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2018年8月25日 (土)

自社競合

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店といえば、他社との競合を指すのがほとんど。

  自社競合を競合店とは呼ばない。

しかし、現実には自社競合で数値左右されている店舗も多いだろう。

  自社の新店出店によっての影響。

これだけ競合がひしめいてくると、競合が出店する前に自社で用地を確保して他社が出店する前に自社出店する場面もあろう。

  自社競合の出現。

エリアによっては、自社競合がほとんどというエリアも全国には多いかもしれない。

  昨日も書いたが自店の数値を左右するのは競合店の存在。

だから、自店の数値を改善したければ、競合店からお客様を奪うのが一番の近道と言える。

  競合店が閉店などすれば最大のチャンスとなる。

そうやって、対競合店に対しては、色々と情報を集めて競合対策を施すのだが、自社競合に対しての対策は皆無と言っていいほどだ。

  自社競合からのお客様の奪い合い。

これも確実に数値効果に現れるのだが、そこのところへのツッコミはほとんどないのげ現状ではないだろうか。

  なぜか?。

トップや上司もそこには踏み込まないから(笑)。

  「自社競合?。」

そういうと、笑ってゴマかされそうな気配であろうか。

  “自店の業績を自社競合のせいにするのか”

そんなニュアンスになっているのだろう。

  しかし自社競合の影響度は高い。

特に、特段の競合店が存在しないエリアでの自社競合は範囲が広まるものだ。

  5kも離れているから影響ないだろう。

しかし、間に競合店が存在しなければ、やはり間の2k圏内のお客様の奪い合いは発生しているのである。
かと言って、おおっぴらに敵を剥き出しにして競合対策を打つわけにも行かない。
何も無駄な血を流してまで、ぶつかり合う必要の無い相手であるから。

  品揃えも売価も同じ競合店の存在。

我々は、この存在にどう向き合えばいいのだろうか。

  やはり「売り方」だろうか。

売り方まで、本部に指定されている企業は少ないだろう。

  ダイナミックな売り方や商品化。

商品や売価はいじれない。

  ならば、やはり「売り方」で差別化するしか無いだろう。

売り方というのは、お店や個人特有の技術だと思う。

  販売技術という言い方もできようか。

店舗レイアウトや販売什器は店舗固有の資産であるから、そこを変える訳にはいかない。

  売り方なら如何様にも対応できるからだ。

旬のダイナミックな展開や調理技術を駆使した商品化。
更には美味しく安価な輸入牛を使用したアイテム作り。
夜までしっかり刺身、寿司、弁当が品揃えされた売場。

  一昨日の「評価ポイント」に連動した分野であろうか。

要は、来店動機につながる部分をコツコツ積み重ねていくしかないだろう。

  その積み重ねが、近い将来に必ず結果として現れて来るだろう。










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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ある意味、本当の競合対策の前に自社競合との戦いで予備練習をしておく必要はあるでしょうか(笑)。
そうやって、常に競合との戦いという設定をしておけば、結果的にそれが本当の他社競合との戦いにおいても結果的に良い方向に進むのかと思います。

投稿: てっちゃん | 2018年8月26日 (日) 00時00分

商圏が被る自社競合なら私は社内で許されるキリキリの個店対応を仕掛けますね。同じ売場ならお客様が分散してしまう。自社であろうが他者であろうがお客様は何を期待して来店されるのか?その期待に応えられる事と出来ない事。
価格競争は厳しいでしょう。先日のCランク商品の話や単品量販、自社同志でも店長同志はライバルの筈。全力でぶつかれば真ん中の競合が苦境に立たされますよ(笑)。

投稿: dadama | 2018年8月25日 (土) 07時50分

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