« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018年8月

2018年8月31日 (金)

8月商戦を振り返って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は8月最終日。

  8月商戦が終わった。

年間の中でも、8月のお盆商戦と12月の年末商戦はある意味一つの指標となる月である。

  自社や自店の現在の正確な評価。

お盆商戦、年末商戦は概ねのお客様が同様の目的で我々スーパーでの買い物行動をしてきた。

  店舗を買い回ると言う普段使いの利用法。

しかし、お盆や年末の買い回りは目的を持って店舗選択をする。

  目的を達するのに最適なお店はどこか?。

その選択がお盆の買い回り以前にお客様の結果は出ているのである。

  その結果としてのお盆商戦の販売実績。

要は、お盆商戦は上半期の店舗としての評価であり、年末商戦は一年を通してのお客様の評価である。

  その上半期の評価が下された。

お盆商戦、8月商戦が終わろうとしている。
いろいろな報道を見ていても、6月以降からスーパーマーケットの業績は好業績で推移しているようだ。

  そして8月商戦も継続しているらしい。

一つは猛暑によって必要以上に購入備蓄しておく商品群があったと言うことだろう。

  飲料、アイス、氷、生食、涼味麺等々。

更に、青果物の相場高によって野菜の売り上げは好調をキープ。
鮮魚は昨年のアニサキス騒動の反動で、生食全般に回復してきた。
逆に精肉はその反動もあろうが、やはり堅調な業績。
惣菜もあまりにも猛暑の為に家事からの敬遠の影響か、弁当やおかずの夕方以降の伸びによる需要増もあろう。

  日本の四季にあった気候の変化。

このことが我々の商売には如何に大切であるか。

  猛暑という極端な気候ではあったが。

暑い時に寒く、寒い時に暖かい異常気象であったなら、このような結果にはならなかっただろう。

  生き抜くという人間本来の欲求に如何に食事が重要か。

そのことを思い知らされた今年の8月商戦。
というより、6月以降の猛暑に対する認識であろうか。

  さて9月から始まる下半期。

人事異動もあった。
新たな競合店への対策も念頭に置かねばならない。

  心機一転の心持ちで臨みたいものだ。








  

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月30日 (木)

送り込みの是非

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


送り込み。

  あまりにも有りふれたバイヤーの行為。

私もかって地区バイヤーをやっていた時は、たっぷりと送り込みをした経験がある。

  送る方は送られて喜んで欲しいと願って送り込みをする。
  送られる方はその日の売場作りを妨害する行為となげく。

送り込む方と送り込まれる方の認識は真逆である(笑)。

  せっかく市場で価値ある商品を見つけたのだから。

市場に買い出しや商談に行けば、市場側は是非とも買い付け、送りつけて欲しいと千載一遇のチャンスを逃さず売り込みを図る。

それを受けてバイヤーも自分の目利きを活かして店舗の状況に応じて、あの売場なら自分だったらこんな売り方で売り切ってみよう、との思いで全店に買い付け商品を送り付ける。

  想定された店舗はありがたいが。

しかし、それ以外のその他大勢の店舗は、それこそ想定外の送り込みに頭を悩ます。

  しかし、バイヤーに文句言ったら後が怖い。

泣き寝入りで、嫌々ながらも送り込み商品を自分が気が向いた段階で売場に陳列する。

  意思の入らない売り方にはお客様も反応が無い。

これが送りこみの実態だろうか。

  特に自分の意思を持った売場責任者はそうだろう。

逆に言うと、常に売場にバイヤーの送り込み商品を展開する場所を決めている売場担当者は、待ってましたと送り込み商品を一番目立つ場所に送り込まれた価値そのままにそこに大陳する。

  結果、バイヤーの意図がお客様に伝わり支持をえる。

これは逆に言うと、バイヤーの送り込みがなければ、その一番目立つ場所は何も無い状態となる可能性が高い。

  送り込みが上記のように単品大量なら現場は動きやすい。

これが、少量多品種の送り込みとなると、結局は定番の中に埋没する形でしか展開できない。

  絞り込まれない不明確な売場となる。

しかし、バイヤーが市場で買い付ける商品には限定がある。
それを全店に割りふろうとすると少量多品種となる。

  単品を送り込むお店と送り込まないお店。

その取捨選択がなければ、全店に1ケースずつ10品の送り込みが発生すると言う事態。

方や、二店舗に限定して、その単品は20ケースずつ送り込む。また別の単品を別の二店舗に20ケースずつ送り込む。また別の単品を別の二店舗に・・・。

  各店には単品で20ケースがど〜んと送り込まれる。

そこまでの数量を単品で送り込まれたら、現場も腹をくくるだろう。

  “最高の場所で今日中に売り切ろう”

それが、結果的にお客様の目に留まり、お客様の支持を高めていく。

それでもやはり送り込みは補助的なものであって、自分で情報を集めて自分で売場計画を組み、その計画通りのダイナミックな売場からのお客様の支持を得ていくことの継続が、現場担当者の教育には欠かせない要因であることは間違いないのだが。

送り込みとは、相場高の折の送り込みに限定されることが望ましいのではないだろうか。








| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年8月29日 (水)

企業文化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


それぞれに存在する企業文化。

  なかなか表面には現れてこない。

それは外部からは意外に目に見えない存在では無いだろうか。

  ある意味転職してみないとその企業の文化はわからない。

それだけ、企業文化とは売場を見たり従業員と会話をしたりしても外部には漏れていかないものである。

  その企業に就業して初めて見えてくる不文律なものである。

売場優先の企業文化もあろう。
売上優先の企業文化もあろう。
作業優先の企業文化もあろう。
基本優先の企業文化もあろう。

  それは創業の精神から脈々と続くものである。

特に小売業は個人の商店から成り立ってきた歴史があり、せいぜい50年程度の歴史の企業が多い。

  よって創業期に確立された商売の原則が脈々と続く。

そして、その創業期から就業する従業員がその企業文化を口頭なりマニュアルなり、背中なりで部下やパートさんに伝わり、彼らがやがて企業の幹部となり不文律の企業文化が確立されていくのである。

  それはやがてその企業の成功体験とも連動して強固なものとなっていく。

業績に悪化したら、その企業の不文律の成功事例を引き合いに出し、企業幹部が現場にその徹底を強いて業績を回復させてきた経緯。

  いわば企業の危機を救ってきた過去からの成功体験。

それを土台として現在の企業文化は脈々と生きているのである。

  よって、外国資本がなかなか成功しないのもそこに起因する。

ある意味、その企業文化によってその企業は成長してきたのであるから、新たに全く異なる企業文化に染まろうとしてもそれは多大なコストを覚悟しなければならない。

特に、企業の幹部ともなれば、その文化を信じて成功体験を繰り返し、その企業文化を以って自らの仕事観を確立させてきた経緯がある。

  だから新たな企業文化に触れると拒絶反応を示すのである。

その文化をより強固なものとして確立し、その文化を企業全般に定着させてきた世代からすれば、新たな企業文化は従来は否定したきた思想であり、その思想や文化、そこから導かれる売場自体に対しての差別化として、自社の企業文化を更に成長させてきたのである。

  “今更、否定してきた文化に馴染めるか”

しかし、その文化から根ざした具体的な施策が徐々にお客様の暮らしや競合店との使われ方に変化をもたらし、お客様が徐々に自社から離れていっているのも事実であろう。

  自社の企業文化を強みとして如何にお客様に再び近づくか。

その軸をブラさずに、如何に新たな企業文化を理解し受け入れ、自社の企業文化に溶け込ませられるか。

  それはトップのすげ替えだけでは成功しないだろう。

その企業毎に独自に育んできた企業文化。

  その企業文化に沿って成長してきた現場の従業員。

彼らが本気になって現場を変えていかない限り、企業買収は成功しないだろう。

例えば、ある企業が別の企業と提携した。

  提携とは言え、ほぼ買収。

そしてその実験として企業同士、従業員の合同での店舗運営がスタートした。

  お互いの従業員は出向という形で寄せ集まった。

もはやこれは「出向」というスタンスで行ってはいけない。

  「転職」という覚悟を持たなければならない。

それだけ、過酷を認識しなければならないだろう。

  転職するぐらいのカルチャーショックがあるはずだ。

そして、そんな従業員の悪戦苦闘があって、お互いの企業文化がぶつかり合い、理解しあい、そして融和していく。

  そこまで覚悟しなければ企業連合は失敗するだろう。








| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年8月28日 (火)

集客マップから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


集客マップ。

  企業毎に色々な呼び名があるだろう。

要は、カード会員を募ってカードサービスを実施している企業では、カード入会の際に住所を登録していただくのだが、その登録住所からエリア毎にカードの稼働率や買い上げ金額等が割り出され、どの地域からどれだけの来店客と販売金額を獲得しているのかを見るマップのことである。

  この作業は当社では販促の仕事となる。

販売会議に出席していると、新たな競合店が出店する店舗の集客マップを作成して、現在のカード会員の稼働率や集客エリアから、どのエリアから集客が増加しどのエリアは減少しているか等の情報を提供するのだが、敢えて販促部長にお願いして当店の集客マップを作成してもらった。

  この秋に新たな競合店の出店が控えているからである。

厳密に言うと、約6k離れた距離にある競合店が二店舗存在するのだが、その二店舗の間に割って入って出店する別の競合店が新たに出店するのである。

  その二店舗の距離はわずかに800メートル程度。

その800メートルの間に割って入る競合店があるのである。

  自店から6kとは言っても、クルマで走るとわずか12分程度。

その間のお客様からすると、10分圏内の距離となる。
新たに出店するわけであるから、影響がゼロということは無い。
まして間に割って入られる競合店からすると絶対に潰しに掛かる距離である。

  そんな熾烈な戦いが始まるエリアからどの程度の集客を得ているのか。

それが知りたかったのである。

  ここ最近は結構な集客増のエリアであることがわかった。

その地域もそうだが、その地域と当店との間のエリアからの人口と集客率の高さが目立つのである。

  “今から手を打たねばやられるな”

今回作成して頂いた集客マップを眺めていて、率直にそう実感した。

  “対岸の火事では済まされないぞ”

新たに競合店同士の戦いの間に割って入る企業は、最近注目されているチェーンストア。

  チェーンオペレーションの徹底度合いには定評がある。

要は、スキの少ないチェーンストアであり、一日を通して時間帯別の売場の安定度は抜群であり、いつ行っても安定した売場が為されているという強みを持つ。

  逆に言うと面白みは少ないかもしれない。

そんな競合店が出店するのである。

  個人的には対岸の火事の見物をしたいのだが。

自店にも飛び火する確率が高い為、見物がてら自店の対策と販売強化を更に追求しなければならないとも思っている。

  9月の最大の課題はそこになるであろうか。

思えば、競合店と1k未満の立地に出店するエリアがこの近くにもう一店舗存在する。

  9月から10月にかけての出店ラッシュ。

そして、その出店がいずれも競合激化の間に割ってはいる出店となる。

  海岸の火事という野次馬根性と飛び火のリスク。

やはり、対岸の火事という野次馬根性だけでは何も学べないのが競合対策である。

  その対岸に自ら足を踏み入れてこそ、競合対策が身につくのも事実である。

今回はその対岸に積極的に足を踏み入れるつもりである。









| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月27日 (月)

結果

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


結果は後から付いて来るものである。

  結果を急いではならない。

なぜなら、結果を求めても期待通りの結果には結びつかない場合が多い。
逆に結果よりも、お客様の為に継続したことに対しては必ず後から結果が付いて来る。

  これがこの業界の常識であろうか。

ここで言う結果とは、概ね「売上」の事である。

それはどう言うことかと言うと、売上とは客数と客単価に分けられる。

  客数が増えること。
  一人のお客様が購入される金額た増えること。

この二つの要素によって、売上は成り立つ。

  お客様が増えるとは、お店の信頼が高まること。
  その信頼以上の売場が、日々作られていること。

お客様の信頼とは、裏切らない売場のことだ。

  “いつ行っても安定した売場が維持されている”

という毎日の事実が継続されているということ。
それには、人材の成長もあろうし日々の安定したオペレーションもあろう。

  その結果としてのお客様の来店動機。

“どこよりもあのお店はいつ行っても安定した売場で、私の期待を満たしてくれる”

  そんなお客様の来店動機を構築するのは日々の継続が必須となる。

それが、お客様のそのお店に対する「支持」である。

  いい売場の時もあればダメな時もある。

そんな状態では、お客様の支持は得られない。

  いつ行っても安定している。

その事実が、お客様の期待を高めてくれるのである。

  お客様は買い回りをしてお店を決めるのでは無い。

期待に応えてくれる売場であると信じているから、そのお店にクルマを走らせるのである。

  期待に応えた売場であるから商品購入し次回もと思うのである。

商品化技術よりも、日々の安定した品揃え、鮮度、品質、品切れ等の方が重要となってくるのかもしれない。

  だから誰が出社の時でも同じ売場が作れる。

そんな教育とオペレーション体制が重要となってくるだろう。
そこに必要なのは、レベルは低くても誰が出社しても同じ仕事や商品化でできるという仕組み。

  この構築でお客様の来店動機も安定してくる。

その来店動機を軸に、期待以上の売場が一人のお客様の買い物金額が高まっていくのであろう。

  ここに客単価の上昇が伴ってくる。

期待値を超える売場の構築。

  目的以外の商品が安かった。
  目的の商品以上のものがあった。

来店動機となる商品以外の商品の購入や高単価品の購入が追加されると、客単価の上昇に結びつく。

  何れにしても、そんな結果は継続されて初めて可能なところとなる。





| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月26日 (日)

ベテランの技

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、ネタ切れ(泣)。

よって、先日のガイアの夜明けから。

  漁師の技の見える化に取り組む姿であった。

近年の食生活における魚離れ。

  それはどこから来ているのか。

もちろん、肉食の台頭もあろう。
魚料理に付き物の、「骨」や「皮」の処理の面倒さもあろう。
更には魚料理の際の、アラ処理や煙の問題も家庭によっては嫌がられる。

  しかし、「魚価の高騰」による価格の問題も大きい。

そこには、魚自体の枯渇化や漁師の絶対数の不足という深刻な問題も潜んでいる。

  漁業関係者の不足。

特に、漁師の不足も他の農業や林業と同様に深刻な問題である。
そんな中で、個人個人が所有する、漁師の技を化学的に解明し、その技を一般公開することで若手の漁師も漁獲高を高めていき、漁師という職業を魅力あるものにするため行動している一人の大学教授を追った。

  資源枯渇に対しての対策等色々な取り組みが放映された。

そして、私が一番注目したのは、

  ベテラン漁師の裏技を化学的に解明する取り組み。

それをドローンを使ってベテラン漁師の餌の撒き方や漁船のスピード等と合わせて、そのベテラン漁師の勘と経験を化学的に解明しようとするもの。

  その解明された裏技を若手漁師が引き継ぐ場面。

今、衰退に瀕している技の化学的な解明による一般化。

  この必要性を感じたのである。

それは、漁業だけの問題ではないだろう。

  農業も林業も同様のことだ。

特に一次産業と言われる分野はそうではないのだろうか。

  漁業も農業も従来から個人生産だった。

漁師や農家は個人の船や土地で、その所有者が個人的に個人の技術を以って生産して来た経緯がある。

  農業は地域の協力を要する場面がある。

それが地域の結び付きにも繋がっては来たが。

  漁師はそれこそ個人プレー。

よって、ベテラン漁師になるほどその技も個人所有のものになり、若手漁師がその技術を身に付けるには、其れ相応の時間と経験を要した。

  このことが現代の職業観からどんどん外れていくのである。

時間と経験を要する職業。

  人口減の現代には相反するシステム。

そこを如何に「見える化」することによって、誰でもベテランの技を身につけられるかという課題の克服が迫っているのであろう。

  所詮、人生は簡単に習得できるものではない。

しかし、我々人間はそこを克服して、豊かな人生を享受して来た歴史がある。

  従来は個人の技術は外に出ることは無かった。

その個人が亡くなったらそれで終わり。
しかし、時代はそれを化学し解明できる時代になったのだ。
その時代に合わせた、技術の解明と習得の時代。

  それは漁業だけの問題ではない。

我々小売業も、ベテラン技術者の勘と経験から作り出された技術をもっと化学的に解明しなければならない時代になっているのではないだろうか。

  その為には組織的に技術を伝承しようとする機運がなければならない。

例えば、ベテラン職人の魚の調理技術。
本気で、この技術を映像化して、そのポイントを解明し若手社員への教育に役立てている企業がどれほどあろうか。

  「俺の背中で学べ!」。

それはそれで人間を鍛える一つの手法ではあった。
しかし、時代はもっと先を行き、それを映像化できる時代になっているのである。

  そこに踏み込んだ組織が次へのステップへ進むのであろう。



| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年8月25日 (土)

自社競合

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店といえば、他社との競合を指すのがほとんど。

  自社競合を競合店とは呼ばない。

しかし、現実には自社競合で数値左右されている店舗も多いだろう。

  自社の新店出店によっての影響。

これだけ競合がひしめいてくると、競合が出店する前に自社で用地を確保して他社が出店する前に自社出店する場面もあろう。

  自社競合の出現。

エリアによっては、自社競合がほとんどというエリアも全国には多いかもしれない。

  昨日も書いたが自店の数値を左右するのは競合店の存在。

だから、自店の数値を改善したければ、競合店からお客様を奪うのが一番の近道と言える。

  競合店が閉店などすれば最大のチャンスとなる。

そうやって、対競合店に対しては、色々と情報を集めて競合対策を施すのだが、自社競合に対しての対策は皆無と言っていいほどだ。

  自社競合からのお客様の奪い合い。

これも確実に数値効果に現れるのだが、そこのところへのツッコミはほとんどないのげ現状ではないだろうか。

  なぜか?。

トップや上司もそこには踏み込まないから(笑)。

  「自社競合?。」

そういうと、笑ってゴマかされそうな気配であろうか。

  “自店の業績を自社競合のせいにするのか”

そんなニュアンスになっているのだろう。

  しかし自社競合の影響度は高い。

特に、特段の競合店が存在しないエリアでの自社競合は範囲が広まるものだ。

  5kも離れているから影響ないだろう。

しかし、間に競合店が存在しなければ、やはり間の2k圏内のお客様の奪い合いは発生しているのである。
かと言って、おおっぴらに敵を剥き出しにして競合対策を打つわけにも行かない。
何も無駄な血を流してまで、ぶつかり合う必要の無い相手であるから。

  品揃えも売価も同じ競合店の存在。

我々は、この存在にどう向き合えばいいのだろうか。

  やはり「売り方」だろうか。

売り方まで、本部に指定されている企業は少ないだろう。

  ダイナミックな売り方や商品化。

商品や売価はいじれない。

  ならば、やはり「売り方」で差別化するしか無いだろう。

売り方というのは、お店や個人特有の技術だと思う。

  販売技術という言い方もできようか。

店舗レイアウトや販売什器は店舗固有の資産であるから、そこを変える訳にはいかない。

  売り方なら如何様にも対応できるからだ。

旬のダイナミックな展開や調理技術を駆使した商品化。
更には美味しく安価な輸入牛を使用したアイテム作り。
夜までしっかり刺身、寿司、弁当が品揃えされた売場。

  一昨日の「評価ポイント」に連動した分野であろうか。

要は、来店動機につながる部分をコツコツ積み重ねていくしかないだろう。

  その積み重ねが、近い将来に必ず結果として現れて来るだろう。










| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月24日 (金)

チャンスに切り込む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店との関係。

  数値変動に一番の影響を与えるのが競合店の存在。

競合店が開店するというリスク。

  ゼロから生まれるリスクの拡大。

競合店が閉店するというチャンス。

  ゼロになるというチャンスの拡大。

当然、競合店が新たに出店するという状況では、出店以前から対策を打ち、自店の改装をし競合を迎えるという行為を行う店舗が多いだろう。

競合出店以前に自店のお客様をしっかり囲い込み、客数や売上を高めておく。

  結果、競合店出店に対しても最小限の影響に抑えられる。

逆に、競合店が閉店したら。

  “何もしなくても売り上げ拡大するでしょ”

今まで存在していた競合店が閉店してゼロになるわけだから、何もしなくても競合店を利用していたお客様の何割かは自店に来てくれるであろう。

  しかし他の競合店との奪い合いが生じているのだ。

もし、他競合店が閉店した店舗のお客様の囲い込みを実施し始めたら、閉店したお客様を根こそぎ奪われてしまうのである。

  競合閉店の効果がなくなるのである。

逆に、競合店閉店のこの機に根こそぎ奪おうと奮い立ったら。

  競合店閉店時の売り上げをそっくり頂くことが可能となる。

どちらを選択するかである(笑)。

  意外に競合店閉店時は何もしないものだ。

しかし考えてみれば、多少なりとも売上が上がるというチャンスを、単に売上が上がるという認識として捉えるか、売上が上がれば「人材」が更に必要となり、荒利額が高まるのだから荒利ミックスがかけやすくなるため、攻めるカテゴリーが増えるということでもある。

  競合店閉店時も対策を要するのである。

競合店閉店に際して、どれほどの売り上げ増を見込むのか。
その為の人員を如何に獲得するのか。
獲得した人員でどのカテゴリーを強化して集客力を高めるのか。

  そして結果として荒利効果はどう変化するのか。

概算でもそのような試算を図り、実行すれば数値効果は最大になるであろう。

  何れにしても他競合店とのお客様の奪い合いは続くのである。

そのきっかけとして、競合店の閉店とは大いなるチャンスであり、対応次第で大きな数値効果を得られか得られないかに別れていくのである。

  どうせなら最大限の効果を頂きたいものである。









| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月23日 (木)

評価ポイント

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お客様がお店を評価するポイント。

  「あのお店は良い魚を置いている。」

そのようなポイントはどこにあるのだろうか?。
魚だけではなく、野菜、果実、お肉等々、お店の品揃えに対しての評価ポイントはどこにあるのだろうか。

当然、すべての商品や品揃えに対してそう感じているわけではないだろう。

  部門毎にあるカテゴリーを以って評価されているのだ。

お客様が評価してくれる売場のポイント。

  しかしそのポイントはリスクも高い。

お客様が評価するポイントが、そのまま実際の売れ筋に結びつくかというとNOだ。

  評価はするが、購入はしていない。

それも現実。

  だからと言って売れ筋に絞ってもいけない。

その評価が来店動機に繋がっているのだから。
自店の強みに対してのお客様の評価があるから、そのカテゴリーの商品や単品が実際には量販されていはいないが、そのカテゴリーの高い評価によってその部門やそのお店に買い物に行くという来店動機が高まるのである。

  数値には現れない効果。

この効果検証は難しい。

だから、企業のトップや上司からロス対策や荒利対策の指示命令として、死に筋商品のカットや廃止を告げられてもなかなか反論できないのが実情であろう。

しかしその評価があるから競合店と比較して来店されるのである。

  野菜なら「価格」であろう。

実際の安さではなく、お客様のイメージでの安さである。

  「あのお店はどこよりも安い。」

そうお客様が認識しているかが重要。

  果実なら「味」。

それも、今が旬の果実での味と品質で負けないこと。

  「あのお店の果実はハズレが無い。」

この評価は絶対である。

  魚は丸魚の鮮度と品揃え。

丸魚の代表格の「イカ」「アジ」「イワシ」「秋刀魚」が刺身用であることを絶対条件に、毎週の産地直送で豊富な品揃えを提供されていれば評価は高まる。

  「ここはお魚が豊富ね。」

しかし、魚はすぐに鮮度が落ちる。

  鮮度落ちの前に売り切るという販路がなければロス増となる。

その販路を構築しない限りは、豊富な丸魚の品揃えは実現してお客様の評価は得られない。

  精肉なら「牛肉」。

和牛と言いたいところであるが、輸入牛の豊富な品揃えとアイテム作りの方が最近はお客様の評価が高いように思える。

  それだけ牛肉を食する場面が多くなったのだろう。

そしてそれを実現できるのは、豚肉での荒利ミックス。

  豚肉相場は精肉の明暗を握るのである。









| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月22日 (水)

個性

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


現代は個性の時代。

  個性が尊重される時代である。

個性が尊重されるといことは、生き方においても人それぞれの生き方が尊重されるということであり、多少人間の倫理観からはみ出した思想や言動にも許容範囲が広がってきているようだ。

そんな個性尊重の時代に生きていると、個性同士のぶつかりによって起こる揉め事にも事欠かない時代でもあるのだろう(笑)。

  先日も、ある揉め事の仲裁に入った。

こんな風に言われた。
その言い方が許せない。
あなたの言い方もおかしい。

  そんな話が耳に入ってきた。

男性同士の揉め事であれば、お互いに両者を立ちわせて面と向かって直接会話をさせることにしているが、女性同士の揉め事の場合は直接立ち合わせることはほとんどない。

  しかし今回は個性同士のぶつかり合いだった。

私は、このように考え行動する。
私は、こう思い、こう行動する。

  このような個性のぶつかり合いが明確だった。

迷った挙句に、当事者同士を立ち合わせることにした。

  女性同士の揉め事では初めてのことだ。

中に、同僚で仲裁的な人物も交えての立会い。

  お互いに自分の考えと相手への非難を言わせた。

言いたいことを言わせたのである。

  お互いに出るわ出るわ(笑)。

しかし個性のぶつかり合いだから、お互いにサバサバしたものだ。

  あなたのその言い方が許せない。
  私はこんな言い方しか出来ないの。

明確にこのように意思表示をする。

  お互いに自分の表現方法だけは譲らない。

逆に聞いていてこちらが冷や汗を流してしまうほどだ。
しかし、個性の時代とは、自分の個性を主張もするが相手の個性も尊重する時代でもある。

  自分と異なる個性を持つ他人も受け入れる。

今企業では、人材不足も手伝って効率的な標準化された組織を目指している企業が多い。

  それは働き方改革という視点からも重要であろう。

しかし時代はどんどん個性を尊重する時代へ向かっている。

  かっては逆だった。

時代はまだまだ日本人の倫理観からの個性を主張しない時代でもあった。
しかし、各部門には個性的なチーフがゴロゴロしていた。

  だから人事異動で色々な個性と出会える時代でもあった。

逆に現代は標準化という組織の方向性と合わせるように、自分が持つ個性を主張しない風潮があるのだろうか。

  だから内面に憤りを溜めてしまうのだろう。

個性を発散する。

  現場ではそんな空気が必要なのではないだろうか。








| | コメント (6) | トラックバック (0)

2018年8月21日 (火)

100回記念

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


夏の高校野球全国大会が100回を迎えた。

  今年が記念すべき100回目の大会。

そして、その記念大会に相応しい盛り上がりを見せ、本日が決勝戦となる。

  決勝戦では太田幸司さんが始球式を行う。

まさに、記念大会の決勝戦に相応しい方が、当時の相手である井上投手とともに始球式を行うとう計らいは涙ものであろう。

  初めて真紅の大優勝旗が白河の関を越えるか。

そんな期待を背負って太田幸司を擁する青森は三沢高校と百戦錬磨の愛媛は松山商業との決勝戦は行われた。

  私も見ていた、と思う(笑)。

正直勝てた試合だったと思う。

  しかし、流石は百戦錬磨の松山商。

エースの井上投手をセンターに回して温存したり、再びここぞで登板したり。
そこに振り回された三沢高校は、結局得点できずに太田投手は延長18回を投げきり、翌日再試合となったのである。

その後も、東北人の願いである真紅の大優勝旗は白河の関を超えていない。

  福島県では田村投手を擁する磐城高校が決勝で桐蔭学園に敗れた。
  宮城県では大越投手を擁する仙台育英が決勝で上宮高校に敗れた。
  ダルビッシュ有を擁する東北高校が決勝で常総学院に敗れた。

その後も何度か東北勢が決勝に駒を進めるが、東北人の願いは叶わない。

そうこうするうちに、真紅の大優勝旗は、津軽海峡をこえて北海道に渡ってしまったのである。

  田中将大の時代である。

そんな経緯を踏まえての今回の決勝戦。

  本当に100回記念に相応しい決勝戦となった。

第一回大会の準優勝校である秋田中。
そして、100回大会の決勝も秋田勢。

  秋田の、そして東北の夢を背負っての決勝戦。

対する大阪桐蔭。

  こちらは春夏連覇がかかっている。

それも、史上初の2回目の連覇。

  何が勝っても歴史に名を残すことになる。

そして今大会の金足旋風。

  この大会は金足農業の為の大会の様相を呈してきた。

勝っても負けても、金足農業の健闘は大いに評価され、地元秋田では絶対的な存在となるであろう。

  それだけ、当時の三沢高校に匹敵する活躍と話題性である。

秋田出身の生徒だけで、9人で勝ち抜いてきた。
更には、県立の農業高校としての存在も現在の高校野球界では稀な存在。

  更に、吉田投手が一人で投げ抜いて決勝まで到達。

流石に私も決勝まで駒を進めるとは思わなかった。

  甲子園の神がもたらした奇跡。

特に、横浜、近江、日大三高と続く試合は死闘であった。

  共に終盤までもつれ込む接戦。

そして決勝での大阪桐蔭。

  大阪桐蔭が底力を見せるか。
  金足農業が奇跡を起こすか。

さて、見ものである。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月20日 (月)

規制の是非

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ガイアの夜明け」。

  この番組で以前から取り上げてきた「JA」関連。

ガイアの夜明けでは過去に何度もこの問題を取り上げてきた。

  その甲斐あっての法改正も進められてきた。

しかし、番組ではその法改正も歪曲した見解で指定団体以外との取引を拒む「JA」側。

  この番組を見ていて「規制」とは、を考えさせられた。

規制。

  本来「JA」は農家や酪農家を守るために発足した団体。

全国に多くの農家が存在した時に、毎年の豊作や不作といった不安定な収穫と収入を安定させるべく、その流通を一手に司り、農家の安定収入に貢献する目的で活動し評価されてきた団体。

  しかしいつしか時代は変わった。

減少する農家や酪農家と反比例して「JA」の組織は大きくなりすぎた。

  「JA」自体の安定に基盤を置かざるを得ない状況。

目的がいつしか農家から自らの団体へと化していったのではないだろうか。

  私は規制緩和だけがいいとは思っていない。

交通ルールや法律と同様に、この世の競争にもある程度の規制は必要であると思っている。

  昨年5月の酒税法の改正。

賛否両論あろうが、この法改正という規制で小売業の酒の利益は大幅に改善されたのも事実。

  適正な価格での販売ルールが功を奏したと言える。

他方、若者のビール離れに拍車を掛けたという見方もあるが、ビールを大量に消費していた時代のビールの価格は今の倍以上していたではないか。

  倍の価格でも倍の消費。

法に守られ、お酒を販売できる小売が免許制によって限られていた時代は、規制というルールによって、今以上に価格コントロールされていた時代。

  それでも今の何倍もの消費がされていた。

これが時代というものだろう。
そして、どの小売業でもお酒が販売できるレベルの免許制になり、一気に価格破壊が進んでしまった。

  お酒は儲からない。

我々小売業のビールの荒利率はとりわけ低い。
そこにちょっとした規制が入ることによって、利益が大幅に改善された。

  規制とはこのようなものである。

逆に、「JA」の限定された販路には規制緩和が必要なのであろう。

  しかし「JA」とて人材を抱えた組織である。

急にそれを撤廃したら、「JA」の人材が路頭に迷うことになる。

  徐々にお互いの組織を変えていくしかないのだろう。

更にこの問題で、規制を完全に撤廃したら、逆に酪農家が追い込まれる結果に繋がることも大いに考えられる。

  しかし将来的に言えることは・・・。

いずれ農業も酪農も大規模な組織運営に変わっていくであろうということだ。

  農家や酪農家という個人運営ではなく組織運営に。

そして、農業や酪農に従事する従業員も、安定した週休2日制度により、より人間らいし暮らしを享受できる日がきて欲しいものである。






| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月19日 (日)

運命

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎週水曜夜10時。

  「高嶺の花」。

華道の家元に生まれ、家元を継ぐことを運命づけられた女性を演じる石原さとみ。

  以前にもこのブログで取り上げた。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-0349.html

  自分の誕生の秘密を知ったもも(石原さとみ)。

家元の束縛に縛られずに自由に一般の女性としての生き方を選択したもも(石原さとみ)であったが、自分の命と引き換えに自分の子供が家元になることを望んで、自分を産んだ母親の話を聞かされショックを受ける。

  生まれながらにして家元を運命付けられた人生。

そこからこの物語は大きく転換していくのであろう。

  華道という特殊な世界。

私もその世界の概略さえわからない。

しかしどんな世界でも生まれながらにして運命ずけられた人生とは如何なものか。

  そんな世界は身近にもたくさんあろうか。

酒屋の倅(せがれ)、魚屋の倅(せがれ)、農家の倅(せがれ)に始まり、画家の娘、バイオリニストの娘、陶芸家の娘、等。

  芸術の世界ほどその一代で完結する方は多い。

しかし、華道家の家元ともなれば何百年も続く由緒ある家柄。
そこに生まれた子供は、その家元か、華道という道から外れるわけにはいかない運命を背負って生まれてくるのだろう。

そして、家系を守るという使命と華道という芸術の世界を極める使命。

  その二つの使命に束縛される運命。

これは歌舞伎の世界にも通づるものであるかもしれない。

  小さい頃から俗世間とは乖離した場所で英才教育を受ける。

そうやって物心つく頃からその世界の英才教育を受けて育った子供。
何に染まることもなく、その世界にまっしぐらに突き進む人生。

  このドラマにはそのような背景がある。

そして再び華道家として、家元を継ぐ華道家としての試練に立ち向かっていく。

  華道家としての能力開発。

以前は見えていた芸術性の世界を、再び取り戻そうと決意して、自分に足りない経験を残酷なやり方で積もうとするもも(石原さとみ)。

  第7話から急展開を見せる「高嶺の花」。

この物語にハマっていきそうである。






| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年8月18日 (土)

秋の到来?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お盆商戦が終わった。

  今年も短期集中的なお盆商戦。

結果に笑った企業、泣いた企業があろう。

  昨年の反動もあり当店のお盆商戦は笑顔で終えることが出来た。

各企業、各店舗、そしてこの記事を読まれている方も、お盆商戦後の一時を過ごされているのではないだろうか。

  お盆が過ぎると一気に秋の気配に包まれる。

特に今年は例年にない猛暑であった。
よって、その猛暑が過ぎると感覚的にも一気に秋を感じる触感を持つのであろう。

  気温も30度前後と落ち着き秋を感じる気配となる。

ウロコ雲も出現し、秋風も吹き始めた。

  鮮魚部門では「秋刀魚」や「秋鮭」が登場してきた。

毎年のことであるが、お盆を過ぎると秋の味覚が一気に登場してくる。

  そして秋の味覚にふさわしい気候に変化してくる。

秋の気配はしていたのであろうが、お盆商戦に熱中していると外の気配には鈍感になってしまうのだろうか。

  毎年思うのはお盆後の気候の変化に驚かされる。

今年は稀に見る猛暑であった。

  残暑は残るのであろうか。

しかし、これだけの暑い夏の後は、大抵は秋の到来は早めとなる。

  いや、そう感じるのが人間の体なのであろう。

秋味を食べたくなるというのも、人間の本能の為せる技。

  そしてタイミングよく登場する海産物やおでんメニュー。

まだまだ、汗ばんだ陽気ではあるが、なぜかホットなおでんや秋刀魚の香ばしさを体が欲しているのがわかるのだ。

  猛暑の中でのさっぱりメニューにも飽きがきているのだろう。

思えば、今年の猛暑。

  売れるものが売れた夏。

やはり、日本は春夏秋冬、暑いときには暑く、寒いときには寒くならなければ、売れるものが売れない。

  更に来店時間のギャップをチャンスへ転じることが出来たか否か。

そこも大きな分岐点であったような気がする。

思えば、昨年8月後半に競合店の惣菜部門が一時営業を停止していたことがあった。

  あれから一年。

棚ボタの業績から一年が経過する。

  本当の実力が試される時期となる。

さて、この1年間の取り組みが、どんな結果となって目の前に現れるかも楽しみな秋の到来である。








| | コメント (5) | トラックバック (0)

2018年8月17日 (金)

お盆商戦2018

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お盆商戦2018。

  結果は如何だったでしょうか?。

「思った以上に前半型」。

  私の印象である。

今年は12日の日曜日に集中。

地域にもよるだろう、店舗にもよるだろう、そして企業にもよるのかもしれないが、当店に置けるお盆商戦はこの日曜日の集中に尽きるようだ。

  日曜日を販促面で強化している企業の特色。

それが、今年は12日の日曜日を集客のピークに仕立てたと思われる。

  昨年は13日が日曜日。

当然、そこでの集中が見られたが、今年はその反動から13日の見込みが多少外れて動きが鈍かった。

  特に、ご馳走商材の動きが鈍い。

刺身類、牛肉類、そして惣菜や寿司といった即食系のご馳走関係が、13日の特に夕方以降の集中を欠いた企業が多かったのではないだろうか。

それも、昨年の反省から今年の計画を立案する企業が多いからであろう。

  当然昨年の実績は参考にしなければならない。

しかし、即食系のご馳走類となると話は別。

準備用品はある程度の日付で同一的な買い回りが行われるが、ご馳走となるとまた話が異なってくるのだ。

  お盆準備用品は必須商品。

誰が来る来ないに関わらず、必須で購入される商品である。
しかし、ご馳走となると、帰省して帰って来る家族、親戚の帰省日やUターン日と重ねて購入日が微妙に異なってくるものだ。

  今年は帰省ピークが11日(土)。
  Uターンのピークが14日(火)。

それが今年の曜日回りからの人の動向である。
よって、11日から一気にお盆商戦が活発化してきたようだ。

  そして12日の日曜日。

当店でも予想を上回るお客様が来店された。
日曜日を強化してきた店舗にとっては、昨年の13日(日)の傾向が今年は12日(日)に現れたようである。

  逆に13日の傾向が昨年の14日のような動きであった。

午前は好調だが、午後以降の集中が少なかった。

  それは13日には早々にUターンへの備えからであろう。

14日がUターンのピークという情報が流れれば、一日Uターンを早めたり15日に引き伸ばしたり。
結果的には、15日がUターンのピークに変更されたようだが(笑)。

かと言って14日や15日が完全にお盆の終わりかといえばそうでもない。

  送りまでしっかりお盆を過ごす。

そんな方もまだまだ存在するのも事実。
よって、刺身、寿司、惣菜類は16日まで緩やかに下降線をたどるのがこの業界の常識。

  しかし毎年の傾向は一致してきている。

短期集中型になってきているお盆、年末商戦。

  これだけは曲げられない事実であろうか。





| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年8月16日 (木)

お盆の在庫管理

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お盆商戦も後半戦。

  8月13日頃が最大ピーク。

概ねの地域や店舗では上記期日を中心にお盆商戦が繰り広げられているのだろう。

  地域によっては12日の日曜日が今年は最大ピーク。
  また地域によっては15日中日が毎年の最大ピーク。

そんな地域もあるだろう。

  前半勝負の地域は比較的都市部。
  後半勝負の地域は比較的地方。

そんな区分けも出来ようか。
そして、概ねの地域ではお盆商戦の最大ピークが去り、本日の送り火を迎えているのだろう。

  お盆商戦の最大の肝は在庫管理。

毎年のことだが、この盆商戦では11日から13日で際物の動きが劇的に変化する。

  それ以前の売場から日々変化していく際物売場。

その日々の流れが、初めてのお盆商戦では見えてこない。

  それは昨日の「置かれた環境で」でも記した通り。

だから尚更、出し切った売場の際物の在庫管理には気を使う。
特に、今年は11日からの集中が従来以上に急減に到来した。

一瞬で落雁や盆用品が欠品していく。

  “この段階では追加対応は難しい”

そう感じるか、それともそれ以前にその兆候を感じるかは、ある程度そのお店での経験がモノをいうだろう。

  それは事前の計画段階から把握できること。

今年の読み、途中での推移、そしてその瞬間での判断。

  基本は「在庫」は売場で管理するということであろうか。

際物は基本的には売場に出し切ることだ。
そして、売場という一箇所での動きを見ながら判断することが一番簡単な在庫管理の手法であろう。

際物をバックヤードに残しておく担当者を見かけるが、そこにはたくさんのリスクを抱えることになる。

  一つは、売場の量感から売り上げにならない。
  二つは、売場に出さないと売上げにならない。
  最後は、在庫管理が容易で売れ方が一目瞭然。

グロサリー部門や果実部門、そのほか鮮度劣化の少ないカテゴリーは上記管理が基本となろうか。

  そしてどのタイミングで売り切るか。

店舗によっては13日に早々に売り切り体制に入るお店もあれば、16日までしっかりと品揃えをしなければならない店舗もあろう。

  しかし、際物はやはり際物。

あるいっ時を過ぎれば、なんの価値もない商品となってしまう。

  その一歩手前で如何に売り切るか。

そのタイミングを知る経験豊富な担当者ほど、その手際は良い。

  際物の利益はその見極めで大きく異なってくる。

今日16日には再び生花が盛り上がるだろう。
そして完全に普段に戻るかといえば、地域によってはこの週末までご馳走商材の動きが多少なりとも続くお店もある。

  地域や店舗ごとに異なるお盆商戦。

何れにしてもお盆商材は売り切られ、この週末まで在庫をしてはいけない。
この週末は、秋への第一歩を踏み出す準備期間であろうか。






| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年8月15日 (水)

置かれた環境で

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今回のお盆商戦。

  このお店で初めてお盆を迎える担当者。

この春の人事異動から、このお店で初のお盆商戦を迎える担当者が数名いる。

  ほとんどは売上の高いお店からの異動。

よって、昨年自分が経験したお盆商戦からはトーンダウンしたお盆を迎えることになる。

  モチベーションは?。

そこが心配ではあるが、当人達と話していると、そんな余裕は無いという(笑)。

  とにかく新たな環境でのイベント対応に必死。

もっと大きなイベントを経験しているハズなのに、それより小さい当店での初のお盆商戦でも緊張するという。

  適正な対応に最新の注意を払う。

ここが難しいのだろう。

  計画、仕入れ、在庫、売場、陳列、売り切り。

その全てにおいて適正である必要があり、それは何度経験しても初めてのそのお店でのお盆、年末は緊張するのだろう。

  そしてその毎回毎回の緊張感が大きな肥しになるのである。

人事異動によって店舗という環境が変わる。
それは、店舗だけの問題ではなく、客層も変わるだろうし売上も変わる。
更には、部下の社員やパートさん達のメンバーも変わる。
また、店長や副店長といった上司達も変わる。

  あらゆるものが慣れ親しんだ環境から変化する。

その環境の変化の中で与えられた数値を如何に達成するか。

  この変化対応力が人間を強くしていくのだろう。

また、同じ人事異動といっても、同じ職位とは限らない。

  担当から主任へ。
  主任から店長へ。
  現場から本部へ。
  本部から現場へ。

このような環境の変化もあろう。
人事異動という環境は、組織から与えられたものである。

  しかしどう対応するかは自分次第。

その与えられた環境を活かすも殺すも自分次第。

  だったら、どうせなら、ということである(笑)。

どうせなら、その環境の変化を大いに自分への肥しにして欲しいものである。

  自分では選択できない、環境の変化。

要は、天から与えられたものであるが、それを天からの贈り物として受け入れるか否か。

覚悟を持って受け入れれば、前向きにその新たな環境の下で変化対応力を身につけることが出来、自分の対応力と幅が広がっていく。

  それは人事異動という環境の変化がもたらしてくれるもの。

今回のお盆商戦。

  何度経験しても初めての環境下でのお盆商戦。

さて、如何だったでしょうか。






| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月14日 (火)

マックスへの挑戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


単品量販。

  古くて新しい言葉であろうか。

昔から色々な言い回しで表現されてきたように思う。

  単品量販。
  単品拡売。
  徹底拡売。
  マックス量販。

等々。

  要は一品を徹底して販売金額最大値を目指すこと。

スーパーの品揃えは1万アイテムを超える品揃えであるが、そのアイテムの中から、これぞという商品を本部商品部なり店舗なりで独自に決めて徹底して売り込むこと。

  その裏側には何が隠されているのだろうか。

本部主導の場合は、政策的にメーカーとの取引によりある一定数量以上の取引の場合にある一定金額のリベートが生まれたり原価引き下げが行われたりという場合が多いだろうか。

現場の担当者の場合は、上記政策に基づいて現場の担当者も自らが自分の意志で上記商品を単品量販してやろうと決定して実施する場合と、全くそのような背景は無く、単に自分がお客様に勧めたいという販売意欲が高まって、単品量販に至る場合があろう。

  大切なのは後者。

そして、このような後者の思惑で単品を仕入れて量販する場合には、単品量販は成功するものだ。

  単品量販が成功するとは?。

ここが重要なのである。

  何を以って単品量販を成功と見なすのか。

自分の意志だろうが本部の意志だろうが、単品を大量に仕入れてそれを如何にして売り込むかという経験は、販売技術を高めてくれる。

その商品を通してどうやったら売れるのかを体験を通して販売技術を高めていくことができる。

  特に自分の意志で仕入れた商品は間違いない。

売ろうとする意欲が本部主導の商品とは比較にならないほど高いから。

  更に自分で仕入れた自己責任もあろう。

わざわざ自分で苦労を背負って立ち、単品を自分の限界を超えて仕入れ、それを売り切っていく。

  この体験はなんとも言えない負荷を自分に与えるものだ。

そして、最終的には色々な知恵を駆使して販売数量を伸ばし、その過程で全社1位になったり上位になったり。

  その過程でその単品の影響もあり荒利額も達成したりもする。

そして、結果的には予定期間内に売り切り完了して、また別の単品量販がスタートする。

  この繰り返しから得られる販売技術は本物である。

更に、生鮮部門であれば、その鮮度管理から更に胃の痛みを感じるほどのプレッシャーを感じながら今日、明日を過ごすことになる。

  商品が痛む前に売りきる。
  日付期限までに売り切る。

このプレッシャーはグロサリー部門とは別世界の緊張感を持つ。

  逆にいうと販売技術の習得も早いということ。

私も時折、自分でバイヤーと直接取引をして商品を入荷させて売場作りをし単品量販を行う時がある。

  この時ほど最高の幸せを感じるときはない。

そう、最高の幸せを感じるのである。

  なぜか?。

売る喜び、売れる喜びを感じることが出来るから。

  店舗全体の業績は別の喜びである。

それは、自分自身に対する喜びや満足感から来るものであろう。
そして、商売勘を落とさないようにしているのかもしれない。

  鮮魚部門の時の経験もあるのだろう。

たまにそのように自分自身への商売勘のチェックとして、自分の単品量販を強要するのかもしれない。

  その勘の衰えていないことをチェックしているのだろう。

しかし、生鮮場合は在庫管理は意外に楽だった。

  今日中に在庫をゼロにすれば良いのだから。

要は仕入れた分は全て売り場に出し切って、売り切って帰る。
だから、当日の中で荒利金額が確定し、荒利率が確定する。

  間違いのない商売。

それが生鮮部門(鮮度落ちの早い部門特性)でもあるから。
そして、商売勘とは概ね、単品量販から身につけていくものでもある。




| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月13日 (月)

一品の強みから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


大きな組織にも小さな組織にも「強み」を伴う商品を有している。

  強い「単品」。

味であり価格であり、希少性であり品揃えであり。

  うちでなければ出せない強み。

しかし、その強みを単なる品揃えのみでしか表現し切れていない企業が多いのも事実であろうか。

  まずは自社(自店)の強みは何か?。

その強みを自ら把握していなければ話を次へは進めない。

  例えば、産直の野菜単品の鮮度が他社よりも抜群に良い。
  例えば、直接取引しているシラスの鮮度と味は美味しい。
  例えば、挽肉は生の原材料のみ使用しており肉汁も美味。
  例えば、鶏肉を使用した惣菜の品揃えと美味しさは最高。

等々、自社の強みが存在する。

  その強みをその単品だけに留めていないだろうか。

当然、その単品には食べかというメニューが存在する。

  そのメニューを作るために調味料の品揃えがある。

その単品が強いということは、それに伴う調味料も強くなるはずである。

  そこまで提案しているか、ということ。

例えば、挽肉が生の原材料だけを使用したチルド商品であるならば。

  ハンバーグ、餃子、肉そぼろ、麻婆ナス等。

多くの挽肉を使用したメニューが存在する。

  そして挽肉を使用したクックドゥやうちのご飯も多い。

挽肉の強みを発揮している店舗では、多くのメニューが存在するクックドゥの中でも「挽肉」を使用することを前提としたメニューがやはり人気となる。

  例えば、「肉みそキャベツ」や「麻婆ナス」等。

これらのクックドゥは他社以上にその単品の構成比は高まるものだ。

  だったら挽肉の強みに便乗しよう。

そのような動きになっていくのが自然であり当然である。

  挽肉と共にクックドゥの肉味噌キャベツを売り込む。

この連動を組織的に行うかどうかで、挽肉の強みを更に強調できるし、挽肉が強くなれば更にその周辺調味料の動きが活発になる。

  これを積極的に自ら仕掛けていくことが重要だ。

そして、このように考えるとまだまだ眠っている強みのある商品と連動した調味料各種は数多い。

  強みの相乗効果を更に高める工夫。

一方の強みが、他方の弱みをカバーしてくれるメニュー提案の重要性。

  色々な関連を提案しているが。

やはり、自店の強みに関係した関連販売に特化して、更に強力な商品間の信頼関係が構築できるのではないだろうか。









| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月12日 (日)

元気のいいおばあちゃん

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、お盆商戦真っ只中。

今日は、先日来店された元気のいいおばあちゃんの話をしたい。

お客様にもいろいろ。

  お客様の年齢層もいろいろ。

先日、ある元気のいいおばあちゃんと出会った(笑)。

  「ねぇ〜店長さん、これはまぐろ丼用かな?。」

鮮魚の品出しをしている私に、あるおばあさんが聞いてきた。

  「これはまぐろ丼に美味しいですよ。」

その商品は、まぐろの切り落としとネギトロ用をミックスして盛り付けた商品であり、まさにまぐろ丼用に用意された商品である。

  「ただし、お子様にネギが嫌いな方もいますので。」

その商品にはカップの中に小ねぎが盛り込まれていたので、お子様が食べるには、ネギの好き嫌いがあるので、そのネギは入れない方が良いという趣旨で話をした。

  「子供に好き嫌いをさせてはダメよ!。」

そのおばあちゃんはきっぱりと、そう言い切ったのだ。

要は、まぐろ丼用として用意されている具材は、全てを入れることによってその本来の美味しさを味わうことが出来る。
だから、その中の一品でも好き嫌いがあるからといって、その具材を入れなければ、そこに用意されたまぐろ丼の美味しさや味わいが薄れてしまうという。

だから、孫にも強制的に好き嫌いをなくすように食べさせているという。

  途中でお孫さんがそのおばあちゃんに話しかけてきた。

「こっちが話しているんだから、黙って聞いていなさい!。」

  そう言ってお孫さんを叱りつけた。

“昭和のおばあちゃんだなぁ〜”

  昭和初期の怖い祖父母のイメージそのままである。

それでもなぜか爽やかな雰囲気になった。

  お孫さんもこのおばあちゃんの言葉に文句も言わず黙った。

「これで何人前かしら?。」

  そう私に聞いてきたので答えた。

「お子様だと2人前かなぁ〜。」

  「大丈夫、一人で食べれるわ。」

そう言い残してその場をさっと、去っていった。

  “元気のいいおばあさんだなぁ〜”

そして、思った。

  “こんなおばあさんに人生の大切なことを学ぶんだろうな”

世の中、徐々に自分中心的な思想になり、悪いのは全て他人で、自分は自分の価値観で生きていく。

  そんな風潮がまかり通る世の中になりつつある。

ダメなものはダメ、自分に厳しくても良いことは良い。

  自分が悪者になってもそれをしっかりと伝えていく。

そんな態度を明確に持っている人間が、だんだんとこの世から居なくなっていくようであるが、このようなおばあちゃんに出会うと爽快になる。

  お客様と従業員。

このようなお客様は、お店の従業員を見下すことなく、しっかりとけじめをつけて接してくれる方なのであろう。

  そしてそんなお客様と接すると、心が洗われていくのである。






| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月11日 (土)

店舗政策の重要性

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗政策にも色々あろう。

  年度計画、店舗コンセプト、部門コンセプト等。

厳密にいうと、年度計画に含まれる数値予算も、計画やコンセプトから導き出された結果の目標であると言える。

  店舗コンセプトとは競争力の強化である。

よってそれ自体は数値には表れないが、店舗という複数の部門を内包した総合的な存在である店舗という一つのお店の競争力を如何に高めるかが店長の仕事であり、そこに競合店との競争力の差が生まれて行くのである。

商品面だけを捉えれば、本部商品部と部門担当者とのコミュニケーションだけで十分であることが多い。

  しかしお客様の買い回りはワンストップショッピング。

商品毎にまたはカテゴリー毎に色々なお店を買い回るという買物行動は少ない。

  一箇所で食事の支度を整える。

これは昔も今も一番効率の良い買物行動である。
よって、如何に部門の縦割りを強化し、その縦割りの下で現場が強化されたとしても、それは個別の部門の評価は高まるが店舗という一個のワンストップショッピングの対象としての対象としての評価には直接結びつかないのである。

  お客様の来店動機は店舗という一個の屋根の下の部門の役割にある。

店舗内の各部門の役割。

  その役割を明確にし理解し実践する。

この前提が店長が中心となって作成する店舗政策(コンセプト)であろうか。

  要は、店舗としての来店動機(魅力)をどう構築するか。

店舗の魅力は部門の能力の総和ではない。

  お客様として部門毎に期待する魅力は異なるからだ。

その異なる魅力を、まずは店長が抽出し明確にし、部門担当者がその魅力を理解し実現するか否か。

  その根底にあるのが、競合店との格差。

競合店と比較して、この部門はこの部分でお客様からの魅力を圧倒的に得るという具体性。

  よって競合店が異なる個店毎の店舗政策となっていくのである。

それは、誰でもない、店長でしか出来ない役割であろう。

  青果は野菜の価格と旬の果実の単品量販。
  鮮魚は生の品揃えと夜の刺身の単品量販。
  精肉は輸入牛の品揃えと豚肉の味の追求。
  惣菜は弁当類の昼夜での圧倒的な品揃え。
  デイリーは・・・。
  食品は・・・・・。
  ベーカリーは・・。

等々。

  これも第一競合店の強み弱みにより異なるだろう。
  更に本部政策とも異なる部分があるだろう。

本部政策と大きく異なるのであれば、バイヤーとの打ち合わせは必須であろうし、大きな食い違いがなければ両面を重視して実施していく。

  何れにしても商品という武器は不変である。

同じ企業に属するのであれば、商品という武器をどのように売場に陳列して戦うかだけの違い。

  その戦い方からお客様はどこよりも自店を選択してくれるかどうか。

あくまでも、部門毎の強弱の総合体としてのその店舗が他の店舗と比較してお客様が魅力を感じてくれるかどうか。

  その結果が業績となるのである。

決して、部門の業績の総和が店舗の業績とならないところに、この商売の魅力と難しいさがあるのである。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月10日 (金)

ポイント頼りのリスク

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ポイントカードによる販売促進。

  一歩間違うとポイント地獄に陥る。

ポイント○倍セール。

  商品とは別の販売促進。

通常であれば、ある一定金額の購買金額に対して、一定のポイントを加算。
そのポイントがある一定のポイントになると、ある一定の買物金額券が発行されるという仕組みがほとんどであろうか。

  そのポイント加算を通常の2倍、5倍、10倍と加算する設定。

例えば、毎週日曜日はポイント2倍デーとか。

  設定当初は飛躍的な効果が生まれる。

前年比で2桁の販売金額の伸び。

  さて、ここからが問題だ。

そして翌年。

  前年が2桁の伸びを示した反動は大きい。

この2桁を伸ばした時に、それと同時に売り場のメンテナンスを図り、増加したお客様に対してどのような売場の良さを提案したか否かで翌年の伸びが重荷になってくる。

  売上げの伸びに慢心して売り方を変えなかった。

その結果として、翌年は同じポイント2倍セールを継続したにも関わらず、売上は昨年の110%に対して、90%前後。

  再び一昨年まで落としてしまった。

よくある話である。

  結果、ポイント5倍セールで対策を打った。

これもよくある話。

  そして更に翌年はポイント8倍へ。

これがポイント地獄である。

  ポイント販促の低下はポイント販促の更なる強化で。

何がいけないのか?。

  現場の販売力が何も進化しないからである。

現在の業績が何に起因しているのか。
そこが曖昧だと、現場は慢心してしまう。

  “この業績はオレのチカラだ”

そのような慢心は、どんな人間でも陥る魔物。

  どんなに意志が強くてもそれは防げない。

だから、ポイント販促の強化は慎重に慎重を重ねることである。

  できれば、そこには手をつけない方が良い。

ポイント販促には一切頼らない。

  そう覚悟した方が長い目で見て一番の近道ではなかろうか。

現場が、売場作りが、従業員の販売力が進化していかなければ、そして競争力がついていかねば、ポイント販促は逆効果としてしか後々には残らない。

ポイント販促とは、それだけ簡単に即効性のある販促である。

  簡単に即効性のある販促。

それは逆に、そこに頼ろうとする人間の弱さの表れであり、結果として、その慢心により益々競争力を失っていく序章なのである。

  その点を戒めていきたいものである。






| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月 9日 (木)

不振の菓子部門

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


菓子部門が大不振である。

  この猛暑により全国的な問題であろうか。

気温が高まると、菓子、パン、ベーカリーは概ね不振となる。

  逆にデイリー部門が好調。

全般的にそんな構図となる。

  「いやぁ〜店長、気温が高杉ます〜(汗)。」

ベーカリーチーフは私が問いかける先から先手を打ってこんな言葉を投げかけてくる(笑)。

  「焼きたての熱々パン」

本来はこのようなアピールで店内のお客様も食いついてくれるのだが、この猛暑では逆効果であろう。

  同様に菓子も清涼感が無いため不振に陥ることが多い。

特に「チョコレート」や「スナック」「米菓」類は厳しい。

  当店は今月3回目のカルビー全国味めぐりを開催中。

これは昨年に全国の各県毎にそれぞれの地域の名産の味をポテトチップスの味として売り出したのであるが、その中でも人気の味を再び復活させて上位5品を生産しキャンペーンをしているのであるが、その第二弾が先月後半よりスタートしたのである。

前回も思いの外好評であったが、今回もどちらかというと清涼感のある「塩昆布味」「牡蠣味」「かに味」が早々に売り切れてしまった。

  よって、バイヤーへ追加。

全般に不振を極める菓子類であるが、このシリーズだけは好調をキープ。

  一度は食べてみたい他県の名産。

昨年は当店は「しもつかれ」味のみを徹底して販売した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-3fd6.html
この時は、てっちゃん会メンバーに依頼して、しもつかれコトPOPを各メンバーの方々が作成して頂いたり、追加納品したしもつかれチップスをdadamaさんが応援に駆けつけてくれて陳列したりと全社1位を目指して総力を挙げて販売したのである。

  その時の売場作りが強烈なインパクトであったのだろう。

リバイバル第一弾の前回も約二週間でほぼ完売した。
今回は約一週間で上記3品が品切れしたため、敢えてバイヤーの追加対応してもらったのである。

  これでお盆商戦もこのまま戦うしかない。

逆に、お盆で帰省したお客様のお土産や話のネタ作りになればいいとも思っている。

  これらの取り組みもあるのだろうか。

なんとか菓子部門も現在のところは好調をキープ出来ているにが何よりだ。

  菓子部門は嗜好品。

これはdadamaさんの持論。

  よってお酒と同様に仕掛け次第で如何様にも数値が作れる。

日々のおかずやご飯と違って、別に食べなくても死にはしないが、売場作りやコトPOP次第では購入頻度が高まるカテゴリーでもある。

  「一度は食べてみたい」

そんな気持ちに火をつける「コト」がその売り場か感じれば、価格以外の要因から売れていく商品群。

  そんなコト販売で伸ばせるカテゴリー。

それが菓子類であるのだろう。







| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月 8日 (水)

私の猛暑対策

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


台風の接近によってようやく一段落の様相。

  今年の猛暑日。

思えば、6月中に梅雨明けという今年の夏。
そこからの気温の上昇とと猛暑日の連日。

  こんなに長い辛い夏は初めてだ。

当然、メディアも連日の熱中症の報道とその対策。

  「命の危険を伴う暑さ」

今年はこのフレーズがメディアから連発した。
この暑さとこのフレーズから、お客様の来店時間は劇的に変化した。

  午前と夜に集中。

よって、お昼の12時ごろから夕方6時ごろまでの気温30度以上の時間帯は、不必要な外出を控える買い物行動。

  日中のお客様は極端に少ない。

土用丑の日でさえも、ピークは午後6時ごろだったと思う。

  このような状況での製造部門は難しい。

一歩間違えば大幅なロスや廃棄の山となる。

よって、そのリスクを軽減するために、最大ピークの午後6時へ向けて製造部門が、刺身や寿司、お弁当類を作り込んで陳列することを避ける傾向にあったのではないだろうか。

  ここが今年の夏の分岐点ではないだろうか。

ここでお客様の来店時間のズレを仮設して製造部門がしっかりと商品展開してお客様の来店に備えるか、そのまま売り切り御免でチャンスロスを良しとするか。

  我々の商売は予約販売ではない。

売場に商品を陳列して、そこにお客様が来店して商品を購入する商売。
特に製造部門である、鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリーは来店されるお客様を予測して、商品を店内加工して製造陳列し、最終的には売り切っって終了する。

  ゼロに始まりゼロで終わる部門。

これらの部門は店内で製造しない限りは売上にならない。

逆に言うと、売場に陳列されている商品をお客様が購入するために来店する。

  売場に商品があるか否か。

当然、売場に商品が豊富にあるとい前程があるからそのお店に行くのである。

  “あのお店はいつ行っても商品が豊富にある”
  “あのお店はいつ行っても買い物ができない”

それが夜になればなるほど、選択肢は狭まっていくということだ。

  なぜか?。

自分の欲しい商品がそのお店に行っても無かったからと行って、夜になればなるほど他店舗にも無い確率が高まるから。

  だから確実に品揃えされているお店に集中する。

今年の夏はこの構図がより明確に現れるだろう。

  それは既にお客様の記憶に明確に刻まれている。

それを梅雨明け後からしっかり売場に実現してきた店舗はお客様の来店動機を一気に引き受けることになり、不明確だったお店はお客様の信頼を失い、夜のお客様を失うことになる。

  明暗がはっきりと区別される結果となる。

まさに、ピンチはチャンス。

  この猛暑というピンチをチャンスに変える。

リスクを持って、お客様の来店時間のズレを仮説し、店舗として夜の来店動機を高めるための部門毎の手を打ったかどうか。

  それが、8月の数値を左右するのではないだろうか。






| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月 7日 (火)

強みの定着

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ここで言う「強み」とは商品面ではなくサービス面。

  サービス面での強み。

各企業毎にいろいろな強みを有していると思われる。

  当社でも曜日毎のサービスに力を入れている。

月曜日 〜 パンの日。
火曜日 〜 均一の日。
水曜日 〜 お野菜の日。
木曜日 〜 冷凍食品の日。
金曜日 〜 お惣菜の日。
土曜日 〜 鮮魚直送の日。
日曜日 〜 お肉の日。

  例えば上記のように曜日毎のサービス。

このようなサービスを提供している企業は意外に多い。
そうすると、企業毎に強い曜日弱い曜日が存在する。

  強い曜日と弱い曜日の差はおよそ100万。

そんな強み弱みの差となって一週間の売上格差が生まれたりするものだ。

  しかしそれも店舗によって多少の違いがある。

曜日サービスを実施してから歴史の古い店舗ほど、曜日サービスが定着しており、曜日サービスの強いは極端に売上が上がる傾向にある。

  よって当店はまだまだ定着していない部類。

だから、同社他店舗よりも曜日サービスの強みがお客様に定着していない。

  曜日サービスの効果とはお客様の経験値である。

だから、どれだけチラシを撒いたかとか、チラシに強烈な単品を入れたかと言う問題ではない。

  お客様の経験値が条件反射とならなければならない。

だから時間がかかるのだ。
しかし、時間をかけた分お客様の条件反射は根強く、チラシを撒かなくても同じ曜日の集客力はなかなか衰えない。

  如何に継続することが商売には大切か。

「商売」とは「商い」。

  「商い」とは「飽きない」。

昔からそう言われ続けてきたが、これは商売の原理原則であることは間違いない。
飽きないでやり続けることが現代では疎ましいイメージであるが、この業界の原理原則は、商売の原理原則を飽きないでやり続けることにある。

  何も難しいことではない。

必ず成功すると言う強い信念を持つこと。
その信念が継続すると言う粘り強い行動につながること。

  これだけである。

継続すればするほど、それはその企業やその店舗へのお客様の経験値となり来店動機となる。

  それはその店舗の文化となると言うことだ。

その結果、歴史の長い店舗ほど曜日のサービスへの来店動機は高いと言うことだ。

  だから新店ほどその定着率は低い。

新店メンバーはそのことを理解して、来るべき未来を信じて今をしっかり定着させると言う強い意志が必要なのである。

また、既存店は今まで築かれてきたお客様の経験値を崩してはならない。
新天地に赴任すると、どうしてもその弱みばかりが目につくが、一方、その強みをしっかりと受け継ぎ、継続していく意志も同時に必要とされるのだ。





| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月 6日 (月)

変わる改装チラシ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新店オープンや改装オープン。

  オープンにチラシは必需品。

そして、そのチラシには多くのお客様を集客する為に、白物と言われる特売品が掲載されるのが慣例である。

  上白糖、卵、牛乳、豆腐、食パン、ヨーグルト等。

上記商品は日常品であり、毎日の売り上げ点数でも常に上位にランクされる商品群。

  これらを圧倒的な価格で集客に繋げる。

まずはお客様を呼ぶ(来店)ことからチラシ作りがスタートする。

  これが従来の常識。

今回、新規競合店が出店するエリアで、その競合店を迎え撃つ企業が改装オープンした。

  “白物商品を改装チラシに入れ込むだろう”

そんな常識を覆されるチラシが今回掲載された。

  白物商品は一切入っていない。

入っていないというよりは、強調していないと言ったほうが正しいだろう。

  チラシ前面は生鮮各部の主力品。

敢えて白物を前面から外して、生鮮3部門で勝負してきた。

  “考え方が変わったな”

そう、従来の改装オープンのチラシという考え方を変えたチラシ内容である。

  あくまでも自社は生鮮で勝負しますよ。

そんなイメージを強調するにはわかりやすいチラシではある。

  これは企業が外部や内部に伝えるメッセージであろう。

敢えて、価格を前面に出さずに、毎日購入される生鮮品を主体に、そこではある程度の価格を強調して、更には部門責任者の笑顔を商品とともに入れ込み、個人を強調したチラシ。

  この人がこの部門の責任者か。

そんな近親感を持てるようなチラシ内容であった。

  この目的の一つには自社内へのメッセージもあろう。

特売に頼らず、チラシに載った部門責任者が知恵を出し合って継続的に生鮮を中心とした購買意欲を維持してもらいたいという意図を、自社内に対しても強烈に印象づけるメッセージ。

  必要な時には価格もだそう。

しかし基本的には、商品の品質や調理技術、そして陳列技術を高めて、そこで競合店と勝負するスタンス。

  それをチラシに連動させた改装チラシ。

新店や改装といった場面でのチラシ。

  企業色が強く前面に出ることは間違いない。

そこに、企業の何を訴えるのか。
そして、その訴えがお客様に伝わり、同時に自社にも伝わるのか。

  “なんだ、チラシはかっこいいのになぁ〜”
  “売り場が全然チラシと違うじゃんかぁ〜”

新聞購読率が年々低下している現在から未来。

  チラシ戦略はどの方向へ進むのだろうか。










  

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月 5日 (日)

石原さとみの演技力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

毎週水曜、10時スタート。

  「高嶺の花」。

第四話まで見終えた。

  第一話を見落としてしまう大失策(笑)。

このブログでも紹介したものの、ときを忘れて第一話を見逃した(録画し忘れた)。

  よって、第二話からの視聴。

花道の家元の娘として生まれ、小さい頃から家元である父の手ほどきを受けて、花道の道を歩んできた「月島もも」役の石原さとみ。

第一話からのストーリーは、月島もも(石原さとみ)が結婚を前に破断となり、意気消沈している中で街の自転車屋の風間直人(峯田和伸)と知り合い、いずれ淡い恋に落ちていく課程。

そこに、家元である父の策略や華道の家元争い等が絡み合い、ももはこの世界に嫌気をさしているという設定か。

  圧倒的な家の違い。

そして二面性の顔を持つもも(石原さとみ)の二極化した演技力。

  このドラマは石原さとみの圧倒的な演技力が支えであろうか。

それほど、見ていてなんの嫌味もなく石原さとみに見とれてしまうほど、その脚本にマッチした演技を披露してくれている。

今まで石原さとみのドラマは結構見てきたが、今回の役はハマり役では無いだろうか。

  月島家での華道家元の顔。
  下町での自由で奔放な顔。

これらを使い分けながら、その両面で周囲の関心を高めていく存在感。

以前は、若くて清楚なイメージが高かった石原さとみであるが、彼女もいろいろな経験を積んできたのであろう。

  演技に女の深みが加わるようになってきた。

さて、一夜を共にしたももと直人。

  今後の展開が楽しみである。



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月 4日 (土)

鮮魚が下げ止まり?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私も積極的に入り込んでいる「鮮魚部門」。

  下げ止まったのか?。

6月ごろからの数値を振り返ってみると、もう下げ止まったようだという感想である。

  過去何年も続いた鮮魚部門の右肩下がり。

鮮魚部門を土台としてこの業界に足を踏み入れた者として、鮮魚部門の業績不振は他人事ではなかった。

  “なんとか好転させたい”

しかし、店長としての身から、やれることは自店での対応のみ。
それも、本部政策である鮮魚部門の陳列レイアウトやスペースアロケーションといった細部の売場に関してはあまり関与してこなかった。
 
  本部提案を如何に自店で徹底させるか。

そこへの支援が中心だったが、昨年の中盤ごろから本格的に個店でスペースアロケーションをいじれるようになってからは、業績が少しずつ改善の方向に向かうようになっていった。

  “個店の数値に関してはなんとかなってきたか”

鮮魚部門のカテゴリーでも、自店での強みはどこにあるのか?。

  「刺身」なのか「一般魚」なのか「塩干物」なのか?。

そこを明確にして、自店の特性をしっかりと見極め、更には競合店の強み弱みを把握しないと、自店の今後の方向性は見えてこない。

当店の場合は開店当初から一般魚が強く刺身が弱かった。
それは競合店の強み弱みと相反する結果でもあった。
 
  競合店は刺身が強く一般魚が弱い。

その反動が自店の買い回りに連動されていた。

  強化すべきは一般魚。

ある意味住みわけでもあるが、強みを伸ばすという手法は王道であろう。

  その強みの強化からお客様の注目を集める。

その定着の後に、相手の強みに対してどう手を打って行くか。

  要は「軸足」を明確にして確固たる軸足に強化する。

その土台の上に、全ての細部が派生していくのだ。

  刺身は花形だが技術とロスというリスクも伴う。
  一般魚は地味だが食べ方は多彩で魚種も豊富だ。

そして午前中のお客様が多い店舗であれば、日中から調理する時間的な余裕のあるお客様が一般魚を購入されて食する場面が多いだろう。

  一般魚をお客様の支持を得る。

それが、午前中や日中のお客様を囲い込む戦略に通ずるもの。
そんな対策から、昨年12月で伸長することができた鮮魚部門。

  そこから先は新たな戦略の立て直し。

一般魚ではある程度のお客様の支持を得られる売場が継続できるようになった。

  “次はどこに重点を置くか”

春から夏場に向けては「刺身」「生食」を置いては語れない。

  「刺身」の強化。

を6月から推進。

  競合の弱みの「お造り」強化。

競合は、いろいろな意味で変化は無い。
変化は無いということは、安定しているという意味でもある。

  冷凍商材で安定した商品化と売場作り。

よって、当店は

  生素材で旬盛りと夕方の作りたて強調。

そろそろ、夕方以降の来店動機を高めていく時期。

  それは鮮魚部門だけの問題では無い。

だから、店舗全体で来店動機を高めていき、その全部門の取り組みが大きなそして早急な来店動機に結びつく。

  以前に書いたがそこにはリスクが生じる。

当面はロスとの戦い。
しかし、くじけずに継続すれば、製造数に販売数が追いついていく。

  ましてこの猛暑。

日中に来店しないお客様が、一番品揃えのいいスーパーを目指して来店する。

  そこが狙い目。

そんな筋書きが、今年の夏には当てはまったということだろう。

  いよいよ鮮魚の花道である8月。

花開かせたいものである。






| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月 3日 (金)

カットで決まる焼肉の味

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


空前の焼肉ブーム。

  焼肉、ステーキの爆発的な需要拡大。

当店の精肉部門も伸ばし続けている。

  希少部位や厚切りステーキ。

更には、希少部位という概念は牛肉だけに留まらず、鶏肉や内臓肉にも導入され、それぞれにその食感や味を部位毎に楽しもうとする傾向にある。

  それに伴って品揃えが豊富になっていく。

かっての希少部位といえば、「ヒレ肉」ぐらいしか思い当たらなかったが、現在では「イチボ」「ミスジ」「ザブトン」「カイノミ」「ハラミ」等の多種多様化している。

当然昔から使用はされていたのだろうが、焼肉チェーン店で部位毎の表示が豊富になり、そこから消費者もどんどん知識を身に付け、それに乗じてスーパーの精肉部門でも細部の表示を分割化することによって需要が高まってきた経緯がある。

更にかっては内臓肉はある程度のリスクもあって敬遠されていたが、最近では安心感のある商品がどんどん流通しているようで、かってのようなきつい匂いのする内臓肉も多少緩和されているようだ。

  私の女房は内臓肉を徹底して嫌う(笑)。

きつい匂いに耐えられないという。

  それも分かる。

そのような部位は、飲みながら食しないとどうしても口内で匂いが残ってしまう。

  更には「美味しいステーキの焼き方」なる本も。

以前にコンビニの本売場で見かけた雑誌に、「美味しいステーキの焼き方」なる本を発見した。

  安価な牛肉を如何に美味しく焼くか。

焼き方や味付けの仕方、更には部位の見分け方などが載った本だったが、如何に焼肉に対する知識を得たいという世の要望なのであろう。

  この焼肉、カットによって大きく味が変わるのである。

先日、自店のハラミ肉を購入して家で食した。

  いやはや硬くて食えない。

カットの仕方が繊維に対して平行にカットされていたからだ。

  焼肉の場合は肉の繊維に対して直角のカットするもの。

しかし、繊維のはっきりした部位ならわかりやすいが、ハラミ肉のように複雑に絡み合った部位であると、ややもすると繊維に対して直角にカットしたつもりが、いつの間にか平行にカットしてしまったりするものだ。

  そのカット次第で硬いか柔らかいかが違ってくる。

ハラミ肉は繊維に対して直角にカットしたものであれば、ある程度の厚切りでも非常に柔らかい食感になるのだが、平行にカットしてしまうと腹が立つほどの硬さとなる。

  部位毎の希少価値化で需要拡大の焼肉商材。

残すは、その部位毎の美味しい調理技術を我々がどう身に付けるかというステージになってきたようだ。






| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年8月 2日 (木)

嬉しい応募

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、嬉しいパートの応募があった。

  思い起こせば開店前のパート募集。

その方も他の応募者と同様に応募し面接した。

  しかし結局は断念。

理由は、まだ子供さんが小学校入学前で、仕事をする環境になかったからだ。
いろいろと面接の際に打ち合わせをしていく中で、本人はやる気満々なのだが、子供さんの面倒等をみることを考えると、土日やお盆年末、その他祝日も全て勤務不可であり、さらに他の条件等でも無理があることが見えてきた。

本人の悩む姿を見て、私は言った。

  「子供さんが小学校に入学した段階で考えましょう。」
  「その時にはいつでも声を掛けてください。」

時折、店内で買い物をする姿も見かける。

  「いつでも待ってますよ(笑)。」

そんな言葉を店内で掛けたこともあった。

  いつもニコニコして答えてくれる姿が印象的だった。

そして先日の電話である。

  早速、再び面接。

素直に言った。

  「またこうして応募して頂いて嬉しいですよ(笑)。」

ようやく子供も小学校の二年生になり、週末や年末お盆も多少出社できる可能性が出てきたという。

  また出社時間も午前8時からOKとのことだ。

この出社時間は大いに助かる。
お住まいも近くの為、徒歩での出社。

  仕事後に店内で買い物をして帰宅。

この毎日の生活導線は、パートさん達にとっては非常に効率の良い導線となる。
また、仕事の関係上、商品知識や調理技術の習得は家庭での料理にも役立つのだろう。

それにしても、再び応募してきてくれたことが何より嬉しい。

  最近当社は新聞折込チラシに応募のチラシを連動して入れている。

表面に広告チラシ、裏面に応募チラシ。

  これを見て応募してきたらしい。

また、同時期には男性の応募があった。

  男性がパートで応募。

この業界での男性パートというのは当たり外れが激しいが、電話での受け答えもしっかりしている。

  農家との兼業でやりたいとのこと。

どうしても親父の手伝いで農家をしていると時間的に空く時があるという。

  よって、その空き時間を利用してのパート勤務。

特に今の時期のグロサリーは飲料やビールといった重い荷物の入荷、品出しが多い。

  力のある男性が欲しい。

そうは思っていたので助かる。

  やはり同様にチラシの裏面の履歴書。

募集チラシと商品面のチラシの併用。

  定期的に行えば効果はあるようだ。








| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年8月 1日 (水)

8月商戦スタート

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日から8月。

  お盆商戦がスタートした。

地域によって大きく異なるお盆商戦。

  帰省により大きく盛り上がる店舗。
  客単価のみが多少盛り上がる店舗。

郡部は盛り上がり、都市部は客数は減少。

東北で育った私は、お盆や年末は底なしに盛り上がる一大イベントだと思っていた。
しかし、北関東にやってきてその買い物行動の違いに大いに戸惑ったものだ。

  “お盆商戦といってもいろいろだなぁ〜”

特に都市部では逆に客数は減少する。
しかし客単価が高まるため、若干売上は上昇する。

  逆に言うとお盆後のUターンに期待。

そんなお盆商戦が始まる。

  しかし一年は早いものである。

以前のブログで、「一年の半分(6ヶ月)が経過した」と着したのが先月頭。
それから1ヶ月が経過していよいよお盆商戦。

  お盆商戦も光陰矢の如しであろう(笑)。

お盆後と共に「秋の味覚」に一気に売り場が変化して行く。
更には、秋彼岸を迎えて一気に秋の深まりを感じていく。

  お盆とは季節のUターンの季節でもある。

夏から秋へ。

  お盆商戦で慌ただしいが秋は確実に到来している。

それがどのタイミングで一気にその気配を色濃くしていくかであろう。

  今年の前半は厳しい業績が続いた。

その集大成がお盆商戦に当てはまるのか、7月後半からの上昇傾向がお盆商戦に花開くのか。

  それも企業次第店舗次第。

言えるのは、もう既にお盆商戦はお客様の意識の中では終わっていると言うことであろう。

  お盆商材を購入する場所は決定されている。

後は、その決定通りの売場が、実際に買い物に行った時に実現されているかどうかだ。

  その結果がまた次の状況を変えていく。

お盆商戦だけいきなり素晴らしい売り場を作ったところで、事前に決定されているお客様の買い物行動を変えることは出来ないだろう。

  しかしその後の来店動機に結びつくことは間違いない。

売場とは常に未来を切り開く可能性を高めるものでもある。

  現実に期待された売場作りを計画を持って実現する。

そして期待以上の売場を実現した場合には、次への期待に持ち込まれることになる。
と言うことは、今回のお盆商戦の実績というのは、過去のお客様の期待値の結果なのである。

  お客様の期待を裏切らない計画を(笑)。








| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »