継続は力
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日のテーマは「継続」。
継続するは力なり。
あまりにも言い古された諺ではある。
しかし未だにそれは真実として言い継がれている。
そして、私も正にその通りであると思っている。
しかし未だにその諺は事あるごとに色々な方から発信されるのだ。
要は、継続するということが如何に困難であり、人間の心の弱さが一つのことを継続することを困難にしているのだろうと思うのである。
それだけ継続するということは「言うは易し」なのだろう。
それは、基本的なことをやり続けるということに人間の飽きという部分と、どれだけ継続すればいいのかという継続する長さの問題もあろうだろう。
継続するといことは、やり続けるということ。
では一体、どれほどの時間をやり続けるのか。
よく言われるのは、「石の上にも3年」。
多少、継続するという意味合いからはズレるかもしれないが、石の上に座り続けることで冷たい石が徐々に温まってくるという意味では、やり続けることで徐々に新たな発見があり次へのステージが見えてくるというような意味合いからすれば、同じ意味であろう。
何れにしても、最低3年という年月は継続に必須の期間と言える。
しかし、なぜこうも継続という言葉が言い古されながらも、未だに言い継がれているのであろうか。
継続することで色々なことが見えてくる。
それは自明の理であることは万人が証明していることである。
しかし、なかなか継続できずに、途中で諦めてしまう。
なぜか?。
結果が伴わないからというのも一因であろう。
特に組織で仕事をする人間達は結果に左右される。
結果が伴わなければ結果を出すことに対して貪欲に考え方を変え行動を変える。
その結果として従来からの継続を断ち切ってしまうことになる。
要は、従来から継続してきたことを、結果が出る前に断念して目先の新たな考え方とやり方に移行してしますということが大きな原因ではないだろうか。
非常によくわかる要因である(笑)。
しかし、結果とはいつどのような形で我々の目の前に現れてくるかはわからない。
一週間で結果が出る場合もあるだろう。
数ヶ月で結果が出る場合もあるだろう。
最低でも1年である程度の結果は出る。
昨年比という側面で考えると、一年経過すると昨年の与件から一周年が経過し、例えば競合店が開店して一周年後には業績が回復していくるというストーリーがある程度描かれるからだ。
しかし、それでも結果が出ない。
そうすると、いとも簡単に従来から継続してきたことが断念される。
逆もあるだろう。
結果が出始めた時点から、継続してきたことを止めてしまうという事例。
これも継続を断念した事例と言える。
しかし、最低でも3年は継続するということは非常に重要であると言える。
それは、継続が習慣になるからだ。
それを行動しないと、自分の気が済まない。
良い行動が自分にとって習慣化されていく。
思えば、このことが継続の本当の意味なのかもしれない。
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コメント
ナリアキさん、コメントありがとうございます。
今読んでいる本があります。
「PDCA」プロフェッショナル。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492533753/tetu0358-22
仕事を振り返り、そして次のステージへ挑戦する。
継続とステップアップの連続が自分を進化させ組織を進化させていくのだろうと思うのです。
投稿: てっちゃん | 2018年12月21日 (金) 06時19分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
結果が出るまで継続するという忍耐力。
そして基本は結果に関わらずやり続けるという原理原則。
結果に左右されすぎる昨今の業界事情でしょうか。
投稿: てっちゃん | 2018年12月21日 (金) 06時15分
継続とは、かけた時間ですね。
かけた時間が重みや深さを与えます。
根本原理です。
秒 分 時 日 年
過ぎた時間か?かけた時間か?
仕事の振り返りでチェックすべき項目ですね。
投稿: ナリアキ | 2018年12月20日 (木) 21時46分
コツコツとした積み重ねが会社を強くするのであり、お客様のニーズを作と演の信頼関係の中で探り売場で具現化していく。当たり前と言えば当たり前の事が企業規模が大きくなると舵取りが簡単には行かないですね。答えは現場に有りき・・・普遍の法則を忘れてはならないと思う今日この頃です。
投稿: dadama | 2018年12月20日 (木) 18時53分