全て良きこと
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
人生、一生の中で出くわす壁。
経験年数によりその壁の高さも違うであろう。
新入社員であれば、日々経験すること自体が高い壁に感じられるであろうし、チーフクラスになれば業績への取り掛かりや人事異動による新たな環境との遭遇が高い壁となろうか。
店長ともなれば、競合店の新たな出現やリニューアルにより競合店の競争力た高まった場合などは数値改善が大きな壁となろう。
そんな経験の繰り返しが人を育てるのである。
目の前の壁もまた経験であり、その経験の数こそが次へのステップを容易にし、壁自体を低い設定へと変えていく。
壁は経験によって高いにも低いにも変化する。
他者からすれば高い壁に見える障害が、その人間にしてみれば壁ともなんとも思わない平坦な道に見えるのはその経験の違い、または経験により自分の筋力で十分に飛び越えられるものと思えば、壁との認識にならないだろう。
日々に出くわす壁は自分にとってのチャンスなのである。
そう、全ての経験は「良きこと」なのだ。
立ちふさがる高い壁をチャンスと捉えること。
そんな認識が、人を育て、更に経験を増やし、店舗運営者として競争力を増していく。
特に現場の店長が超える壁の存在は大きい。
現場の店長が抱える課題は多岐にわたる。
バイヤーのように商品という狭い範囲の課題とは比べ物にならない。
要は守備範囲が広いという一言で終わらせてしまうものであるが、そんな一言で言い表せないほどの守備範囲を持つのが店長という存在である。
そして業績改善にも色々な引き出しを用いる必要があろう。
その引き出しを増やすもっとも効果的な方法は、数をこなすという経験以外はないからだ。
マニュアルはあろう。
しかし、そのマニュアルとて経験して初めてその効果がわかるのである。
使えるマニュアルもあれば使えないマニュアルもある。
その違いを認識できるのも経験という実体験でしか認識できないものである。
目の前の全ての出来事は「すべて良きこと」。
このように認識することが疲労を少なくする手法でもあると思う。
“この経験が自分を更に成長させてくれるい違いない”
そう思えば、どんなことでも前向きに行動できる心構えが出来よう。
前向きに行動しようとする心構え。
この意識を持つか否かで、この後にぶつかる壁への行動の仕方も変わっていくであろう。
前向きに捉えれピンチをチャンスに変えることができる。
後ろ向きに捉えれば縮小均衡となり更なるピンチを招く。
そのよなものである。
よって、目の前の出来事は「すべて良きこと」と捉えるべきである。
そう思えば、競合店の出店を控えて、店舗を更に高いステージへ引き上げてくれるものであり、その結果として競合店の出店影響が他の競合店で吸収してくれる結果ともなるのである。
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コメント
ナリアキさん、コメントありがとございます。
どんな状況になろうとも、過去にじゃ戻れないもの。
だったら現状からどう次へつなげるか。
現状をチャンスと捉えれば、ピンチの現状の中からもチャンスとすべき項目は必ず見つかるものです。そのチャンスを見つける力を普段からどう養っていくかが重要なのだと思うのです。
投稿: てっちゃん | 2019年3月 9日 (土) 07時06分
全て前向きに捉える事。
本当にそう思います。
時には後ろ向きになったりうつむいたりしますが、
やっぱりどこかで顔を上げて、前を向かないといけませんね。
投稿: ナリアキ | 2019年3月 8日 (金) 23時33分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
人生、最後まで何が起こるかわかりませんね。そしてそれも含めて全て良きことと捉えれば、まだまだチャンスが残されていたと思えるのではないでしょうか。
最後に訪れた最大のチャンスを是非ものにしてください。
投稿: てっちゃん | 2019年3月 8日 (金) 22時34分
自分の人生を振り返ると確かに壁にぶつかり壁を破る事で成長して来たと思いますし自信と裏腹のアウトローだったと思います。しかしながら人間欲深いものでこの後に及んでもまだゴールの見えない悶々とした毎日を過ごしてますが(笑)。どうせ登らなきゃならないのなら前向きに更には皆んなと一緒に登れば楽だし達成感も一入ですね。
投稿: dadama | 2019年3月 8日 (金) 17時09分