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2018年8月 1日 (水)

8月商戦スタート

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日から8月。

  お盆商戦がスタートした。

地域によって大きく異なるお盆商戦。

  帰省により大きく盛り上がる店舗。
  客単価のみが多少盛り上がる店舗。

郡部は盛り上がり、都市部は客数は減少。

東北で育った私は、お盆や年末は底なしに盛り上がる一大イベントだと思っていた。
しかし、北関東にやってきてその買い物行動の違いに大いに戸惑ったものだ。

  “お盆商戦といってもいろいろだなぁ〜”

特に都市部では逆に客数は減少する。
しかし客単価が高まるため、若干売上は上昇する。

  逆に言うとお盆後のUターンに期待。

そんなお盆商戦が始まる。

  しかし一年は早いものである。

以前のブログで、「一年の半分(6ヶ月)が経過した」と着したのが先月頭。
それから1ヶ月が経過していよいよお盆商戦。

  お盆商戦も光陰矢の如しであろう(笑)。

お盆後と共に「秋の味覚」に一気に売り場が変化して行く。
更には、秋彼岸を迎えて一気に秋の深まりを感じていく。

  お盆とは季節のUターンの季節でもある。

夏から秋へ。

  お盆商戦で慌ただしいが秋は確実に到来している。

それがどのタイミングで一気にその気配を色濃くしていくかであろう。

  今年の前半は厳しい業績が続いた。

その集大成がお盆商戦に当てはまるのか、7月後半からの上昇傾向がお盆商戦に花開くのか。

  それも企業次第店舗次第。

言えるのは、もう既にお盆商戦はお客様の意識の中では終わっていると言うことであろう。

  お盆商材を購入する場所は決定されている。

後は、その決定通りの売場が、実際に買い物に行った時に実現されているかどうかだ。

  その結果がまた次の状況を変えていく。

お盆商戦だけいきなり素晴らしい売り場を作ったところで、事前に決定されているお客様の買い物行動を変えることは出来ないだろう。

  しかしその後の来店動機に結びつくことは間違いない。

売場とは常に未来を切り開く可能性を高めるものでもある。

  現実に期待された売場作りを計画を持って実現する。

そして期待以上の売場を実現した場合には、次への期待に持ち込まれることになる。
と言うことは、今回のお盆商戦の実績というのは、過去のお客様の期待値の結果なのである。

  お客様の期待を裏切らない計画を(笑)。








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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
現場から離れてみると逆に見えてくる商売の真実。
それは、現場感覚と現場にどっぷりとはまり込んでしまって逆に見えなくなってしまった部分をどうコネクションできるか。やはりこの業界は役割が分割された分、いろいろな役割の経験がその人を集大成させてくれるのでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2018年8月 2日 (木) 11時38分

おはようございます(笑)。昨日も某所で飲んだくれてました(笑)。
過去から盆と正月はお客様からお店に通信簿を頂く日と言われますね。EDLPに徹するスーパーは盆であろうが売場を殆ど変えてこない。そんなスーパーが近隣に出来ると価格対策に追われ自社の長所である晴れの日に対するチャレンジが出来なくなる・・・毎日の価格対策で荒利が下がり、結果盆のような外すと利益が大きくブレる商品にリスクを張る勇気が出ない(笑)。お盆・正月に強いという事は日頃の商売においても商品に対して価格以上に質に期待してのお客様が多い筈。競合が出来ようと出来まいと自店のポジショニングはどこなのかを腹に入れお客様に伝わる売場を日々作る事。店長でない私が言うのもなんですが今更ながらに感じております・・・特に鰻の日以来(笑)。

投稿: dadama | 2018年8月 2日 (木) 07時52分

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