今年の恵方巻
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
1月に入ると否応なくイベント商品が納入される。
節分にバレンタインに。
そして早くも節分商戦が開幕だ。
今年の恵方は「東北東」。
そして2月3日はなんと日曜日ではないか。
日曜日に強い企業は大いにチャンスがあるだろう。
だが、中小スーパーにとっては子供達の買い物とともに大手に引っ張られる可能性も高い。
朝からの吸引が販促面での重要な課題であろうか。
そして内食で恵方巻きを食べてもらう訴求。
外食よりも圧倒的にお得感を出すこと。
そして具材の美味しさにこだわること。
最後は海苔の差別化で関連販売の徹底。
外食との違いを寿司ネタの具材と海苔の具材で徹底気に差別化して内食の豪華さを出せれば成功であろう。
そしてその為には模擬恵方巻きの事前実施。
お客様に自店の海苔や具材を事前に食していただき体験してもらうことである。
一度でも模擬体験をしていただければ自信を持って提案できる。
そして従業員が事前模擬試食に加わり、その感想を手書きPOPにて提案できれば万全であろうか。
今や寿司部門では年間で最大の商機となった恵方巻。
そして鮮魚部門の寿司ネタの展開も含めて、大いに寿司や寿司ネタが売れる日である。
夜は恵方巻で決まり!。
そんな家庭がおいはず。
しかしそれは平日で共働きの家庭ではなおさらその傾向が強まるが、
逆に日曜日ともなると外食や大手への流出が懸念される。
多少の時間をかけてでも手作りの豪華さと美味しさ、それを具材から海苔からご飯からと特選にしてご馳走感を強めたトータルな展開が必須となろうか。
更に日曜日なので美味しいお酒もプラスαで提案したいところ。
寿司や刺身が美味しくいただける日本酒。
そんな提案で自慢の日本酒を育成していくチャンスかもしれない。
いろいろなイベントを活かしてどんなきっかけを作るか。
そのきっかけよ利用して単品を育成していく。
まずは確率的に高い購入タイミングを有効に活用して商品を消費していただき、その素材の良さを体験していただき、その後はその食材が消費されるごとに関連販売にて露出を高めていく。
結果として商品育成につながり高い認知度となっていく。
いろいろな仮説が成り立つ今年の節分商戦である。
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コメント
ナリアキさん、コメントありがとうございます。
思えば、惣菜自体は毎日が際物。
明日に持ち越し出来ないため、毎日が売り切りにて廃棄ゼロを目指しています。
ただ、恵方巻き自体がもはや年間で一番寿司の売上が高いイベントになってしまっている現状。その読みと販売がズレた時の数量も半端ではないですね。ただしやはり廃棄は極力避けるべき。今年度は2月3日が日曜日の為、午前中から日中にある程度売り切り、夕方以降は売りべらしが正解でしょうか。
投稿: てっちゃん | 2019年1月13日 (日) 06時51分
この恵方巻きイベント。マスコミで食品廃棄への問題提起が目立って来ました。確かに計画は綿密に立て当日は売行きを見ながらインストア製造かけますが、なんだかんだで万単位の廃棄が出ます。
お店全体が一致団結し売場作りから製造までやれる楽しいイベントなのですが、値引き廃棄を見るとなんとも複雑な気持ちになります。
投稿: ナリアキ | 2019年1月12日 (土) 20時18分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
日曜日での提案という部分が従来の恵方巻きとの提案の違いでしょうか。
平日であれば惣菜や寿司での即食に集中するのでしょうが、今年は午前中からの材料の提案も相当伸びるのではないかと思っています。
そこに素材の良さを徹底して提案したいですね。
投稿: てっちゃん | 2019年1月10日 (木) 17時06分
今年は鏡餅や注連縄等の縁起物の動きが良かったので仕掛け次第では期待できるのではないでしょうか。今やコンビニやドラックまでも当たり前に恵方巻の時代。生鮮力もつがあるスーパーはとびっきりの美味しさを提供したいですね。ペンギン発想では平成最後の年とからめて「おせち恵方巻」なんて売れないかなーと思ったりして(笑)。
投稿: dadama | 2019年1月10日 (木) 16時19分