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2019年1月 4日 (金)

失敗の共有

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は年末商戦の反省について記した。

  何を反省するのか?。

日々の動向と売場の写真、そしてデータ。

  そこから鮮明に商品動向がよみがえる。

しかしそれだけでは不十分であろう。

  単なる反省では来年につながらない。

次年度へ向けて具体的に何をすべきかという部分が最大の反省点なのだから。

  否が応でも年末はまた繰り返すやってくる。

普段の暮らしは日々の中での微調整ができるが、年末商戦は年に一度の大仕事。

  具体的な次年度への対応を具体的に残しておくこと。

これが現時点での反省の中軸になってくる。

  現時点?。

そう現時点での反省である。

そして、以降の一年の変化と傾向がその反省に更に微調整を加えながら次年度計画が11月頃から作成されていくのである。

  しかし組織としての反省が重要となってくる。

ここには店長という役割が大きく左右してくるのでもあるが。

  組織として如何に「失敗の共有」を図れるか。

共有するということであるから、組織内でのリーダーに関わる部分である。

  組織のリーダーとして年末商戦の成功失敗を共有する。

それは、店長という店舗のリーダーの役割でもあろうし、部門の統括としての本部機能の役割でもあろうし、最終的には企業のトップの役割ともなろうか。

  何をやったら成功した。
  何をやったが失敗した。

そして一番大切なのは、「何をやらなかったから失敗した」という事例。

  どの段階で気づいたが何も行動を取らなかった。

そんな失敗事例の共有化は非常に有意義であろう。
しかし、その部分を表明できる組織体質があるかどうかが一番の課題かもしれない。

  明らかに自分の内面上のミスを公表できる組織体質。

この体質は組織として非常に強いものである。

  しかし自己保全の体質では絶対に表面化されないのも事実。

自らの失敗を敢えて公表してでも組織に貢献するという姿勢。

  そんな個々人を引き出すのがリーダーの役割であろうか。









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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
同じ情報が流れても人によってバラバラの売場が出現してくる。
そしてそれが現実なのだろうと思います。
情報通りの売場を作る担当者。
単に商品を置いてくる担当者。
お客様目線を追求する担当者。
なかなか情報に表せないお客様目線をどう情報に取り入れられるかも企業としての目指すべきところでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年1月 6日 (日) 06時41分

商売とは不思議なもので同じ商品でもバカ売れする商品もあればビクとも動かない商品もある。お客様に共感してもらうテクニック。このノウハウをどれだけ持つのかが商売の醍醐味だと思うのです。失敗の原因は必ずあるはず。そのトライアンドエラーが成功へ繋がる力をつけていくのですから。
そん事例を担当者と共有し痺れれる現場は本当に楽しいし羨ましいと思いますよ(笑)。

投稿: dadama | 2019年1月 5日 (土) 11時24分

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