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2018年8月29日 (水)

企業文化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


それぞれに存在する企業文化。

  なかなか表面には現れてこない。

それは外部からは意外に目に見えない存在では無いだろうか。

  ある意味転職してみないとその企業の文化はわからない。

それだけ、企業文化とは売場を見たり従業員と会話をしたりしても外部には漏れていかないものである。

  その企業に就業して初めて見えてくる不文律なものである。

売場優先の企業文化もあろう。
売上優先の企業文化もあろう。
作業優先の企業文化もあろう。
基本優先の企業文化もあろう。

  それは創業の精神から脈々と続くものである。

特に小売業は個人の商店から成り立ってきた歴史があり、せいぜい50年程度の歴史の企業が多い。

  よって創業期に確立された商売の原則が脈々と続く。

そして、その創業期から就業する従業員がその企業文化を口頭なりマニュアルなり、背中なりで部下やパートさんに伝わり、彼らがやがて企業の幹部となり不文律の企業文化が確立されていくのである。

  それはやがてその企業の成功体験とも連動して強固なものとなっていく。

業績に悪化したら、その企業の不文律の成功事例を引き合いに出し、企業幹部が現場にその徹底を強いて業績を回復させてきた経緯。

  いわば企業の危機を救ってきた過去からの成功体験。

それを土台として現在の企業文化は脈々と生きているのである。

  よって、外国資本がなかなか成功しないのもそこに起因する。

ある意味、その企業文化によってその企業は成長してきたのであるから、新たに全く異なる企業文化に染まろうとしてもそれは多大なコストを覚悟しなければならない。

特に、企業の幹部ともなれば、その文化を信じて成功体験を繰り返し、その企業文化を以って自らの仕事観を確立させてきた経緯がある。

  だから新たな企業文化に触れると拒絶反応を示すのである。

その文化をより強固なものとして確立し、その文化を企業全般に定着させてきた世代からすれば、新たな企業文化は従来は否定したきた思想であり、その思想や文化、そこから導かれる売場自体に対しての差別化として、自社の企業文化を更に成長させてきたのである。

  “今更、否定してきた文化に馴染めるか”

しかし、その文化から根ざした具体的な施策が徐々にお客様の暮らしや競合店との使われ方に変化をもたらし、お客様が徐々に自社から離れていっているのも事実であろう。

  自社の企業文化を強みとして如何にお客様に再び近づくか。

その軸をブラさずに、如何に新たな企業文化を理解し受け入れ、自社の企業文化に溶け込ませられるか。

  それはトップのすげ替えだけでは成功しないだろう。

その企業毎に独自に育んできた企業文化。

  その企業文化に沿って成長してきた現場の従業員。

彼らが本気になって現場を変えていかない限り、企業買収は成功しないだろう。

例えば、ある企業が別の企業と提携した。

  提携とは言え、ほぼ買収。

そしてその実験として企業同士、従業員の合同での店舗運営がスタートした。

  お互いの従業員は出向という形で寄せ集まった。

もはやこれは「出向」というスタンスで行ってはいけない。

  「転職」という覚悟を持たなければならない。

それだけ、過酷を認識しなければならないだろう。

  転職するぐらいのカルチャーショックがあるはずだ。

そして、そんな従業員の悪戦苦闘があって、お互いの企業文化がぶつかり合い、理解しあい、そして融和していく。

  そこまで覚悟しなければ企業連合は失敗するだろう。








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コメント

k.kさん、コメントありがとうございます。
一度転職を経験すると、内部志向から外部志向に大きく思考が変わるのがわかりますね。
そして企業ごとの文化の違いも体感できる(笑)。
しかし、その経験をどう活かすかは自分次第。
一番大切なのは、結果を残すそのノウハウをいろいろな経験からいろいろな切り口で引き出しを引けるという強みでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2018年8月31日 (金) 06時35分

企業文化。

転職が多かった私は色々味わってます(笑)

企業理念の唱和も以前いた会社のものが未だに朝礼で出てきたり。

気合と根性の専門店。

やたらと研修を受けさせてくれた企業。

近隣各スーパーから集まった一攫千金狙い?のならず者で構成された企業。

生え抜き中心の考えで中途は助っ人のような扱いの企業など。

体験したくってそうなった訳ではないですが💦

どんな企業であっても最初慣れるまでは様子見てここぞって時に蓄積した思いを出せばいいと思ってます。

皆さんが話している大先輩もそうですよ、きっと。

習うより慣れろ。

教わるものあっても、知ってるものに産毛か剛毛が生えてるものですからどうにでも対応出来ると思ってます。

白鳥の如く水面下で行動して七色かかった黒鳥に化ける準備してるんじゃあないですかね。

私もそのつもりなんですがね~(^○^)

投稿: k,k | 2018年8月30日 (木) 20時31分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
出向した彼が生きていてくれさえすればと願っております。

投稿: てっちゃん | 2018年8月29日 (水) 07時31分

近々にも大きな動きがありそうな雲行きですね・・・来月26日にお話し出来るよう調整しております(笑)。

投稿: dadama | 2018年8月29日 (水) 07時26分

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