強みの定着
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ここで言う「強み」とは商品面ではなくサービス面。
サービス面での強み。
各企業毎にいろいろな強みを有していると思われる。
当社でも曜日毎のサービスに力を入れている。
月曜日 〜 パンの日。
火曜日 〜 均一の日。
水曜日 〜 お野菜の日。
木曜日 〜 冷凍食品の日。
金曜日 〜 お惣菜の日。
土曜日 〜 鮮魚直送の日。
日曜日 〜 お肉の日。
例えば上記のように曜日毎のサービス。
このようなサービスを提供している企業は意外に多い。
そうすると、企業毎に強い曜日弱い曜日が存在する。
強い曜日と弱い曜日の差はおよそ100万。
そんな強み弱みの差となって一週間の売上格差が生まれたりするものだ。
しかしそれも店舗によって多少の違いがある。
曜日サービスを実施してから歴史の古い店舗ほど、曜日サービスが定着しており、曜日サービスの強いは極端に売上が上がる傾向にある。
よって当店はまだまだ定着していない部類。
だから、同社他店舗よりも曜日サービスの強みがお客様に定着していない。
曜日サービスの効果とはお客様の経験値である。
だから、どれだけチラシを撒いたかとか、チラシに強烈な単品を入れたかと言う問題ではない。
お客様の経験値が条件反射とならなければならない。
だから時間がかかるのだ。
しかし、時間をかけた分お客様の条件反射は根強く、チラシを撒かなくても同じ曜日の集客力はなかなか衰えない。
如何に継続することが商売には大切か。
「商売」とは「商い」。
「商い」とは「飽きない」。
昔からそう言われ続けてきたが、これは商売の原理原則であることは間違いない。
飽きないでやり続けることが現代では疎ましいイメージであるが、この業界の原理原則は、商売の原理原則を飽きないでやり続けることにある。
何も難しいことではない。
必ず成功すると言う強い信念を持つこと。
その信念が継続すると言う粘り強い行動につながること。
これだけである。
継続すればするほど、それはその企業やその店舗へのお客様の経験値となり来店動機となる。
それはその店舗の文化となると言うことだ。
その結果、歴史の長い店舗ほど曜日のサービスへの来店動機は高いと言うことだ。
だから新店ほどその定着率は低い。
新店メンバーはそのことを理解して、来るべき未来を信じて今をしっかり定着させると言う強い意志が必要なのである。
また、既存店は今まで築かれてきたお客様の経験値を崩してはならない。
新天地に赴任すると、どうしてもその弱みばかりが目につくが、一方、その強みをしっかりと受け継ぎ、継続していく意志も同時に必要とされるのだ。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
組織としての成功。
個人としての成功。
如何に両立できるか。
それを組織も個人も真剣に考えて両立できる組織を目指して行きたいものですね。
投稿: てっちゃん | 2018年8月 8日 (水) 07時54分
良く肝に入れるとか腹をくくるとか言いますが真剣度によって売上が変わる事実。不適切な言葉かも知れませんが私が良く使うお客様に殺気を感じさせる。
殺気を感じられる程真剣にお客様に伝える事。やらせとか指示待ちでは殺気は売場に生まれない。先日も述べましたが人員確保が困難な中益々作業割当や標準化が進んで行くでしょう。然しながら売場は生き物である事を否定した時に作業割当や標準化を極めない限りお客様からの厳しい評価が待っているのでしょうね。
いずれにしてもスーパーは楽しくきゃです!(笑)。
投稿: dadama | 2018年8月 7日 (火) 19時24分