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2018年8月26日 (日)

ベテランの技

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、ネタ切れ(泣)。

よって、先日のガイアの夜明けから。

  漁師の技の見える化に取り組む姿であった。

近年の食生活における魚離れ。

  それはどこから来ているのか。

もちろん、肉食の台頭もあろう。
魚料理に付き物の、「骨」や「皮」の処理の面倒さもあろう。
更には魚料理の際の、アラ処理や煙の問題も家庭によっては嫌がられる。

  しかし、「魚価の高騰」による価格の問題も大きい。

そこには、魚自体の枯渇化や漁師の絶対数の不足という深刻な問題も潜んでいる。

  漁業関係者の不足。

特に、漁師の不足も他の農業や林業と同様に深刻な問題である。
そんな中で、個人個人が所有する、漁師の技を化学的に解明し、その技を一般公開することで若手の漁師も漁獲高を高めていき、漁師という職業を魅力あるものにするため行動している一人の大学教授を追った。

  資源枯渇に対しての対策等色々な取り組みが放映された。

そして、私が一番注目したのは、

  ベテラン漁師の裏技を化学的に解明する取り組み。

それをドローンを使ってベテラン漁師の餌の撒き方や漁船のスピード等と合わせて、そのベテラン漁師の勘と経験を化学的に解明しようとするもの。

  その解明された裏技を若手漁師が引き継ぐ場面。

今、衰退に瀕している技の化学的な解明による一般化。

  この必要性を感じたのである。

それは、漁業だけの問題ではないだろう。

  農業も林業も同様のことだ。

特に一次産業と言われる分野はそうではないのだろうか。

  漁業も農業も従来から個人生産だった。

漁師や農家は個人の船や土地で、その所有者が個人的に個人の技術を以って生産して来た経緯がある。

  農業は地域の協力を要する場面がある。

それが地域の結び付きにも繋がっては来たが。

  漁師はそれこそ個人プレー。

よって、ベテラン漁師になるほどその技も個人所有のものになり、若手漁師がその技術を身に付けるには、其れ相応の時間と経験を要した。

  このことが現代の職業観からどんどん外れていくのである。

時間と経験を要する職業。

  人口減の現代には相反するシステム。

そこを如何に「見える化」することによって、誰でもベテランの技を身につけられるかという課題の克服が迫っているのであろう。

  所詮、人生は簡単に習得できるものではない。

しかし、我々人間はそこを克服して、豊かな人生を享受して来た歴史がある。

  従来は個人の技術は外に出ることは無かった。

その個人が亡くなったらそれで終わり。
しかし、時代はそれを化学し解明できる時代になったのだ。
その時代に合わせた、技術の解明と習得の時代。

  それは漁業だけの問題ではない。

我々小売業も、ベテラン技術者の勘と経験から作り出された技術をもっと化学的に解明しなければならない時代になっているのではないだろうか。

  その為には組織的に技術を伝承しようとする機運がなければならない。

例えば、ベテラン職人の魚の調理技術。
本気で、この技術を映像化して、そのポイントを解明し若手社員への教育に役立てている企業がどれほどあろうか。

  「俺の背中で学べ!」。

それはそれで人間を鍛える一つの手法ではあった。
しかし、時代はもっと先を行き、それを映像化できる時代になっているのである。

  そこに踏み込んだ組織が次へのステップへ進むのであろう。



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ネタ切れ(泣)。深刻な問題です(笑)。
AKBから完全に足を洗ってしまった現在。
その矛先は乃木坂に向けられているのですが、それだけではネタが持たない事実。
どうすればいいでしょうか?。

投稿: てっちゃん | 2018年8月27日 (月) 22時57分

ネタ切れ(泣)。深刻な問題ですね。日曜日は死守してもらわないと(笑)。
当社も個性を尊重・評価する組織に変わろうとしています。教わるからスキルを盗む。色々な混乱・葛藤もあるでしょうが泥臭い商売に回帰しようとしています。定年まで残り一年を切ったのですが最後まで痺れさせてもらえそうです(笑)。

投稿: dadama | 2018年8月27日 (月) 10時18分

k.kさん、コメントありがとうございます。
まぁ〜、私も入社1年目はしっかり残業付けて、後で店長室に呼び出されること数回でした。更には仕事の途中から飲み会のことで頭がいっぱいいっぱい(笑)。
本気で仕事を覚えようと思い始めたのは入社3年目あたりからでしょうか。
若手社員。やはり何かのきっかけで大きくて頭角を表す人間もいれば、いつまでも消極的な担当者もいますよ。そんな彼らにどう火をつけるべきなのか。そんな情報交換をしたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2018年8月26日 (日) 23時26分

何とも難しい課題ですね。朝に拝見してちょっと考えちゃいました。

 私は半端者なので職人としては論外です。

見せるのは良いとしてもまともに見る気がない輩が多すぎて意味があるのか?

そのくらい若者の仕事に対する意欲が感じない今日この頃です。

なにも小売業に限ったことではありません、製造業の知人、友人等と話しても最近の若い子達の仕事を覚える姿勢が40代の我々と全く違う。

時間から時間で終われればそれでよし!。
って子が多すぎて何とも言えない現状です。

事実、マニュアルをビジュアル化したものが当社には実在します。しかしながら人数が最小の店舗では効率よくやらねば間に合わない。だから工夫をして余計な部分を省いて考えて直す。

 それを良しとしない教育部。プラスしてベテランとよばれる人材。優秀な人間はとっくに店次長になるか本部にて働いてます。

残りのおじさんは煮ても焼いても食えない?方がほとんど。私もそうなりますが、中途枠は助っ人的立場ですのでそうは上がらない、そして本部主導にはなびきません。

良かれとおもって撮ったDVDもお蔵でほこりまみれが現状の当社です。

5年後、10年後に今いるチーフたちが店舗の管理者になった時に、彼らが新人チーフとして部門を廻す気があるのだろうか?

漁師さんの働き。頭が下がります。危険を承知で大海原に人生を賭した漁。魚を大事にしないと罰があたります。

食育を含めた活動で魚に、漁師さんに恩返ししないといけませんね。

投稿: k,k | 2018年8月26日 (日) 21時54分

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