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2018年4月 5日 (木)

執念

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


業績とは執念の賜物。

  最近もそんな出来事があった。

以前にも、ある部門の予算達成の為の執念の話をした。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-1f11.html

  そして今回は昨年比の達成の話。

ようやく開店から一年を経過した段階から安定成長期に入ってきたのであるが、やはり部門別の格差はある。

そして、2月の人事異動によりチーフも数名入れ替わっている。

  入れ替わった部門の数値格差。

ある意味、このタイミングで業績が変わることは多い。
それは、チーフが自ら持つ仕事のスタンスやマネジメントレベル、そして商売勘というものが、このお店のお客様と合うか合わないかも関係していくるのだろう。

  ある部門がチーフ異動とともに低迷した。

そして二ヶ月目の先月の31日。

  昨年の31日の売上に+1万で昨年売上をクリア出来る。

ベーカリー部門という特性上、狙いたい売上分を製造することがまず前提である。

  「今日、○○万の売上で月間昨年比を越えるぞ」

その一言でチーフの顔色が変わった。

  執念に火がついたのだろう。

まずは製造金額。

  ベーカリーは製造金額以上の売り上げは作れない。

惣菜でありベーカリー部門の最大の特性はこうだ。

  ゼロに始まりゼロで終わる部門。

よって、その日に製造した商品でしか売り上げは作れない。
グロサリーのように売場の在庫で十分に売り上げが成り立つ部門では無い。

  その日の売り上げを見越して製造し売り切る。

そこで目標とする売り上げを達成するには、まず製造しなければならない。

  そして売り切る。

製造した商品をどう売り切るか。

  試食、マイク放送、陳列技術、販促媒体。

31日の一日限りである。
多少の試食やロスは荒利率には大きな影響は無いだろう。

  「どんどん試食を出して食べてもらえ。」

そしてマイク放送。

  焼きたてをアピール。

ベーカリーの焼きたてか否か。

  パンの焼きたてほど価値の高い商品はない。

パンの焼きたて商品は、設定されている売価と比較すると、その価格の倍以上の価値を秘めている。

  だから絶対に焼きたてを食べるべきなのである。

食感、もちもち勘、なめらから焼きたての香りと旨味。

  いずれをとってもその価格を超える価値がある。

だから、焼きたて商品は全てマイク放送で店内のお客様に案内する。
そんなこんなで、目標の売り上げから約2万円ほどのアッパーで終了。

  “一部門だけ蚊帳の外”

どうせなら、全部門が同じ喜びを味わいたいものである。

  なんとか、その目標が達せられた月末。

その繰り返しが販売力を高め、店舗力を高めていくのである。








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コメント

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
第1四半期の数値予測と店長見解でしょうか。一年のスタートとしてのこの時期。
早々に店舗計画と発表の時期でもありますね。今年は当方も店長の力量が問われる一年となりました。大切なのは部下を同じ方向に向かせ、価値観を共有することだと思います。

投稿: てっちゃん | 2018年4月 6日 (金) 06時35分

今の時代まさに執念と執着の時代ですね
店長とは いかに数字軸を元にお客様 売場(D社では買い場)メンバーにどれだけ執念燃やして執着できるか?ですね
本日は弊社の店長会議でした
5月までにどれだけ営業利益を上げれるか?個別にヒアリングがありました‥もちろんやり切る覚悟で話しましたが‥
不安ながらも執着し自分へのアファメーションとして頑張ります

投稿: dondon-ki | 2018年4月 5日 (木) 23時03分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
「執念」をマニュアル化している企業は私の知る限り東の鳩ぐらいかと(笑)。
しかし当社でも前月の数値で99.9%で終えたとか、あと6万で達成できたとかという終了の仕方をした時はトップからダイレクトに電話が掛かってきますよ。
「なぜ31日にもっと執念を持たないんだ!」と(笑)。
基本やマニュアルを大切にはしますが、トップがこだわる執念は自社の従業員として認められるか否かの瀬戸際でもあると思うのです。そしてそんなDNAを大切にする企業でありたいと思いますね。

投稿: てっちゃん | 2018年4月 5日 (木) 10時57分

今日の話題はマニュアルに存在するのでしょうか?(笑)。「執念」を肯定したマニュアルは見分した事はありませんが(笑)。マニュアルを逸脱する事でアウトローにならざるを得ないのですが商売は人間対人間とのせめぎ合いでありそこには泥臭さや血の通う会話などが必然的に生じてくると思います。勿論マニュアルを理解して更なる進化を遂げる。マニュアルで平均点は取れてもう競合や人員問題が山積する中で継続的成長を目指すには「執念」のような人間力の成長が欠かせないと思うのですが・・・てっちゃんが異動した次の店長はどうするんだとトップに問われたらどう答えますか?(笑)。

投稿: dadama | 2018年4月 5日 (木) 09時12分

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