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2018年11月

2018年11月30日 (金)

「作」と「演」 その2

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「作」と「演」。

  このブログでも何度も取り上げてきたテーマ。

本部の「作」。
現場の「演」。

  本部で作(策)を施して、現場で演(艶)じる。

よって、本部では商品を中心に川上の情報を有効に取り入れながら策を講じ、店舗ではその策を土台として、店舗の地域性や暮らしからのお客様の買い回り、更には競合店との比較の中から自店の強みを如何に引き出してお客様に差別化を図りながら、自分なりのアレンジをして、その場に応じた艶やかでエキサイティングな役を演じることになる。

  本部主導の作を単にそのまま実行することではない。

ここを履き違えると、個店の特性が失われ、お客様の志向や競合店の強みをまともに受けてしまい、魅力の無い味も素っ気もない演となってしまうと言うことだ。

  大切なのは、目を向ける相手。

常に現場ではお客様と向き合い、お客様の志向を踏まえて作を演じなければならない。

  そしてそこに競合店という競争相手が存在するということ。

我々の店舗では、競合店の存在抜きには語れないほど、自店の業績を左右する存在となっている。

  競合店からお客様を振り向かせること。

これも大きなテーマとなって我々の前に立ちはだかっているのである。

  その為に、本部の作を如何に「策」に転換できるか。

その策を自らアレンジして、自ら演じるのである。
  
  そこにはアレンジする技術とアレンジする勇気が必要となる。

いくらアレンジ力を持っていても勇気がなければ演じられない。
逆に勇気ばかりが先行してもアレンジ力が無ければ効果は無い。

  本部主導の作をそのまま演じるのは簡単なことだ。

そこにはそのままの商品化や陳列が提案され、商品も用意されている。

  しかし自店でその売場がお客様に支持されるのかどうか。

作と同じ商品を演じようにも、その演じ方は千差万別である。

  SKUの持ち方や陳列の仕方。
  主力品をどう売り込むのか。
  時系列ごとの展開の変化は。

いろいろな要素が絡んでくるのが現場での演である。

  そしてそれを毎週毎週継続してアレンジしていくこと。

その継続がいつしかお客様の支持に繋がり、自分のお店というスタンスで競合店と比較されるのである。

  自店の強みはどこにあるのか。
  それはお客様に伝わっているのか。

その為には、どんな演を継続して演じていけばいいのか。

  それを継続して数値効果を検証していくこと。

最後はやはり結果に結びついているのかどうか。

  この最後の視点が販売技術となって身についていくのであろう。









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2018年11月29日 (木)

話題に流されない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年もほぼ一ヶ月を残すところ。

  いろいろな話題があった。

最近では、大手企業の合従連衡。

  イオンとフジの資本提携。
  ドンキのユニー子会社化。

地方の中小スーパーの吸収から、今後はこのような大手企業同士の合従連衡に進んでいくのであろうか。

また店舗レイアウトの進化?も生まれてきた。

  グローサラント。

それ以前から店舗内の一角の休憩コーナーは設置されていたが、それが徐々に拡大し、イートインコーナーとして20席から50席ほどの広大なスペースを保有する店舗が出現してきた。

  更にはそこで外食の提供。

店内商品を使用して調理加工して提供したり、店内商品をそのままそこで飲食していただくコーナー。

  そこまでいくとはっきりと区画されたスペースとなるが。

2019年10月から施行の消費増税ではイートインコーナーでの飲食への規制が一つの大きな課題とはなるであろうが、それでもそれは一時の問題であって、いずれは消費税はどの商品も10%に引き上げられるであろうから、イートインコーナーの拡大は今後も世の中の流れに沿って充実させていかねばならないだろう。

  とは言え、今の現状を踏まえた展開に終始すべきであろうか。

それは店舗によっても企業によっても地域によっても、適正なスペースであり具体的なやり方でありは異なってくるものと思われる。

  やはりどこか都会的な嗜好性はあると思われる。

それがグローサラントではないだろうか。
そこを履き違えると、本来の素材の強みを失いかけることにもなりかねない。

  やはりスーパーの本流はまだまだ素材の売り込み。

そこでの強みを発揮してこそのグローサラントへの取り組みにならなければならないのではないか。

  それを一気に進めようとすると無理が生じる。

その無理は展開スペースに比例した効果が発揮されないと言うジレンマとなって跳ね返ってくる。

  いつの時代も今の流れに応じた対応が求められるものである。

そこを徐々に舵を切りながら、それでも本流は外さないと言うスタンスが求められるのではないだろうか。









  

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2018年11月28日 (水)

足し算・引き算

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の店長会での話題。

  足し算・引き算。

「足し算?、引き算?、そんなの小学校で学んだわい!」。

  別に皆さんをナメた訳ではない(笑)。

先日の店長会で、話題になった項目である。

  商売には「足し算型」と「引き算型」が存在する。

特に、現場で働く担当者の場合は、その性格がモロに売場に反映され数値に反映されるということだ。

  足し算型 〜 売上重視 商売型 売場重視。
  引き算型 〜 利益重視 管理型 数値重視。

概ね、そんな区分けが出来るのではないだろうか。

  思い起こせば、私にも上記の二面性があった。

二面性?。

  そう二面性であった。

入社当初から部門チーフを経て、鮮魚スーパーバイザーなる職位の時は明らかに後者の引き算型、管理型、数値重視型であったような気がする。

  今では考えられないと自分でも思う(笑)。

それは学校を卒業してこの業界に入り、自分は知識で勝負しようとする意識が高かったのかもしれない。

  だから数値面に関しては徹底して追求したと思う。

お陰でチーフ時代は、予算の荒利率はコンマ0.1%の誤差で結果を残してきた。
そこに至る販売計画はきっちりと立案し、値入れミックスから特売商品の販売金額で低下した荒利をどのインプロでカバーするかも計画し、結果的に荒利低下を防ぎながら売上も落とさない販売計画の技術を磨いてこれたと思う。

  “数値は自分でコントロール出来るもの”

そんな信念と自信に溢れていた時代でもある。

  だから店長など何様とも思っていなかった(笑)。

それは案外、誰にでもあった時代ではないかと思う。

  部門担当者としての自信。

それがある意味天狗となっていた時代でもあった。
しかし逆に言うと足し算のダイナミズムを知らないで過ごした時代でもあった。

  それでは足し算を身につけたのはいつか?。

それは鮮魚のスーパーバイザーの時期から現在の店長時代である。

  それは鮮魚部門ではなく果実に携わって以来。

鮮魚部門時代では管理型を徹底して学び、店長時代には果実部門を通して52週毎に単品量販する果実を部門チーフと連動して販売に携わって以来である。

  特に6月の生梅の販売を経験して以降のこと。

生梅は鮮度落ちが早い。
そして10k箱であり、単価の高い商品でもある。

  普段使いではなく梅干しや梅酒の製造に使用する材料。

よって、思いっきりの嗜好品でもある。

  しかし高単価による売上拡大は半端ではない。

この生梅を始め、52週毎に入荷してくる果実を如何にその最大ピーク時に最大の売場でお客様に提案して売り切りながら次週の新たな果実を企画するか。

  ここで強制的に学んだ足し算型の商売が自分を変えた。

引き算型では決して味わうことのないこの気持ちの良い緊張感を伴うダイナミズムは、単品量販を通した足し算型の商売をしなければ決して味わうことのない商売のダイナミズムである。

  足し算型と引き算型。

それぞれに商売において大切な要素があることは間違いない。

  足し算だけでも引き算だけでもない。

足し算、引き算が出来て初めてこの道の奥深さが見えてくるのであろう。






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2018年11月27日 (火)

信頼があるからこそ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「信頼」というありふれた言葉。

  しかしその裏側は奥深い。

信頼という言葉は、人間対人間を結びつける重要な要因となる。

  信頼関係にある人間同士。

もしくは、信頼関係にある個人と組織の関係。
信頼関係とは、当事者同士でなければ見えてこないものだ。

  当事者同士のお互いの関係。

よって、お互いがお互いを信頼し合える関係であることが前提である。
片方だけが信頼を寄せても、もう片方がそうでなければ信頼関係という言葉は当てはまらない。

お互いの言葉のやり取りやネット上でのやり取りだけを見ていると、信頼関係には程遠い言葉を交わしている場面を見かけたりする。

また、グループディスカッションでのやり取りを見ていても、この二人のやり取りはどう見ても一触即発の関係かと思えるようなやり取りも多い。

  しかしこんな当人同士は信頼関係があるからこそのやり取りでもある。

本来のリアルな関係が少なくなり、ネット上での仮装の関係が表立ってくると、本人同士の関係とネット上でのやり取りとが食い違う場面に出くわす場合が多いが、それは当人同士でしか理解できないお互いの関係性があり、他人には計り知れない内面の関係がその奥底には横たわっているのである。

  当人とグループの関係も同様である。

ネット上ではいろいろなグループでの繋がりも多いだろう。

  コアなメンバー同士の関係。

それはおそらくリアルな出会いの積み重ねによるお互いの信頼関係が存在した上でのネット上でのやり取りであり、グループメンバーとのやり取りが成立している場合が多い。

  しかし新規に加入された方とグループとの関係は。

それはリアルな出会いも少なく、またメンバーとの関係性もまだまだ希薄な場合が多い。

  そんな信頼関係が構築されていない場合。

まずはお互いの信頼関係を結ぶことからスタートすることが大切だろうか。

  リアルな出会いが無い関係。

そんな関係の相手とはやはりお互いの信頼関係構築から始めるべきであろうか。
そして、一度でもリアルな出会いがそこに存在すれば、お互いの関係は一気に縮まりある程度のくだけたやり取りにもなっていくのであろう。

  多岐にわたるコミュニケーションの存在。

しかし、あくまでも人間関係とは早々簡単なものでは無い。










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2018年11月26日 (月)

製造部門の落とし穴

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーマーケットの店内に入居する各部門。

  基本的には生鮮部門とグロサリー部門、そして惣菜。

スーパーによってはベーカリー部門も店内焼き上げのインストアによるベーカリー部門が併設されるスーパーもあろう。

  中でも製造部門と呼ばれる部門がある。

生鮮部門では鮮魚、精肉部門が製造部門に入ろうか。
そして、惣菜、ベーカリー部門はほとんどの商品が前日に売り切られ、翌日はゼロからスタートする部門であり、製造部門の中核をなすのが惣菜、ベーカリーであろうか。

  グロサリー武門や青果部門は陳列が主な作業となろう。

よって、青果、グロサリーは他の競合店でも取り扱う商品を陳列するのが主な作業。

  よって陳列技術や販売技術に全てを賭けることになる。

逆に、惣菜部門やベーカリー部門は、まず商品を製造するマネジメントが前提にあり、製造された商品を売場に陳列して販売し売り切り、売場をゼロにして終了する。

よって、製造した商品の商品価値という製造技術と、陳列した商品を如何に効率よく販売し最終的には売り切るという販売技術の二面性が必要となる。

よって、製造部門に属する担当者には二面性が要求されるのだ。

  綺麗で丁寧な商品化。

まずは売場に商品を製造することが部門の仕事の前段階であるから、当日の従業員をシフト化して如何に効率よく品揃えする商品を製造することから始まる。

次に製造した商品を魅力ある売場にする為に、陳列技術を駆使して売場展開し、効率よく購入され売り切りまでを時間帯に合わせて変更しながら最終の売り切りに至らせる。

  製造技術と販売技術の二面性。

それは、鮮魚部門、精肉部門、惣菜部門、ベーカリー部門において主に要求されるのである。

  そして一般的に言えること。

それは、製造部門に属する担当者に言えることは、製造を得意とする担当者と販売を得意とする担当者に別れるということである。

そして、惣菜・ベーカリー部門は製造を得意とする人間が多いということだ。

よって、製造に関しては職人を思い出させるほど細部にわたる製造分野での知識と技術を持ち合わせているが、如何せん販売面では製造技術面ほどのこだわりが少ない。

せっかく魅力ある商品を製造しているにも関わらず、陳列に関しては、単に商品を並べているだけ。

  “こんなに魅力ある商品はただ置いておくだけでも売れる筈だ”

そいう感覚なのだろうか。

  しかし本人達が思うほど置いただけでは売れないのが現実。

そこに販売面での特性も持ち合わせていれば、もっともっと売れる商品が売れる陳列にて売り上げを伸ばせられるだろうなぁ〜と思う時がよくある。

逆に青果部門の担当者となると、陳列技術に長けた人間が多い。

  もともと定番売場という概念が少ない部門である。

無いところから売場を作り陳列し売り切る部門特性。

  よって創造的な陳列技術が要求される部門である。

そんな部門で日頃から仕事をしていると、自然とそんな技術が身についていくのだろう。

  私もどちらかと言えば製造よりも陳列が好きだ。

だから尚更、魅力的に製造された惣菜やベーカリーを、こんな風に陳列すればもっとお客様の目に留まるのになぁ〜、と思う時がある。

  製造技術と販売技術。

製造部門の担当者が目を向けて欲しいのが販売技術。

  両立できたなら、さらなる業績改善が図られることだろう。






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2018年11月25日 (日)

第二章という設定

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

秋も深まり、ドラマも終盤に突入してきた。

  最近のドラマの特徴とは。

それは、従来のドラマであればそのまま10回連続で設定を変えずに通していくのが通常であった。

  しかし最近のドラマは途中で設定を変える。

第二章という言い方をしたり、○○編といった言い方をしたり。

  ドラマの視点やステージを変わったいくもの。

このことによって、ドラマのストーリーにスピード感が生まれ、飽きのこない次への期待感が維持されるという意味もあるのだろう。

今期のドラマでも、「下町ロケット」「中学聖日記」などが第二章に突入した。

  話題に触れなかった「中学聖日記」が面白くなってきた。

中学生と女教師の恋物語というストーリーから、あまり触れずにいたが、第二章に入りこのドラマの脚本と登場人物との関係が複雑になり、その複雑さの中に人間の機微が入り込み、見ていて切なさが湧いてくるほどだ。

  有村架純を取り巻く男性陣の設定。

やはり、有村架純の為のドラマではある(笑)。

  彼女に迫る男性陣の多彩なこと。

それが尚更、彼女を引き立たせているのは事実であろう。
そして、その周囲に登場する俳優陣も有村架純と興味深い関係で繋がっている。

  吉田羊。

彼女もまた、有村架純を引き立てる存在。

  実にカッコいい男前な女上司。

女上司と言っても、有村架純の元婚約者の上司であり、別の意味での恋敵とでも言えるかもしれない。

  そんな役柄の吉田羊が有村架純の本質を見抜く。

そして、そんな有村架純を純粋に抱きしめたいと、元婚約者に言うのである。
また、別の小学校に勤務した有村架純の同僚の男性教師。

  彼もまたこのドラマで存在感を発揮する。

職員室で堂々と自分の有村架純への想いを宣言し、そして彼女の周囲からのリスクを排除する。

  見ていて非常に好感の持てる存在となっている。

また、有村架純に憧れる現在高校3年生となった岡田健史に恋心を抱く小野莉奈。

  彼女の存在も有村架純との対照的な存在感を表現している。

徐々に面白みを増してきた「中学性日記」。

  どんなファイナルを迎えるのであろうか。







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2018年11月24日 (土)

ベクトルを合わせる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


一昨日から昨日まで現場強化の記事を書いた。

  従業員が自ら考え行動する組織。

現場の従業員が一人一人自ら考え自ら行動し結果を出す。

  その集大成が組織として大きな結果となることを狙いとする。

それが、上記コンセプトの狙いである。

  しかし、ここで大きな問題が発生する。

一人一人が違う方向を向いて突っ走ったらどうなるか。

  組織は崩壊する。

店舗内でも、ある部門は価格に走りある部門は品質だけにこだわりある部門はロス管理にこだわる。

  全然まとまりのない売場が出来上がる。

競争力の全く無い売場。

  だから、ベクトルを合わせることが大切。

ベクトル?。

  どの方向にどれだけの強さで進むのか?。

これがベクトルである。

  方向性と強さ。

従業員が全員、同じ方向へ同じスピードで進むから、組織自体が同じステージで活動ができ同じスピードで進化できるのである。

  だから目標の年月で次のステージへ進めるのである。

次のステージでは何が待っているのか。
それが、3カ年計画や5カ年計画と称される組織の中長期計画であろう。

  その目標達成の為にも、方向性とスピードが重要になってくる。

ベクトルを合わせるということは、個人個人の従業員が企業の中長期計画を理解し、今のこの現実から、組織の一員である自分としては、どの方向にどんな方向へどんなスピードで進むべきかを理解し行動することなのである。

  これは自ら考え行動するということと相反することでは無い。

自ら考え行動する方向とスピードを組織として個人として合わせて進化していくということである。

  結果として従業員は組織の中長期計画を熟知する必要はある。

それが出来なければ、組織としての成長は見込めないし、中長期計画は根本から見直さなければならなくなる。

  その部分では現場も組織の一員であることを要求されるのだ。

そうやって、現場のリーダーを中心に個店が強くなっていくことと、その強くなる方向性とスピードが概ね一致して同様に進化していく組織。

  これが個店と組織が強くなる過程なのである。







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2018年11月23日 (金)

売場は戦場

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「伸びる組織」を記した。

  従業員が自ら考え行動する組織。

これが今現在伸びている企業のコンセプト。

  組織の最大化から最適化へ。

ここの舵を切らない限りは、組織は拡大してもその地域で最適化はされていかない。

  最適化されなければいずれその地域で負け組となっていく。

そこにくさびを打ったのが、昨日の事例である。

  最適化していく為には売場を持つ店舗の強化が必須。

要は、店舗という現場で従業員が自ら考え自ら行動することが必須だということだ。
従来であれば、組織を最大化する目的で、本部主導で考え、その結果として店舗が一糸乱れぬ統一的な行動をして効率化を図り、無駄のない店舗運営を図ってきたが、これだけ個店を取り巻く競合環境が変化してくれば、個店最適化を図らなければその環境が適合できない状況になってきているのだろう。

  従来は個店対応時は本部へお伺いを立てた。

その結果、概ねは却下され、10に1つが認められても、それに要する時間は多大であり、結果として状況はさらに悪化しているというのが現実でもあった。

  要は、売場は戦場なのである。

戦況は刻一刻と変化していく。

  最前線の戦闘員が即判断し即実行しなければ殺される。

これが戦場であり、また現場の同様のことが起こっているのである。

  売場で起こる現実は二度と戻ってはこない。

そこに来店されたお客様は二度と同じ買い物行動はしないといことである。

  本部指示の売価。
  本部指示の売場。
  本部指示の値下。
  本部指示の〇〇。

本部指示がこうだから、売価はいじれません。
本部指示がこうだから、売場はいじれません。
本部指示がこうだから、値下はいじれません。

  等々が従来の現実。

そして、本部指示通りの対応だから、売り上げや荒利に関しても現場は関心がありません(笑)。

  結果、上記のような現場のスタンスになっていく。

特に、荒利率の結果に関してはの責任は現場には希薄である。
これでは、従業員は自ら考えず惰性で行動するスタンスになっていく。

  数値責任を持つ。

その為には数値責任者が、その数値を達成する為にどう行動するか。

  本部指示は一応の目安であり結果責任は自らの行動にあり。

そう覚悟しないと、売場は戦場であるという認識には立たないだろう。
その為には、戦うというスタンスが重要になってくる。
それでは、一体誰と戦うのか?。

  それは競合店。
  そしてお客様。

個店で異なる競合店。

  競合店の強み弱みから自店で最優先ですべきことは。

これも時間との戦いでありスピードとの戦いである。

更には、来店されるお客様も同じ環境で同じ買い物をすることは二度とない。

  来店されたお客様にその場でどう対応するか。

その買い物行動から、自店の商品動向を見極め、本部が提案する商品動向とのギャップを理解し、自店のお客様へより近く為にそのズレの部分を修正していくのが現場の最適化となるのである。

  戦況は刻一刻と変化していくのである。

その変化に即対応し即行動することが最適化であり、それは本部指示を考慮しながらももっと最適な具体策を実行する場なのである。









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2018年11月22日 (木)

伸びる組織

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある雑誌を読んでいて目に付いた。

  関東圏で伸びている企業トップのインタビュー記事。

その企業は、ここ数年関東圏でも際立って業績を伸ばしている。

社長が交代した時から組織が変わり、その後安定して業績が改善されている。

  そんな企業トップのインタビュー記事だった。

興味を持って読ませていただいた。

  冒頭に「従業員が自ら考えて行動する組織」とあった。

従業員が各々目の前の仕事上の課題や壁を、上司からの指示命令で行動するのではなく、自らの解決策を自ら見出し、そして自ら行動して組織の力を有効に活かしながら解決していく組織を目指してきた結果、従来の枠にハマった個人の行動力から大幅に抜け出して、一人一人が大きく前進でき、その総和としての組織力も大きく進化し、結果的に組織的にも個店的にも大きくお客様に近ずくことができたという話の内容であった。

  本来、商売とは個人に帰属する性質のものである。

その個店の商売力とは店長や従業員個人の販売力に帰属する部分が大きい。
しかし、チェーンストアとして店舗数を増やしていくと、そこには効率化の為に組織としての役割が分担され、より大きな組織となっていくにつれて、その役割が明確化され、自分の仕事の領域がより狭い範囲に絞られていく。

  仕入れ担当と販売担当。

仕入れ担当も青果、鮮魚、精肉等と細分化され、更には野菜担当、果実担当や牛肉担当、豚肉担当等とどんどん細分化されていく。

  それと並行してより大きな取引が組織上可能となっていく。

よって、組織として企業を拡大していく過程には役割の明確化と特化、そして一律化が必須なのではある。

  しかし個店の環境はますます一律化から逆光している。

競合環境の違い、基礎商圏内の顧客の違い等からくる、品揃えや時間帯別MDのズレが組織上発生してくる。

このズレを、個店でどう調整していくのか。

  それをこの企業は目の前のお客様を分母に置いた。

企業の論理、組織の論理ではなく、目の前のお客様を最優先に考えて、本部思考ではなく現場からの思考で自ら行動する組織を目指して組織内を活性化しているという現状が見えてきた。

  組織の最大化から最適化に方向転換したということだ。

今後日本は人口減が続く。
組織を拡大するということは店舗数を増やすか1店舗の売り上げを伸ばすということであるが、何れにしても店舗数は増えてはいかないだろう。

  人口増エリアには出店するが人口減からの撤退もあり得る。

それを食い止めるには、個店が強くならなければならない。

  個店を強くしようとすれば上記のキーワードに行き着く。

従業員が、自ら考え行動する組織。

  その為に、組織としてどう具体策を図るか。

口で言うのは簡単だが、組織拡大を図ってきた企業が、個店強化に方向転換してもそう簡単には組織は動かない。

  現場の人間が安心して行動できる基盤になっているのかどうか。

おそらく、当初は恐る恐る行動し、周囲の状況を見比べながら本当に自ら考えて行動していいものかどうか、自分の従来の物差しで測りつつ行動したりしなかったり(笑)。

  それが組織というものである。

確固たる信念と行動がトップ自ら問われるのであり、トップ自ら人間的に変われても、意外に従業員が変われない場合が多い。

  トップの交代。

組織が変わる時、トップが交代する時期と重なるのは偶然ではないのである。








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2018年11月21日 (水)

単品量販の目的

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


このブログでも幾度か記してきた内容。

  単品量販。

自分の受け持つ数ある商品の中から一品に集中して売り込むこと。

  一品と言わずカテゴリー毎に数品受け持つ場合もあろう。

理想的には、従業員一人一人がとりあえず一品受けもって単品量販をしているという構図になれれば最高であろうか。

  単品量販。

この業界ではいろいろな場面で登場してくるキーワードであろうか。

  単品量販の目的には三つあると私は思っている。

一つは、まさに単品を量販することによって、販売実績を作り売り上げを上げること。目先の業績を改善させることが目的となろう。

  特に生鮮部門は鮮度が命。

自分で発注したり送り込みによって大量に入荷した商品を、その日のうちに売り切らなければならないような場面では、この単品量販力は大きな効果を持つ。

二つは、単品量販を繰り返すことによって、販売技術を養えるということだろうか。

  こんな売場を作ればどんだけ売れる。

そんな経験を積み重ねていくと、自然に販売力が身についていく。
また、相場品に関しては、いくらの相場になればどんだけ売り込めるという自分の限界点が見えてくるし、逆にその限界点を超える経験を積み込むこともできる。

  この経験は非常に有効である。

一度身についた販売力は、絶対に失うことはない。
そしてそれは、他店舗に異動しても有効に活かせる販売技術となろう。

そして最後は、単品量販によってお客様もその単品を認知し、その単品が単品量販を終えて定番に戻った後に、従来の販売数量を大きく超えていく商品として定番を強化してくれるのだ。

  実は単品量販の本来の目的はここにあると私は思う。

最後は定番強化に繋がるか否か。

単品量販をその場の売り上げ拡大にのみ効果を求めてはならない。
単品量販により、より多くのお客様にその単品を認知させることで、その単品の商品的な魅力を拡散できたわけであるから、その拡散効果を定番に戻した後も引き続き大きな効果を定番にてもたらしくれることを期待しての単品量販。

この行為を単品を変えながら実現していけば、単品量販された商品で定番ががっちり固められ、徐々に定番だけで売り上げが拡大されていく構図となる。

  定番が強くなる。

このことが永続的に売り上げを拡大させていく原理原則となる。

  単なるいっ時の売り上げ獲得が目的ではないのである。

せっかく在庫リスクや廃棄リスクを負ってでも単品量販をするのであるから、後々までもその効果を継続的に発揮させることが隠された本来の目的として位置付けたいところである。

  結果、その単品が定番を押し上げてくれるのであるから。

そんな本来の単品量販の目的を、それ以降は逆に裏ずける検証が重要となってくるのである。

  単品量販で売り切ったから終わり、ではないのである。








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2018年11月20日 (火)

季節に応じた強化カテゴリー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


秋から冬へ。

  ようやく初雪の知らせも届いてきた今日この頃。

暖冬との噂もあるが、こればかりは年明けになってみないとわからない。

  暖冬と言われても集中的に豪雪になる地域は毎年ある。

日本は、この四季が明確であり、猛暑もあれば厳冬もある。

  この四季のおかげで豊富な料理メニューが存在するのだろう。

その季節ごとのメニューへの提案のために、その時期に採られた食材を提案し、その時期のメニューを食して頂くために我々は日々の売場作りをして提案する。

例えば、春には旬の山菜等の天ぷらメニューを提案したり、冬から春への気温の上昇に合わせてお漬物の売り場が立ち上がり、ひな祭りに代表されるイベントにもチラシ寿司材料やハマグリのお吸い物等の提案をしていく。

  夏になれば生食の提案としてのお刺身の強化。

そんな四季の流れの中で、その四季に合わせた強化カテゴリーが生まれていく。

  夏の生食、冬のホットメニュー。

それは、どの部門でもおおよその区別の中でそんなテーマに沿ったカテゴリーを強化していくものだ。

そして、かってはどのスーパーも春夏秋冬ごとに売場のレイアウトを変更し、定番売場から棚替えをして季節にあった定番売場を実現させてきた。

  それがいつしか年に二度の夏冬型へ。

さらに最近では年中同じレイアウトで、イベント時のお盆や年末のみ売場を本格的に変更するスタイルが定着してきた。

それだけ季節対応するほどの商品動向の変化が無くなったということでもある。

しかし、年中同じレイアウトで売場作りをしていくと、売場管理や日々の売場作りは非常に楽になっていくが、大切なのは、年中同じ商品が同じ売場に並ぶということに、販売する側が慣れきってしまい、季節感の無い売場作りや販売計画に陥っていくということである。

  これからは冬型の季節である。

しかし、相変わらず刺身を客導線のトップに配置し、本来秋冬で強化すべきカテゴリーの「切身」「丸魚」「鍋材」といった秋冬型商材が最終コーナーに配置されているという現実すら違和感の無い売場として受け入れてしまうことであろうか。

  結果、刺身のロス増大、ホットメニューのチャンスロス。

または、そんな現実が既に起こり始めているにも関わらず、そのことがお客様の買い物動向から見えてこないと嘆く売場責任者の言葉になって出てくるのであろう。

そういう意味では、同世代の担当者まで遡ると、そんな時代を経験しているだけに売場は変わらずともお客様の動向を肌で感じ、タイムリーにそのカテゴリーを強化した売場作りに力を入れる。

同じ部門のカテゴリーにも、夏場に強いカテゴリーもあれば冬場に強いカテゴリーもある。

  季節に応じてそれらのカテゴリーを使い分ける。

だから、所有するすべてのカテゴリーに意味があり、その意味を理解して季節に応じて活かしきれる能力が必要なのである。

  所有するすべてのカテゴリーを活かせる能力。

それが販売技術でもあるのだ。




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2018年11月19日 (月)

成長の裏側

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人間の成長。

  その多くは企業とい組織で鍛えられていくのである。

個人的には学校で学び、部活動で学び、結婚や出産を経て親族や家族、地域の人々との交流からの学びもあろう。

  しかし男は仕事で大きく成長していく。

それは家庭や奧さんにはその影響力は無いのかと言われれば全く質の違う話となってしまう。

  家族や女房は男の責任感を養ってくれる。

その為に、男は仕事に邁進し仕事で鍛えられ、組織内での人間関係を構築し、仕事を通して組織運営を学んでいくのである。

  大切なのはその組織やその仕事を積み上げる事である。

それによって、その仕事の奥深さを知り、結果として仕事の醍醐味ややりがい、そして責任感を通してその仕事に惹かれていくのである。

  若年の頃はその意味がわからなかった。

だから、この業界のこの仕事を辞めたいとも思ったことも度々ある。
しかしその都度思い返して、いつの間にか30年以上が経過した。

  今思うことは続けてきて良かったと言う率直な感想である。

転職はしたが、それとて同じ業界であるから、前職の継続と言える。
そして、前職で学んだこの業界の原理原則は何一つ変わらないと言うことだ。

  これは転職して初めて感じたことである。

昨今は、多少の賃金が高いからと言って転職を繰り返す風潮があるが、それは長い人生を考えたときにどうなのだろうと思う。

  長い人生だからこそやり直しも利くが・・・。

長い人生だからこそ、積み上げて継続していけば、それが絶対的な自信となり絶対的な存在感となって際立つのだとも思う。

それを、賃金に応じて転職を繰り返したら、結局は何も残らないのではないか。

  給与だって積み上がっていかないはずだ。

何度も言うが、成長とは積み上げである。

  同じ環境や仕事で積み上げるからその本質が見えてくるのだ。

だから、やたらと環境を変えるのは自らの成長を手放すことになる。

  環境を変えるのは成長を検証する時。

結果として従来から積み上げてきた自分の仕事はどの程度のものなのかを他の環境で試してみるのも一つの手法ではあろう。

  結果として給与はそこで上げていくのである。

転職でいっ時の給与や年収は上がるかもしれない。
しかし、自分の成長環境を失うことにもなる。

  そのことが念頭になければやたら職を変えるべきではない。

特に若年世代は経験が乏しい分、仕事の本質がなかなか見えてこない部分もある。

  継続してこその学びであり成長なのであるから。





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2018年11月18日 (日)

人気の裏側

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この時期の日の経つのは本当に早い。

  もう12月が目の前に迫っている。

年の瀬とはこういうものなのだろう。

  そして年が明け、年始も落ち着く異動の季節となる。

あっ!、そういえば今日は日曜日。

  芸能ネタの日であった(笑)。

しかし、ネタ切れ、というフレーズはdadamaさん他が奈落の底に落とされるだろうし、逆にkazuさんは出番を塞がれ痛い思いをすることになる。

  よって今日は乃木坂について。

先週は名古屋は栄に本拠を置く「SKE48」を取り上げた。

  全くの盲点であったSKE。

しかし、この秋公開のドキュメンタリー映画「アイドル」が話題?。

  sakaeさんは間違いなく公開日に映画館に居座ったであろう(笑)。

そうやって、一つのきっかけから興味を持って入り込んで見ると、意外に自分の琴線に触れる部分を刺激され、そこからのめり込んでいくというパターンは多い。

  応援したくなる要素。

人気とはそんな部分から生まれていくのであろう。

  そこには彼女らに対する共感から生まれるのである。

“こんなに頑張っているんだから応援してやろう”
“一生懸命さをこれからも見続けていきたいから”
“自分が応援することで彼女たちの支えになろう”

  いろいろな思惑からアイドルを応援する。

そこから、グループであり個人に感情が移入していき、一挙手一投足が気になっていくのである。

  アイドルグループとは言えあくまでも個人への移入。

これが原則であろうか。

  だから一押しが卒業するとそのグループにも興味がなくなる。

渡辺麻友が卒業すると、AKBに興味がなくなる。
しかし逆に、AKBを卒業した渡辺麻友にも興味がなくなってしまった。

  AKB48に所属する渡辺麻友が良かったのである。

それが、ソロ活動する渡辺麻友となると、どうも違うのである。

  あの集団の中に存在する渡辺麻友だからこそ輝いていたのだろう。

彼女の芸能人としての実力は現在の方が圧倒的に高いと思う。

  歌唱力、演技力、エンターテイメント力。

全てが、AKB時代と比較しても圧倒的に現在の方が能力は高い。

  グループを外れた時からが本当の実力なのであろう。

しかしそれにしても、ソロ活動を始めてからの渡辺麻友は、今までのイメージから大きく脱皮したといえよう。

  一言で言うと存在感。

いろいろな場面で見せるミュージカルでの歌唱力や演技力は、アイドル時代のまゆゆとは雲泥の差である。

  そこに彼女の計り知れない努力が隠されているのである。

そしてこの劇的な変化が新たなファンを作るのである。

そして、「まゆゆ」から「渡辺麻友」へと進化し、一人の新たなスターの道を登りつめていくのであろう。

  







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2018年11月17日 (土)

看護師の仕事

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


当店でバイトをしている看護学生が退職を願い出た。

  大学4年生。

当然就職も決まり、看護実習に勤しんでいたのだが、色々と実習が忙しくなってきたようだ。

  スーパーの従業員と看護師。

意外に、このカップルは多い。

  なぜなのだろうか?。

仕事の接点もあるとは言い難いし、スーパーの従業員と看護師って何に引き寄せられるのであろうか(笑)。

  しかし看護学生のスーパーでのバイト率は高い。

おそらく、バイトをしていた看護学生と知り合いになってからの付き合いなのだろう。

そして、看護学生はしっかりとバイトを勤め上げてくれる。
そこにも、男性側の信頼が寄せられるのであろうか。

  退職を願い出た学生もキッチリこなしてくれた。

そして、病院への就職。

  看護師も当然ながら人手不足であろう。

よって、ほとんどの場合は就職に困らないという。
しかし、人手不足ということは、やはりその中身は厳しい現実が待っているのだろう。

  人の命を預かる仕事。
  昼夜を問わずの仕事。

その部分が、業務内容の過酷さと体力的な過酷さがあり、人材不足となっているのだろうと思う。

  先日、私用で病院を訪れた。

患者との会話を聞いていると、結構ぶっきらぼうに会話しているのだ(笑)。

  「おじいちゃん、ちゃんと噛んで食べてんの?。」
  「食事は残さないで食べないとダメだかんね!。」

タメ口でお年寄りと接しているのだ。
接客業である我々のお客様との会話からすると、とてもとても信じられない口の聞き方なのである(笑)。

  しかしどこかに親しみやすさを感じるのだ。

どちらかというと、高齢の患者さんほど、荒くあしらっているように思えるのだが、それも仕事の一環なのだと感じるようになってきた。

  要は患者さんに自分で生きることを強要しているのだろう。

なんの違和感もなく、ただただ病院で漫然と暮らさせるのではなく、いろんな刺激を与えて会話したり自分で行動させたりしながら、刺激を与えていることに気づいた。

  “患者との会話や世話も治療の一環なんだ”

そう思えるようになった。

  だから逆に刺激を与えるのである。

前出の看護学生も、実習でこのようなことを学んでいるのであろうか。

  人の命に関わる仕事。

そう捉えれば、我々も人が生きるための食事や食材を提供する仕事である。

  看護師は直接的な命への関わり。 
  我々のは間接的な命への関わり。

ここが一番の違いであろうか。

  こんな世界で看護師をしていたら人間的に強くなるだろうなぁ〜。

スーパーの従業員の一感想でした(笑)。







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2018年11月16日 (金)

りんごのMD

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


まさに今が旬のりんご。

  ようやく「サンふじ」が入荷してきた。

りんごの王様、これぞ「ザ・りんご」であるサンふじりんご。

  サンふじが登場した段階でりんご売場はサンふじ一色となる。

厳密には、その他にも多彩なりんごは品揃えされているが、売場のスペース的にもお客様の購入頻度も「サンふじ」がメインとなるであろう。

  その前に多彩なりんごを如何に売り込むか。

長年、りんごをテーマに売り込みを図ってきた私としては、サンふじ登場の前に如何に多彩なりんご達をお客様に提案して売り込み、りんごのストアロイヤリティを高めで「サンふじ」へ繋げるか。

  これが毎年の私のこの時期のテーマとなってきた。

ここをしっかり押さえておけば、ゆくゆく登場するサンふじを優位に販売できるし、それ以前に多様な品種の宝庫であるりんごをもっとお客様に知っていただけることにもつながる。

  年間で最大売り上げの果実。

それは、バナナと共にりんごが果実の王様となる。

  輸入の王様がバナナなら国産果実の王様はふじりんご。

その中でも「サンふじ」はまさにこの時期だけのりんごの王様と言える。

  蜜の度合いによる甘みと強い酸味がもたらす濃厚な味。

酸味が強い分、甘みが際立ってくるのである。

  これがサンふじの最大の特徴であろうか。

しかし昨今はりんごも多様化して多くの蜜入りの品種が出回るようになってきた。

  北斗、おいらせ、北紅、ぐんま名月等々。

更に、甘みに特徴のある「千雪」とかも今年初めて食したりんごであった。
このように、りんごもどんどん初顔が登場してきている。

  それらを丁寧に単品毎に仕掛けて売り込む。

りんごといえは、あのお店。

  年間最大の売り上げを誇る単品でロイヤリティーを高める。

これは商売の常套手段であろうか。
しかしなかなか実践できない。

  なぜか?。

ふじやみかんに気が行ってしまう為だ。

  サンふじ登場以前に、早生ふじが展開。
  更には、極早生みかんも登場してくる。

ふじというネームバリューに押されて早生ふじが売場を陣取られる。
更にみかんという売り上げウェートの高い果実に売場が陣取られる。

  結局、その他大勢の旬のりんごでしか展開できない環境。

だから、りんごに力を入れない企業はりんごの品揃えアイテムは極端に少ないし、スペースも割いていない。

  品揃えの多品種化が利益を圧迫するからだ。

それならば、安定したみかんを前面に配置した方が売り上げ、荒利とも安定。

  よって、早々にみかんに最前列を明け渡す企業も多い。

確かに、みかんの売り上げウェイトは安定して高い。
だから、データで判断すれば「みかん」で決まりなのであろう。

  データに依存するとそのような売場が出来上がる。

そこから先は企業毎に異なるMDの選択となる。

  しかしどうせならこれだけのりんごが出回る時期。

どうせなら、一品一品の品種を確実にお客様に届けたいものである。








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2018年11月15日 (木)

200オーバー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


てっちゃん会18幕が終了し、更にメンバーが増えた。

  現在206名のメンバーが在籍するてっちゃん会。

18幕後にメンバーに加わった方が、ほぼ10名。
今回初めて参加された方や、このブログにコメントを寄せられる方等々を新たにメンバーに加えたことによる。

  初参加された方は概ね驚きを隠せない。

それは、てっちゃん会18幕の顛末記でも記載した。

  他企業同士のコミュニケーション。

それは同じ企業同士の仲間以上の絆で結ばれた関係であることが、参加することによって認識するのであろう。

  初参加からFacebookを始めてメンバーに加わる。

結構、そんな方が多い。

  そしてこの会に一度でも参加するとコアメンバーと化していく。

だから、ひょんなところからこの会に加入したメンバーで、紹介された側にも関わらずいつの間にか紹介した人物以上にこの会に加わってしまっている方も多い。

ブログやFacebookというSNSの関係からリアルな関係へと変化していくてっちゃん会。

それはブログ、Facebook、そしてリアルな懇親会を併せ持つからであろう。

  このブログで興味を持つ。
  Facebookで日常となる。
  懇親会の出会に感動する。

そして、いつの間にか、毎回の懇親会の参加から、前座〜後座と関係を深めていく。

  それがこの会に加入された方の流れであろうか。

とは言いながらも、200名オーバーともなると、どうしても名前だけの方も多く存在する。

  この会は自主的な加入は一切無い。

加入メンバーの同意の上に、その人物が加入した方が本人にもてっちゃん会にも相乗効果を発揮して有効であろうと思われる人物に関して、メンバーが自ら本人を推薦し招待するという加入スタイルを貫いている。

  だから招待したメンバーにも責任が問われるのである。

よって、決してメンバーの数は多くは無いが、その活動の密度は濃いと思われる。

  日々アップされる内容も多岐にはわたる。

しかし、この業界に関係する方がほとんどであるから、やはり小売業界を中心にした販売面、営業面、そして癒し面などもFacebookのアップ内容であるが、やはりその中身にはいろいろと考えさせられる部分もあるし非常に参考になる情報もたくさんアップされてくる。

  業務提携、資本提携、合従連衡。

それらの生々しいリアルな現状なども漏れ伝わってきたりする。

  それだけリアルに現場で活躍している方が多いということだ。

また、コトPOPのアップも非常に活発である。

  それをパクって自店に設置したりもする(笑)。

しかし、個々人が持つ商売への気概の強さで結ばれているメンバー各位であるから、それらが相乗効果を発揮していくのであろう。

  Facebookで日常を共にしていても飽きが来ない。

その日常の延長が4ヶ月に一度のてっちゃん会なのである。

  機会があれば、ぜひ皆さんも覗いて欲しいと思うのです。







 

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2018年11月14日 (水)

人生は±ゼロ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


業績。

  我々は業績で評価される。

ほとんどの場合は業績と行動。この二つの要素から評価され、職位が決定してその役割の地位に就いて仕事をしていると思われる。

  業績。

良い時もあれば、悪い時もある。

  自分の実力でもあり外部与件に左右される時もある。

実力だけではないのが、目の前の業績であろうか。
しかし、本当に実力があれば業績が良いという確立は高くなることも事実。

  運が良くて業績が上がる時もある。
  その業績により出世する時もある。

人間の人生は、まさに紆余曲折となって自分の前に現れる。

  これが人生だ。

たまたま業績が良く、その業績のおかげで評価され出世したが、その後たまたま業績不振に陥り、精神的にも落ち込みそれが原因で店舗内での評判が悪くなり店長を降ろされた。

  そんな事例はいくらでもある。

人生、持ち上げられる時もあれば叩かれる時もある。

  人生は+−ゼロで決着するのである。

そして、そう思っていた方が覚悟が決まるのではないか。
そう覚悟を決めておくと、今現在の環境や処遇は長い人生の中でのいっときの出来事であり、必ず今後の人生の中では紆余曲折、+もあれば−もある。

  いや、必ずある。

そう覚悟を決めておけば、+−時にジタバタしたり動揺したりはしないだろう。

  全ては想定内の現実。

そう覚悟を決めておいたほうが、どんな状況下にあっても心だけは安定して対応できるのではないか。

  常に前を向いて状況を切り開く精神力。

どんな人生においても、そんな精神力を持ちたいと思う。

  その精神力だけが目の前の状況を切り開いてくれるのだから。








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2018年11月13日 (火)

データから見る買い回り

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のてっちゃん会。

  「前座」のデータ活用事例」。

我々現場で感心の高いデータや情報の説明があった。

  時間帯別MD。

我々食品スーパーは特に、開店時間の朝から昼そして夕方〜夜という時間の流れの中で、売場に品揃えすべき商品、特に生鮮や惣菜ベーカリーといった生物や即食品の品揃えに関しては、来店されるお客様の時間帯別の買い物動機を熟知して製造陳列販売することが大いに求められる。

  一般的なPOSデータからの活用。

従来は一般企業で取り入れているPOSデータを活用して1日に何パックの製造をするかをデータから引用して活用してきた。

しかし、今回データシステムの方が説明した情報は、ID-POS情報から引用したものを説明してくれた。

  ID-POS情報?。

聞きなれない方もいれば、これを導入して活用している企業もあろう。

  要は顧客データを導入したPOSシステムのことらしい。

誰が、いつ、何を購入したか。

  このことにより時間帯別に年齢別に購入金額がわかる。

また、その時にどんな商品をまとめて購入されたかも見えるという。
そしてそれらをデータ化して、例としては、キャベツを購入されたお客様全てに対して、同時購入された商品を上位から表示できるという。

  キャベツとクックドゥの回鍋肉は関連で置くべき。

そんな情報が上記データから判明するかもしれない。

そのようなデータ分析から見えてきた今回のデータ活用事例。
私が一番気になったのは、時間帯別のデータであった。

  どの時間帯にどんな年齢の方が買い物の来店されるのか。

ある程度は見えていたのだが、それにしても驚く結果が見えた。

  70歳以上の方は午前中に集中。
  30歳代の方は夕方以降に集中。

なんとなくは見えてはいたのだが、年代別にこのようなデータを突きつけられると驚きを隠せない。

  どちらもある程度の時間帯別曲線を描いていると思っていた。

しかし、年代別時間帯別データを比較すると、ここまで明確に区別されて見えてくるのである。

  もっと徹底して時間帯別MDに取り組まねば。

そんな印象を強烈に受けたのである。
 
  またバスケット分析から。

売場に陳列されている「レトルトご飯」。

  低単価から高単価まである。

これをバスケット分析すると面白い情報が得られる。

  刺身と高単価ご飯。
  カレーと低単価ご飯。

この組み合わせが多いという。

お刺身を購入されたお客様は、美味しい刺身と美味しい高単価のレトルトご飯でごちそう感を満喫。

また、量を食べたいお客様はレトルトカレーには低単価で買いだめできるレトルトご飯を購入する。

  そんなバスケット分析が導かれたという。

これらはおそらくバイヤー向けのデータ活用となるのであろうが、現場は即行動できるという強みがある。

  実際に売場で実践してみてどんな効果があるのか。

同時に、翌日のMR時には、上記データに裏付けられた商品の組み合わせを実践している店舗があった。

  まさにスピードの時代である。








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2018年11月12日 (月)

後座の店舗視察から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今回のてっちゃん会でも「後座」を設けた。

  後座?。

後座とは、前座〜懇親会〜後座の流れである。

  要は懇親会の翌日の店舗視察ツアー。

名古屋の有志たちによる事前のMR店舗を絞り込んで頂いて、今見るべき名古屋のスーパーマーケットをご用意して頂いた。

  今伸びている単品量販型大型スーパー。
  居抜きを4倍にした「ディスカウント」。
  今話題のGMS再生「ディスカウント」。
  今後人口増が見込まれる地域のGMS。
  新規大型SCに入居の「ディスカウント」。
  高級住宅街に立地する高質スーパー。

概ね、このような企業をバランスよく見せて頂いた。

一言で感想を言うと。

  「北関東はまだまだ恵まれているなぁ〜」。

北関東に存在するディスカウント店は、名古屋のディスカウントと比較するとまだまだ本格的なディスカウントというよりもドラッグの延長線上にあるドライグロサリー系に強いディスカウンターである場合が多い。

  しかし名古屋のディスカウントは生鮮に強い店舗が多い。

ドライグロサリーは当然だが、何と言っても「青果」の圧倒的な価格、そして鮮魚屋精肉はその商品化であり品質でも引けを取らない。

  ただし量目は専門店並みに高い。

ここもディスカウントの特性であろうか。

  単品大量販売に徹している。

だから、通常のスーパーマーケットよりも量目が多く、買いだめ需要には適しているが、日々の適量の購買には適さない。

  ここが中小スーパーとの商売の違いであろうか。

しかし、このエリアのディスカウントは生鮮上がりの企業が多い。

  よって本来の出身部門の商売の仕方は我々以上の技術を持つ。

そんな企業が仕入れから調理陳列、そして販売技術を駆使されて本格的に人口密度の高いエリアに出店されたら圧倒的な集客力を誇るのであろう。

今回視察したディスカウントは、大手スーパーの居抜きに入居し、大手スーパーの約4倍もの売り上げを記録しているという。

  見るとやはりその集客力は凄まじい。

青果、グロサリーの価格でお客様を呼び、鮮魚精肉の品質と商品化で単価を上げ、店内のPOPでお客様を楽しませてくれていた。

  こんな企業が北関東に出店してきたら。

そう思うとゾッとする(汗)。

また、大手GMSがこれから人口が急激に増加するであろう名古屋の地域に他に先駆けて出店していたが、このGMSに相応しくないチャレンジぶりに驚かされた。

  青果と並んで鮮魚部門が入口に陣取ったレイアウト。

鮮魚が入口に!。

  現代ではあり得ないレイアウトを引いていたのである。

そして、期待に応えてなのだろうか、鮮魚部門にお客様がしっかりと付いていたではないか。

  鮮魚の強みである「生」を存分に強調した展開。

ここがお客様に支持されているようだ。

  当店も鮮魚の客導線の始まりに生を配置している。

必然的に「生」を強くしたいという願望なのであるが、これが板についてくると間違いなく「生」が強くなり、その支持も高まっていくのである。

  今更ながら鮮魚強化の効果も高いものだと感心させられた。

今回の名古屋MRは、単品量販を標榜するディスカウント、更にはスーパーの中でも完成度の高い店舗や企業の品揃えやSKU作り、更にはカテゴリーの括り方に大いにヒントを頂いたMRであった。





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2018年11月11日 (日)

名古屋のSKE

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

名古屋でのてっちゃん会。

  名古屋といえば「SKE48」。

しかし今までAKBや乃木坂についてはいろいろと語ってきたが、今回、あるきっかけによってSKEを意識する機会に恵まれた。

  今回の18幕の参会者にSKEの大ファンがいたのである。

彼に聞いた。

  「何故にSKE?」。

彼は言った。

  「体育会系だからです」。

体育会系?。

  他のアイドルグループはそれこそアイドルとしての存在。

しかし、彼から言わせればSKE48は他のアイドルグループとは一線を画して、アイドルというよりは、その劇場公演でのステージはそれこそ体育会系の踊りでありフォーメーションであり演技が際立つのだという。

  よって来場するファンも50代が多いと彼は言う。

本当かいな(笑)、とは思うのだが、30代の彼はまだ若い方だと言うのである。

  額に汗して髪を振り乱しながら踊る姿。

そこには、若いこと額に汗して運動部に所属し、気合いと根性で青春時代を駆け抜けた世代に、遠い自分の過去を見出す何かがあるのだろうか。

  彼の一押しは「須田亜香里」。

確かに、彼女は今年の総選挙で第二位に食い込んだ実力者だ。
しかし、何故彼女がそこまで順位を上げられるのかは不透明ではあった。

  しかし彼が言うには劇場に行けばわかると言う。

それだけ、そんな体育会系の中にあっても、彼女のその踊りであり行動がファンを魅了するのだという。

  “なるほど”

しかし思えば、登場間も無いAKB48が人気急上昇していく過程で、私が一番好きだった頃はやはり体育会系の存在意義が高かったように思える。

  誰もアイドルと認めない存在。

だからこそ、そこから必死に這い上がろうとする体育会系の必死さと泥臭さが混在していたのであり、それが一般のファンたちにも自分の姿と重ね合わせて「パワー」や「勇気」をそこからもらっていたのだろうと思う。

  アイドルの原点。

それは、人の心を打つ存在であり、美形でもスタイルでもなく人間の心に触れる存在であると言うことなのであろうか。

  SKE48のドキュメンタリー映画も10月の公開されたようだ。

映画名は「アイドル」。

  松井珠理奈というエースを欠いた夏に密着したドキュメンタリー。

だから必然的に、須田亜香里に焦点が合わされた部分もある。

  エース不在の中でも準エースへの負担。

そんなプレッシャーをいかに自分への力に変えてこの夏を乗り切ったのか。
そこもまた須田亜香里の評価を高めた要因なのかもしれない。

  しかし名古屋のてっちゃん会メンバーは意外にその存在を知らない。

初めて、今回の参加者からその魅力を聞き出す始末である(笑)。

  今回映画でまた別のSKE神話が生まれるのかもしれない。






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2018年11月10日 (土)

てっちゃん会18幕顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


11月7日〜8日にて開催された「てっちゃん会第18幕」。

  前座、懇親会、そして翌日の店舗MR。

非常に密度の濃い日程とスケジュール。
しかし、3日間とも参加された方が約20名ほどとなった。

  これは凄いことである。

特に、翌日のMRは極端に減少するのであるが、これが名古屋開催の強みであろうか。

  普段見られない店舗の視察。
  名古屋メンバーの参加意識。

そのようなものが、翌日までその意識の高さを持続できたのであろうか。

  前座は「小売におけるデータ活用」の座学。

数名のメンバーによるデータ活用事例の報告があった。

  データの基本的な考え方。
  データ活用で大切な思想。
  データ活用事例を通して。

前半はそんなテーマでシステム関連の方々の意見も取り入れた勉強会。
そして後半の事例報告では、自店の改装における準備段階からの取り組みと改装後の効果検証、更にはちょっとテーマからは外れるが今後の表示義務にも通ずる健康志向への取り組みや課題への簡単な意識改革、更にはパートさんの意識を変え行動を変え、こだわり商品の販売数量を高めて利益を改善してきた取り組みの報告がなされた。

  そしてその会場がある店舗の会議室。

全ては参加メンバーによるボランティアで運営されている点。

  そこにこの会の本質があり魅力があるのであろう。

そして隙をつかずに全員が移動して、懇親会会場へ。

  ここで50名弱の参加による懇親会。

今回もある会場を貸し切りにてお借りしての懇親会となった。

  今回もほぼ立食パーティー形式での懇親会。

今回も多くの初参加の方がおられ、コアメンバーと新規参加者の方の交流も盛んに行われていたようだ。

やはり初参加の方々のコメントは、「こんな会があったなんで驚きです(笑)」。

  “だろうなぁ〜”

例えば、ある地域で競合店の店長同士が意気投合して飲みながら語り合う場はいくらでもあるだろう。
しかし、ここまで全国的な交流の場が、企業の壁を通り越して集い、他企業の仕事への取り組みを学び、語らい、そして翌日もエリアの競合店を視察して回る。

  それが他社との中で行われると言う事実。

それは、企業を超え職位を超え年齢性別を超えて交流されると言うことであり、そして地域を超えて自腹で集まると言うところに、業務とは一線を画して位置づけられているところに、参加メンバーの個の強さを感じるのである。

  企業は人なり。

言い古されている言葉ではあるが、人という個が企業の壁を飛び越えて他企業の強い個と触れ合うという場。

  あくまでも企業内の業務とは一線を画す繋がりがある。

これがこの会の強みであろうか。

  次回は来年の2月。

また以外な展開になるような予感である(笑)。






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2018年11月 9日 (金)

ご当地ポテチ第二弾

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


早いもので、あれから約1年。

  「カルビーしもつかれポテトチップス」。

ご当地のポテトチップスとして昨年の11月から発売された当県の「しもつかれポテトチップス」。

  各県毎に3ヶ月サイクルで発売されたと記憶する。

当初、この情報をバイヤーから店長会で聞いた時、一様に各店長から異議申し立てが乱発した(笑)。

  「しもつかれはねぇ〜べよ!」。

しかし、蓋を開けてみると、意外や意外に好評だった。
好評というよりも、怖いもの見たさでどんな味なんだろうという「ウケ狙い」の購入もあったのだろう。

そして私は、てっちゃん会のメンバーの協力を得ながらコトPOPを作成していただき、それらを大陳されたしもつかれポテトチップスの売場に設置しお客様に楽しんでもらいながらも販売点数を重ねていった。

  更に欲が出てきて全社1位を狙おうと目論む。

試食販売を徹底したり、dadamaさんに来ていただき陳列の協力をして頂いたり、コトPOPの人気投票をしたりとあの手この手で売場に興味を持って頂き販売点数を高め
、最終的にはなんとか全社1位を取ることが出来た。

  そんな取り組みから一年。

今年もその第二弾が開催された。

  当県の味は「いもフライ味」。

「いもフライって何?。」

  もちろん他県の人は知らない人も多いだろう。

串に刺された団子状のジャガイモをフライで揚げたものである。
この地域では、惣菜売場等で当たり前にバラ販売されているものである。

  いわば地域のソウルフードであろうか。

前回のしもつかれは、現代では50歳以下の方はほとんど口にしない地域のメニューであるが、いもフライは今でもそこらかしこらで販売されているメジャーなソウルフードである。

前回は当初の仕入れ数量が50ケースとトップ店舗の半分の数量からスタートし、追加によってなんとか販売数量を伸ばせた経緯があるため、今回は当初から100ケースという数量をバイヤーに告げた。

  もちろん全社1位を狙うためだ。

前回の試行錯誤からの1位獲得が大きな自信にはなっている。
しかし今回も同じ売場作りと同じ販促で同様の結果が取れるとは限らない。

  毎回色々な試行錯誤の末の結果。

しかし、なんとかなるとも思っている。

  その都度考えていけばいいか。

問題は後半の勝負どころだ。
店舗規模では当店の倍以上の店舗売上を誇る店舗と勝負していくわけであるから、展開当初の販売数量は圧倒的に不利である。

  問題は後半の売場のボリュームがなくなるタイミング。

このタイミングでいかに当初の販売数量を落とさずに売上を維持できるか。
その点数維持をどこから盛り上げてどこまで維持できるか。

  ここが大きなポイントだと思っている。

まずはそのスタート段階。

  昨年同様の売場は設置できた。

後は、昨年との違いが必ずどこかのタイミングで訪れてくるはずだ。

  そのタイミングで最思考の時が必ず来る筈である。

ここでどんな知恵が閃いてくるか。

  そんな自分を信じたいものである。







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2018年11月 8日 (木)

ブレない生き方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は「てっちゃん会」第18幕。

  前座の勉強会と夜の懇親会。

名古屋の夜は盛り上がったことでしょう。(ps この記事は11月4日現在)

以前にも記したが、小売企業同士の合従連衡が今後ますます増えていくであろう。

  違う文化を持つ企業同士が一つになる。

業務提携や資本提携をしたからといって、すぐにお互いの企業が合体するわけではないが、個店で見ると実験店として合同による店舗運営が始まっている現場も多い。

  ユニーとドンキ。

この2企業も現在6店舗で合同展開しているが、その好調な結果を受けての今回の完全子会社化への流れである。

  そして今後年間で100店鋪をダブルネームに改装するという。

上記6店舗での実験が売上90%増という予想以上の好業績で推移している結果からの経営判断なのだろう。

  ドンキ流の売場への改装。

しかしそこにはお互いの企業人が合同で店舗運営に携わっている。

  二企業の文化の違い。

この違いを一番感じ、一番軋轢を起こしているのが上記2店舗の現場であろう。
それぞれの企業での創業精神と、従来の成功体験に基づく勝ちパターンが存在し、それぞれにそれらの歴史に刻まれた企業文化が存在する。

  その企業文化がそれぞれの従業員を育ててきた。

その企業文化で育まれた従業員が、一つの店舗運営に携わるということ。

  この軋轢は外部からは想像もつかないことだろう。

同じ売場を作るということはそれほど問題ではない。

  問題はそのマネジメントである。

おそらく、このマネジメントの部分でも買収企業主導で進められていくのだろうが、この軋轢を通してお互いの企業が成長することが本来の目的ではなかろうか。

かたや目の前の業績が自分の給与と未来を決定するという厳しい現実。
かたや社員の働く環境のバランスを図りながら店舗運営している現実。

この二つの企業文化を同じ現場で二つの企業の従業員が同じ売場を作るというギャップ。

そこでのギャップが新たな企業理念を生み、新たな働く環境のバランスと働く意欲の癒合を図っていくのであろう。

そこで大切になっていく心のあるべき姿とは。

  ブレない自分を確立すること。

商売の手法は違えど、商売の原理原則は企業の壁を超えてブレずに存在するということだ。

  それは一度転職したから私も見えてきた部分がある。

自ら働く環境を変えたわけであるが、二つの企業で二つの管理手法やマネジメントが存在することは理解できたが、そこに横たわる商売の原理原則は何一つ変わらないという真実。

  商売の原理原則はブレてはならない。

今は私の確信となっているのが、商売の原理原則をブラしてはならないということ。

  逆にいうとそこがブレなければ管理手法は千差万別にあるということ。

ブレない自分があるからこそ、ブレない仕事が確立され、ブレない業績へと繋がっていくのだろうと思うのである。



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2018年11月 7日 (水)

巻き込む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーマーケットの男女比率。

  ほぼ 8:2 。

女性8に対し、男性2。

  ほぼ上記の比率か。

スーパーマーケットの店舗の男女比率とは上記のような比率ではないだろうか。
下手をすると、これが女性9に対し男性1という店舗もあるかもしれない。

  圧倒気に女性の多い職場。

それがスーパーマーケットのお店の実態であろうか。

  スーパーマーケットの売場は女性によって成り立っている。

それが現実であり、だからこそ女性に対しての育成による仕事での成長が数値改善の最大のポイントであるといえよう。

  よって女性が働きやすい環境を整えることがその前提か。

女性が働きやすい環境作り。

  それは非常に多岐にわたると思われる。

しかし最大のポイントは、上司(男性女性問わず)が部下のパートさん達の力を最大に引き出そう、能力を引き出そう、そしてその能力を活かそうとする姿勢と行動にある思われる。

  積極的に自分の仕事を任せる。
  発注や販売計画を任せてみる。
  役割を回し仕事全般を見せる。
  データを見せて結果を見せる。

色々な手法はあろうが、パートさんに仕事を任せ、その結果のデータを見せて自分の仕事がどうお客様に伝わり結果となったのかを知るという一連の行為。

  これが明日への励みになるのである。

これがわからなかった。
チーフになりたての頃は、この当たり前のことがなかなか理解できなかったのである。

  要は、「俺が・・・俺が・・・」の世界。

仕事の全ては自分が回し、把握し、指示をする。

  それがチーフの仕事だと思っていた。

これでは誰も着いてこない。

  最近、あるドラマに共感している。

日曜日の芸能ネタの日に取り上げている「ハラスメント・ゲーム」。

  唐沢寿明主演のドラマ。

舞台は東京に本社がある大手のスーパーマーケット。
先日、数日後に新規開店を迎えるスーパーの店内でパートさんが一揆を起こして、十何人がこぞって辞める騒ぎになるという設定の回があった。

  この場面を見てものすごく共感したのである(笑)。

まさに、スーパーの店舗で起こっている現実がそこにあった。
そこで苦悩する店長やハラスメント室長の姿。

しかし店長経験のあるハラスメント室長の唐沢寿明が、パートさんの心理を見抜いて対応するのだが、これがまさにスーパーの内面である。

  自分の意見が取り上げられる嬉しさ。
  自分の作った惣菜弁当が売れた喜び。
  お客様から美味しいと誉められた喜び。

そんな小さな自分に対する認知や評価が仕事への楽しさに繋がっていくのである。

  それは上司がパートさんに関わる頻度で決まるのだろう。

そんな関係から、パートさんや女性従業員が想像以上の能力を発揮する道へと繋がっていくのであろう。





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2018年11月 6日 (火)

レジ精算がなくなる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


小売という商売に付き物の現金精算。

  商品を買った代替えに現金を払う。

ごくごく当たり前のスーパーでの光景。
以前は、その精算に当たるレジ担当は商品に添付された売価を手打ちで精算機に打ち込み精算していた。

  いつしかそれがバーコードをスキャンするだけになった。

しかし、合計金額を現金で支払う行為は依然として継続されていた。

  時代は変化していくものである。

そして将来はカゴ毎ゲートを通過すると、その瞬間に購入金額がカード決済にて生産される仕組みが導入してくると思われる。

  その前提として導入されるキャッシュレス化。

それを促進しようとすべく、来年の10月から導入される消費増税に対しての2%分のポイント還元案。

  この制度が導入されれば一気にキャッシュレス化が進むだろう。

実は私は現金派。
つい先日まで、列車代も現金で一駅毎に現金払いをしていたのである。

  かわらいさんに睨まれてからSuikaを購入した口である(笑)。

高齢者の中には「カード恐怖症」なるものが存在する。

  “悪用されはしないか”

ニュースでもよく取り上げられるカード偽装やカード詐欺。

  “いつの間にか自分の財産が詐欺にあっていた”

そんな恐怖から、現金払いから抜け出せなかった。

  しかしSuicaの便利さもようやくわかった。

何か一つのきっかけがなければ、〇〇レスという時代には進んでいかないのだろうと思う。

  小売からレジ精算がなくなる。

特に、スーパーのように一人のお客様の購入点数の多い業界でのレジ精算の簡素化は一気に生産性を高める要因となるだろう。

  キャッシュレス化から無人化へ。

いずれはそんな時代がついそこまできていると思われる。

  どの業界でもレジ精算業務は生産性が伴わない。

販売部門に属さないわけだから、レジ要員の多さが生産性を引っ張る要因となるのである。

  しかしレジ社員の接客レベルが来店頻度に影響するのも事実。

よって、店舗でもレジ社員の果たす役割は重要であったのだが、いよいよレジ無人化という壁が崩れようとしている。

  人間は不思議なものである。

人間は人間がいるからその人間に対して文句を言いたくなる動物なのだろう。

  セルフレジに並ぶお客様がレジ待ちにおいて文句は言わない。

行儀良く、数台のセルフレジから空いたレジへ無言で精算業務を自ら始めるのだが、全台が有人レジの場合は、レジ打ちが遅いとか商品の取り扱いが雑だとか、空いていないレジを開けろとかとかくクレームをつける場面が多い。

  レジ精算機自体がなくなったらどうなるのだろうか。

無機質に買い物をして無機質に店外へ出ていくだけの買い物。

  午前中に来られる年配者は違和感を持つだろう。

30分ほどの買い物とレジ精算の日常。

  そこにつかの間の安らぎがある。

レジ担当者との何気ない世間話と交流。

  それが日常の小さな楽しみでもある。

後何年、そんな時代が続けられるのであろうか。









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2018年11月 5日 (月)

11月のワイン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年間で一番ワインが消費される月。

  当然に11月である。

毎年、11月の第三木曜日が、ボージョレ・ヌーボーの解禁日。

  この解禁日は毎年不変である。

そして「ボージョレ」の解禁は一種のお祭りであろうか。
ブームの時は、午前0時の解禁を待って、24時間営業店舗は我先にボージョレ・ヌーボーを販売し、そこに群がる若者を中心にしたコアなワイン好きが挙って買いに走った時代もある。

テレビでも午前0時をカウントダウンして待ち、そこから乾杯で解禁を祝っていた時代もある。

いずれも、ワインというアルコールが一種珍しくおしゃれな飲み物の時代であった。

  現代はワインが完全に普及してしまった時代。

よって、ある意味ボージョレ・ヌーボーの解禁日とはいえそれは単なるセレモニーでしか過ぎず、単に2018年の新酒が輸入され発売初日というだけの解禁日という意味合いが強くなってしまったのではないだろうか。

  かってのお祭り騒ぎ的なイベントは影を潜めた。

それも当然であり、よくよくボージョレ・ヌーボーを味わってみると、それは単なる若く味わいの少ないアルコール臭が強いワイン(安価なものは)であり、同じコストをかけるなら自分なりに普段は飲んでみたいと思うワインにお金を払って贅沢してみようかという、ワイン好きにはちょっと贅沢な期間とでも言える記念日となってきたようにも思えるのである(まさに自分がそうだ)。

  要はワインに対しての舌が肥えてきた結果であろう。

どんなワインが美味しいのか。
どの地域のどのメーカーのどのワインが自分好みなのか。
そして自分はどんなシーンにどのワインをどの食材と共に味わうのか。

  まさに生活のワンシーンとなってきた。

それも、昨今のインスタグラムの普及と共に、映える(ばえる)ワンショット共にワインを享受する自分の存在というテーマを追求する楽しさにも溢れているであろう。

  そんな生活スタイルに移行していく中でもワイン。

それは、ある意味「日本酒」にも言えるし、その他のアルコールにも言えることではあるが、これほどまでのワインブームとそれに見合った食材の提案が、どのメニューよりも日本において定着してきているのが、相変わらずボージョレ・ヌーボーの解禁を堅持しているのだろうと思う。

  当然、私もボージョレ・ヌーボーを購入する気はさらさら無い。

普段は飲んでみたいと思っている2000円前後のワインを購入してプチ贅沢を味わいたいと願っているのだが、実現するかどうか(笑)。

更に10月末からのハロウィンや11月の七五三、そしてボージョレ・ヌーボーの解禁と盛り上がり、更にその後はクリスマスへ向かって洋風のイベントが続いていく。

  クリスマスまでの2ヶ月はワインの時代。

年間でも一番ワインが盛り上がる季節では無いだろうか。

  ワインが絵になる季節。

そこには必ずと言っていいほどにワインと合わせた食材がアップされる。

  年々縮小傾向にあるボージョレ・ヌーボーの販売数量。

逆に年間のワイン自体の動きは年々堅調に伸び続けている。

  そうはいってもお客様の舌は肥え続けている。

そして、日本ワインも急速に追随しているように思える。
日本の国土で培われた風土が生んだワイン。

  飲みやすく味わいやすい国内ワイン。

これからのチャンスのありどころではないだろうか。






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2018年11月 4日 (日)

共感のドラマ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

毎回毎回ネタ無しを続けるわけにはいきません。

いよいよ今週に迫ったてっちゃん会第18幕。

  そこでいろいろ突っ込まれない為にも(笑)。

今週はドラマネタです。
以前にも紹介した「ハラスメント・ゲーム」。

  大手スーパーマーケットが舞台。

そこで繰り広げがれる企業内でのハラスメントに絡む問題。

  それにしてもこんなに共感できるドラマは久しぶりである。

ドラマの舞台もスーパーマーケットという同じ業界。
そこで、東京の本部から地方の富山県のスーパーの店長に飛ばされた我々同世代の人間が主人公。

  店長を経験した主人公の唐沢寿明。

彼が本部の社長から呼び戻され、ハラスメント室長として本社へ戻ってきたところからこのドラマは始まった。

  そこで起こるハラスメントの問題の数々。

店舗や本部で起こりうるハラスメントやら問題(揉め事)やらがこのドラマに登場してくるのだが、これがまたこの業界を知る者たちにとっては共感できる揉め事の数々なのである。

  第二話の新店オープン間際のパートさん達の反逆。

社長のデモストレーションビデオに隠された偏見を誤解したパートさん達が、あるパートのボスを筆頭に反逆を勃発して開店三日前に突然退職を言い出す。

  その時の女ボスの存在がこの業界ではよくある話。

先導した女ボスを最終的には唐沢寿明が孤立化させて彼女一人を悪の根源として葬ろうとしたのだが、そんな女ボスの存在が意外に重要だったりする。

  そんな女ボスを是として取り上げた第二話。

そんな現場の社員やパートさん達の表裏の本質と、現代のハラスメントという話題と合わせて毎回取り上げているのがなんとも親近感を得るのである。

  “あ〜、こんな場面あるある(笑)”

そして、唐沢寿明が放つ言葉。

  「お前はクズ中のクズだ!。」

ドラマの最後にこの言葉がモヤモヤをスッキリさせてくれるのだ。
それにしても、昨今のハラスメントという問題。

  そんなに大事になっているのだろうか。

地方に住んでいると最先端の問題から遠ざかってしまうのか、それともこの業界自体が労働環境の最先端ではないのかわからないが、現場で仕事をしているとどうもこのドラマに出てくるハラスメントの数々とは遠い世界にあるような気がするのだ。

  前回も出てきたマタハラとパタハラ。

マタハラはマタニティーハラスメントと認識していたが、パタハラって?。

  妊婦の夫が受ける社内外でのハラスメントだそうな。

イクメンパパが社内で受けるハラスメント。

  なんでもかんでもハラスメントだらけの世の中。

これだけ世の中にハラスメントが蔓延る現代。

  人と話をしただけでハラスメント扱い。

そんな危惧さえしてしまう現代の他人との付き合い。
そんな世の中の流れに、一つのクサビを打ってくれるようなこのドラマの内容。

  我々世代にとっても一つの指針になるのではないだろうか。







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2018年11月 3日 (土)

りんごの話

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


青果の果実。

  りんごは今が最盛期であろうか。

とは言っても、りんごの王様である「サンふじ」は未だ市場に登場はしていない。

  サンふじが登場した段階で市場はそれ一色になる。

よって、それ以前に生産者の方はいろいろな品種を生産し収穫し投入してくる。

  そこにはいろいろな生産者の思惑もあるだろう。

一品種によるリスク回避もあろうし、販売者側の要求から特定の品種にこだわる方もいるだろうし、品種改良の為の多品種化を目論む方もいるかもしれない。

  Facebook仲間にりんごの生産者の方がいる。

りんご好きの私は、各種りんごを食べた折に、その品種と食感の感想を添えて品種紹介兼ねてアップするのだが、先日「おいらせ」という品種のりんごを食した時の写真と感想をアップした。

  その時のりんごが偶然にも「芯カビ」状態であった。

無知な私は、蜜の入ったりんごの蜜が科学変化でも起こしてこんな状態になったのだろうと思ってアップしたのだが、その後にFacebook仲間の生産者の方からコメントが入った。

芯カビ病と言います。
開花期に雌しべから雑菌が侵入し、種部分に潜伏。
果実の糖度が増し、それを栄養として菌が増殖します。
北斗、シナノスイート、おいらせ等に非常に多い病気です。
糖度がのらないと発見できず、収穫間際にしか解らないので生産者は大変です。
年にもよりますが栽培中に5~10%ほどが、これが原因で廃棄されます。
ゆえに上記品種の栽培量が増えません😥」。

  上記のような内容のコメントであった。

「おいらせ」というりんごの品種。

  たっぷりと蜜の入った美味しいりんごであった。

こんなりんごを大量に販売したい。
そう思っていた。

  よってバイヤーに約8万分(売価)の注文を入れた商品。

それほど蜜と味に惚れて、店長自らバイヤーと交渉して仕入れた品種。

  しかし生産者泣かせの側面も持つりんご。

その裏には、生産者の方の苦労であり、市場や販売小売からくるクレームにも悩まされている現実を知った。

  食べれば美味しい。

しかし、クレームも人一倍多い。

  そこの間に立って、苦悩する生産者。

よって、その生産者の方は、「おいらせ」や「北斗」は全体の3%程度の作付けに留めておくという。

  “こんなにも美味しいりんごが生産調整されている”

生産者の方も、この種のリンゴが美味しいことは百も承知。
しかし、後々のことを考えると、作りたくても作れない。

  それだけのリスクを負えないのである。

逆に言うと、我々販売する方にもリスクは伴う。

  しかし、・・・。

リスクはあれど、こんなにも美味しいリンゴはリスクを負ってでも販売すべきである。

  私はそう思う。

だから、多少のリスクを伴ど、競合他社に先駆けて、美味しい蜜入りの「おいらせ」を徹底的に販売したいと思うのである。

  その想いが通ずれば生産者の方も心強いであろう。

それはいつしか、お客様にも通じていくはずである。










  

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2018年11月 2日 (金)

商販一致

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


仕入れて、販売する。

  我々世代にとっては商売の基本。

自分で仕入れに赴き(市場や問屋へ)、そこで自分の売りたい商品を直接仕入れて販売する。

  全てではないが自分で企画したい商品は市場で買い付けた。

自分の意思で仕入れる。
それは、自分の顧客の特性を一番知っている自分が顧客に喜ばれる(売れる)商品を市場に買い付けに行き、そこで市場の担当者との情報交換なり入荷品を直接自分の目で見て判断して何をいくつ仕入れて販売するかを決定した。

  だからそこに販売の意志が入り込み売り切る努力をした。

結果的に売り切る努力とは単品量販力を養い、その経験の積み重ねから販売力を他店舗と競い合っても負けない販売技術となって自分に跳ね返ってきたのである。

  仕入れと販売。

それはどこまでも一体であり、それが商売の原理原則でもあり、楽しさでもあるのだ。

  いつしか市場へ買い付けるという行為も消えていった。

残業の問題、表示の問題、トレーサビリティーの問題、添加物の問題等が、個店の自由な仕入れと販売の壁となった。

  当然ながら個店で個人で市場への買い出しは激減した。

それが、現代のチェーンストアの流れであろうか。

  そしていつしか商売の原理原則が変化していったのだろうか。

自分で仕入れて自分で販売し、商売の楽しさを満喫するという原理原則が変化してきたのだろう。

  バイヤーが仕入れ、店舗が販売する。

仕入れるという行為の奥に横たわる世界。
以前は、その奥の世界が見えていたが、現代ではなかなかそこまで踏み込んで商品を見る機会が減ってきているのだろう。

  産地特性、気候特性、品種特性、旬の情報等。

同じ単品でも、その入荷の裏側にはいろいろな情報が潜んでいる。
その情報を認識して販売に活かすから、更にその商品の販売にも意志が入り、販売力を注ぎ込むのであろう。

  仕入れと販売。

この連結をどう繋げるか。

  これは情報交換などという曖昧なものではない。

個人の強いが意志が仕入れと販売を征してしたのである。

  この強い意志をどう連結させるか。

強い意志を持って仕入れる。
同じ強い意志を持って販売する。

  この二つをどう役割付けするか。

この二つを二人の人間が分担すれば、理屈上は一人でやり通すよりも仕入れ力と販売力を大いに二つの力の総力を持って容易に可能となるはずなのである。

  しかし現実には本来の力を発揮して売り込めないのが現実。

例えば、バイヤーの送り込み。

  なぜ店舗はバイヤーの意志を受け付けないのか。

ここに来て、鮮魚の業績が回復基調である。

  それは全国的な流れでもあろう。

当然に、その裏側には秋刀魚の豊漁やアニサキス問題の整理が前提にあろうが、それでも上記課題の整理が進んで来たことも大きな要因ではなかろうか。

  商販一致。

チェーンストアにとっては、永遠の課題であることは間違いない。








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2018年11月 1日 (木)

なんとかなるもの

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いやぁ〜、もう11月ですか。

  一年は早いものですね。

つい先日元旦を迎え、新年度の行為計画を策定したような気がします(笑)。

まだ今年を振り返るには早いが、来月になれば年末商戦への計画や売場作りで慌ただしくなっていくだろう。

  考えてみれば、今年も色々あったなぁ〜。

今年の7月で新店も丸2年を経過した。

  もはや新店ではない(笑)。

以前にも記した新店開店後の、「3日」「3週間」「3ヶ月」「3年」の3年目を迎えたわけだ。

  3年目のリスクは人員の入れ替え。

特に、チーフや担当者といった社員が新店メンバーから抜けていく時期。
当店もご多分にもれずに新店メンバーがほとんど総入れ替えとなった。

  中には3人目のチーフも存在する。

しかし、パートさん達の成長により、当初スタート時の社員数から抜かれていってもなんとかやりくりができるレベルになってきてくれている。

  5月に小さな競合店が閉店。
  10月に新たな競合店が出店。

しかし、ブレずに基本を守りながら、荒利率予算を有効に活かして攻めの店舗運営を継続していくと、必ずお客様は付いてきてくれることも再び学んだ。

  新規開店時には見えなかったお客様の動向。

それも3年目を迎える頃には、お互いの信頼関係とも言うべきその集客のポイントがなんとなく見えてきたように思える。

  集客のポイント。

ここさえしっかり押さえておけば、お客様の信頼を勝ち得て、安定した伸び率を示してくれるものであることを学んだのである。

  やはり現場は新たな発見を体験できる場。

そこには事実があり真実に触れる場である。

  だからこその緊張感はある。

それは、常にアンテナを張っていなければならないと言う緊張感。

  アンテナを下ろしたら何も引っかからない。

だからこそ、常にアンテナを張り巡らし、最新の情報を得ることが大切。

  最新の情報以外は自分を助けてはくれない。

最新の情報だからこそ人の先を歩み、人の先を歩むからこそ見えてくる新たな未来。
その未来を自ら切り開いていくからこそ、お客様が口コミで評価してくれるのであろう。

  そうすれば、なんとかなる。

初めからなんとかなるとは思ってもいないが、やることをやれば、後はなんとかなるもの。

  11月は12月商戦への前哨戦と言えるだろうか。

11月は七五三やボージョレ・ヌーボーの解禁等、洋のイベントがクリスマスまで続く。

  洋風の暮らしを提案する月であろうか。

12月商戦へ向けての積み上げを行う月であろう。








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