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2018年7月12日 (木)

応援歌

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


広島、岡山をはじめとする今回の水害。

  未曾有の被害。

亡くなられた方々におかれましては、心よりご冥福をお祈りいたします。
また、多大なる被害を受けた方々におかれましても、お見舞い申し上げます。

そして深刻な被害が発生しているスーパーマーケット関係の方々も多い。

  Facebook仲間の方々の日々のアップ。

店舗の冠水による営業停止や商品の未入荷等々。

  営業継続の為に不眠不休の方も多いだろう。

本当に頑張って、そして商品入荷に全力を注ぎ、地域のお客様に貢献されている姿が日々、そして時間帯ごとにアップされている。

  こんな仲間たちを見ると心底応援したくなってくる。

物理上営業不可能な店舗は致し方ないが、営業可能なお店の方々は店長をリーダーとしてなんとか強引に営業のこぎつけ、そしてお客様の笑顔を得る。

  そこに商売の原点を見ることができる。

開いてて良かったというお客様の笑顔と、開けてて良かったというお店の店員の笑顔。

  我々の仕事の本質がそこにはある。

お店が開いていることが当たり前でなくなった時、お店を開けていることに対してお客様は実に紳士的にご来店される。

  そんなお客様を見るとこちらも涙が出てくる。

我々の仕事とはなんだ?。

  何もない普段では絶対に感じることの無い感慨。

しかし、普段ではなくなると、そこには商売の本質が現れてくる。

  我々の仕事のやり甲斐や喜び。

それは、普段からかけ離れた状況になったときに初めて見えてくるものなのだろう。

  3・11の経験。

期間中に特売商品等も入っていたのだが、未入荷や品切れの続出。
しかし、誰もそれを咎めるお客様はいなかった。

  むしろ、開けてくれていることに感謝。

普段の営業ではあまり感謝されることの無かったスーパーでの勤務であるが、あの時は違った。

  「このお店の灯りが嬉しかったわよ(笑)。」

このような言葉をたくさん頂いた時は、この仕事が如何に大切なのかを思い知らされた。

  あの時、このような経験を持った方は多いだろう。

今回の災害でも、多くのお客様が皆さんの頑張りを応援しているハズであろう。
この災害に企業として店長としてリーダーとして直面し、たとえ転んだとしても、転んだ地面には必ず大切なものが転がっているはずである。

  転んでもただでは起き上がらない。

私の好きな言葉。

  そして、ピンチはチャンス。

この先には、必ず明るい未来が待っているはず。

是非、より多くのお客様の笑顔、従業員の笑顔に出会えることを心より願っております。






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コメント

ただのバイトさん、コメントありがとうございます。
我々の仕事は、ここまで商品を生産流通してくれた人達の想いを胸に、その想いを売場に商品に表現し伝えて、お客様に喜んで頂けることが流通の最後の我々の使命なのだと思います。
それを想いこの仕事に携わるのか否かが我々の強い意志になれるかどうかなのだろうと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2018年7月13日 (金) 16時22分

作る人がいて、運ぶ人がいて、売る人がいる。
それぞれがリレーしてきて、最後に時給数百円の品出しバイトがいつもの棚に商品を並べる。
だからいつもと変わらない食卓が、いつもと変わらない毎日の風景が、昨日も今日も明日も続いて行く。
当たり前過ぎて普段は認識していないけれど、どのピースが欠けても成り立たないのが日常。

山陽道や山陽本線の寸断により、物流が滞っている現状。
東日本で生活している僕らにとっても、遠い西日本の災害ではなく、確実に影響を受けます。
西日本の産地のものは来なくなるし、東日本から西日本の被災地に様々なものを回さなければならなくなる。
野菜は確実に高騰します。

これを機に、売る人も買う人も、作る人のことはもちろん、運ぶ人のことも考えられる世の中になって欲しいと切に願います。
即日配達とか送料無料とか、便利さの裏で何が起こっているのか。
今日も広島の郵便局では水害で滞った荷物を泊まり込みで区分、配達しています。断水地への水の通販大量購入が続く中で、濡れた段ボール箱と向かい合いながら。
その痛みに寄り添える売る人、買う人になりたいと思います。

投稿: ただのバイト | 2018年7月13日 (金) 16時06分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
スーパーの店舗運営とい視点で捉えるならば、普段とは全く異なる異次元の世界が今の現実なのだろうと思います。
まず本部との連絡網を遮断された中で店舗の清掃から始まり、電気の来ない店舗での原始的な商売、そして定番商品が売り場に揃わないもどかしさ。自分のプライベートな問題と仕事との両立。すべたが普段とは全く異なる中で、まさに店長はそのお店の経営者としての行動を求められる存在。ここにはいざという時のマニュアルはあるのでしょうが、マニュアルを遂行できる環境とは全く異なる世界で孤立した店舗をどう運営するかという店長の行動力が全ての鍵かと思います。
我々は盃を傾けることで応援メッセージを送るだけでしたね😅。

投稿: てっちゃん | 2018年7月13日 (金) 08時05分

ただのバイトさん、コメントありがとうございます。
素晴らしい青果主任と巡り合えましたね。そこまで商品の生産の奥深くを見て流通を語れる現場主任の方はいないと思います。
その方も色々な経験を糧に強い意志を持って販売力を身につけてきた方なのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2018年7月13日 (金) 07時40分

不謹慎にも飲み倒し帰りのコメントです。幸いにも当地区は豪雨に見舞われなかったから良いものの自らがあの現実に直面したらメンバーのように振る舞えたかは大いに疑問です。彼らの素晴らしい行動に敬意を表したいですね。早期の平常化を心より願っております。

投稿: dadama | 2018年7月12日 (木) 23時16分

食品スーパーというのは、普段は空気のようなもので、無くなってみて初めて有り難さがわかる、という声を聞きますね。
災害ということだけでなく、経営事情による閉店でもそうですね。ふらっと行けるお店がなくなってみて、初めて気づく。

僕はあの震災の後にバイトを始めましたが、大量生産大量消費が当たり前であることに対して、立ち止まるきっかけになったのではないかと思います。

「先祖代々、命かけて育てた桃を、同じ県に原子力発電所があった、ただそれだけのために全て廃棄させられた、お前はその人たちの気持ちに寄り添って売ることができるか?」
「チェーンストアやからみんな忘れてるけど、売る人は作ってる人たちのこと、一瞬でもいいから考えて欲しいな。作る人の顔が一瞬でも頭によぎったら、簡単に廃棄にできない、売り切るんだって気持ちも強くなるはずやから」

僕の憧れだった青果売り場の主任の言葉が思い出されます。

投稿: ただのバイト | 2018年7月12日 (木) 07時41分

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