企業方針の時期
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
1月も半ばになると、次年度への計画の時期となる。
まずは企業としての指針が作成される時期であろうか。
別名、企業方針とか企業の行為計画、更には事業計画等の呼び名で命名されるようだ。
いわゆる「戦略」の領域であろうか。
しかし組織では、その戦略を実行する為の実践力も同時に求められる。
上記の「戦略」と「実践力」が重要なクルマの両輪となる。
戦略という舵取りと実践力という駆動力。
その両輪のうちの前輪とも呼べる「戦略」策定の時期。
この一年、とりわけ直近の年末商戦を振り返りながら、企業として組織として新たな環境の変化に対応して組織の業績を高めていくには、どんな戦略が必要か。
そしてそれを元に現場が実践する。
別に環境の変化がなく、特段の競合店も出店してこなければ、実践力があれば組織の業績はある程度は維持できるであろう。
もしかすると実践力だけでも業績が高まる環境の時もある。
競合店が閉鎖したり地域の人口の増加したり。
そんな時は現状の戦略を継続的のコツコツと実践するだけでも企業業績は右肩上がりとなる。
しかし逆に競合店が出店するという環境では。
実践力だけでは太刀打ち出来ないものである。
同じ商圏内に競争相手が増えるわけであるから。
必然的に「戦略」という方向性を見出して、より効率の高い的を得た分野に実践力を集中する必要があろう。
戦略とは実践力をより効果的に運用する指針なのである。
実践力だけでは大きなプラス効果は期待できないが、そこに戦略が加わり組織の資産を手中管理できるようになると、効率よく大きな業績を運用できる羅針盤のよなうなものなのである。
企業方針が固まれば順次下位組織へ向かって具体化されていく。
そして店舗段階に方針が回ってきたところで、店舗としては大きな環境要因である「競合店」を視野に入れなければならない。
店舗以前の方針は全社統一の目指す方向性である。
しかし、店舗に降りてきた段階から店長が考慮すべきは競合店。
自店の競合店の存在は自店特有の環境であるからだ。
他店舗には無い環境が自店の競合店である。
それはどの個店でも異なる競合店を有しているから、個店の競合対策はあくまでも個店の店長が主導権を握って実践することになる。
その為の指針としての戦略が個店政策である。
そして企業としての戦略に競合対策を加えて店舗政策を、自店の従業員とともに今年一年をかけて実践していくのである。
早くもそんな時期が到来した。
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コメント
dadamaさん、了解です。
投稿: てっちゃん | 2019年1月10日 (木) 14時26分
ありがとうございます。寂しい定年にならぬよう突っ走りますよ(笑)。
投稿: dadama | 2019年1月10日 (木) 14時01分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
組織としては自己否定の年と言えるのだろうとは思いますが、個人として捉えた時の自分が歩んできた道を否定する必要はないと思います。
小売としての本質はどんな組織でも大きな違いはないはず。自ら学んだ商売の本質の発揮の仕方が変わるということなのだろうと思うのです。
何れにしても、「変化」という二文字は受け入れざるを得ない年なのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2019年1月10日 (木) 12時50分
おっしゃる通りですね。これを当社に置き換えると自己否定の年となりそうです。築き上げてきたDNAを壊す年、改元と共に当社も新時代を迎えようとしています。今日は酔い潰れておられる事と思いますのでこの程度で(笑)。
投稿: dadama | 2019年1月 9日 (水) 11時38分