PDCAを回すとは
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
最近Facebook仲間から紹介された本。
「PDCA」プロフェッショナル。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492533753/tetu0358-22
PDCAを回す。
よく使われる言葉である。
私はそれ以前にPlan〜Do〜Seaという言い回しの方を若年時代からよく聞かされてきたような気がする。
Plan〜Do〜Sea (仮説〜検証)。
仮説を立てて計画し、計画の下に実行し、そこから仮説を検証する。
自分の立てた仮説が正しいか否かを実行により検証する。
その検証の元になるのがデータだとも叩き込まれた。
だからデータ検証は仮説が前提であることを今でも信じている。
そしていつの間にか、Plan〜Do〜Seaから一歩進んで?、
Plan〜Do〜Check〜Action
へと進化してきているようだ。
Plan(計画)
Do (実行)
Check(検証)
Action(次へ)
計画を立て、実行し、結果を検証し、次へ進めていく。
このサイクルを回していくのがPDCA。
このサイクルを回すというところにPDCAの本質があるようだ。
そしてこの本で強調しているところ。
それは、最後のActionを「挑戦」と訳しているところであろうか。
最後に検証の結果から次への挑戦をする。
その挑戦こそが、PDCAの本質であり、それを回し続けるから人間は大きく進化していくのだと総じている。
挑戦。
仮説を立てて計画し、その計画の下に実行し、その結果から仮説を検証する。
そしてその検証から次への挑戦が始まる。
挑戦して初めてPDCAがより高度なステージへ昇華し、そのステージに立つから自らがより高いステージの景色を見ることができるし、そのステージで新たな発見により更に進化していけるのである。
その進化こそが自分への自信となり新たな挑戦を産む。
そうやって人間はPDCAを回し続けながら、そこから自信を得て更に進化成長し続けていくことになる
PDCAを回しながら挑戦し続けていく。
何もそれは大きなプロジェクトや改革ばかりを指すのではない。
もっと小さな普段の販売計画にも応用できるのである。
ということは、若年時代からこの考え方は応用できるし、単品を発注するパートさんにだって当てはめて考えることができるのではないだろうか。
現場の末端でも応用できるPDCA。
そんな風に応用場面を底辺まで広げていけば、この考え方が現場のパートさんの発注にも活かされ、次回への挑戦を誘導すれば、単品の販売力が高まりその延長線上に店舗の成長が待っているということでもある。
そこから自信を持った店舗運営が始まるのである。
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コメント
ナリアキさん、コメントありがとうございます。
PDCAが毎年単年で終了し翌年には新たな方針となり継続して回せないというジレンマを持つ店長達は多いのではないでしょうか。唯一52週の自分なりの取り組みだけは継続して取り組む中で、自分の中で広がりを持てているかなという認識を持つことが出来てきましたね。
投稿: てっちゃん | 2018年12月23日 (日) 00時32分
hataboさん、コメントありがとうございます。
部下やパートさん達との共通用語が数値とは羨ましい限りです。PDCAのCの部分が数値で共通認識され検証されることで、店舗全体のactionが拡大し続けることが可能となりますね。素晴らしいことです。
投稿: てっちゃん | 2018年12月23日 (日) 00時19分
てつろうさん、コメントありがとうございます。
皆が皆、同じ考えや行動を起こす人間とは限りませんよ。
投稿: てっちゃん | 2018年12月23日 (日) 00時13分
Plan(計画)Do (実行) Check(検証) Action(次へ)
このサイクルの源流である計画が曖昧だと全て曖昧ですね。特に計画から実行へ移る際に大きなロスが発生します。
つまり、計画したことが実行されない。
だから検証も適当、Actionはアチ向けほい(笑)。
Actionの際、それが前進(挑戦)なのか後退(撤退)なのかで大きく違います。
それには計画が攻撃的といいますか、チャレンジングなものなのかでActionの行動方針が変わります。
私は常に「前進あるのみ!」と部下には伝えています。
後退など考えられない。まして安全運転で何も生み出さない前例主義などいらない。何かを生み出してこそ人の価値がある。
ただ向こう見ずに特攻かける様なのでは最悪で、行動するからには綿密な計画が必要なのは重々理解しています。
投稿: ナリアキ | 2018年12月22日 (土) 22時32分
まだ本買ってません(泣)
仮説があるから計画できて、計画があるから進捗確認した時に改善案が出せる。
この9月から2カ月間PDCA廻しまくって、数字ってのが共通言語なんだな、と改めて感じました。
パートさんとも数字で話ができるようにもっともっと頑張らないといけません。
あっ社員忘れてました(笑)
自分を超える、ということが快感になってくれば廻りまくるんでしょうけどね(笑)
ドM集団になれるよう精進します(笑)
投稿: hatabo | 2018年12月22日 (土) 16時13分
店長の目標は店舗や社内での「影響力」だと考えます。だれでも影響を受けて自分もこうしたいという気持ちを皆に分かってほしいがなかなか上手くできない。私だけかもしれませんが部下の私の意見を聞かない上司とか何を言っても否定することから会話が始まったりと。それじゃあそこの壁に書いてあるお店をよくするための従業員の意見を聞きますと張り紙が張ってあるのはなんの意味があるの?私は人間を信用しません。(笑)
投稿: てつろう | 2018年12月22日 (土) 08時10分