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2018年10月24日 (水)

合従連合

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


小売業界において、立て続けに大きなニュースが続いた。

  ドンキのユニー子会社化。
  イオンとフジの資本提携。

前者は今後の方向性ではあったと思うが、それでもそのスピードが早すぎるのではないかと思ってしまった。

後者は全く意外であり、どこから飛んできた話なのだろうと疑ったほどである。
しかし関係者の話では、意外に冷静に予測の範囲内であるという。

  GMSや百貨店の今後の方向性。

その方向性を模索し続けながらここ数年を経過し、より具体的な合従連衡が進んでいくのであろう。

  ちょっと前までは地域スーパー同士の合従連衡がメインだった。

しかし、今年から始まったGMS同士の連衡のスピードは今後益々激化していくのであろう。

  それだけ待った無しの様相を呈していくのであろう。

それは、アマゾンやネット通販による影響を最大に受けているのがGMSやショッピングセンターである全てが一堂に集うリアルな買い場なのであろう。

  食品スーパーはその性格上未だ影響は少ない。

それだけ、GMSという存在自体を脅かす人々の暮らしがいろいろな外部与件に大きく変化してきているのであろう。

先日も朝のラジオで放送していた。

  百貨店やショッピングセンターに買い物に行きますか?。

そんな質問に対して、街を行き交う人々の意見は、

  「アマゾンと近くのスーパーがあるので十分」
  「ガソリン代が高いので遠くの百貨店には行けない」

日々食する食材の購入は、鮮度は日付があるため日々の買い物は避けられないが、その他のグロサリー系や雑貨、衣料品はネット購入が当たり前になってきた昨今、従来はそれを大手のGMSで購入していた世代が、その購入先を変えているのである。

  それが加速している現状での意思決定。

それが、ここに来てより具体的にスピーディになってきたということであろうか。
又、ある大手GMSでは、スーパーマーケット事業の大幅な改革を発表した。

  要は器を組み替えてより効率の良い組織運営を図る構想。

そのことによって、より競争力が落ちた現場の販売力を効率化で賄おうという構想であろうか。

  企業毎に異なる10年後の姿。

その姿に向けて今からどう自分の組織の強み弱みを考慮して、他企業との合奏連行を模索するか。

しかし、どんなに器を変えても変えてはいけない部分もある。

  売場のレベル。

それは、どんなに集客力のあるGMSだろうが店舗規模の小さい中小スーパーだろうが、売場のレベルが低下したら業績は悪化していくという原理原則はどんな時代でも普遍であるということだ。

  その原理原則無しにはどんな器にしても同じこと。

要は、お客様に支持される売場であること。
そして、支持されるということは、鮮度、品揃え、品質、そして清潔感であり接客である。

  これらを放置しておきながら器を変えても結果は同じこと。

そしてそれらに携わる現場の人間達のモチベーション。

  やはり商売の原理原則は現場に宿るのである。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
従来のNB商品のみを扱う小売はいずれ価格競争に巻き込まれていく訳ですから、今のうちからどう手を打って企業の強みを手に入れていくかの競争でもあるわけですね。と同時に人出不足からくる効率化の流れ。
働き方改革と合わせて従来のマンパワーが通用しない時代へ向けて如何に売場の効率化を組織的に図っていくか。
いろいろな部分に課題を残したまま消費増税を迎えていくこの業界。
難しい舵取りが続きそうですね。

投稿: てっちゃん | 2018年10月25日 (木) 13時01分

k.kさん、コメントありがとうございます。
独立性を維持しての提携か100%子会社化の違いはあるにせよ、2大勢力に集約されていく。
その方向に向かっているのは確実ではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2018年10月25日 (木) 12時40分

ディスカウンターやドラックの価格競争に翻弄される食品構成が2/3超の名ばかりGMSの終焉と言えるでしょうか。価格競争をマスメリットで駆逐しようとする合従連合は益々加速するのでしょうね。その主導権は小売から仕入=商社主導となり今後はメーカー=製造まで商社主導になるのではないでしょうか。メーカー側も兆単位の商流には屈しぜないかも。ましては小売業界は商社からすれば商品を流す事が全てですから商社主導による合従連合は更に加速するでしょうね。トップに余程の信念がないとこの流れに飲み込まれる企業は続出するのだと思います。

投稿: dadama | 2018年10月24日 (水) 21時02分

偉そうな事はいえませんが、ある意味戦国絵巻状態でしょうか。

当社の幹部さんは7〇I、イ〇ンなどに各社提携して全面戦争状態になるんじゃないかって冗談言ってましたがどうなんでしょう?

それはそれで嫌な世の中ですね。

投稿: k,k | 2018年10月24日 (水) 20時04分

てつろうさん、コメントありがとうございます。
喧嘩してやめた会社と合併する。
いぁ〜、これは今後あり得る話だなぁ〜(笑)。
そう考えると、いつ戻っても良いような辞め方をしておくべきでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年10月24日 (水) 14時10分

今まで敵対していた企業がいっしょになる。へんな話ケンカして辞めた会社と合併なんかされたらたまったもんじゃないですね。まだまだ言えませんが更なる合併がありますから。

投稿: てつろう | 2018年10月24日 (水) 11時24分

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