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2018年6月28日 (木)

緊張感

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


緊張感を持って仕事をせよ。

  言うは易しだが(笑)。

先日、精肉のトレーナーが精肉部門に応援に入った。

  毎週日曜日は精肉にとっては稼ぎ時。

毎週日曜日に精肉部門のビッグセールが行われ、生肉のまとめ買いが慣例となっているためである。

その日曜日に精肉の担当者が所用にて休日を取らざるを得ず、已む無く精肉のトレーナーがが当店に応援に来てくれたのである。

  トレーナーと共に同じ作業場で仕事をする。

これはチーフにとっては緊張感の連続である。

  なぜか?。

部門のプロが厳しい視点で自分の仕事をチェックするから。

  店長は所詮その部門のプロではない。

マネジメントは語るが、自分の出身部門以外はやはり厳しいチェックは出来ない。
だから、店長が作業場に入ってきても、特段挨拶する程度で終了するが、自部門のトレーナーとなると話は別。

  作業スピードから商品化、売場作りにマネジメント。

全ての項目がチーフとしてどのレベルかと言う視点で査定されるのである。

  この緊張感はハンパない(笑)。

よって、トレーナーが入った日の売場は通常よりも早く品揃えが決まるのである。

  やはり普段よりも1.2倍程度のスピードが上がるのであろうか。

はたまた、通常よりも早めに作業場に入り事前準備が通常よりも段取りよく執り行われているのであろうか。

  いずれにせよこの日の売り場は通常よりも早く決まった(笑)。

そして、それと同時に、トレーナーが入った日に限って売上良い。
通常であれば、青果部門には勝てない日曜日の売上であるが、この日は青果部門よりも上回ったのである。

  前回も同様に青果部門を上回っていた。

2回の応援とも青果部門よりも売上が高まったのである。

  精肉チーフに聞いても明確が回答は無い。

しかし、ここには売上拡大の真実が隠されているのである。

  通常の売場は縦割りが明確。

しかし、縦割りが明確と言う表現は、本部提案通りで基本に忠実ではあるが、売り場の売り込む意思が見えない売り場でもある。

  この日トレーナーが作った売り場。

それは、縦割りを明確にしながらもその縦割りの中でお客様が買いたいと思える商品が普段のスペースよりも拡大されて明確さが強調された売り場に変身していたのである。

  日曜日のお客様の買われ方の即した展開。

この売場とお客様の買い物志向が一致した時に、売上は想像以上の数値をもたらす。

  それが具現化された売場。

これは何よりも部下教育の教材となる。

  それが平日、週末、イベント時で変化する。

この変化を身近に見て学んでいく。

  最高の学びの場であろう。

このような貴重な時間は大切にしていきたいものである。








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モチベーション」カテゴリの記事

コメント

sakaeさん、よろしくお伝えください(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年6月30日 (土) 06時05分

ありがとうございます。そうおっしゃっていただけると本人も嬉しいと思いますので伝えておきます。

投稿: sakae | 2018年6月30日 (土) 04時57分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
→実力があるために鮮魚バイヤーから濡れ衣を着せられ鮮魚部門から追い出されたというよくある話。
私の経験上、初めて聞く話です。
いろいろな企業スタイルがあるものですね。
しかし、もしその彼が「てっちゃん会」というFacebookのグループに属していたなら、他のメンバーから大いに祝福されるでしょう。
鮮魚の本質だけでなく精肉、それも牛肉の本質まで学ばせてもらったわけですから、もうこれは全国のスーパー関係者の中でも稀な経験だと思います。そして鮮魚及び精肉で飛び抜けた業績を発揮している。要は鮮魚精肉という二つの部門のプロフェッショナルになれたわけですから、そのきっかけを作ってくれた鮮魚バイヤーに感謝すべきですよと。
更には、精肉部門でも一から這い上がってくるメンタル面での強みも拾うことができたわけです。
よって、いずれは食品統括または生鮮統括として鮮魚バイヤーに恩返しをしてあげてくださいとアドバイスすることでしょう。
如何でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2018年6月30日 (土) 00時09分

鮮魚部門の商売の本質を牛肉にあてはめるまさにその通りです。鮮魚出身者恐るべしです。
精肉部門に異動になった経緯は実力があるために鮮魚バイヤーから濡れ衣を着せられ鮮魚部門から追い出されたというよくある話です。恐らくですが、鮮魚バイヤーが自分の地位を脅かされるのが嫌だったんだと思います。この鮮魚バイヤーのおかげで精肉部門にとっては貴重な人材を得られたためプラスになりましたが、鮮魚部門にとっては大幅にマイナスになっています。
こういう組織をてっちゃんはどう思いますか?
私はただただ呆れるだけです。

投稿: sakae | 2018年6月29日 (金) 20時51分

ただのバイトさん、コメントありがとうございます。
さしずめ、お店の店長に当たるのが逸見政孝さんとなるのでしょうか。
よく業界では、店長の役割はオーケストラの指揮者に例えられます。
自ら演奏は出来ないが、如何に各パーツの音色を場面毎に引き出すか。各部のクセの強いチーフ連中を一つ屋根の下で力を合わせられるか。そこに店長という人間力が問われるわけで、その姿を間近に見ることが最高の勉強になるのだろうと思います。
全ては現場での教育が一番効果的だということでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2018年6月29日 (金) 06時45分

ご無沙汰しております。

各部門のチーフというのは、バラエティー番組の司会者のようなものだと思えてきました。

個性の強い商品、アクの強い人材、それをどう回していくか。売り場での商品も、人材のマネジメントも。
売れる商品同士でも抱き合わせて売ると売れなくなったり、逆に意外な組み合わせで埋もれていた商品に気がついたり。
人の配置もそう。相乗効果を発揮できるペアがいれば、その逆で、お互いの本来の力を失わせる場合もある。

それぞれが冠番組を持つような大物芸人ばかりを集めて、きちんと仕切りをできる司会者は何人いるでしょうか?

有名なのはビートたけし、明石家さんま、タモリのBIG3。

さんまさんに喋らせ過ぎればタモリさんの影は薄くなる。しかし喋らないさんまさんに存在意義はない。そもそもタモリさんは本当に美味しいところ以外、自分からはなかなか笑いを取りに来ない。(それが昼の帯番組を長寿番組にしたマンネリを生まない要因)
その中でたけしさんのボケを拾い、タモリさんのここぞの、知的でマニアックなネタを拾えるか。

彼らを仕切れたのは自他ともに認めるただ1人だけ。その名は逸見政孝。

逸見さんは何十年に1人の名司会者であり、伝説の人。全員のチーフに逸見さんを求めるのは酷なんでしょうが、無茶な送り込みであれもこれもと欲張りすぎて、BIG3に志村けんだの所ジョージだのまで連れてきて何とか回してみろと、無茶な要求、見境の無い売り場が増えてきたように思います。苦悩するチーフの姿も勉強になりますが。

投稿: ただのバイト | 2018年6月29日 (金) 06時15分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
まさに鮮魚部門の商売の本質を牛肉のカテゴリーに当てはめて取り組んでいるのですね。
しかし、鮮魚出身の精肉チーフという存在も全国的に見ても稀な存在ですね(笑)。逆になぜそのようなキャリアを経ているのかを知りたいです。
sakaeさん、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2018年6月28日 (木) 22時54分

本文とはあまり関連がないかもしれませんが、コメントしたくなったのでコメントします。

今日、私が所属する精肉部門の部門会議があり会議後の雑談で考えさせられることがありました。
雑談の相手は鮮魚出身の精肉チーフでした。このチーフは肉屋で数字を作るのが一番難しい牛肉部門で毎回高い荒利益率を出しています。
その秘密が知りたくて話しを聞いていたのですが、取り組んでいることはとても単純でした。その要点は発注した商品を売り切ることと無駄な在庫を持たないことです。肉屋からの叩き上げのチーフだと牛肉売場に対する固定観念があるため無駄な商品化が多く(そのため無駄な在庫が多い)、値引きで売上を作りその結果荒利益率を下げてしまいます。このチーフはそれとは逆のことをしているため荒利益率が他の店舗とは違っていたんです。こう書くと簡単にみえますが、実行するのは中々難しいです。他部門の人だと部門に対する固定観念がなく発想がとても柔軟で仕事の取り組み方が違いますね。
各部門にはそれぞれの売り方や売場づくりのノウハウがあるのでそれをうまくまとめて共有ができたら今よりももっと数字を伸ばせるのではないかと雑談をしながら考えていました。
こういった雑談も学びの場になるんですね。

投稿: sakae | 2018年6月28日 (木) 21時44分

k.kさん、コメントありがとうございます。
出社の時には来ないトレーナー。
逆にトレーナーの方が緊張感持っているのではないでしょうか(笑)。
そして、
→今、一番怖いのがてっちゃん会メンバーさんによる急な臨店。
本当にご迷惑をお掛けしております🙇‍♂️。
そして、ネットの繋がりからリアルなつながりに変換して行く過程で更に強くて固い結びつきに進化して行くと思います(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年6月28日 (木) 19時48分

生鮮ネタなので食いつきます(#^^#)
当社にもトレーナーのような職位があります。
何故か私が出勤の時は来ません。嫌われてるのかな? 出勤時も若手には熱心に教育して頂けてますが私もみようかな ♬ っと近くによると手をとめてしまいます。

困っちゃいますね。

 もっとも一廻りも年下のトレーナーさんですからベテランチーフは苦手なんでしょうね、縦割りやロスの追及は厳しく指導されますが。

 他のベテランさんは副店長などに上がってしまって中途の我々が一番年配チーフになってきました。あくまでも年齢だけの話であって社歴は格下です。

 店長が自部門出身だと言い訳が出来ない。すこぶる良い実積上げたときはこの上ない賞賛をしてくれますが、情けない実積の時は決まって「俺が現役の時は・・・」っと説教もあります。
ピークに間に合わない時は最強の緊張感をもたせてくれます。わざと煽るような店内放送をかけられたり💦でもその方が活気でてやる気MAXのアドレナリン出ますよね~

 今、一番怖いのがてっちゃん会メンバーさんによる急な臨店です。これ以上の緊張感はないと思います(笑)

投稿: k,k | 2018年6月28日 (木) 19時00分

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