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2019年2月 2日 (土)

免疫効果

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、インフルエンザの特集番組をやっていた。

  新たな新薬が開発されたそうな。

従来はタミフルがインフルエンザの特効薬として流通していたが、最新の薬としてゾフルーザが人気であるという。

  特徴は一回の使用により1日で効果があるという。

従来のタミフルは、既存薬では細胞内で増殖したウイルスが細胞外に広がるのを防ぐのに対し、ゾフルーザは細胞内でウイルス自体の増殖を抑制する世界初の仕組みを持つことから効果が早く現れ、長く続くという特徴がある。

  そんな理由から現在はゾフルーザが50%のシェアを誇るらしい。

そんな環境ではあるが、先日のテレビ報道では、ある医学界の先生が登場して興味深い話をしてくれた。

  ゾフルーザをもっと絞って使用する必要があると思うのです。

今回のゾフルーザとインフルエンザの蔓延に関して、自身の見解を述べた。

  要は救急を要する場合以外は薬を使用しないほうがいいということ。

なぜか?。

  人間本来が持つ免疫作用が弱まっていくという理由から。

その先生によると、インフルエンザもウィルスであり、インフルエンザにかかることによって体内にインフルエンザの免疫力がついて行くという。

  そんな人間の自然な免疫作用を薬が奪っているというのだ。

インフルエンザにかかり、このような薬を飲用することにより、体内に十分な免疫力を植え付ける前にインフルエンザが体内から消滅するという。

  よって体内に十分な免疫力が付く前にインフルエンザが治る。

それによって本来であればインフルエンザにかかることによって植え付けられる免疫力が体内に蓄積されないという。

  結果として翌年もインフルエンザにかかる可能性が高まるという。

従来であれば、インフルに実際にかかり、体内に免疫力が十分に蓄えられた人間が多かった理由から、今ほどインフルエンザが蔓延することはなかったのであるが、現代ではインフルエンザにかかるとすぐさまタミフルやゾフルーザといった特効薬を使用するが、それが結果として人間の免疫作用を低下させている要因であるという。

  それを医者として人間本来の抵抗力を失わない手法を訴えたわけだ。

免疫力。

  それは一度インフルエンザから回復するところから始まる。

そして、そのインフルエンザから回復する過程で体内に免疫力が蓄積されるという過程を踏むこと。

  それは人間の生き方にも応用できるのではないか。

失敗させない現代の仕事術。

  しかしその反動で我々に免疫力が失われているのでは。

だから、同じ失敗を繰り返してしまう。

  痛い想いをするから対人対応力がついていく。
  痛い想いをするから同じ失敗を繰り返さない。

それはその部分に関して、一度の痛い失敗が体内に免疫力が付き、同じ失敗を繰り返さず、またその失敗から次への成功のステップを生み、次へのステージへ登る実力をつけていくという流れに繋がる。

  免疫力。

単に失敗を避けることが正しい成長の仕方なのかという問いを我々に投げかけたものと捉えた。









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コメント

一期一会さん、コメントありがとうございます。
何事も避けて通ってはいけないと言うことですね。ぶつからなければ体験できないのがこの世の常。そして体験するから次に避けることも学ぶ。最初っから避けていては何も学べないと言うことでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2019年2月 5日 (火) 11時46分

インフルエンザにかからない食べ物は特にないのでまさに手洗い、うがい。そして栄養と睡眠ですね。予防接種をやっても2度かかる人も
いるらしく軽い症状なので、風邪と間違えてインフルエンザを感染させてしまうみたいです。移さないように、移らないようにマスクも大切です。
でも、接客でマスクはやはり避けたいところです。てっちゃん店長みたいに何が起ころうがストレスフリーな生活で毎日楽しくが元気の秘訣ですか(笑) 免疫力は精神にも大きな影響を与えます。楽しくワクワクしてたら元気。人間関係で疲れてたら…やはり人間関係の免疫力はたくましく生きるのに必要です。ついこの間まで正しいと思って行動していたことが傲慢だったなんて(笑)何故気づいたのか不思議です(笑)大切な人、大好きな人に正々堂々と(笑)醜い姿を沢山見せてきたこと…それを笑顔で認めて見守っていてくれてる沢山のご縁のある方々に感謝します。これからはこれからのご縁のある方々に恩返しします。

投稿: 一期一会 | 2019年2月 4日 (月) 20時45分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
今は、痛い思いを経験する前に大人が未然に防ぐことが教育や子育てだと勘違いしているところが原因ではないでしょうか。もっと自分で考えて自分で行動するという経験をさせていけば、上司の厳しい言葉に感謝する気持ちが宿っていくと思うのですが。

投稿: てっちゃん | 2019年2月 2日 (土) 23時58分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
医食同源。
食事=薬。
その季節に自然に成った物を自然のまま食することが如何に重要なことか。
特にこの季節の果実の摂取はそのことを物語っているのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年2月 2日 (土) 23時52分

軽く叱ってもパワハラだと騒がれてしまう時代。失敗や怒られることに対する耐性がない人が多い印象を受けます。てっちゃんさんがおっしゃる通り痛い想いをするからこそ、それを糧にして成長していくのだと思います。こういった考え方はもう過去の遺物になってしまったのでしょうか?

投稿: sakae | 2019年2月 2日 (土) 20時26分

添加物もしかりなんでしょうね。やはり自然に任せる事が身体には一番良いのでしょう。
日本の長寿県である長野県は塩分摂取量も多いのに寿命が長い理由の一つに漬物等から発生する乳酸菌等発酵性食物を多く摂取するので免疫力や細胞が活性されているからではないかと聞いたことがあります。自己免疫力をつける食生活。高齢化が進む時代「医食同源」が見直されるのではないでしょうか。そんな提案が出来るお店を目指したいですね・・・鳥類ですが(笑)

投稿: dadama | 2019年2月 2日 (土) 09時14分

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