立ち食い
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
立ち食いが今話題である。
「いきなりステーキ」の影響であろうか。
従来の駅ホームでの「うどん」「ラーメン」に始まり、俺のイタリアンのレストランでも立ち食いスタイルで登場した。
駅ホームでは短時間での食事が理由であったろうか。
俺のイタリアンではスペース効率が理由であろうか。
そして、ステーキにまでその領域が拡大されてきた。
自分自身に置き換えてみれば立ち食いはしない。
時間に追われた時に駅周辺で簡単に胃袋に入れたいときは別にしても、しっかりと味わって食べたいときは、椅子に座って食事をするだろう。
なぜか?。
味である。
神経が舌に集中しないから。
立つということは、平衡感覚も含めた神経を使うことになる。
味覚という神経に集中できないデメリット。
それが立ち食いには発生すると、私自身は思っている。
故に、立ったままの食事には美味しさを味わう感覚が鈍り、どうしてもたったままであると、食事を味わうというよりも食べながらの会話を楽しむ方に神経が行ってしまいがちになる。
てっちゃん会での立食スタイルもそうだ。
この会自体が、食事を楽しむ会というよりも会話やコミュニケーション、そして情報交換がメインであるから、食事の内容はあまり深入りしないことにしている。
おかげで前回はアルコール摂取量が増加したが(笑)。
そうは言っても、都会や駅ナカではある程度時間が制限された中で食事を取らなければならない環境であろうし、そんな中で肉食を中心に育ってきた世代にはしっかりと牛肉を食べたいと願う若者も多いだろう。
最近ではステーキの美味しい焼き方の本が出版されるほど。
それだけ、如何に焼肉やステーキを美味しく食べたいと願っている人たちが増えているかということだろう。
そして、企業側もたったまま食事をしてもらうことによるコスト低減もあろう。
テーブルの設置、清掃、メンテナンス。
テーブル設置した場合のスペース効率。
このような部分で立食を選択し、逆に食事自体は大幅にコストパフォーマンスを高められるという発想。
そこにお客様の共感を読んでいるのであろう。
しかし逆に会社では、私は立ったままを実践している(笑)。
全体朝礼、部門ミーティング、チーフミーティング等は全てたったままのスタイル。
特にチーフミーティングは賛否両論あろう。
いや、しっかり座った方が理解しやすい。
やっぱり、立ったままの方が無駄がない。
どちらも正解であろう。
しかし、一旦座ってしまうと10分は立ち上がらないだろう。
“いや、てっちゃんのミーティングは立っても30分やってるよ”
影から、そのような声も聞こえてくるが、やはり立ったままだと如何に効率よく実施するかという頭の回転が早くなる。
仕事面では如何に仕事の回転を早めるか。
立ったままという行為。
これからも立ったままが増えていきそうな(笑)。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
やはり食事は素材とその味付けまで含めて、そして食の空間も合わせて五感で味わいたいものですね。
そしてその為に我々は色々な部分でこだわりを持って商売をしているのだと思っております。
投稿: てっちゃん | 2018年7月15日 (日) 00時06分
私もちょっと興味を覚えて調べてみました。
https://forbesjapan.com/articles/detail/18135
科学的には完全には実証されてないようですが
立っているときのが脳の情報処理能力が高まる半面ストレスも高くなる。やはり感覚と同じなのでしょうね。座れば眠くなる。立てばストレスで食事を楽しめない。食事に関して言えば行列の出来るお店で食にありつくまでに燃え尽きて更には追い立てられるようでは折角の味も半減してしまいますね・・・だから並ぶのは苦手です(笑)。
投稿: dadama | 2018年7月14日 (土) 07時01分