猛暑への対応
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
なんだかんだと言っても厳しい猛暑。
商売にどんな影響が与えているのだろうか。
テレビでは連日の猛暑日の報道。
命に関わる暑さ。
今年初めて登場したキーワードであろうか。
そして現実、連日の熱中症で命を落とす方も数名出ている。
そのほとんどは高齢の方。
さらにはエアコンの未使用の環境下での事故。
エアコンに頼らずにはいられないほどの猛暑。
それが今年の現実なのであろう。
そしてそれが商売にどう影響しているのだろうか。
まずは、テレビ報道でも言われているように、極力外出を控える暮らしに変化しているようだ。
その結果の日中のアイドルタイムの極端化。
とにかく日中のお客様は少ない。
土用丑の日も同じ傾向で夜5時以降からの集客。
そしてその逆に5時以降からの集客力アップ。
だから、従来のように売り減らしを同様の時間帯から実行すれば間違いなくチャンスロスを起こす。
日中のアイドルタイムに勝つか負けるか。
これが今年の夏の一つの試金石ではないだろうか。
お客様の来店時間のズレ。
それがこの夏の最大の対応になってくるだろう。
午後6時をピークに迎える。
特に、刺身、寿司、惣菜類はそれを維持できるかどうかで、集中するお店と閑散たるお店との分かれ目となろう。
“あのお店はいつ言っても商品がある”
野菜類も同様に言えること。
一回二回のことでなく、毎日が維持継続できていれば、お客様は必ず口コミも含めて来店される。
更に、水類の売場展開。
いやはや、今年の夏は水が爆発的に売れている。
もはや現代は「ただの水」ではない。
お金を払ってでも飲む飲料水である。
とは言っても、安価がいい。
だから、安価な箱売りを徹底して展開したい。
当店も通常の5倍の数量を大陳して展開している。
特に週末の箱売りの需要は半端ではない。
箱売りばかりは、商品回転で賄えるものではない。
徹底して大陳してチャンスロスを防ぐ必要はあろう。
また、午後からのお刺身類の需要が昨年以上に高まっているようだ。
従来であればこれ以上は諦める午後6時以降からでも動きが止まらない。
ここも維持継続力如何で売上を左右するだろう。
とにかく、和デイリーの豆腐、納豆、漬物、練り物は需要が落ちない。
アイドルタイムの客数の低下をそのまま引きずってはいけない。
来店時間のズレと認識して逆に競合以上に攻める売場。
この夏の注意事項であろうか。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
台風接近でいつも思うのは、台風報道から実際に台風が直撃する時間が長ければ長いほど購買効果は高まるということですね。そういう意味では、今回の台風でも買い溜めの行動が現れて、買いだめ需要の高い野菜類、肉類が多いに事前に跳ねるお客様の買い回りでしたね。
投稿: てっちゃん | 2018年7月30日 (月) 22時45分
暑さも一息つきましたが7月の猛暑を販売チャンスとして如何に捉えるか?水商売(笑)にしても並べるだけと防災・干ばつ・品薄を心理的に煽るのとは大きく売上は変わります。更には夏バテ防止予防策。昨年爆発した甘酒は並べてあるだけでコトを起こしている店舗は少ない。キムチなどの乳酸菌関連商材。てっちゃんの苦手な(笑)。極悪鍋つゆも単品で捉えると冬場より今の時期のが売れる。お天道様商売ですから気候気象に素直に合わせお客様に分かりやすい売場を作るのが一番なのですが中々敷居は高いようで(笑)。今日は台風接近・・・さてどういう手を打ちますか。
投稿: dadama | 2018年7月28日 (土) 07時49分