フェイクニュース
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
最近よく聞く言葉。
フェイクニュース。
要は、偽の情報で作られたニュースのこと。
主にネット上で発信・拡散される記事を指す。
更には誹謗(ひぼう)・中傷を目的にした個人発信の投稿などを含む場合もある。
ネットでの情報交換が常態化している昨今では、誹謗中傷の意味を込めて発信した情報が一人歩きをして、更に尾ヒレ派ヒレがついてどんどん拡散していく場合も多い。
それは、人の心に渦巻く欲求や欲望を刺激して個人のSNSを起点として、事実よりも素早く拡散していくものである。
だから、フェイクニュースを遮断するのは非常に難しい。
また、ネット上の拡散以外にも、最近ではマスコミの流す情報やニュースでも話題になりやすい部分だけをカットして報道する場面もある。
カットされたそこだけ見れば話題騒然。
しかし、この場合も、その前後の文脈や話している人の前後の言葉から連続したその部分は明らかに違う意図を発しているのに、その部分のカットだけを聞いた人は「何だ」となるような編集のしかたで報道されている場合も多い。
それを単に話のネタとしてのみ受け取るのであればいいのだが、その報道を以って事実と受け取り、自ら問題意識を持つことに対しては一考しなければならない。
一つだけの情報に振り回される。
そのような状況に陥ってしまう危険性があることを念頭のおくことが大切なのではないだろうか。
私自身も早計による後悔が後を立たなかった経験がある。
だから、自分の目と耳で得た情報しか信用しなくなった経緯がある。
人の噂や人聞きから得た情報は何一つ信用しない。
一応、頭には入れとくが、それだけを以って事実と受け取ることは決してしないということだ。
必ず一考をおいてから判断することにしている。
もっと言うと、自分の目と耳以外から得た情報に関しては、必ずその側面、裏面から見た情報も入れるようにしている。
その情報が入らなければ自ら側面裏面を想像することにしている。
“その裏はどうなっているのだろう”
“その裏側の考え方もあるようなぁ”
“メリットの裏側のデメリットは?”
情報を色々な角度から見てみること。
このことを想定することによって、色々な情報の捉え方をしてみて、最終的に自分はどう判断しどう結論づけるのか。
そんな思考経路を取ることにしている。
その考え方を持つようになってから、保守的になったと言われるが、失敗もしなくなったような気がする。
早計による失敗。
リーダとして、店舗の店長としては、早計による失敗は絶対にしでかしてはいけないことだろう。
色々な角度から物事を捉えて見てからどう結論づけるか。
それによって、より最適な判断と決断が可能となり、余裕を持って会議に臨めるようにはなったとは思われる。
そして他者からの信頼も多少積みあがったように思えるのだ。
| 固定リンク
« 世界選抜? | トップページ | 業績を左右するもの »
コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
この歳になると幾多の失敗によって支えられているようなもの(笑)。
そしてこれからも失敗を重ねていくだろうと思っております。
それがチャレンジの裏返しだとも思っております。
投稿: てっちゃん | 2018年5月15日 (火) 07時52分
dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
ウワサ話が自分の耳に入ってこないのも問題ですが、入ってきたウワサ話の処理の仕方も重要でしょうか。
そういう意味では、臆病なくらいの処理の仕方が万全なのかと思いますが。
その結果が、「口の硬い人間」という評価になるのだろうし、それはある意味信頼につながるのだろうと思います。
投稿: てっちゃん | 2018年5月15日 (火) 07時50分
噂話は拡散増幅していくのが常ですから(笑)。
意図的に踊る事はしても踊らされてはいけませんね・・・かく言う私も無数の失敗から得た事も多く(笑)。失敗から学習する事も必要ですよね。
投稿: dadama | 2018年5月14日 (月) 20時37分
昔ある方から店長は営業は攻め続けていかなければいけないが それ以外は臆病なくらいで丁度いいと言われました その時はピンときませんでしたが私も色々な失敗を踏み(笑)今となっては至極納得できる言葉です 特に人に関する噂話や憶測 また修繕など経費に関する事などは会長と同じで自分の目で見て聞いて確認するようにしています 噂話なんかは あぁ〜そうなんだぁ と聞いてるふりして聞き流しています 聞いてるふりとは そういう噂話のすきな方(そういう人を私はNHKと呼んでます(笑))は聞いてあげないと 聞いてくれなかったとさらに言いふらしますからね 最終的には聞いて自分がどうしたいか?動くのか動かないか?と自己責任ですよね
投稿: dondon-ki | 2018年5月14日 (月) 19時39分