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2018年8月31日 (金)

8月商戦を振り返って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は8月最終日。

  8月商戦が終わった。

年間の中でも、8月のお盆商戦と12月の年末商戦はある意味一つの指標となる月である。

  自社や自店の現在の正確な評価。

お盆商戦、年末商戦は概ねのお客様が同様の目的で我々スーパーでの買い物行動をしてきた。

  店舗を買い回ると言う普段使いの利用法。

しかし、お盆や年末の買い回りは目的を持って店舗選択をする。

  目的を達するのに最適なお店はどこか?。

その選択がお盆の買い回り以前にお客様の結果は出ているのである。

  その結果としてのお盆商戦の販売実績。

要は、お盆商戦は上半期の店舗としての評価であり、年末商戦は一年を通してのお客様の評価である。

  その上半期の評価が下された。

お盆商戦、8月商戦が終わろうとしている。
いろいろな報道を見ていても、6月以降からスーパーマーケットの業績は好業績で推移しているようだ。

  そして8月商戦も継続しているらしい。

一つは猛暑によって必要以上に購入備蓄しておく商品群があったと言うことだろう。

  飲料、アイス、氷、生食、涼味麺等々。

更に、青果物の相場高によって野菜の売り上げは好調をキープ。
鮮魚は昨年のアニサキス騒動の反動で、生食全般に回復してきた。
逆に精肉はその反動もあろうが、やはり堅調な業績。
惣菜もあまりにも猛暑の為に家事からの敬遠の影響か、弁当やおかずの夕方以降の伸びによる需要増もあろう。

  日本の四季にあった気候の変化。

このことが我々の商売には如何に大切であるか。

  猛暑という極端な気候ではあったが。

暑い時に寒く、寒い時に暖かい異常気象であったなら、このような結果にはならなかっただろう。

  生き抜くという人間本来の欲求に如何に食事が重要か。

そのことを思い知らされた今年の8月商戦。
というより、6月以降の猛暑に対する認識であろうか。

  さて9月から始まる下半期。

人事異動もあった。
新たな競合店への対策も念頭に置かねばならない。

  心機一転の心持ちで臨みたいものだ。








  

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
台風21号といい、北海道の地震と言い、今年は色々な災害が発生しています。
ますます食品スーパーの使命を感じるこの頃ですね。

投稿: てっちゃん | 2018年9月 9日 (日) 06時42分

やはり売れるべきものを売れる時に売り込む!
来週は伊勢湾台風並の最強台風が到来しそう。
最強台風の備えにどんな売場を構築するのか?
季節感よりPI値の高い商品の徹底露出。
極論を言えばフルーツ売場を縮小してもパン、カップ麺、飲料、などをトップに持ってきて極悪台風到来!を扇動する(笑)。お客様の安心安全の為に何を今売り込むべきか?本部の指示を待たずに動く事が大切だと思いますしその結果は売上に繋がると思います。

投稿: dadama | 2018年9月 1日 (土) 06時50分

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