置かれた環境で
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今回のお盆商戦。
このお店で初めてお盆を迎える担当者。
この春の人事異動から、このお店で初のお盆商戦を迎える担当者が数名いる。
ほとんどは売上の高いお店からの異動。
よって、昨年自分が経験したお盆商戦からはトーンダウンしたお盆を迎えることになる。
モチベーションは?。
そこが心配ではあるが、当人達と話していると、そんな余裕は無いという(笑)。
とにかく新たな環境でのイベント対応に必死。
もっと大きなイベントを経験しているハズなのに、それより小さい当店での初のお盆商戦でも緊張するという。
適正な対応に最新の注意を払う。
ここが難しいのだろう。
計画、仕入れ、在庫、売場、陳列、売り切り。
その全てにおいて適正である必要があり、それは何度経験しても初めてのそのお店でのお盆、年末は緊張するのだろう。
そしてその毎回毎回の緊張感が大きな肥しになるのである。
人事異動によって店舗という環境が変わる。
それは、店舗だけの問題ではなく、客層も変わるだろうし売上も変わる。
更には、部下の社員やパートさん達のメンバーも変わる。
また、店長や副店長といった上司達も変わる。
あらゆるものが慣れ親しんだ環境から変化する。
その環境の変化の中で与えられた数値を如何に達成するか。
この変化対応力が人間を強くしていくのだろう。
また、同じ人事異動といっても、同じ職位とは限らない。
担当から主任へ。
主任から店長へ。
現場から本部へ。
本部から現場へ。
このような環境の変化もあろう。
人事異動という環境は、組織から与えられたものである。
しかしどう対応するかは自分次第。
その与えられた環境を活かすも殺すも自分次第。
だったら、どうせなら、ということである(笑)。
どうせなら、その環境の変化を大いに自分への肥しにして欲しいものである。
自分では選択できない、環境の変化。
要は、天から与えられたものであるが、それを天からの贈り物として受け入れるか否か。
覚悟を持って受け入れれば、前向きにその新たな環境の下で変化対応力を身につけることが出来、自分の対応力と幅が広がっていく。
それは人事異動という環境の変化がもたらしてくれるもの。
今回のお盆商戦。
何度経験しても初めての環境下でのお盆商戦。
さて、如何だったでしょうか。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
人事権を失った企業の従業員ほど自分の未来が見えないものはないでしょうか。
逆に言うと、この混乱期ほど新たなチャンスに巡り会う従業員も多いと言うこと。
その置かれた環境を活かすも殺すも自分次第。面白い時代を迎えておりますね。
投稿: てっちゃん | 2018年8月15日 (水) 08時12分
当社も人事異動の季節を迎えましたが暫くは会社の方針に翻弄される異動が続きそうです。主権を失った組織の悲しさですね。
投稿: dadama | 2018年8月15日 (水) 07時26分