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2019年3月 1日 (金)

新年度

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日から3月。

  新年度の企業も多いだろう。

当社も3月から年度が変わり、新年度のスタートだ。

  そして52週の第1週のスタートでもある。

52週に関しては昨日のブログでも記した。
そして新たな年度を新たな数値予算で迎えるのである。

  新年度の予算。

各企業も新たな年度を新たな数値予算で迎えていることであろう。

  予算策定。

これは企業によって、その策定の経緯は大きく異なるのではないだろうか。

  本部企画部が策定。
  本部商品部が策定。
  本部販売部が策定。
  店舗運営部が策定。
  個店の店長が策定。

その策定の過程は企業毎にまちまちだろうと思う。

  予算に関してはこのブログでもなんども記してきた。

昨年の3月1日の記事
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-02a5.html

一昨年の3月1日の記事
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-4497.html

  新年度の予算等を記した内容である。

そして今年の3月1日も同様の内容となろう(笑)。

  今年の予算。

当社は事前に予算会議が行われ、店長、商品部が揃った段階で荒利率の微調整を店長やバイヤー主導で行われる。

まずは商品部長がトップからのある程度の方針を受けて、昨年実績等を踏まえて今年度の売上予算、荒利予算を策定する。

荒利予算や荒利率から導き出された予算であるから、荒利率策定が大きなポイントとなろうか。

  昨年実績を踏まえた荒利率予算。

それらを眼前に予算会議が行われる。

  自店の部門別荒利率の微調整。
  自部門の店別荒利率の微調整。

各店長や各部門のバイヤー毎に上記の荒利率に関して自分なりの方針に従って各部門や各店の荒利率をいじりたいという部分が発生するのは当然であろうか。

  私の場合は今年の眼前の予算に納得した。

そこへ、私に向かって青果トレーナーがスタスタと歩み寄ってきた。

  「店長、他店舗の荒利額を少し受けてもらえませんか?」

要は、別のお店の荒利率予算がそのお店の力量からすればかなり厳しい荒利率のため、当店の荒利率予算の低さに目を付け、そのお店の荒利額を多少当店に乗せて、平均的な店舗間格差としたいという旨である。

  確かに当店の青果の荒利率予算は低い。

しかしそれは昨年度の荒利率予算を策定する段階で、私が自ら商品部長に歩み寄って青果の荒利率を徹底して低くし、その分を自店の他部門に割り振って策定した荒利率予算であり、それを継承した形で今年度の荒利率予算も継続されていたのである。

  「わかった。但し店舗合計の荒利額は普遍だぞ。」

青果部門の荒利率は多少引き上げるが、その分の荒利額の増加分を他部門から引くということだ。

  店舗計は不変。
  部門計も不変。

それがこの会議の決め事。
だから、部門計を不変にして店舗間の調整を図るということは、商品部長に歩み寄って部門計を調整し、更に店舗では縦計を調整するということになる。

  “青果の荒利額プラスをどこでマイナスにするか?”

私は迷わず、鮮魚部門の荒利額をマイナスにして荒利率を引き下げることを選択した。

  青果と鮮魚。

自店は客導線の第一部門と第二部門となる。

  要は、入り口の始まりが青果、二番目が鮮魚。

この二部門を集客部門として当店の今年の武器とすることを選択した。

  そのことをチーフミーティングで告知した。

全部門が今年の方針を理解し、自分も役割と使命を理解する。

  さて、新年度の始まりである。







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コメント

ナリアキさん、コメントありがとうございます。
海産はやはり「生魚」の分類でしょうか。
そこには仕入れ力と販売力、そしてお客様から見れば魚好きの商品のプロが好む分類ですから目利きのいいお客様を取り込めるというメリットがあります。
そんなお客様は自分の口コミでお客様を読んでくれますからありがたい存在となっていくでしょう。

投稿: てっちゃん | 2019年3月 4日 (月) 00時21分

やはり青果と海産が直近のトレンドですね。
ここに魅力のテンションを持ってくるといいですね。
ちなみに海産はカテゴリー的にどこを攻めますか?
サーモン攻めもそろそろ終わりになると見越すと悩みます。
安定魚種も限られていますので、どこのお店も同じ揃えになっちゃいます。

投稿: ナリアキ | 2019年3月 3日 (日) 22時53分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
荒利率予算とは売上予算と違って、業績の達成が必須項目ですから、この荒利率予算は今年の政策の主たる数値となりますから非常に重要な数値要因となってくると思われます。畜産出身者が不在の中で決定される荒利率予算はどんな政策が含まれているのか大いに疑問ですね。

投稿: てっちゃん | 2019年3月 1日 (金) 23時39分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
予算に対する意識変化。むしろいいことなのでしょうが、今までの固定概念から給与連動という事実についてけない個人も相当出てくるでしょうね。それが結果的に正解なのかどうなのかがこれから問われていくのでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年3月 1日 (金) 23時35分

当社の荒利率予算は毎年上がってきています。来年度は牛肉の荒利率予算が高くどう達成しようか頭を悩ませています。当社の荒利率予算を見ていて毎年部門の特性や相場を無視した現実的ではない予算を組み過ぎだと思っています。畜産出身の幹部がいないのが原因の一つだと考えられます。幹部の方々には自分が携わったことがない部門にも精通してほしいです。

投稿: sakae | 2019年3月 1日 (金) 20時03分

当社も予算に対する認識が変わりそうです。と言ってもてっちゃんの真摯な取組み姿勢を皆んなが持っていれば何の心配もありませんが(笑)。
店舗計の予算を自店の状況に合わせどの様に割り振るのか?これからは予算達成と給与が連動してくるので店長の予算に対する意識とメンバーの共有は大きな課題となりますね。

投稿: dadama | 2019年3月 1日 (金) 11時57分

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