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2018年6月22日 (金)

言葉を編む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のNHKプロフェッショナル 仕事の流儀。

  「言葉の海で心を編む」。

今回は辞書作りを専門とする日本語学者

  飯間浩明さん。

私も、このブログを日々書いている関係上、言葉には注意を払っている。

  誰に伝えようか。
  何を伝えようか。
  どう伝えようか。
  使用する言葉は。
  受け手の感情は。

色々なことを想像しながら、言葉を選び、そして発信する。

  元々は自分の心の発信であった。

しかし、発信する目的から、いつしか受けてとの一体感を得ることを優先するようになった。

  コミュニケーションとは受け手が主役であるから。

そんな感慨を持ちながら番組を見ていた。

  世の中ではどんどん新しい言葉が生まれていく。

彼は、その新語を街中から探し出し、辞書編纂に活かす仕事を担う。

  国語辞書。

それはもう、不動のものだと思っていた。

  “新語など入る余地のない世界”

国語辞書とはそういうものだと思っていたのだが、この番組を見てから、それは大きな間違いだということに気づいた。

  6年に一度改訂される度に新語が盛り込まれていく。

その取捨選択を担うのが彼の仕事らしい。
この番組の冒頭にも早速、新語が登場してきた。

  ゆるキャラ 〜 デザインは素人っぽいがかわいらしい。
  シズル感  〜 飲食物の映像が見るからに美味しそうな感じ。
  
等の言葉が新たに彼の手腕で辞書に付加されたのだろう。

  新語に定義を与える。

それを語釈という。
新しく巷に広まっている言葉が、完全に世の中に定着した段階で、その言葉の発祥や用例を通してどんな意味として通用しているのかを定義づけるものである。

  その情報収拾は膨大にのぼる。

その一つに「黒歴史」という言葉があった。

  ここ数年使われだした新語である。

黒歴史という新語をどう語釈するか。

  人に知られては困る、思い出したくない歴史。

そう語釈した。

  単に思い出したくない歴史だけではない。

自分だけが思い出したくないということ以上に、人に知られたくないという感情の入った意味を込めて黒歴史に編んだ。

  なるほど。

言葉とは深いものだ。
言葉の使い方一つで、受け手の人間の感情が大きく揺れるものである。

  どの言葉をどのタイミングで相手に放つのか。

そこに、コミュケーションの素晴らしさや難しさがある。

  同じ「頑張れ」でも使い方ひとつ。

頑張りの足りない人間に対しての「頑張れ」。
疲労困憊している人間に対しての「頑張れ」。

  同じ頑張れでも相手の状況とタイミングがある。

相手が受け入れるタイミングと言葉。

  リアルな会話で伝える言葉。
  SNS環境だけで伝える言葉。

その伝え方にも微妙な違いを要する。

  リアルな会話には言葉以上に表情や態度が有効だ。

しかし、目や表情が見えない相手に対しての言葉は気を使う。
そういう意味では、絵文字やスタンプは心理面を和らげてくれる効果がある。

  言葉だけで伝えようとすると回りくどくなってしまう。

しかし、このブログは敢えて言葉にこだわろうとしている。

  言葉が持つ強いメッセージ力。

言葉という感情をあまり表に出さない表現によって、強い表現になるときもあろう。
語尾も「〜である。」を多用して断定的に言い放つ場面も多い。
現場の店舗の店長目線の為、本部サイドのバイヤーや管理部門の方からの目線からすると違和感もあろう。

  逆に言うと「よく言ってくれた」と言う共感も多い。

今回のプロッショナルから、再度、受け手の方の感情も含めてブログの書き方を問いて見たいと思うのである。








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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
痛い目にあった数だけ人間は成長できるもの。
それが後々、店長職という人間マネジメントに役立つのではないかと思います(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年6月24日 (日) 05時53分

言葉からのイメージですか。その観点ではこことfbの私は二重人格ですね(笑)。
更に同じ言葉でも男性と女性の受け取り方の違い。女性心に疎い私は色々と痛い目に合ってきましたね(笑)。

投稿: dadama | 2018年6月23日 (土) 15時30分

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
自推他推問わず、海に飛び込んだからには、対岸に泳ぎきらなければなりません。
その前に、飛び込んだ後はまず水中から水面に浮上することでしょうか(笑)。
それが、郷にいれば郷に従うということ。
同じ組織人としてお互いに認知し合えることが水面に浮上して、さて、対岸はどこかと方向を定めることができるのでしょう。
そこまでは孤独な戦いとなります。

投稿: てっちゃん | 2018年6月23日 (土) 06時12分

ファーストコンタクト
先日、総店長含むD社社員との初めてのコンタクト 制度も違えば社風も違い年齢も若い他社で他者とのコンタクト マジマジと見るD社社員 第一印象は見た目が7割と言われてますが 私は彼らにとってどう写ったの? 他社であり他者の互いにそれはわかりません
しかしながら お互いの理解の為に役立つのは 言葉
世の中に落ちている 造語や新語 は結局 想いを伝えたい という人の欲求からだと思います
それを発するとは、お互いを理解する為のコミュニケーションの第1歩
ここが始まりであり 肝心だとおもいます

投稿: dondon-ki | 2018年6月22日 (金) 23時02分

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