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2019年3月25日 (月)

ほめない・叱らない・教えない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の店長会のテーマの一つに部下育成がある。

  部下育成に対して一冊の本の購入を要請された。

「アドラーに学ぶ部下育成の心理学」。
そして、この本のサブタイトルが面白い。

  「ほめない、叱らない、教えない」。

今までとは真逆の部下育成法ではないかと思ってしまった。
しかし、実際に読んでいくと、その真意が理解できる。

  ほめない。

部下育成で一番重要だと思っていた部分が、部下をほめるということ。

  しかしこの本では部下を「ほめない」という。

この本で一番理解し難い部分が冒頭に登場するのである。
要は、ほめるという行為は「上から目線」になってしまうということらしい。

  よって、支援するというスタンスを貫くことだという。

部下にとって一番大切なのは、いっときの喝采ではなく、困難を切り開く勇気を与えられることであると説く。

  それには称賛ではなく勇気づけであるという。

その勇気付けとは、より具体的に部下が自ら考え自ら行動できる為に意識を変えることである。
その為に、部下が単品量販で全社一の売上を記録した時にかける言葉として、

  「よくやった、おめでとう!。」

はほめるということであり、

  「おかげで多くのお客様の支持を得られたよ。ありがとう。」

一見、上のほめることの方が部下のモチベーションが高まるように思えるが、問題は今後の部下の行動である。
今回の単品量販で結果を出せたということが、お店に対してどのような貢献となったのか、その具体的な貢献度が示されたことで、今後の具体的な自らの行為を貢献という方向へ向けられるということ。そしてそれが色々な困難を克服して前進していこうとする勇気付けにつながるということである。

  それが「ほめない」の本質である。

そして、「叱らない」。

  「叱る」目的は本人への喚起。

部下育成はあくまでも、困難を克服していこうとする勇気付け。

  部下を萎縮させることではない。

それは時代の流れでもあろうし、人間が持つ本質でもあろう。
人間教育として、子供が自分の親から色々な躾や倫理を教わる過程の中で、自分の過失を親から叱責されることもあろう。
しかし、企業に就いた成人が上司からの指導としての叱責はその瞬間は意識の喚起にはなろうが、勇気付けにはなるはずもない。

  失敗に対してはあくまでも「次」を示唆することである。

失敗しても何度でも這い上がっていく勇気付けが本人に対しても組織に対しても重要なのである。

  そして、「教えない」。

これは、理解しやすいであろう。

  あくまでも本人が自ら考え自ら行動すること。

他人の指示で行動し成功しても、そこから得るものは少ない。

  一番成長する瞬間とは、自ら思考して行動したときのみ。

その機会を如何に与えるか。

  我々世代には大きなパラダイムの変化であろう(笑)。

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コメント

>てっちゃんさん
>
>k.kさん、sakaeさん、コメントありがとうございます。
>どちらのコメントも、本人達から見れば消えたようですが、しっかりアップされてますね。まだ本当に復旧しきれてないみたいですね。もう少し時間が必要かもです。
>懲りずにコメントくださいね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年3月26日 (火) 06時15分

>sakaeさん、コメントありがとうございます。
自分からスタートさせる部下育成。
このことは大きなチャンスと捉えるべきでしょうか。
そのチャンスを如何に手元に引き寄せるか。
それも大きな自己育成であると思われます。
応援しておりますよ。

投稿: てっちゃん | 2019年3月25日 (月) 23時45分

>dadamaさん、コメントありがとうございます。
このコメントもよくわかります😢。
企業や組織のDNAがあるからこそ、その歴史通りに安心して部下育成できるのでしょうが、そのパラダイムが変わるということは、自分の存在自体が反体制分子とみられるところが悲しいですね。
逆に言うと、思い切れると言うことでしょうか。他人事ではありませんが。

投稿: てっちゃん | 2019年3月25日 (月) 23時42分

>k,kさん、コメントありがとうございます。
よくわかります(笑)。
入社3年目ぐらいまでは、怒鳴ってでも何してでも強制的にでも叱る、褒める、教える必要はあるでしょう。
ただしそこから先に関しては本人の意欲を如何に引き出すかが大きな課題かと思われます。
が、かっては周囲も同様のスタンスでしたから違和感がなかったでしょうが、現代はそのスタンスは少数派ですので、組織的にも違和感を感じる時代となってしまったことは否めませんね。
しかし私の経験でも、入社3年目までで強制的にでも教育されたことはその後の人生に大きなプラスになっていることも事実。そしてそのことで優位性を発揮できていることも事実ですので、それをどう証明すべきかを悩んでいます。

投稿: てっちゃん | 2019年3月25日 (月) 23時37分

すいません。コメントをしたら消えてしまったので、同じ内容の投稿しました。

投稿: sakae | 2019年3月25日 (月) 22時20分

ほめない、叱られる、教えないで育った身としては、k,kさんと同じで微妙ですね。
最近は人材育成に正解はなく一人一人に合わせた指導をするしかないと感じています。当社は人を育てられる人が少なく、何年経っても成長しないままの人が多いです。そういう人を見ていて歯痒さを感じています。いっそのこと新人は私に預けてほしいと思っていますが、人手不足の影響で難しく、仕事を教えない、成長しない、辞めていくという悪循環を断ちきれません。

投稿: sakae | 2019年3月25日 (月) 22時16分

先ほどコメントしましたが消えてしまいましたね(^_^;) 目上の人に上から目線されても当然だし早く追いつきたい気持ちですから納得出来ませんね。友達ではないし、ただの同僚でもない。上司に怒鳴られながら教わった世代としては何とも微妙です。アイウィル研修の鬼の染谷先生に感銘受けてますので理解し難いですが、これからの教育では有りなのかもしれません。自分の息子は昭和の教育で躾してます。時代錯誤かもですね(笑)

投稿: k,k | 2019年3月25日 (月) 22時09分

ほめない、叱られる、教えないで育った身としてはk,kさんと同じで微妙ですね。
最近、部下育成については正解はなく一人一人に合わせた指導をするしかないと感じています。当社は人を育てられる人が少なく何年経っても成長しないままの人が多いです。そういう人を見ていて歯痒さを感じています。いっそのこと新人は私に預けてほしいと思っていますが人手不足の影響で難しく悪循環を断ちきれません。

投稿: sakae | 2019年3月25日 (月) 22時08分

会社の歴史があってこその部下育成。会社に対してアウトローで生きてこれたのも会社が好きであればこそ。個人的には自分の考えは間違いなかったと信じてますが会社が変わるという事は一蓮托生。部下の育成は今の体制的にはアウトローではなく反体制分子になってしまう。部下を守る=身を引く・・・悲しい現実でしょうか。

投稿: dadama | 2019年3月25日 (月) 21時26分

先輩や上司に怒鳴られながら教わった世代としては何とも微妙な感覚ですね、目上の人に上から目線されても当然だし早く追いつきたい気持ちでしたが古い考えなんですね。仕事教えたくてウズウズしてますが若手に教えてません。自分から来ること待ってますが帰る時間ばかり気にしていてそれどころではないようです(笑)個人的には染谷先生の鬼シリーズに共感してるので理解に苦しみます。

投稿: k,k | 2019年3月25日 (月) 21時09分

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