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2019年1月18日 (金)

部下にストーリーを求める

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


売場におけるストーリー。
作った売場をどう物語るか?。

  “売場に商品を陳列するだけでしょ”

と言ってしまえばそれまでである(笑)。
定番の売場に関しては、もともと作られたレイアウトを変更できないので、そのもともと作られた売場であるレイアウトを自分なにりどうストーリーを立てて説明できるかがまずもっての前提である。

  しかしこれすら物語れない担当者は多い。

いや、担当者どころか店長ですら物語れない方もいるのではないか。

  自分の店舗のレイアウトの意義を知る。

これは重要なことである。

  それが語れなければ部下に売場提案など不可能である。

なぜ青果を入口正面にもってくるのか?。
なぜ鮮魚を次の生鮮として配置するのか。
なぜ食品は調味料から配置されるのか?。

  等々今更のレイアウトをひも解くことが出来るかどうか。

それらが理路整然と論理的に説明できた段階から、次にその部門ごとの担当者が自分の部門の売場レイアウトをそこからどう落とし込んで論理的に説明できるか。

  更にはイベント時の特設売場の説明に入れるのである。

先日、ある担当者と会話した。

  おい、この売場のストーリーを語ってくれ(笑)。

当人もこのような問いは初めてだったのだろう。

  「エッ!、ストーリーですか?」

   「そう、この売場の物語だ(笑)」

その担当者はちょっと考えた後に、こう言った。

「この売場の左側にはお酒売場が展開されていますので、その流れでお酒入りのチョコを配置しました。また、逆の右手側にはガチャガチャがありますので、子供をテーマにしたチョコを右側から配置しました。真ん中は一番ベーシックで点数を稼ぐ単品を配置しました。」

  “おー、やるな”

素直にそう思った。

  一応彼なりにはストーリーを描いているのがわかった。

このような思考に基づいて売場をレイアウトし単品を配置してお客様の動線を止めないで連続的に買い回りしてもらえるストーリーを描くこと。

  それが店舗としても部門としても大切なのである。

売場のストーリーにも色々な目線がある。

  客動線を自然に止めないストーリー。
  客動線を敢えて止めるストーリー。
  止まった視点から始まるストーリー。
  メニューから連想させるストーリー。
  ご馳走という場面からのストーリー。

色々な視点からストーリーがお客様を自分だけの物語へと導いていく。

  そんなストーリーを描いた売場。

それがワクワク、ドキドキへとお客様を導いていくのであろう。






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コメント

ただのバイトさん、コメントありがとうございます。
その店舗に入った瞬間からお客様を術中にハメていく。これが理想形でしょうか。
そんなワクワク感が満載の店舗の展開力を身につけていきたいものですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年1月21日 (月) 23時11分

あまり関係ない話ですが、今回のブログを読ませて頂いてふと古代ローマの詩人、ホラティウスの名言を思い出しました。

「物語は途中から始めよ」

例えば「メロスは激怒した」という最初の文章で、いきなりその場の状況を読み手に突きつけているわけです。読み手としては「えっ、何に怒ってるの?」「メロスって誰?」と自然と疑問を持ち、読み進めていくわけですが、
それが書き手の術中に嵌まっているわけで、すでに最初の書き出しの一文で物語に引き込まれているわけですね。

最初に店内に入って見えてくるもの、そのインパクトや提案から買い手が売り手のストーリーに引き込まれていく売り場ってあると思います。

投稿: ただのバイト | 2019年1月20日 (日) 23時57分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
製造と陳列。
どちらも受け持つ鮮魚や精肉、惣菜等の部門は陳列に関してのウェイトが少ない分、普段からの体に染み付いた流れがあると思います。自分なりのストーリーを常に体に染みつかせておけば、逆にストリーを描きながら製造や商品化も可能となりますから、更に仕事が楽しくなりますね。

投稿: てっちゃん | 2019年1月19日 (土) 00時03分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
そして大いに笑えます。
しかし大なり小なり大方の人は自分の意見とは言いながらどこかで誰かが言った内容をTTPしているのも事実ですから、大いにパクってください(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年1月18日 (金) 23時59分

k.kさん、コメントありがとうございます。
意志の入った売場からはお客様にも伝わる物語が溢れていますよね。
そしてそれを強引にでも開発してくれた上司にも感謝ですね。そんな強引な上司が憎まれながらもいてくれたからこそ今のk.kさんがあるのだと思いますよ。

投稿: てっちゃん | 2019年1月18日 (金) 23時55分

ストーリーを語る。私もできているかどうか怪しいですが、部下には「理由を説明できない商品の置き方はしないで」と言っています。売場にストーリーがないと、売場ではなくてっちゃんさんがよくおっしゃっている商品のただの置き場になってしまうと個人的に思っています。
MRをしていてもいい売場にはストーリーがあり、ただ商品を並べているだけではないですね。偉そうに書いていますが、私もまだまだ勉強中です。

投稿: sakae | 2019年1月18日 (金) 19時36分

先日とある企業の方に当社の改装店舗を一緒にMRして頂いて改めて思い知らされた事「当社の売場って全体のストーリーがないなー」各部門はそれぞれ頑張っているのですが店舗としてみるとちんどん屋と言われても仕方ない(笑)。明日はこの店舗の点検会議なのですが他社から頂いたご意見を自分の意見にすり替えてもっともらしく話ますよ!!てっちゃん会万歳です(笑)。

投稿: dadama | 2019年1月18日 (金) 17時34分

ストーリー、テーマ。魚しか言えませんが平ケース中心に取り組んでます。流れに沿って売り場は毎日変更。季節によっても微妙に調整、アコーディオンも毎日時間毎に変更。並べるだけだから楽な仕事と思われてますが、色々頭の中に物語はイメージしながら作業あります、日ぱい品の近くには鱈が絶対だし、鰤の前には大根置いて貰う。 以前の上司に深く語れ、想いを込めろと毎日言う人がいました。うっとおしく思った事もありましたが、何も考え無しにしていた時と違って売り場が愛おしくなりましたね。適当じゃ駄目だと。時々は適当やりますが(^_^;)

投稿: k、k | 2019年1月18日 (金) 11時01分

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