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2018年12月 6日 (木)

ブラックフライデー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


話は少し古くなるが、ブラックフライデー。

  今年は11月23日(金)であった。

アメリカでは毎年11月の第4金曜日を指すらしい。

  なぜブラックフライデーなのか?。

これには諸説あるようだが、「このセールによって多くの小売業が売上拡大となり、黒字に変換するから」だという説が有力のようだ。

  要は、このセールによって黒字になる。

それだけこの日がアメリカの小売業にとっては非常に意味のある日であることは間違いない。

  その波が日本にも到来したのが今年ではないか。

昨年まではこれほど多くの企業が「ブラックフライデー」を名乗らなかったと思う。
それが、今年の11月後半からのチラシには「ブラックフライデー」と称して、チラシも全般的にブラック系の色合いを多用したチラシが出回った。

  特に大手企業での取り組みが目立っていた。

このセールの多くは食品以外の小売業でのセールが目立っていた。

  靴、衣料品、雑貨等。

よって、どちらかというと、買いだめできる商品が主たるものであったように思える。

  しかし今年は食品スーパーも参入してきたように思う。

大手やリージョナルチェーンの食品スーパーのチラシにもブラックフライデーの文字が踊っていた。

  参入しないのは地域の中小スーパーのみ。

そんな今年のブラックフライデーであったように思う。

  それでは効果はどうだったのか?。

実施企業の話を聞くと、その日(11月23日)の業績は概ね好調だったということだ。

  昨年実施していない企画だから当然か。

そして、今回のブラックフライデーを実施した各企業のチラシの内容を見てみると、買いだめ可能な冷凍品の展開が目立っていた。

  やはり買いだめ需要の喚起が主たる目的のようだ。

そしてお客様もそんなチラシの打ち出しに買い物動機が高まったということだろう。

  買いだめ需要の喚起を引き起こす毎年のイベント。

そんなイベント性がここ数年で定着してくれば、ここ日本でもこの時期の需要は高まっていくだろう。

  11月後半。

そしてその後は年末商戦へと続いていく。

  年末商材の前倒し購買。

どうせ年末に年越し商材を購入するのであれば、一歩先に売り込んでおく。

  そのきっかけとなるブラックフライデー。

冷凍品、例えば「えび」「かに」「数の子」類などは、このブラックフライデーを利用して一気に年末商戦へと火蓋が切られる可能性は高いであろうか。








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コメント

ナリアキさん、コメントありがとうございます。
まさにその通りかと思います。
その基本中の基本をどれだけ愚直にやり続けられるか。
企業特性もあるかと思いますが、地方の中小小売はまずその原理原則に忠実な商売から外れることのない売場作りにまずは取り組むことでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2018年12月 6日 (木) 22時41分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
年末までのこの時期。
クリスマスやらハロウィンやら、そして今回のブラックフライデーやら、全ては外国からの模倣に過ぎない。
そろそろ我が国独自のイベントが欲しいところですね。
レッドサタディー、ホワイトサンデー、ついでにピンクフライデーとかブルーマンデーとか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年12月 6日 (木) 22時35分

kodoさん、コメントありがとうございます。
イ○○のどんどん新しい分野へのチャレンジ精神はわかるのですが、原理原則に則った商売という側面には納得できないところがあるのではないでしょうか。
今回はそんな懸念も内包していると思うのです。

投稿: てっちゃん | 2018年12月 6日 (木) 22時21分

販売促進もここまでくると度が過ぎます。

必要な物を
必要な時に
必要な量を
お値打ち価格で
買える。
それが我々小売業の使命かと思います。

投稿: ナリアキ | 2018年12月 6日 (木) 22時18分

ブラックフライデーを仕掛けたお犬様。kodoさんも仰っておりますがリスクはあれど気合いの入り方は素晴らしいと思います。尤も食品よりもクリスマスギフトの先取りを目論んだ衣料・住居関連・テナントの売上をターゲットにしてると思いますが。食品もロスのリスクはあれども取引額が大きいのでNB商品をブラックサンデー用にPB化出来るのは流石。ブラックサンデーは晴れの日企画のPB化とも捉えられると思います。折角市民権を得られそうな取組をリスクを以ってしてられるのですからその流れに乗らない手はないですね。グロッサリーなら海苔や黒酢・チョコレートなどの拡販。生鮮も若布や黒豚等定番の商品を打ち出す事でリスクも少なくトレンドに乗れます。
更にはブラックサンデーは欧米の企画ですから馴染みの薄い内にレインボーウィークとでっち上げ、レット゛サタデーやホワイトサンデーなんていう企画を後付けして日替わりで打ち出すのも面白いのではないでしょうか(笑)。

投稿: dadama | 2018年12月 6日 (木) 21時13分

弊社、ブラックフライデー好調でした。
ですが、本部の提案力に課題とありでした。他企業をみますと、某◯オンは商品力があるなぁ~と思いましたが、残が凄かった!相当なロスだと思います。
ただ、ブラックフライデーは◯オンで!とお客様は感じたはず、失敗を恐れない販促、トライ&エラーを繰り返しながら取り組むことが重要だと感じた日でした。

投稿: kodo | 2018年12月 6日 (木) 08時30分

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