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2018年6月18日 (月)

入り口へのこだわり

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


青果はお店の顔。

  スーパー業界関係者の間では常識。

と思っていたのだが、それを本当に実践してお店の顔として試行錯誤しながら創意工夫しているお店となると、どれほどの店舗が意識を持って取り組んでいるのだろう。

  “いや、常に意識して季節感や旬を出しているよ”

そう反論する方もいるだろうし、全く無関心の方もいるだろう。

スーパーという店舗の入り口。

  そこがたまたま青果部門だからそう言われるようになった。

しかし、先日の千葉ニュータウンを店舗視察した際には、意外に精肉がトップだったり、お酒がトップだったりしている量販店も多い。

  必ずしも青果とは限らなくなってきたのも事実。

しかし、生鮮食品を展開する概ねのスーパーマーケットでは多くが青果を入り口に配置している企業ほほとんどだろう。

  店舗の入口 = 青果特設売場。

そんな構図がほとんどでは無いだろうか。

  そこから見えるお店。

それがお客様が来店された第一印象。

  その第一印象で店舗を理解するお客様。

そこに、なんか知らないけれども買い物をするワクワク感や期待感が感じられるかどうか。

  私は、この期待感という数値に現れない感度を大切にしてきた。

入口から見た正面の青果特設での商品展開。
入口から見た正面奥から見える旬の果実類。
入口の右手の生花から漂う暮らしの豊かさ。
入口左手からは生梅から漂よう爽快な香り。

  それらを演出する媒体関連。

全ての要素が組み合わされて、店舗に入店されたお客様がまず始めに、ここに立って何を感じるか。

  そこに立てるのは、店長だけだと思っている。

他の売場担当者は、商品補充の為に、自分のバックヤードから売場に行って補充してまたバックヤードに帰って行く。

  青果担当者が正面から売場を見るのは一度限り。

それは、一番トップの売場を作ったときだけだ。

それも、概ね商品補充が中心であるから、そこからお客様の心理まで見据えて売場作りなどはしないだろう。

  「それが数値にどう影響しているの?。」

それが不明確だから、入口へのこだわりとか媒体へのこだわり、そして特設という売場へのこだわりが薄れていくのだろうか。

  しかし入口はやはりお店の顔。

そして青果は何と言っても集客の要。

  客数を左右するのは青果部門の腕次第。

それは何と言っても点数の一番高い部門であるということ。
そして、お客様はキャベツや大根の1円の差で購入店舗を左右される。

  店舗業績は入口で決まる。

そう確信して店長業務に奔走する。

  青果部門を入り口に配置するお店の基本ではないだろうか。








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コメント

kodoさん、コメントありがとうございます。
入社時の研修会等でスーパーの基礎を学んで以来、その基礎研修を実践する段階(チーフ昇格時)にはすっかり忘れてしまった店舗レイアウトの意味。
そして、それを理解する為に自分の部門以外の売場の把握。そいう取り組みが部門を孤立させずにその部門で働くパートさん達も他部門のパートさん達と交流が深まり、店内の絆が築かれていく。
そんなお店は従業員全員の目的意識が明確で強く固い組織になって行くのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2018年6月21日 (木) 08時03分

どの部門でも新入社員が店舗に配属になるときは、店のレイアウトを説明しています。
なぜ、青果が入って直ぐなのか。(みなさんのコメントと重複いたしますので割愛させて頂きます)
なぜ、コンコースの壁面が冷ケースなのか?
なぜ、アイス・冷食売場がここなのか?
第四磁石ってわかるか?などなど……
意外と説明を受けていないから知らない店の責任者や部門責任者もいるのが現実。
青果・日配品が強くないと近くのお客様の集客力がつかない、決して売価だけじゃない商品力が必要であると考えます。
そして、魚・肉の責任者には菜っぱ屋と仲良くなんなよ~と話しています。
やはり、青果のお買い得や旬の商品とクロスMDさせてお客様に食卓のイメージをしていただくことが必要だし、できる魚・肉の責任者は青果売場を見ているし、こっちから言わなくても仕掛けをしてくれます。
魚・肉の責任者が切磋琢磨し成長し連動して青果、日配なと他の責任者も巻き込まれ成長をしていく、青果という店の中で買い上げ点数がいちばん多い部門をひとつのツールとして、店のレベルや責任者の横の繋がりを持たせる、それに店長がアドバイスをしていく仕組みが大事かなと考え実感をしています。

投稿: kodo | 2018年6月20日 (水) 20時51分

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
夕方こそ青果。
なるほどと読んでいました(笑)。
夕方以降は惣菜と決めつけていた私ですが、夕方以降の野菜の品揃えは再度見直していくべきでしょうか。
特に、バラ販売のキュウリやキャベツ半ギリ、そしてカット野菜等は惣菜感覚で品揃えすべきですね。ありがとうございます。そしてその理念が次の正念場に大いに役立つのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2018年6月19日 (火) 06時30分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
メロン1200ケースは当社では全店振り分け処理ですね、間違いなく(泣)。
しかし、先日の日曜日は佐藤錦さくらんぼを398円(税抜き)にて全社一売り込まさせて頂きました(笑)。
果実は相場ダウンと量販のタイミングで如何様にもお客様の視点を一括することができる商品。私もその博打的な商売の面白さに取り憑かれた一人かもしれません。

投稿: てっちゃん | 2018年6月19日 (火) 06時25分

k.kさん、コメントありがとうございます。
青果はお店の顔。
この言葉が青果担当者どれだけ成長できるか。今改めて振り返っています。
そう考えると、部門部門にこのような店舗内での役割を明確にして、部門担当者の自覚を促すということも必要かもしれませんね。
とはいっても、部門毎の縦割り意識もどいう取り払うか。そこにはk.さんが仰る部門同士のライバル意識もあってもいいろ思いますね。店舗内でのライバル関係。思えばこのチーフには負けなくないというライバル関係があったなぁ〜(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年6月19日 (火) 06時20分

青果→鮮魚→精肉 これがSMのセオリーではないでしょうか?
しかしながら昨今は この常識にとらわれず精肉だったり惣菜あたりが店の顔になる店舗も多数存在してますよね でも共通するのは 季節感 でありそこには必ず最後は野菜が登場します
肉や魚そして惣菜にしても最終的には野菜や果物が登場します やっぱり健康志向や価格軸からいっても 最終的には 青果物 が店舗の顔なんではないでしょうか?
しかし意外と青果担当者はわかってない(涙)
夕方こそ 青果 だと思うのですが…

投稿: dondon-ki | 2018年6月18日 (月) 21時12分

私も青果出身であり青果のイメージが店舗のイメージに繋がるというプライドを持っていましたね。青果の中でもトップにはフルーツが来る場合が多いですから旬のフルーツの単品量販は好きでした。あまりにもメリハリをつけすぎて商品部からはやり過ぎとの声もありましたが数字はついてきてましたから今でも良かったと思っています。もう、10年以上も前の話ですがこの時期は週末にメロンの仲卸在庫をケース800円なら全量受けると約束し、5月から6月の週末は10tトラック満配のメロンを必死に売った記憶が懐かしいです(笑)。10t車だと1200ケース程度は詰めますから一度チャレンジされては如何ですか?(笑)。

投稿: dadama | 2018年6月18日 (月) 21時07分

青果は店の顏。

当社でもそういわれて青果チーフもプレッシャー受けて時間関係なく仕事してますね。

これがチーフ不在の時となると開店時の完成度が全く違ってきます。

チーフがいるときは良い意味での緊張感あってこっちも負けてたまるかとお互い声を出して威嚇?鼓舞しあってます。八百屋~今日はたるんでんじゃねえのか~!魚屋、カツオがくそみてえな色してんぞ~って感じです(#^^#)

 サブの時は若いので何もいいませんがぽっけに手を突っ込んで歩いてる姿を見ると流石に注意する程度。 青果チーフが休みの日はそんなわけで早く帰るだろうし、構成比をもらうチャンスなので鮮魚チーフとしては余計なことはいいません。

偶然かもですが当社の社長、会長、役員のほとんどが青果出身。現状の店長連中も青果出身が多いですね。鮮魚出身の人間もいなくはないですが職種上?他企業にとらばーゆする方が多かったようですね。

いずれにせよ、お客様に季節感を感じてもらう、香りを楽しんでもらって奥まで誘導する役割は大事なポジション。

野菜の特売と連動して魚、肉をチョイスしてもらう 

働き方改革等あるし、小売業の身分向上の働きかけも始まってるし取り巻く環境が変わりつつありますが我々も店を出れば消費者。存命の神様はいません。 従業員もお客様と対等に喜びを分かち合っていきたいですね~

投稿: k,k | 2018年6月18日 (月) 20時21分

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