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2018年4月12日 (木)

李下に冠を正さず

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、2度ほどこの諺を耳にした。

  「李下に冠を正さず」。

一度目は自社の直属の上司の言葉。
二度目は公明党山口委員長の言葉。

「季(すもも)」の下で冠をかぶり直すために手を上げると、すももを盗ろうとしているような誤解を与えることとなるので疑わしまねをするものではない」との意。

  店長会では、店長の行動の指針として用いられた。
  公明党山口委員長は安部首相夫人への戒めとして。

いずれも、組織のリーダーや長ともなれば、自分では意識しなくても他者や部下から常に見られており、自分では怪しい行動をしていなくても他者から見られた場合に疑われるような行動や動作、仕草をすべきではないという中国の諺である。

  直近で同じ諺を二度見に触れるという偶然。

これは、何かを物語っているのだろう。

  リーダーや組織の長としての心構え。

特にこの時期は新たな組織改編の時期であり、新入社員等も組織に編入され、従来の阿吽の呼吸に慣れた組織から新たな人材が加わる時期でもある。

  “もう一度リーダーとしての心構えを見直せ”

自分に対して、何かの力が働いているのだろうか。

  そう受け取るべきなのだろう(笑)。

同じ組織の店長という肩書きで約二年。

  三年目に突入した。

思えば、辞令を受けチーフたちが赴任し、新規採用のパートさんの教育、そして開店。そしてあっという間に開店から一年と数ヶ月。

  このお店に赴任して二年が経過。

そして三年目に突入した。

  三年目という慣れのリスク。

それを心して三年目に向えという忠告なのだろうか。

  部下から見える上司の姿。

上司としては、仕事の一環として店舗を離れて競合店のMRや食事等の外出は他の従業員よりも頻繁に発生するものだ。

  「ちょっと出かけてくるから。」

そんな気軽な報告で外出する場合もあるだろう。
しかし部下から見たときの上司の姿は違う。

  「また店長が消えた。」
  「どこに行ったのかわからない。」
  「いつもフラフラしている。」

そんな印象で捉えられることが多い。

  業務として他店舗へのMR。

そのつもりが、部下から見ると、店長は一体何をしているのか、どこにいるのかわからない、といった存在になってはいないか。

  よくある話である。

店長が居ても居なくても、売場が乱れない。

  これが理想ではあろう。

しかし、多くは店長の目というプレッシャーからか店長が店内で常に回遊しながらチェックをしているお店ほど常にビシッとしているものだ。

店長が店内で所在を明らかにしているか、常に不在でどこで何をやっているのかわからないのか。

  情報収拾という名の下に店長が店を不在にする。

逆に、そんな程度の情報収拾なら店を開けないで徹底して店内の問題を解決することに重点を置く。

競合の存在に振り回されずに、自店のお客様対策に徹底して、時間と量力を注ぐ。

  そんな忠告を「李下に冠を正さず」が示しているのかもしれない。








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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
店長の存在感はやはり居る時と居ない時を明確にしてくれるようですね。
やはり目に見えない緊張感がみなぎって居るもの。
それはどうしても自分では気づかないものなのでしょう。自分が休日の店内をMRするのも一つのたかもしれませんね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年4月12日 (木) 20時52分

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
MRの当番制。面白い店内のルールですね。
そのことによって、店長目線が養われ、その店長目線が自分のカテゴリーを客観的に見る目をつけていくもの。
参考にさせていただきます(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年4月12日 (木) 20時48分

私の店長時代は出勤、休みが一目瞭然だったようです。休みの日は騒々しくない(笑)。ここに書き込む舎弟も私が休みの時はのびのびと仕事が出来たようで(笑)。仕事もいい加減でしたよ。部下には良く愚痴られましたね。私が心掛けた事は風通しを良くする事とトップには毅然とした態度を取る事でしょうか。建前論は嫌いでしたからトップとは良く口論もしましたしその姿を見てたからこそ部下も愚痴りながらもついてきてくれたと思っています。そうは言ってもサラリーマン。部下は上司を選べない。私と仕事をした為に組織のラインから外す事は出来ません。私についてきた部下は現在そこそこの職位について頑張ってくれてる事が何よりと思います。後は本人次第(笑)。アウトローと言われてますが会社に背を向けるアウトローになっては部下を持つ者としては失格ですからキリキリの痺れる戦いをしてきましたかね(笑)。

投稿: dadama | 2018年4月12日 (木) 19時46分

当店ではMRは食品メンバーでの当番制にしています 競合を見る時の注意点 自部門のみならず他部門までみれらる視野を持って欲しいですね 部下からすると謎多き店長の仕事かも知れませんが私は仕事はオープンにし あなただったらどう考える? と意地悪でもなんでもなく 素直に意見を聞いたりしてます
そうやって信頼関係を気づき 何やってるかわからない と言われない部下との絆つくりをしています

投稿: dondon-ki | 2018年4月12日 (木) 14時29分

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