行していれば、適正な売上と荒利を稼ぐことができるとは思いますが、日曜日の朝と月曜日の朝の作業量は半端じゃないでしょうね。ただしスーパー以外の経験を持つk.kさんならではの技術でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年3月30日 (土) 23時48分

セミ多段こそ毎日の変化が多いですね、天候、気候により刺身の尺数を変える。平日、週末では倍のスペース使ったりします。どこのスーパーでも同じだと思いますが縦割りを維持してプライスカードも動かすのが面倒だったりしますよね。だから月曜日の朝は戻すのが大変です、私だけでしょうか(笑)

投稿: k,k | 2019年3月30日 (土) 19時19分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
平台の裏側で定番のNo.1商品を育成するという発想がいいですね。
定番No.1商品はどこにおいてもお客様は探して購入するもの。それが主通路の裏側ということは、表側には育成商品やこだわり商品を堂々と薄利多売で展開し、裏側で利益商品を荒利ミックスできるとるという販売技術を習得できたということでもあると思います。そして精肉部門でもそんな考え方が活かされているということでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年3月29日 (金) 21時45分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
青果部門も冷蔵の多段ケースと正面の平台とが存在し、どちらも定番としても企画としても使用するコーナーとなりますから、グロサリー的な発想が通用しない売場作りとなるでしょうか。その混沌とした売場はなかなかとっつきにくいもので、その辺が生鮮のデメリットでもありメリットでもあるでしょうか(笑)。
dadamaさんのスマホは使用者に似て変化対応の早い優れものですね?。

投稿: てっちゃん | 2019年3月29日 (金) 20時37分

畜産部門の必須品揃えと言えば私の中では豚小間肉ですね。
以前いた店舗では毎日出していました。出していた場所は主通路の平台の裏側でした。主通路の平台の裏側に置いたのは平台の裏側は何を出しても動きが悪かったため、ほうっておいても売れる小間肉なら大丈夫だろうと思ったからです。
予想は見事にあたり、売上と荒利益の底上げに繋がりました。そのためか精肉部門の荒利益率が他の店舗よりも常に2~3%は高かったです。
お客様も定位置を覚えていたのか、小間肉が出ていないと「小間肉はないんですか」とよく聞かれました。
必須品揃え商品の定位置化はてっちゃんさんの仰る通り大切だと思います。

投稿: sakae | 2019年3月29日 (金) 20時14分

青果で言えばバナナや土物が年間定番商材でしょうか。土物も新物の出回る今はトップにありますがひね物も混在しますしニーズも違いますから欠かせない定番と言えますね。
今日もスマホからのチャレンジです(笑)。

投稿: dadama | 2019年3月29日 (金) 19時01分

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