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2019年1月19日 (土)

店長としてのPDCA

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前の記事にも載せた「PDCA 」を回すという行為。

  店舗では店長がPDCAを回す現場責任者であろう。

店舗コンセプトを立案し、部下とともに店舗オペレーションを行い結果をだし、その結果に基づいて更に次のステージへ階段を登っていく。

  その実行責任者が店長であることに誰も違を唱えないだろう。

それは企業のトップも同様であろうし部下も同様に認識している筈である。

  当然に店長自身もその事に最大の関心と責任を持たねばならない。

しかし現実はどうだろうか。

  人員不足の部門に朝から入りっぱなしで作業に追われる毎日。

頭ではどこかで店舗全体の売場チェックをして、自分が立案したコンセプトに沿った売場の実現がなされているのか、データからその効果はどうなのか、そして次のステージは?。

  そんな事ばかりが頭をよぎるが作業に終始する毎日。

しかし結局はそんな毎日に流され、売場も流され、従業員のモチベーションも流され続ける毎日。

  これでは単に売場を補充する事に追われる毎日の繰り返しとなる。

それでも毎日お客様は来店され購買され、そしてそれなりの業績は保つであろう。

  しかし、店舗としての進化は止まったままだ。

止まるどころか、現実の社会や競合店は進化し続けていく中、自店の進化が止まったままでは、逆にお客様目線では退化と映るであろう。

  それが競争の時代の現実なのである。

まず店長が、自店の現実に目を背けずに実態を把握しているかどうかが前提であろうか。

  自店の現実を知る。

なんのフィルターも通さずに、強み、弱みを素直に把握する事。
その為には、開店から閉店までのお客様の流れや買い回り、そして現実の売場がその買い回りに対応できているのかどうかの把握も必要であろう。

  と考えると、作業に追われている暇はない。

目の前の現実を見ると、どうしても自分が入ってでも解決してやろうとする行動はわかるが、もう一歩引いた位置から店舗を見ることはもっと大切であり、それが店長という存在の本来の姿でもある。

  一歩引いた環境に身を置いて現実を見る。

それは、現実に売場の欠品を見て自分が行動するという以前に、地域の競合店との比較や自店のお客様の当店の利用の仕方、更には当店の商品面での強み弱みから自店の運営をどのような方向へ向かわせるのか、従業員全員をその方向へ向かわせるにはどこから手をつけるべきなのかを思考して最善の手を打つというのが店長の役割。

  敢えてその役割に軸足を置かねばならない。

それが店長が本来期待される役割なのである。
その上で、現場の現実への対応をすべきなのであり、現場の現実に入り込むことが最優先ではないのである。

  これが店長に求められる本来の役割。

そして、そのことを最優先で思考し行動する事によって、直接自分が入り込む事以上に大きな組織貢献がもたらされることも認識しなければならないのである。






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コメント

sakaeさん、コメントありがとうございます。
店長の仕事。
最終的に店長が仕事をしたのかどうかの判断は業績という結果でしか証明できないのではないかと思っています。
よって、誰に何を噂されようが、私は結果で証明すると心に誓って日々を過ごしております。そして結果を出し続けることで、店長がいうのだから間違いないという信頼関係になっていくのだろうと想うのです。

投稿: てっちゃん | 2019年1月20日 (日) 00時17分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
何よりも部下やメンバーさんが自らの思考で売場を企画し売場を作りそして売り切っていくことが何よりも強みとなっていきますから、その回路を如何に従業員と共に回せるかが店舗の強みとなり競争力となっていくのではないでしょうか。
そのためには、店長としてまず優先すべきことはなんなのかを冷静に判断しなければならないのではと思うこの頃です。

投稿: てっちゃん | 2019年1月20日 (日) 00時13分

店長は部門を持たないので、てっちゃんさんがおっしゃるように常に店舗を俯瞰して見る必要があると思います。しかし、現実は売場に立って売場をチェックしたり、パソコンの前に座り売上などのデータを見ていると、あの店長は仕事をしていないと噂されてしまう。
店長という職位は矛盾だらけですね。店長の仕事を全うするためには、何よりもまず部下の共感を得ることが大切だと思います。

投稿: sakae | 2019年1月19日 (土) 19時40分

店長として成すべき業務はわかっているけれど日々の作業に忙殺される現実。人手不足はどこも深刻度を増してますね。更に厳しさを増す少子高齢化の実態。私も勉強中ですが、店長がPDCAの本質を腹に落としメンバーの共感を得、メンバーが自主的にPDCAを回していく。言うは易し行うは難しですが実現せねば今後の成長ま益々厳しくなると思うのです。
私も残りの時間はメンバーが自主的に考え行動出来る環境を育てたいと感じています。

投稿: dadama | 2019年1月19日 (土) 18時23分

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