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2018年5月 7日 (月)

衝突

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


企業同士の合従連合。

  今後ますますこの連合は加速していくだろう。

日本の未来を見据えて、自社の未来をどう切り開いていくか。

その選択肢として、他社や他グループと手を組んで経営のノウハウや資金援助、さらには人事交流を図りながら自社の販売力を強化し、競争優位の世界を切り開こうという意図で、この合従連合は今後とも加速していくと思われる。

  そして現実に合従連合した企業の実態。

表面上は、上記のように提携後のメリットばかりが強調されるが、そのデメリットも幾多である。

  一番大きいのは現場での衝突。

理論上は、お互いの強みを共有して更なる競争優位を確立するという目的であるが、その目的をどう折衝していくかという難題を突きつけられるのは現場である。

  先陣を切って合従連合した店舗。

そこでは、提携店舗の店長がお互いから1名ずつ投入し、また部門責任者もお互いの企業から1名ずつ選出し合って既存店をリニューアルして改装オープンさせた。

  まさに後に引けない選択での改装オープン。

しかし、結果は目に見えていたと思われる。

  一方的なマネジメントスタイルからの店舗運営の歪み。

両店長の一方が、その歪みに耐えきれずに辞職。

  ほとんどが従来の自社の従業員で構成された改装店舗。

そこに他企業の文化が否応なく押し寄せてくる。

  自ら育った本籍地が根こそぎ削ぎ落とされていく。

今までの価値観が刷り込まれ、その価値観で仕事観を身につけて言った店長からすると、これはもう自分の存在価値自体に疑問を持つというジレンマの連続であっただろう。

  しかしこれは当然に起こり得ること。

それが、企業の合従連合の痛みである。

  痛みを伴わない合従連合はない。

そう、言い切れるほど、今まで色々な場面を見てきた。

  特に階段の登り方の違いからの衝突は避けられない。

企業理念を同一にしながらも、その階段の登り方の違いから、具体的な店舗運営をめぐる衝突はいたるところで生まれていくものだ。

  それほど現場での階段の登り方は体に染み付いているもの。

敢えて言えば、私はそれを転職という転機で思い知らされ、その挫折感からこのブログが生まれたと言っていいだろう(笑)。

  逆に言えば、登り方は一つではないという事実を知ることだ。

結城先生の言う、「本籍地」と「現住所」。

  本籍地で商売の醍醐味とその原理原則を学ぶ。

それは普遍の原理原則として体に焼き付けなければならない。

  しかしながら現住所は臨機応変に変えていくべき。

それは、時代に応じて住所を変えていった人間の本来の姿なのであろう。

そう言う意味では、今が如何に成功していても、今が全てではないと言う真実を常に頭におかねばならない。

  要は、今いる現住所をチャンスに変えられるのが能力なのだろう。






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心のあるべき姿」カテゴリの記事

コメント

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
戦う相手は競合店。
向きあう相手はお客様。
付き添う相手は従業員。
私の一貫した思想です。
この思想は何が変わろうとも私の中で一貫して流れている考え方です。
人それぞれに商売観や仕事観、そして人生観があると思います。
ブレない思想を持ちたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2018年5月 8日 (火) 06時41分

もはや本籍地も変えられる事実 本籍地に残るも現住所に行くも どちらに行っても残っても 以前とは違いつつあります
確かに私達はボランティアではありませんが 地域のお客様に喜んでもらいたい気持ちでいます 私もk,kさんと同じで何社かの転職組で師匠のように純粋ではありませんが 長年勤め何を大切にしなければいけないのか?はつかめたような気がします
商社(=勝者)主導の経営 それに過剰に反応する旧上層部
ある方のブログでは 会社の士気が下がるのは 正当に評価されない 会社に未来がない この2つしかないそうです
今の置かれた立場で流されずどう会社と それよりお客様と向き合うか?私は誰と闘っているのか?木曜日は店長会議
抑えていきます(笑)

投稿: dondon-ki | 2018年5月 7日 (月) 22時49分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
スピードを求めれば衝突も必然。
そこで衝突から自己崩壊して行く現場スタッフも多いことでしょう。
そかしその流した血から新たな現実が産まれて行くのでしょう。
木曜日が楽しみですね。

投稿: てっちゃん | 2018年5月 7日 (月) 22時04分

k.kさん、コメントありがとうございます。
ここは本音をぶつける場。
そして思う存分自分の気持ちを発散する場です。
そして、また明日から自分の気持ちに素直に想いを現実にぶつけていきましょう。

投稿: てっちゃん | 2018年5月 7日 (月) 21時50分

第三者的には大成功の様に言われてますが相手方の圧倒的優位性の元での成功ですから流れは自ら決まっていくのかと。は全く異質の企業の連合なので課題も多い。しかしながらスピードを求められる時代。多くの課題を克服素の為にはある程度の血を流す事は仕方がない事なのでしょう・・・続きは木曜日に都合と時間が合えば(笑)。

投稿: dadama | 2018年5月 7日 (月) 14時49分

連合店舗の歪み。お互い自分の社のやり方優先したいがため起こる事。

 そんな単純なものではないですよね、今まで培ってきた、大事に育ててきたノウハウ、そして地位。

 これを根本から否定される。やってられるか!そっちのやり方が正しいとは思わないんですけど、納得できませんが!。

 私の周りでも銀行の合併、同地域のローカルスーパーの子会社化、はたまた市町村合併による衝突。

色々ありますよね、私自身転職が多いので本籍地が薄れてます。1社目の良いところ、2社目の、3社目の・・・ そして現住所。

 だから地位は上がらない(*^_^*) 色々なやり方、社によって若干ちがうノウハウ 。

 時間たてば自分流アレンジに直していけばいいと思います。

 中途は何処にいっても色眼鏡、よそ者扱い。
余談ですがビリージョエルのストレンジャーが大好きです。(笑)

 そういう人種もこの業界には多く居ます。

 楽しんだものが勝ちだと思います。

時間が無い。その限られた時間を充実したステージにする方が楽しいんじゃあないんですかね 

 偉そうな事は言えませんが、これから益々起こり得ることです。

 後進に考え方、技などを伝授する、聞く耳をもった後進ならいくらでも教えたいですよ!

 でもまだまだ教わる段階の私。 今まで人生何をしてきたの?って言われそうですが、それなりに納得して行動してきたので別に。

楽しいと思う仕事は興味もって行動する所存です
 

投稿: k,k | 2018年5月 7日 (月) 07時50分

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