進化と課題
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
日産リーフの新型が登場した。
カタログ値ではフル充電で400k走行化。
日産リーフに関しては以前にもこのブログで載せた。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-6bf8.html
あの時は、90kの走行にも関わらず、最後は冷や汗の連続で電気自動車のメリットデメリットをしっかりと享受できた一週間であった。
そして今回の新型は400k走行可能という。
よって、毎年行っている福島と新潟へのお墓詣りに新型リーフをモニター試乗しようと申し込んでみた。
今回は400k走行可能。
カタログ値ではそう謳っているが、前回もカタログ値の半分の走行距離が実走であった。
前日の申し込みの際にスタッフに聞いてみた。
「実際はフル充電で何k走行しますか?。」
「250kから300kは走行可能ですよ(笑)。」
との事だ。
流石に、カタログ値の400kは無理だろうと思っていた。
前回も、フル充電で200kのカタログ値ではあるが実走は100k程度。
それも、上り坂と下り坂では雲泥の差。
“まぁ〜それでも一回の充電で200kは走るだろう”
そう思っていた。
今回の墓参りの総走行距離は700k。
福島、新潟、郡山で充電すれば大丈夫。
そう計画していた。
そして、当日。
朝4時に出発し福島へ。
この時の充電度合いは95%。
ほぼ予定通り福島に到着した。
そこで墓参りの前に充電器が空いている間にしっかり充電をした。
日産のディーラーで急速充電するには、一回30分の規定がある。
前回の充電では、30分の充電でほぼ70%が完了できたのだが、今回の充電では1回で約40%程度しか充電できなかった。
よって、2回3回と充電しようやく93%の充電。
これで1時間30分を要した。
走行予定距離数は約230k。
福島から新潟まではやく210k。
“なんとか大丈夫だろう”
しかし実際に走行すると、磐越道での上り坂と途中のトンネルでのヘッドライトの点灯が響いたか、ここで大幅に走行距離数を喰ってしまった。
目的地まで約10k。
この段階で、走行可能距離はまだ20kあったのだが、その後突如、走行可能距離が消えたのだ。
そういえば前回もこのような経験をした。
走行可能距離数が消えるという症状。
“あとどの程度走行できるのか?”
この目安が消えた段階で私の心臓は止まりそうになった。
そんな折にたどり着いた日産ディーラーでまず30分の充電。
この充電で約20%しか充電できなかった。
ディーらの方が言うには、高速走行が続くとバッテリーが高熱になり充電効率が下がると言う。
しかし1回30分の充電で20%とは。
何回充電すれば家までたどり着けるのか?
とりあえず新潟の浜で墓参りをしてから同じディーラーに寄って充電をした。
2回1時間で約50%の充電。
2回目で次の充電の方が待っていたので、席を譲って高速に乗る前に再び30分の充電。
更に途中で2時間半の充電。
700kを走破するのに、合計6時間の充電を要した。
厳しい条件だったのかもしれない。
夜に入りヘッドライト、そして冷房と電気を喰う要素が重なったのも一因だろうが、それにしても、まだまだロングランには向いていない電気自動車。
自宅から自宅の使用法。
それであればコスト的にもコストパフォーマンスの高いクルマであるが、目的を明確にして購入していきたいとは思うのである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
電気自動車の現時点でのメリットは、自宅〜自宅の使用用途でのみがコスパの高い利用法と言えるでしょうか。
そこから先は新車価格との相談になると思われますが、それでも旧型車から乗っていた方にとっては、倍の走行距離が確保できるのは大きなメリットとなるでしょうか。新潟で充電中に数台のリーフを乗り継ぐ愛用者の方とお話しさせていただいたときは非常にメリットのあるクルマとの認識もえたのですが、一日700kの走行自体に使用用途のズレがあったのかもしれませんね。
投稿: てっちゃん | 2018年7月21日 (土) 08時30分
ひやひや&イライラの墓参りお疲れ様でした。やはり充電の時間と頻度がまだまだ課題なのでしょうね。まだまだ改良の余地はあるのでしょう。私はポンコツのミッションで往復550キロの日帰り走行をしましたがガソリンは1/3残ってました。高速はハイブリッドでなくても最近のCVTや多段ATだと100キロ走行でも回転数は2000を切りますからかなり燃費は伸びますね。年間約40000万キロ走る現在の職務では2年車検でポイの格安車にしか乗れません(笑)。
投稿: dadama | 2018年7月21日 (土) 07時45分