二年間を振り返って
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
気がついたら二年間が経過していた。
自店のオープンからの経過年数。
思えば、一昨年の7月2日にオープン。
いつの間にか、2年が経過していた。
新店の2年という経過時間。
以前にも書いたと思うが、新店を開店させて注意すべき日数とは、
1,3日。
2,3週間。
3,3ヶ月。
4,3年。
3年を丸3年と取るか、3年目と取るかは微妙なところだが、3年を注意すべき経過年数に入れたのは、このタイミングになるといよいよ開店メンバーが人事異動により入れ替わり、当初意思疎通により開店コンセプトを共有していた店長と部下、更には担当者やパートさん達とのコミュニケーションが崩れて、決め事等も曖昧になってくるのがこの時期であることから入れた経過時間である。
この2年間でチーフは全て入れ替わった。
一年目で3名、二年目で4名。
当時からの店舗の幹部は副店長と私のみ。
そういう意味では、この2月で総入れ替えの状況だった。
それを考えると、三年目という経過時間は一つの試金石であると言えるだろう。
部門責任者が入れ替わるというリスク。
部門のパートさん達からすれば、初代チーフというのは自分が今の仕事を始めた時から全てチーフの指示で仕事に取り掛かり、習得し、そして現在に至っている。
わからないことは全てチーフから学んだ。
よって、初代チーフというのは仕事のマニュアルであり、絶対である。
その絶対的存在が入れ替わる。
このリスクは非常に高い。
この経験を通して人事異動に耐えうる柔軟性が身につくのだ。
しかし、初回の経験ではそこの理解が我々の想像以上に大きいことがわかる。
その克服の時期が三年目ということであろうか。
そして、私の一番の課題もその部分であろうか。
販売面での課題。
マネジメント面での課題。
いずれも、入れ替わった担当者と部門のすり合わせの課題である。
これはいくら綿密な引き継ぎを部門チーフ同士で行われても伝わりきれない壁がある。
そこから噴出してくる意識のズレ。
そこを調整して、従来通りの数値を取り戻す作業もそうだし、従来通りの部門内での信頼関係を取り戻すのもそうだ。
そこが三年目の最大の課題といえよう。
いろいろな課題を抱えての三年目がスタートした。
開店当初からの競合関係も変化してきた。
そして、今の勢いを如何に維持していけるか。
従来の担当者達が築いてきたこのお店の基本。
そこを再び固める時期なのであろう。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
人事に関しては、あくまでも「神」のみぞ知るということでしょうか(笑)。
それ以前に、まる二年経過した段階で、いろいろな課題と難題が露出してきたようです。
投稿: てっちゃん | 2018年7月25日 (水) 00時05分
節目の三年・・・今回はてっちゃんも大きな節目となりそうですね。御社の人事制度を知りませんが次のお店に店長で異動する可能性はあるのでしょうか?今まで積み重ねてきた経験と課題を次のステップでチャレンジしてみたい。死ぬまで現役がお互いの憧れですね(笑)。
投稿: dadama | 2018年7月24日 (火) 08時09分