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2018年9月27日 (木)

エリア争奪戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店の出店。

  そこには色々な影響が考えられる。

単に、競合店が1店舗新たに出店するというだけの問題から離れ、そのエリアの他競合店がこぞって新規競合店に対しての対策を打つわけである。

  場合によっては競合店のリニューアルもあるだろう。

新規にオープンした暁には、価格競争が間違いなく始まる。
そんな環境になったら、様々は影響が基礎証券外にも及ぼされていくことだろう。

  考えられるのは、エリアの吸引力の変化。

新規競合店が出店し、その近隣の他競合店が色々な対応を始めれば間違いなくそのエリア自体の商圏内の吸引力が高まっていく。

  エリア対エリアの吸引競争になっていくことは必須。

そこを考慮しなければ、いずれ気が付かないうちに売上を下げていくということになっていく。

  エリア対エリアの吸引競争。

そうなったら、相手のエリアからお客様を取り戻すためには、自店の努力だけでは効果半減だ。

  同じエリアの競合店とタッグを組む必要がある。

そう、競合店とタッグを組んで、自エリアの吸引を高めていく必要があるということだ。

  競合店とタッグを組む?。

そう表現すると、「何を言っているの?」と違和感を覚える方も多いだろう。

  自店が商業集積内に立地して入ればいいのだが。

単独店舗であればあるほど、自店だけの努力には限界がある。

  競合店とタッグを組んで競合店の力を借りることが必須。

要は、競合店の店長と打ち合わせをして、共にエリア対策を模索するのである(笑)。

  “そんなこと不可能だろう”

しかしそれは、やるかやらないかの世界である。

  それがゲリラ線ということだ。

自店の業績を下げたくなかったら、そこまでするのである。

  何度も言うが、それがゲリラ戦。

競合店と共謀して、野菜の価格を敵エリアの価格に勝る価格で統一して展開する。

  せめてそれぐらいのことは実施したいものである。

それだけで、お客様から見れば青果を中心にこちらのエリアで買い回りをすると言う選択肢は高まるはずだ。

  全品が全品安い必要はない。

青果の中でもポイントになる単品であれば数品でいいだろう。

  お客様にとって価格感度の高い単品。

そこを押さえておくだけで、普段のお客様の買い回りをしっかり留めておく効果は高いだろう。

  エリア対エリア。

それは単独店舗にとっては周囲の競合店との連携が鍵となろう。








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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今回の役職はまさにゲリラ参謀本部。
どんな手を使ってでも、という意図が感じられますから(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年9月28日 (金) 22時24分

今回バイヤー職を解かれゲリラ参謀本部に配置換えとなりました(笑)。会を通じて戦果報告が出来るよう頑張ります・・・玉砕かもしれませんが(笑)。

投稿: dadama | 2018年9月27日 (木) 18時40分

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