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2018年4月

2018年4月30日 (月)

置き場

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、あるチーフにこんな言葉を浴びせた(笑)。

  「こんな置き場作ってんじゃねぇ〜よ。」

置き場?。

  商品をただ置いただけの売場。

それは売り場と言わずに置き場と言って担当者に売れる売り場を指導してきた。

  そして言った後に気づいた。

“相当久しぶりにこの言葉を使ったなぁ〜”

  思えば5年ぶりぐらいであろうか。

転職してきた当時は頻繁に使っていたような気がする。

  売り場の考え方の違いからくるギャップ。

私が学んできた売場作りと異なる陳列手法が、私には意思を持って担当者の作った売場には思えずに、いい加減に短時間で品出しを完了させるためだけに品出しをしたとしか思えない売場であった。

それに対して、当時の私はそのギャップの意味がわからずに担当者に「置き場」と言う表現で揶揄していたのである。

徐々にそのギャップの意味が理解できてきた私は、その後は頻繁にその言葉を使わずにいたのだ。

  よって最後にその言葉を使ったのは5年ほど前のこと。

それ以来、流石にこの売場作りはないだろうと思って、先日使ってしまった。

  それが言えると言う部下との関係もあったのだろう。

その置き場の陳列手法。

  ドールジュースの表面のセロファンを破いて積んだだけの陳列。

お客様の視点からしても、段ボールの箱にそのまま入った状態で、商品の顔もダンボールで見えない状態。

  手間を掛けずに品出しして置いただけの売場。

これを見過ごしていたら、いつまで経っても売れる売り場を習得することは出来ない。

  品出しの効率はいいが商品回転はすこぶる悪い。

よく、生産性を上げるために品出しスピードを上げるために、とりあえず商品を売場に陳列するスピードに目が行きがちだが、生産性の分子は売上である。

作業時間だけを短縮しても生産性は高まらない。

  売上が上がらない限り生産性は高まらないのだ。

その為には、最低限どこまでの手を加えて売れる売場にしなければならないか。

  一度の手間で作った売場の効率。

それは、ある程度の商品の回転スピードと売れる状態の継続時間で決まると思う。

  ある程度の時間を費やして長く継続して売れる売場が保たれる。

それが、売れる売場にはなったが、その状態が商品回転によって短命の終わる売り場の状態であれば、更に追加で売場に手を加える必要があろう。

そう考えると多少の時間を費やしても売れる売場が長い時間維持できる陳列にしたほうが生産性は高まると言える。

  やはり売れる売場をしっかりと理解して積み込むことが大切。

結果として、一度作った売場が長い時間売れる売場として維持されていることが大切なのだ。

  置き場。

そこからは何も生まれない。







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2018年4月29日 (日)

鉄人の思い出

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


衣笠祥雄さんが逝った。

  享年71歳。

鉄人の名をほしいままにした現役時代から考えれば、非常に若すぎる死である。
現役時代は、1987年に2215試合連続出場を果たし最多連続試合出場の日本記録を持つ。

  その途中ではデッドボールによる骨折もあった。

それでも1試合だけ代打出場となったが、それ以降は再びフル出場を更新していく。

  連続試合出場。

非常に地味な記録ではある。
安打、ホームラン、打率等の派手な数値の記録ではないが、連続試合出場とは、チームの主力選手として常に安定した能力を発揮し続けなければならないと言う点では紛れもなくチームの主軸であり続けたと言う証であろう。

  私が一番心に残る衣笠選手の記憶。

それは、やはり江夏の21球の場面であろう。

  衣笠選手の打力面での記憶ではない(笑)。

1979年のプロ野球日本シリーズ第7戦。

  9回裏の大詰めの場面での出来事。

これは別途、江夏の21球と言うドキュメント番組が組まれるほどの名場面となったシーンである。

  その場面での衣笠選手と江夏投手との会話。

当然、リアルにその場面を見ていた私たちは、単に衣笠選手が江夏投手に歩み寄り、元気付けているようにしか見えなかった場面である。

  この場面の真相。

それは、この回のピンチに際して、ベンチサイドでは万が一に場面を想定して北別府や池谷がブルペンで投球練習をしていたことに対して、江夏投手がベンチの動きを不振に思ったことへの激励の意味で衣笠選手がマウンドに駆け寄ったと言うのが真相だった。

  「俺もユニフォームを脱ぐよ」

江夏投手の気持ちを察して、衣笠選手が江夏投手にかけた言葉。
この一言で、江夏投手は目の前のバッターに神経を集中できたと言う。

  ここに人間衣笠祥雄の真骨頂がある。

仲間のモチベーションを気遣い行動できる人間。

  それを「江夏の21球」というドキュメント番組で知ることとなる。

死去する4日前でもある同月19日にBS-TBSで放送されたDeNA対巨人戦で解説を行ったのが最後のメディア出演となり視聴者らが衣笠の声の異変・体調を不安視していた矢先の出来事であったようだ。

  死去の4日前のテレビ解説。

そのことだけでも、鉄人に相応しいエピソードであろうか。

  ご冥福を祈りたい。






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2018年4月28日 (土)

コンセプトの変更

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ストアコンセプト。

  新店開店前にお店のストアコンセプトを設定した。

あれから1年半。

  新年度にあたりストアコンセプトを変更した。

変更といっても大幅なものではない。

  一年半の営業から見えてきた自店の現状。

その現場を踏まえて微調整を施したと言うべきか。

  「52週の変化に富んだお店」

これが従来のストアコンセプトであったが、大型店と違い日々来店されるお客様の買い物動向を見ていると、52週の変化を目指し以上に実践すべきコンセプトがあることを最近は富に感じてきたのである。

  普段の食生活に安定した食材の提供。

このことが52週の変化よりも大切に考えるのがこのお店の課題であると言うこと。
よって、4月からストアコンセプトの命題を52週と言う視点からではなく、単品量販という視点からに変更したのである。

  単品量販で話題のお店。

52週で変化を持たせようとすると、単品よりもその週その週で変化を持たせることに意識が移り、単品をとことん売り込むと言う腰を据えた売場つくりが難しくなってくるのである。

  それでも大型店のように客数や売り上げでカバーできればいい。

しかし、中小規模の売上の店舗としては、中途半端な変化で常に中途半端なダイナミックさの欠ける売り場を週ごとに繰り返すよりも、別の視点でお店を捉えて見なければならないと思うようになってきたのである。

  当然、52週の催事には対応する。

しかし、開店一年目のような派手な売場を作るべき時と流す時を明確にしていきたいと思っている。

  そうやって、設定した普段の単品をしっかり提案する。

日々のその連続が、普段の地域のお客様のリピートを生み、業績に反映できる。
そんな考えに変わってきた。

  ストアコンセプトは一定。

そうそう変えるものではないと言う意見もあろう。
ある程度の年数の経った既存店であれば、従来からの経験値と競合環境によって、一定のストアコンセプトを確立したならば、そうそうは環境の変化はないだろう。

しかし、当店のように新店であれば、当初確立したストアコンセプトが実際の来店されるお客様との違いや買い回りの違いから微調整はすべきであろう。

  また商圏環境も当初リサーチした結果と異なることは良くある。

リサーチした商圏人口等が古い資料からの引用であれば、現状と大きく異なることもあるだろう。

  商圏人口や年齢が資料と違う。

それによって、若年層に合わせたしな揃えやカテゴリーが実態とずれていた。

  そんな経験もあろう。

できるだけ早く修正すべきであろうが、いろいろな理由から改装をきっかけになる場合も多い。

  しかしストアコンセプトを変更していずれ実際の改装に繋げる。

そんな意味合いからのコンセプトの変更。
そこから、現場の売場作りにつなげて行きたいと思っている。







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2018年4月27日 (金)

サングリアの季節

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


サングリア。

  手作りの果実入りワイン。

手作りのサングリアの目覚めたのは一昨年であろうか。

  Facebook仲間のアップがきっかけであった。

彼女がアップしたその画像が非常にお洒落であったため、ワインの興味とサングリアのお洒落感が心に響いて興味を引いた。

  “よし、俺も作ってみるか!”

そう思って、手作りのサングリアにハマってしまったのである。

  今年で3年目であろう。

Facebookの面白いところは、一年前や数年前の同じ日にアップした内容が記憶として今年の同じ日に過去の記憶としてアップされるのである。

そして、昨年と同時期に、やはり手作りサングリアで一杯やっている画像がアップされてきたのには驚いた。

  “同じこと考えて同じことしていたんだ(笑)”

昨年の今頃の時期に、やはり手作りのサングリアを作っていたという事実。

  この時期になると飲みたくなるのだろうか。

春というよりも初夏の日差し。
そして、お洒落な手作りのサングリア。

  私流の作り方はいたって簡単。

一番安い外国産のワイン。

  できれば辛口の甘くないヤツ。

そのワインに、好みの果実類をカットして入れて、一晩二晩寝かせるだけ。
果実は、今が旬の果実になるが、今だとパイン、バナナ、苺、グレープフルーツ、キウイ、りんごあたりか。

  パインやバナナを入れると、トロッとした甘味が出る。
  柑橘やライムは酸味が増し、さっぱりとした風味が出る。

そんな印象であるが、最近は単品を選択していれるのではなく、値下げされたカットフルーツの盛り合わせを購入することが多い(笑)。

大型パックの盛り合わせになると、パインやらキウイやら苺、りんご、柑橘が全て盛りあわされているから、そのまま入れても良し、家族で多少食べてから残りを入れても良い。

  そして二晩寝かせる。

ずっと冷蔵庫に入れっぱなしにしておくのだ。
そうすると、果実から出た果汁がワインに果実のとろみが多少ミックスされ、それが果実の甘味となってワインに溶け込むのである。

  この果実感とワインの渋みが適度にミックスされる。

このワインを飲みながら、中のワインが沁みた果実と両方味わえるのである。

  この果実がまた美味しい(笑)。

特に、パインとバナナは甘味と酸味とワインの渋みがミックスされた果実を味わうことができるのである。

  安ワインで398円。
  カット果実500円。

この程度でサングリアが出来てしまうのだ。

  そしてこの手作り感はたまらない。

手作りということは自分で作るということであり、唯一無二の存在。
だから、尚更美味しさ感が伝わってくるのだろう。

  更に見た目のオシャレ感もまんざらでもない。

手作りサングリアは実際の果実が入っているから、その見た目の美味しさ感が生まれるのであろう。

  ワインと果実の融合。

ますますハマっていきそうである(笑)。


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2018年4月26日 (木)

販売の基本

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々の商売の基本といえば、

  清掃、鮮度、接客、品切れの4S。

いつの時代でもブレない商売の4原則である。

  しかし今日はこの話では無い。

我々の仕事は食材を売ること。

  食材とは食卓に上る料理となる。

よって、販売の前提として、

  どんな味なのか?。

販売する側が、どんな味なのかを知らないでは売れない。

  そこで試食があり説明POPが生まれるのだ。

しかし意外に販売する側が、販売している商品の味を知らないケースが多い。

  100%知ることは無理であろう。

しかしせめて売り込む商品の味を知らないでどうすると言いたい。

  試食という行為は自らも食べられる。

だから、試食を出したら、自らも食べて欲しいものだ。
できれば、責任者が率先して従業員に試食を進め、全員が味を知った上で売場に試食と商品を陳列して欲しいものである。

  味をするか知らないかで売り込みの言葉が異なってくるものだ。

特に、新たに新商品や新規季節品として入荷した商品は試食で味を提案して欲しいものだ。

  逆に言うと試食して美味しいから売り込むと言う行為。

こちらの方がより積極的な試食による販売行為と言えるだろうか。
そしてそれは、新入社員であれば自らの舌を鍛えることにもつながる。

  商品の味を知る。

販売する側が、まず販売する商品の味を知ると言うことは、販売の基本中の基本であろう。

  わかりやすく商品の顔を見せて陳列する。
  ボリューム感たっぷりに大陳して販売する。

そのようなテクニックも必要であろうが、商品知識の一環として自分の舌で「味」を知ると言うことも、基本中の基本と言えるであろう。

  特に、旬の商材は試食で「走り」「盛り」「なごり」を知ることだ。

同じ旬といっても、例えば国内柑橘が上記の走り、盛り、なごりで味が違うのかを知ることは、その時々での売り方の違いを知ることであり、逆に言うとそれを強みとして「なごり」の時の売り方で売上粗利をどう稼ぐかと言う商売勘にも繋がっていくのである。

  そう考えると、いちごは今が名残の最終期。

鮮度落ちは早い。
入荷したら1日で売り切りたい。

  しかし、味は一番美味しい時期。
  そして、価格は一番安価な時期。

果実の中でも単価の高い苺は、今が売り上げの最終時期であり、箱売り等で安さを売りに売り込めば、果実の売り上げに貢献できるのである。

  しかしなかなか手を出しずらい。

鮮度落ちというリスク。

  そこを敢えて経験するかしないかが商売勘につながるのであろう。

旬の商材の「味」。

  商品も商売も味わうことが大切である。







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2018年4月25日 (水)

変わる部下育成

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は特に我々世代に言えることかもしれない。

  部下の価値基準が大きく変わってきた。

それは、働き方改革という言葉でなお一層明確になってきたようだ。
しかし、それはそのような方向に徐々に変化してきていたのだが、我々世代の価値基準がまだまだ企業内にも店舗内にも幅を利かせていたことで、表面上出てこなかったのである。

  労働時間と残業に対する意識の差。

このギャップの存在を、以前は我々世代の価値基準に照らして企業も後押しをしていたのだが、働き方改革や人材不足による就業管理の変更、また労働基準監督署からの指導もあり、労働時間の管理が従来よりも厳しい目線に立たなければならなくなってきたのである。

  8時間労働厳守。
  正確な残業把握。

この二つを明確に打ち出して実践していくことが企業側にも求められるようになってきたようだ。

  これを曖昧にしていると「ブラック」の称号が与えられる(笑)。

しかし、我々世代の人間達が積み重ねてきた価値基準はなかなか変えられるものではない。

  良くも悪くもそれによって自ら成長してこれたと信じているから。

それは、他人や部下に対しても同様の価値基準を要求することになっていく。

  しかし、今変えるべきはこの古い価値基準であろう。

逆に言えば、自ら価値基準を変え、自らの行動を変えるべきなのが我々なのである。

  定時に来て定時に帰る。

その為には、自らの仕事と店舗の仕事を見直す。

  そして実践する。

当然、ギャップは生まれる。
自分への葛藤もあろう。

  上司や部下からの目線も気になるところだ。

しかし、敢えてそれを実践する勇気と行動が、部下からの評価を変えるのである。

  そしてそこに部下が付いてこようとするのであろう。

逆に言うと、拘束時間の長い上司からは学ぶべきものが無いと言う評価を得ると言うことだ。

  それがこれからの評価基準となるのである。

よって、部下を持ったら自ら率先して就業時間を守る姿勢が、部下を育てる要素として必要になってくると言うことだ。

  その上での原理原則や技術の伝承。

それが、今後の人材確保、流出防止、そして人材育成が確実に進化していくことへ繋がっていくのである。

  そこに立ちはだかる我々世代の価値観。

気持ちはわかるが、精神論だけでは立ち行かない時代である(笑)。








  

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2018年4月24日 (火)

夏到来?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の日曜日。

  最高気温29度。

ほとんど「真夏日」であった。

  まだ4月である。

思えば、今年の2月は非常に寒かった。

  それからたかだか2ヶ月。

一気に春を通り越して「真夏日」である。

  但し、朝晩の涼しさは残っているが。

かっては、スーパーの鮮魚部門の売場も春夏秋冬で売場のレイアウトを変更していたものだが、今や夏と冬の2回に絞られてきている。

  小売にとっての春夏秋冬は重要である。

寒い時に寒く、暑い時に暑くなるという日本の四季のお陰で、その四季に合わせた商品が購入され、売上が季節ごとに維持されるのであるから。

  衣料品などはそのいい例であろう。

食材だって、寒くなれば鍋材が売れ、春には煮物や刺身と変化し、夏にはカツオやそうめんに野菜の薬味といった風に、四季それぞれに応じた食材が売場を賑わし、お客様もそれに応じて食卓を彩るという暮らし。

  その四季が無くなりつつある。

春夏秋冬という四季から、極端な夏冬型へ。
しかし、この時期はまだまだ不思議な時期でもある。

  真夏日の数日後には最高気温が20度を割るのだから。

明日以降は気温が低下してくるという。

  この時期の一番の変化はここだろうか。

何れにしても、両極端にブレるのが最近の傾向であろうか。

  そこにチャンスとリスクが同居するのである。

そしてそこに発注担当者や販売担当者の力量が問われるのである。

  その瞬間的な買い物行動を読んで発注を変える。
  生鮮では売場計画を変えて気温MDを実行する。

特に、和デイリーの担当者にはその能力が問われるのである。

  寒い時の練物。
  暑い時の豆腐。

この発注で、夢にまで出てくるという話はよく聞く(笑)。
そして寒暖の差が激しくなればなるほど販売数量も両極端になる。

  確かに、夢に出てきそうなほどの醍醐味かもしれない。

逆に言うと、それが仕事の面白さであるとも言える。

  でなければ自動発注で十分なのだから。

そこに人が介在する意味は、我々の取り扱う商品は、そのほとんどが気温MDに則った動向を示す商品を取り扱っているのだから。

  しかしやはりこの季節が一年で一番好きだ。

桜という春到来の風物詩が散り、新緑の季節。

  春の爽やかさと夏の日差しが交差する初夏。

世の中は新生活が始まり、新たなお客様が来店し、売れ筋が変化し、売場が大きく変わっていく。

  いよいよ揖保乃糸も積み込んだ(笑)。

私の初夏が到来した。






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2018年4月23日 (月)

3年スパン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


仕事の業績。

  売上、荒利、生産性、営業利益。

職位によって、その評価基準は違うだろうが、現場の店舗で最優先される業績は売上の昨年比であろう。

  それも今やいろいろと揶揄されているが(笑)。

いつまで昨年比にこだわるのか。
新たな評価基準で視点を変える。
次世代のカテゴリーを 最重点に。

  等々、あろう。

しかし、売上の昨年比で今の仕事を評価するのが、今も昔も一番現場にとっては一番分かりやすい数値であることは間違いないだろう。

確かに、売上だけを見れば、外部与件も多いのも確か。

  競合店の出店。
  道路付の変更。
  新規住宅建設。

これらによって、大きく昨年比が変わることも事実。
しかしそれでも、昨年比で比較することは、自らの打った手に対してお客様からの反応を評価するという意味では、自分が一番その評価に手応えを感じるということである。

  昨年の売場はこうだったから、今年はこう変えてみよう。
  そう変えてみた結果、昨年比でこのような結果となった。
  しかし反省点も見えてきたから、来年はこうしてみよう。

昨年比とは、一年をスパンとして昨年の同月同日同曜日で比較するのが一般的である。そして、そのまとめとしての同月間での昨年比が一括りとする。

  先月は昨年比で100をクリアしたか割ったか。

それで、月間の自分への評価が決まる。
その評価で学ぶべきことは、

  一つは同じイベント対応への評価。
  二つは継続してきた対策への評価。

昨年の母の日の反省を踏まえて、今年はこんなイベント対応をした。

  その結果としての母の日の昨年比。

この評価から、自分が取った母の日の売場がお客様にどう評価されたかが明確に判断できる。

また、昨年の同時期にはやってこなかった対策を、その後継続して取り続けた結果、今月の売上昨年比でこのように上積みされてきているという結果。

  それは、客数でも評価できるし売上でも評価できるだろう。

それは、お客様の来店動機にどのような影響を与えているかという自己評価に繋がるものである。

  そう考えると、同じ店舗で3年を経験する必要はあろう。

そう、同一店舗で3年を経験すると、自らの手の打ちが同一店舗という同じ条件の素で自分に跳ね返ってくるのである。

  この自己評価を経験するということの意味は大きい。

要は、何をすれば翌年にどんな業績として自分に跳ね返っていくのかを知るということだ。

これが例えば、赴任初年度では、昨年は別の店長が取った施策に対しての今年の業績であるから、それが見えない。
また、昨年1年間の自分の施策が、人事異動により他店舗へ異動したならば、その施策が妥当だったのかどうかが他店舗では感じられない。

  やはり、3年間は同一店舗で昨年比で自己評価しなければならない。

その結果、どんな施策がどんな結果を生むのかを、その昨年比から学ぶことができるのである。

  この積み重ねが自らの実力を磨いていくことになる。

それは、結果が自らに跳ね返ってくるという言い訳の効かない数値だからである。

  「去年は与件が違うので(笑)。」

そんな言い訳が許されないのが、自分の数値に対する昨年比なのである。







  

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2018年4月22日 (日)

初夏の新番組から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで紹介した初夏のおすすめドラマ。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/4-df6a.html

その中で取り上げた「コンフィデンスマンJP」。

  フジテレビの月曜9時。

いわゆる、月9(げつく)。

  月9といえばロマンス。

しかし今回のドラマは大いにハラワタよじれるコメディードラマと言える。

  https://goo.gl/4wG6Yu

主役は長澤まさみ、東出昌大、小日向文世。

  長澤が主役のようだが、ここは3人であろう。

それだけ、長澤まさみだけでなく、東出昌大、小日向文世の役柄が大きな役割を演じていると言えるし、この二人と長澤まさみのやりとりが絶妙で最高に面白いのである。

  「ダー子のハニートラップだけは下手くそ。」

そんな言葉のやりとりが長澤まさみの今回の役所であろうか。

  詐欺師。

そして、女詐欺師ともなれば、ハニートラップ(色仕掛け)が常套手段と思われるが、長澤演じるダー子は天才的な頭脳を持ち、飛行機のキャビンアテンダントの資格を簡単に取得してしまうのだが、ハニートラップを使った詐欺だけは演技力ゼロ。

  第一話でもその場面が出てきた。

このドラマの面白いところは、大仕掛けで大勢の人間が大金持ちを騙し、その悪どい相手から大金を奪い取るその過程が奇想天外で面白いのである。

大金をかすめられる人間性にホロっとくるところもあり、人間臭い要素も多い。
また、ストーリーもどこまでがホントでどこからが偽物なのかも区別がつかないほど、大掛かりな詐欺の様相を呈している。

  流石にここまでは有り得ないだろう。

大抵のドラマには、誇大表現はつきものであるが、このドラマは尚更である(笑)。
しかしそれでも、その演技力と奇想天外のストーリーと笑いの要素を存分に配した脚本も面白い。

  とにかく、考えずに見れるドラマである。

そして、コメディー要素が存分に盛り込まれたドラマでもある。
また、長澤まさみの弱点がハニートラップであるということもポイントであろうか。

  是非屈託無く見て欲しいドラマである。





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2018年4月21日 (土)

誕生日を迎えて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今週の水曜日に誕生日を迎えた。

  この歳になると誕生日に特別な想いはなくなる。

あるのは、企業人として後何年やれるのだろうかというカウントダウンの境地であろうか(笑)。

  しかし多くの方からのメッセージは頂いた。

これもSNSの時代ならではの友達関係が成せる技であろうか。

  特にFacebook仲間は多い。

これは、Facebook上に友達の誕生日がアップされるからであろう。

  Facebookの友達の誕生日を知らせてくれる。

この機能があるが故に、友達の誕生日の朝にはFacebook上にそのことが記載されて載るのである。

  そこでお誕生日のお祝いメッセージの送信。

このことによって、一度もお会いしたことのない方からもたくさんのメッセージが入る。

  「一度お会いして一献傾けましょう。」

そんなお祝いのメッセージも珍しくない。
それだけ、友達という概念が変化してきているのだろう。
また、そんな関係が今や当たり前となり、そんな方々からの影響度合いも増してきているのかもしれない。

  満58歳。

いわゆる定年まで後2年。

  55歳からカウントダウンは始まっていると思っている。

そのカウントダウンが後2回に迫ってきたということだろう。
そう思いながらのこの5年間は意外に長かったような気がする。

  特にてっちゃん会の発足がそう思わせているのだろう。

それだけ中身の濃い人生に変化してきたのだと思う。

  一年が長いということはそれだけ変化が多くなったということだろう。

同じ季節に同じ行為の繰り返しになれば、一年はあっという間に過ぎ去るものだ。
しかし、一年が長く感じるということは、新入社員や若手の頃の一年の経過と同様に、慣れない事例を多く経験していくと感じるものである。

  更に新店の経験も一年が長く感じる要因かもしれない。

要は、慣れ親しんだ時の流れではなく、慣れない初めての経験の連続が同じ時を長く感じさせるものなのだろう。

  時の過ぎゆくのが長く感じられるここ数年。

そんな感覚で時が過ぎゆくのを感じていたものが、確実に誕生日というけじめの時に、紛れもない時間の経過を思い知らされるという感覚が今回の誕生日であったような気がする。

  最近のこの時の過ぎ方が好きである。

同じことの繰り返しをしながらも、新たな挑戦や経験に積極的に足を踏み入れて見る。

  結果的に時がゆっくりと流れていく。

そんな経験を一歩一歩踏みしめていきたいものである。

そして皆様、定年がどうのこうのではなく、その後も色々な経験を積んでいきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。







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2018年4月20日 (金)

熟成日本酒?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ちょっと前の日経新聞の記事。

  「日本酒 熟成のプレミアム」。

日本酒と聞いただけで小躍りして喜ぶ方も多いだろうか(笑)。

  日本酒を熟成させる取り組み。

この取り組みがジワリと広がってきているらしい。

  日本酒の熟成。

今、日本はワインブームであるが、このワインの製造過程に着目し、日本酒の製造法を開発した酒蔵もあるという。

従来、私は日本酒を好んでは飲んでこなかった。

  なぜか?。

遠い記憶に、一番初めに大学のボート部での飲み会に参加して、日本酒をラッパ飲みさせられて記憶を無くし、その夜は一晩中ゲロッパきの憂き目にあったから。

  この時を境に日本酒にはいい思い出はない(笑)。

それは社会人になってからも同様で、入社後すぐにアサヒのスーパードライが発売されてからは、ビールオンリーになっていった。

  しかしこの歳になってから日本酒に目覚めたのであろうか。

それには、女房の影響もあるかもしれない。

  女房は今までほとんど飲まなかった。

しかし、近年義理の弟から頂いた日本酒やdadamaさんから送られてきた日本酒を口にするようになり、今までの日本酒には無い味わいを舌が覚え、また飲みたいとの欲求が生まれてきたためであろうか。

  この歳で初めて日本酒を探しに近隣を調べたりもした。

そして、嗜む日本酒はなんとも言えない味の深みを覚えるのである。

  元々はただのコメ。

しかし、そこから導き出される日本酒としての味は、これほどまでに違うのかと感嘆してしまうほどに違いが現れる。

  ワインであればぶどう毎に味が違う。
  焼酎であれば芋か麦か味わいが違う。

しかし、日本酒は同じコメなのに、なぜこうも味が違うのだろうと思う。

  それだけ製造過程での違いが味に出るのだろう。

それは決していいコメを使ったからということではなく、やはり作り手の腕次第といだといいうことらしい。

  そんな時代に出現した熟成日本酒。

この記事を見ると、日本酒を熟成させる技術や製造法は江戸時代にもあったらしい。

  その江戸文化を復活させたという。

その酒蔵の特徴は、コメをあまり削らずに旨味を引き出すことにあるという。

  通常の大吟醸はコメを50%以上削る。

それを、30%前後に抑えて、熟成によって味の深みにつなげているという。

  「和風の煮込み料理や熟成チーズとも合う」

そんな料理に合うという。

  一度は味わってみたいものである。





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2018年4月19日 (木)

銀座の女

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日放映されたNHKプロフェッショナル「私の流儀」。

  今回のテーマは「銀座の女」。

銀座のクラブのママを取り上げた。

  このテーマは男なら誰でも興味のあるところだろう。

そして、今回の放映からも多くの気づきを得ることができた。
いや、逆に他の男性が主役のプロフェッショナルよりもマネジメントという部分では大いに気づきがあった。

  要は、最高のおもてなしが凝縮された場所。

それが銀座のクラブ。

  顧客は一流の男たち。

その一流の男達が集い語らい、癒される銀座の高級クラブ。

  “どんな世界なのだろう”

我々には、一生賭けても通うことは出来ない場所かもしれない。

  だから憧れるのかもしれない。

そこのママが語る身上。

  「代えの効かない女になれ」。

人間として、代えの効かない人間であるかどうかは、他人が決めることである。

  他人から自分はどう思われているのか。

そこに、その人間の存在価値がある。
その存在価値を如何に高めて、顧客がリピートしてくれるか。

  この言葉は人間として追求すべき身上ではないだろうか。

そんな彼女のクラブのママとしてのマネジメントが今回の最大の軸ではないだろう。
か。

通常のクラブであれば、様々なノルマがあるという。

  売り上げ。
  同伴出社。

しかし、これらのノルマが達成されなければ、即解雇だという。

  非常に厳しい世界。

しかし、このママはいう。

  「時間をかけて成長する子も多い。」

だから、ノルマという数値ではなく、数値に現れない内面の魅力。
特に、一流の男性や組織人が通う場所であるから、彼らの癒しの場という存在だけでなく、彼らを一流の男に磨き込む場所でもある。

  一流の男の嗜みを教える場。

その嗜みとは、仕事の流儀でもあり人生の流儀でもある。

  その流儀を気づかせる場。

話を戻すが、彼女のクラブのママとしてのマネジメントとは、ノルマを課さずにクラブの従業員同士の絆を大切にし、女を磨き男に癒しの場を提供すようとするマネジメントである。

  店内の従業員同士の揉め事の排除。

これがこのマネジメントの狙いではないだろうか。

  銀座のクラブ。

ノルマが課せれるということは、隣のホステスが自分の競争相手でもある。

  従業員同士の揉め事は日常茶飯事であろう。

クラブのママとはそのような揉め事の解決者としても一流にならなければならないのかもしれない。

  今回は出てこないがここでも一流の手腕を発揮しているのだろう。

それは、自分の店の子が独立して開業する場合でも、同じ銀座の近くに出店させるところからも伺える。

  いわゆる器の大きさ。

器には大小がある。

  その器の大小に応じて人間は受容量が異なるのである。

それは包容力と言い換えることもできる。

  その包容力がリーダーの器であり力量なのである。

そんなことを考えながら、銀座の女を見ていたのである。








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2018年4月18日 (水)

アニサキスの季節

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ初夏本番。

  今週末には30度近くまで気温が上がるという。

夏の味覚が本格的に需要を高めてくるだろう。

  いよいよ、生カツオの季節到来。

そう言いたいところであるが、そう簡単にはいかないようだ。
昨年のアニサキス騒動は昨年の5月のこと。

  そう、アニサキスの季節でもあるのだ。

本来であれば、生カツオをスペース拡大し、野菜の薬味とともに初夏の味覚として展開される時期である。

  しかし昨年のアニサキス騒動で日本の食文化は大きく変化した。

特に東日本の初夏の風物詩である生カツオを食する日本の食文化は、昨年の5月のアニサキス騒動で大きく変わったと言わざるをえないだろう。

既に生カツオを生食で提供しないことを決めた企業もあるという。
要は刺身用柵売りやお造りでの品揃えをしない企業が出現してきたということだ。

  “それはやりすぎだろう”

そう思われる方もいれば、

  当然そういう流れになるだろう

と思った方もいるだろう。

  「日本の初夏、生カツオの初夏」

生かつおが近海で漁獲される東日本の夏には欠かせないのが、生かつおの刺身であろう。

  九州四国では「カツオのたたき」が主流。

しかしそれはまだ回遊されていない段階で、身に脂の乗りも悪く、かつおの臭みを取るためにも炙ってたたきにして食した方がより美味しいとの判断からであろう。

近海で獲れる生かつおは十分に脂の乗りも良く、生で食べるのが一番美味しい地域では、やはりそのまま生食で薬味を添えて食べる食べ方がメインであろうか。

  その毎年恒例の初夏の風物詩が消えたのが昨年の5月。

その影響もあり、鮮魚部門の売上、特に刺身の売上が激減したのが5月の出来事。
よって、私は今年の5月からの鮮魚部門の売上は多少なりとも復活してくると思っている。

  それは何事もなければの話。

しかし、世の中には揉め事を起こしたがる人間もいるもの。

  だからあえてこのブログではそのことに触れるのである。

昨年のアニサキスの騒動を再び思い起こさせたくてこの話題を提供するのではない。

  古来から伝わる日本の初夏の風物詩を捨てたくないのだ。

だから敢えて言わせて頂くと、アニサキスなんて昔から鮮度の良い魚にほど寄生していたのだ。

  何も今に始まった事ではない。

しかし2012年にアニサキスが食中毒の病因物質の種別として,食中毒事件票に新たに追加されたことにより、アニサキスに対する世間の目は厳しさを増した。

そして、昨年5月の報道以来、お客様が生かつお以外の生食も極端に控える傾向になったのである。

当然、小売側もかつおやぶり、秋刀魚と言った旬の魚の刺身提案に神経を尖らせ、極端な企業では刺身提案までも控えるところも出てくるようになる。

いろいろな要因で魚離れが進行している現在の日本にとっても、昨年5月の報道は致命的とも思えるほどのダメージであった。

  あれから一年。

既に初鰹から刺身提案を控えている企業もあると聞く。

  「目には青葉、山ほととぎす、初鰹」

こんな歌もいつしか忘れ去られていくのだろうか。







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2018年4月17日 (火)

定年延長の時代

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある懇親会に参加した時のこと。

  「うちは今年から定年65歳になりましたよ。」

従来の定年は60歳。
そして、それ以降は個人の能力や希望を取り入れて、現在の職位をそのまま延長したり新たな職位に変更したり。

しかし、今年から全面的に定年を60歳から65歳に引き上げたという。

  それによって、給与も職位も現状を守られるという。

それは当然、能力の世界であるから、その職位が保証されるということではないが、能力次第では現状の職位のままで給与も現状維持でき、それが65歳まで続くということだ。

  定年延長。

時代はそうなっていくだろう。

  それを早々に打ち出すことによって安心して働ける。

また、定年間際になり、変に手を抜かずに65歳程度まで現状の仕事を継続してほしいという企業側の意図もあるのだろう。

  65歳まで現状の給与を維持できる。

企業としては大きな経費増なのだろうが、それでも人材不足には背に腹を変えられない。

  また人数的に多い店長職に60歳以降のベテラン陣は欠かせない。

60歳以降もまだまだ元気な体。
そして、年金問題もあろう。
そこに人材不足が重なってきた。

  更に店舗数を増加させ企業規模を拡大させるには?。

60歳以降のベテラン店長の存在は欠かせないという判断。

  その流れはこの業界でも急速に進んでいくだろう。

そうしなければ、店舗数は拡大出来ない。
正社員の定年が65歳に延長されたと言っても、パートさん達の定年があって無いのに等しい状態でもある。

  鮮魚のパートさんの平均年齢は?。

そんな問いに、60歳の定年年齢を超える数値を返答する店舗が続出するのではないだろうか。

  それだけ年齢的には高齢になっているということだろう。

しかし、仕事ぶりにおいては、下手な若手パートよりも熟練しているし、刺身を切らせたら右に出るものがないほどの達者ぶり。

  だからなかなか離せない(笑)。

逆に言うと、その熟練度がお局化させて新規パートの定着を拒んでいる現実でもあるのだが。

なんだかんだと言っても、大手がいよいよ定年を65歳に引き上げてきた。

  その流れは中小にも当然流れてこよう。

逆に言うと、中小スーパーの方がその問題は深刻であるはず。
企業からしてみれば、できれば新規従業員に早々に店長を任せておきたい。
そして店長経験を多く積ませ、熟練店長を多く抱えて競合関係を優位に進めたいところであろう。

  しかし何れにしても背に腹は変えられない。

65歳定年が定着してくれば、年金支給年齢が更に引き上げられる可能性も高くなってくる。

  そのイタチごっこが当面続くのであろう。

それは、政府も望むところであろうか。
年金支給年齢が引き上げられ、その補填として企業側が定年延長で雇用を継続するシステム。

  年金を捻出する労働力を自ら捻出する自助努力。

何れにしても、定年延長は今後とも広がりを見せていくことであろう。








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2018年4月16日 (月)

センター化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


食品スーパーの強み。

  店内加工で鮮魚、精肉、惣菜を製造、販売する強み。

それによって、他業種からの参入に対して、生鮮の強みを強化していこうとする食品スーパーが増加していると聞く。

  しかし他方では生鮮のセンター化も激増しているとも聞く。

先日もある業界紙を見ていたら、都内のスーパーが今年度にセンター化を急ぐとの記事。

  “背に腹は変えられないか”

生鮮強化とは言え、それを担う人材がいなければ絵に描いた餅である。

  インストア化とセンター化の両立。

そして、人材をセンターや商品化の価値創造すべき所に集中させる。
それも一つの案であろう。

  人材不足。

この業界もいっとき人材不足に悩んだことがある。

  バブルの時代。

その時代には、3kと揶揄された生鮮のバックヤードの清掃や臭いの排除、更には生鮮チーフとは言え、革靴で仕事をさせる旨の働き方改革を実行し、如何に3kイメージを排除しようとしたり、マグロのサク納品による作業の軽減を図ったりもした。

  しかしバブルが弾けると人材も戻ってきた。

しかし、人口減の時代ではバブル期と異なり、構造的な人材不足になることは間違いない。

  そのことへの対応が都内を筆頭に着々と進められているのだろう。

まだ、地方ではその圧迫感が忍び寄っていないのだろう。

  給与と仕事。

働き場が豊富な都内や都心と地方との就業意識の違いが明確に別れているのかもしれない。

  そんな都内の企業は率先してセンター化を図っている。

それはいずれ地方にも及んでいくのであろう。

  生鮮人材の不足。

パート募集でもなかなか生鮮、特に鮮魚、精肉への応募は極端に少ない。
それが更に生鮮パートナーたちの高齢化に繋がる。

  それを正社員がカバーしてきた経緯。

しかし、昨今ではその正社員の退職が後を絶たない。

  一度入社してみたものの当初の夢を追いたい。

入社2年目程度の経験から早期退職するのはわかるが、現代では入社3年目以降の中堅社員やチーフクラスでさえも退職していく。

  センター化は必須の選択。

そうなっていくのだろうか。

  ますます差別化できるカテゴリーが縮小していくのか。

自ら近隣の市場に出向き、自分の目利きで商品を仕入れて売り切ってきた時代から、生切身ですら、2切れ、3切れをパック発注納品して、店舗は陳列するだけの時代へ。

  しかし、背に腹は変えられない。

そんな中で、中堅スーパーや中小スーパーはどう進み、どう生き残っていくべきなのか。

  そう考えた時のこの業界の未来図。

そして売り手市場の現代の就職事情。

  人事採用担当者は頭の痛い時代が続きそうだ。








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2018年4月15日 (日)

他社との懇親会から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、本当に久しぶりにネタ切れ。
よって先日開催された3社合同の懇親会の話題を。

  同業他社との飲み会。

今回は、他社のエリアを統括するマネージャーが人事異動になり、彼の顔合わせ的な意味合いもあり、久しぶりに集結した(笑)。

  地元でぶつかり合う競合他社との懇親会。

とは言え、年に二度ほどは開催しているであろうか。
よって、いつも目にするメンバーが勢ぞろいした。

  この場で話題になるのはやはり業績。

競合関係として隣り合わせの店長も何組か揃っているのであるから、当然その話題には触れるであろう。

  また新規出店に関する話題も豊富。

特に、出店予定のエリアの競合他社からすれば、ぜひ入れておきたい情報であろう。

  出店時期や規模、そしてテナント等の情報。

自店の数値を大きく左右される競合店の新規出店は企業の命運を分ける場合もあるから要注意でもある。

  このような情報は与えるから与えられるもの。

よって、このような場に積極的に参加して、なかなか得られない情報を入れることは大切なことだと思う。

  “こちらの情報が漏れるのではないか”

競合他社との関係において、そのような危惧をされる方もいるだろうが、このような情報とは交換するものであり、相手の情報だけを引き出してこちらの情報は伏せておくことなど無理な話であろう。

  それを強引に押し進めようとすれば二度と参加できない。

それはやはりお互い様なのである。
自分だけ都合のいい情報だけ引き出すと言う考えを持つ店長や担当者がいたなら、残念ながらお付き合いは御免こうむりたい。

  ここに集まるメンバーはそんな集団ではない。

と信じて参加しているから、全員が同じ土俵で会話ができるのであろう。

  更に、新入社員の話題も店長仲間に出ることが多い。

新入社員を誘って歓迎会をしようとしても、誰も参加してくれない。

  最近はこの傾向がますます強くなっていると言う。

「歓迎会などとっくの昔に消えました(笑)。」

そんな言葉も飛び出してくる。

  歓迎の飲み会ではなく焼肉食べ放題に連れて言った。

新たに異動してきたエリアのマネージャーは、今年の新入社員を飲まない焼肉食べ放題に連れて行き、どんどん食べろと促すが、自分の半分も食べないと漏らす。

  食べて飲んで大いに議論して。

このような場では上司も部下もある程度の羽目を外して、部下と議論することを望む上司が多いが、どうやら部下、特に20代前半の若者は強制的に上司が設けた語らいの場に臨む経験が圧倒的に少なくなっている。

  学生時代に仲間と飲んで語って。

そんな経験すら激減しているのだろう。

  店長仲間からするとそれが大いに寂しいらしい。

私も同感ではあるが、もはや仕事でその部分を引き出し認めて、そして成長させていくしかないと思っている。

  仕事とプライベートで本音と建前を分ける。

そんな従来の面倒臭い習慣を捨て、仕事上で本音と建前の柵を取り払い、すべて本音で付き合うと言う覚悟が必要なのだろう。

  そして働き方改革の話題。

従来は簡単にやれたことが今では出来ない。
そこで、新たなマネジメントを構築していくしかないのである。

  そこでの悩みはやはりお互いの愚痴で出てしまう。

しかし、それを言える同業他社の店長達が周囲に存在することだけでも幸せなのかもしれない。

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2018年4月14日 (土)

決断する

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


Facebook仲間から案内された本。

  決断の条件

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106037300/tetu0358-22 
新潮選書からの会田雄次氏の著書である。

Facebook仲間が是非読んで欲しいとアップした本であり、1975年に出版された本であるが、彼も今だに決断しなければならない時の指針として参考にしているという。

  早速、アマゾンで注文。

そして早速読み始めたが、これが意外に難しい(笑)。

  私が15歳の頃の本である。

言い回しが古典的であり、マキャベリや韓非子等の格言を現代の表現で解説するのだが、どうも今ひとつ決断に結びつかない話題が続く。

この本はおそらく、一度通読して見て、その後じっくりと読み返して徐々に頭が理解していく本ではないかと思われる。

ようやく終盤に近づき、物事を決める時に把握して置くべき要素が明確になってくる。

  この本は人間学を学ぶ本である。

決断の条件というと、何か具体性のあるノウハウを想像してしまうが、この本は人間を奥底から捉えて学ぶ本と言える。

  それも国家元首や社長クラスが身につけるべき政治学。

そう、ある意味政治学ではないだろうか。

  政治学とは政権運営のことではなく人間心理のこと。

その人間心理を奥底まで追求し、組織内で深層心理を活かして情に左右されずに組織に最善の意思決定を決断する術を記載した本である。

  だから非常に勉強になる本だ。

この本が著されたのが、1975年。
私が15歳の頃の世情を背景に書かれた本である。
だから、学生運動の時代背景でもあり、女性の社会進出以前の時代背景もあり、その表現に違和感を抱く人も多いかもしれない。

  しかしそこには真実がある。

私はそう思う。

  組織の中でも人間の深層心理。

その深層心理をしっかりと受け止め、情に流されずにしっかりと真実を受け止め、組織を正しい方向へ導くための処世術が描かれている。

  それをマキャベリや韓非子の言葉を借りて解説している。

特に、集団心理に対して、組織の長や元首はどう判断し、どう行動すべきかという決断手法に関しては、大いに納得せざるを得ないところがある。

組織の個人に目を向けるのは重要だが、とかくあちらを立てればこちらが立たなくなるジレンマに陥ることがある。

  この状況で組織が取るべき行動とは?。

その視点から、リーダーが決断し行動し、組織をより良い方向へ導く時の、組織内の人間心理を深く洞察しながら、如何に行動すべきかが理解できるのである。

  人間学。

私は、この本をもう一度読み返して、人間学に触れていきたいと思うのである。

  
  決断の条件

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106037300/tetu0358-22 
新潮選書からの会田雄次氏の著書。

  ぜひ、共に学びましょう(笑)。








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2018年4月13日 (金)

トレーナーの援助

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の日曜日。

  ある部門のトレーナーが援助に入った。

チーフが身内の不幸により告別式に参列しなければならず、日曜日の稼ぎどきでもあり、部門のトレーナーが援助で来店したのである。

  トレーナーの店舗への援助。

今回のような場面においては、トレーナーがお店の援助に入ることはあっても、普段はトレーナー本来の仕事は、店舗の売場や作業、商品化技術の標準化。

  しかし最近は事情が大きく異なってきた。

これは企業グループの研修会に参加したときも同様の話題がグループ内で話し合われた。

  人員不足によりトレーナーが店舗援助に追われる。

どの企業も、今やトレーナーの仕事とは不慮の事態以外にも構造的に店舗援助に終始しているのが実態のようだ。

  幸いに当店はトレーナーの定期的な支援は無い。

よって、逆に言えばそうそう来店して売場の指摘やアドバイスが少ないとも言える。
久しぶりに朝からトレーナーが牛のスライサーに入り黙々と作業をする姿を見た。

  「よし、今日は○○○万は売れるな(笑)。」

私は久しぶりの彼に冗談を飛ばした。

  「任せてください(笑)。」

そして、徐々に完成されていく売場は従来の日曜日の売場と比較してもステージがワンランク上がっているのに目を見張った。

  品揃えのスピード。
  その後の売れ筋の追加。
  カテゴリー毎の縦割り。
  上下での売れ筋の構築。
  魅力的な商品化と陳列。
  
売り場が締まり、魅力的な商品群がこれでもかと豊富に売場に展開されている。

  “買って見たい食べて見たい”

そんな商品群が売り場に溢れていた。

  流石である。

彼の担当の頃から見てきたが、やはり今が一番その部門での商品化と売場作りにおいての売れる売場を把握しているのであろう。

  商品部に身を置くということはそういうことだ。

その結果、午前中から青果部門に劣らずの売り上げで推移した。
通常は、日曜日の売上でも青果には敵わない。
しかし、この日は午前中から青果部門の売上に勝る販売金額で推移した。

途中で彼はまた売場を直し始めた。

  「売れ筋の牛小間が欠落していたもので。」

その売れ筋を入れ込むために、再び売場の縦割りを変更し始めた。

  明確に売場のイメージを抱いて商品化をしたのだろう。

だから、商品化の段階から売場を描いて作業指示書を書く。
それが縦割りの売場に収納されて、お客様に明確にその売場が語り始めるのだ。

  売場に明確なストーリーがある。

このことが如何に大切か。

  しかし意外にこのことを理解する担当者は少ない。

売場のストーリーを語る訓練。

  店舗でもなんらかの策を練る必要はありそうだ。






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2018年4月12日 (木)

李下に冠を正さず

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、2度ほどこの諺を耳にした。

  「李下に冠を正さず」。

一度目は自社の直属の上司の言葉。
二度目は公明党山口委員長の言葉。

「季(すもも)」の下で冠をかぶり直すために手を上げると、すももを盗ろうとしているような誤解を与えることとなるので疑わしまねをするものではない」との意。

  店長会では、店長の行動の指針として用いられた。
  公明党山口委員長は安部首相夫人への戒めとして。

いずれも、組織のリーダーや長ともなれば、自分では意識しなくても他者や部下から常に見られており、自分では怪しい行動をしていなくても他者から見られた場合に疑われるような行動や動作、仕草をすべきではないという中国の諺である。

  直近で同じ諺を二度見に触れるという偶然。

これは、何かを物語っているのだろう。

  リーダーや組織の長としての心構え。

特にこの時期は新たな組織改編の時期であり、新入社員等も組織に編入され、従来の阿吽の呼吸に慣れた組織から新たな人材が加わる時期でもある。

  “もう一度リーダーとしての心構えを見直せ”

自分に対して、何かの力が働いているのだろうか。

  そう受け取るべきなのだろう(笑)。

同じ組織の店長という肩書きで約二年。

  三年目に突入した。

思えば、辞令を受けチーフたちが赴任し、新規採用のパートさんの教育、そして開店。そしてあっという間に開店から一年と数ヶ月。

  このお店に赴任して二年が経過。

そして三年目に突入した。

  三年目という慣れのリスク。

それを心して三年目に向えという忠告なのだろうか。

  部下から見える上司の姿。

上司としては、仕事の一環として店舗を離れて競合店のMRや食事等の外出は他の従業員よりも頻繁に発生するものだ。

  「ちょっと出かけてくるから。」

そんな気軽な報告で外出する場合もあるだろう。
しかし部下から見たときの上司の姿は違う。

  「また店長が消えた。」
  「どこに行ったのかわからない。」
  「いつもフラフラしている。」

そんな印象で捉えられることが多い。

  業務として他店舗へのMR。

そのつもりが、部下から見ると、店長は一体何をしているのか、どこにいるのかわからない、といった存在になってはいないか。

  よくある話である。

店長が居ても居なくても、売場が乱れない。

  これが理想ではあろう。

しかし、多くは店長の目というプレッシャーからか店長が店内で常に回遊しながらチェックをしているお店ほど常にビシッとしているものだ。

店長が店内で所在を明らかにしているか、常に不在でどこで何をやっているのかわからないのか。

  情報収拾という名の下に店長が店を不在にする。

逆に、そんな程度の情報収拾なら店を開けないで徹底して店内の問題を解決することに重点を置く。

競合の存在に振り回されずに、自店のお客様対策に徹底して、時間と量力を注ぐ。

  そんな忠告を「李下に冠を正さず」が示しているのかもしれない。








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2018年4月11日 (水)

店内の活気

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、あるメーカーさんが来店された。

  開口一番、彼は言った。

「業績いいでしょ(笑)?。」

  「なぜ?。」

「お客様と従業員を見ているとわかるよ。」

  お客様と従業員を見るとわかる?。

要は、お客様にも従業員にも活気があり、お客様の買うという意志と従業員の明るい対応が店内の活気を醸し出しているということらしい。

  それは内部で働く我々からすると気づかないことではある。

しかし、私は開店以来このお店を従業員の明るさと元気、そして親しみやすいお店としてありたいと願っていた。

  だから、多少の従業員へのクレーム対応も取捨選択してきた。

例えば、あの方の声が大きいとか、従業員同士笑いながら会話していたとか。
何度も注意を頂く従業員へは、「わきまえろ」と注意はするが、店内で明るい態度やお客様や従業員同士の笑顔での会話はスルーしていた。

  それは、暗い態度で店内にいて欲しくないから。

チェーンストアのマニュアルとしては、店内での私語を慎むとか他のお客様の迷惑になるからお客様との世間話は慎むとかを記載されている企業もあるだろう。

  しかし私はお客様とどんどん会話してくださいと願っている。

その延長線上でのクレームは、一応受けるだけは受けるが、本人への伝達は様子を見ることにしている。

  従業員の活気を失いたくないからだ。

それは業績とはまた別の問題であり、業績の有無に関わらず、レジも販売も店内での活気や会話は積極的に行って欲しいと願っている。

  そのような要因もあっての客数増。

それはいろいろな要素が複雑に絡み合っての反応なのだろうが、従業員の活気はその一要因として重要であると私は考える。

  更に従業員同士の絆ややりがいも増幅されて行く。

当初は不安であった発注や売り場作り。
それも徐々に慣れてきて、品切れ続出だったデイリー売場も季節の変化に応じた適正な発注が定着してくるとチャンスロスも減少し、売上拡大へと向かって行く。

  特に和デイリーの適正な売場維持は大きい。

普段の豆腐、納豆、漬物、練り製品等が季節の変化に応じて売場のメリハリと適正な発注がなされてくると普段のお客様は増加してくるものだ。

  日付管理の短い和デイリーの発注精度の向上。

そのような従業員の仕事に対する自信が笑顔を生み、お客様との会話で更に自信を深め、やりがいと同時に仕事の楽しさを体感してきているのだろうと思う。

  その結果としての店内の活気。

従業員とお客様の積極的な会話から生まれるお客様の親しみ感。
従業員同士の絆と仕事への自信から生まれる従業員のやりがい。

  その結果としてのお客様の増加と買い上げ点数の増加。

その姿が、メーカーさんの目には店内の活気と映り、彼の経験からそのスーパーの業績を感じたのだろう。

  この勢いをどう維持していくか。

当面の課題である。







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2018年4月10日 (火)

コンビニの不振

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


コンビニ業界が不振に陥っている。

  2017年の既存店昨年比が100%を割ったという。

スーパーマーケットと違って、成長の一途をたどってきたコンビニ業界であるが、いよいよその限界が見えてきたということだろうか。

特徴的なのは、客単価は上昇しているが、客数が2年連続で減少しているという数値であろう。

  コンビニからの客離れ。

これは何を意味するのであろうか?。

  既存店での数値。

よって、一つはコンビニ同士の熾烈な競合関係にあるのは間違いないだろう。
同じコンビニチェーンでも隣接する場所に競合出店する例もある。

  コンビニ同士の客の奪い合い。

コンビニという性格上、徒歩でいけるという利便性に勝る立地はない。
だから、コンビニを通り越して別のコンビニへ買い物へ出向くという選択肢は少ないということだろうか。

  更にドラッグの急速な進出も要因かもしれない。

特に、コンビニの主力である飲料やアルコール、更にカップ麺等の簡便食材に関しては圧倒的に安い。

  そこに弁当なども品揃えされたら。

コンビニの主力。

  弁当、おにぎり、雑誌、飲料、アルコール、アイス。

これらは、弁当、おにぎりを除いて価格競争に晒されるカテゴリー。
従来であれば、価格感度の低い、自分で稼がない学生や低年齢、または引退した高齢者が主体となって顧客層を形成しいたのであろうが、その世代の構成比が低下してきたのも事実であろうか。

逆に、高齢者の取り込みを積極的に進めていけばいいのであろうが、高齢者は自活の経験者。

  コスト意識はどの世代よりも敏感。

更に、素材本来の味を知る世代であるから、下手な外食や弁当類では満足できないのかもしれない。

  弁当の食べ比べ。

そんな経験から、スーパーの惣菜部門の手作り弁当に引かれていくのかもしれない。

先日、コンビニと取引のあるあるメーカーさんと話をしたときのこと。

  「コンビニの主要顧客の若年層が減少しているようですよ」

上記記述のように、自分で稼がない学生が社会人になり自活を始める。
すると、彼らの言葉としてよく聞くのは、

  「最近、コンビニ利用しなくなったなぁ〜。」

そう、自活を始めると、コンビニの利用が激減してきたという。

  自炊。

それもあるだろう。
しかし、飲料等も含めて食品を買い回ると、ドラッグやスーパーと比較しても購入金額に差が出るのにようやく気づいたということか。

  弁当の最大の競合はコンビニ。

私は以前からそう認識していた。
そして、コンビニとの比較の中で、強み弱みを検証すると、コンビニの弁当は新規開発のスピードは圧倒的に早く飽きさせない品揃えではあるが、発注予測が難しく売り切れの時間帯も多い。

更に、最近の食品ロスの課題もあり、過剰発注にも敏感になってきているのだろう。

  逆に製造バックヤードを持つスーパーの惣菜。

売れたら追加製造できる環境にはある。
そして、製造時間と消費とのタイムラグも少ない。

  最後は美味しさであろうか。

これは商品にもよるが、やはり作りたての弁当やパンの美味しさには敵わない。
それを、最近では休憩スペースで食べられるというメリットも強みだろうか。

  逆にその強みを如何なく発揮しなければならないのだろう。






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2018年4月 9日 (月)

仕事の面白さ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


仕事の面白さ。

  このブログでもなんども出てくるキーワード。

そういえば、このブログのサブタイトルも、Facebook仲間の影響を受けて、

  「たかがスーパー、されどスーパー」

を変更し、

  「楽しくなれけばスーパーじゃない」

に変更した。

  それでは仕事の楽しさとはなんだ?。

スーパーに勤務する従業員、とりわけ正社員が仕事を本当に楽しんで取り組んでいる方はそうそういないのではないか。

  生活するの為
  世間体の為
  就職した為
  
等々、の理由から現在の企業に就職し、その経験と能力により現在の職位にあるのだろう。

  その各々の職位で仕事を楽しんでいるのだろうか。

それなのに、敢えて「楽しくなければスーパーじゃない」というサブタイトルを付けると言うこ自体が矛盾しているのではある。

  それだけ自分の仕事を楽しめている方は少ないと言うことだ。

何もそれはスーパーの仕事に限らず、どんな仕事に就いていても同様であろう。

  特に、ノルマが課せられる仕事は追われながらの毎日だろうか。

楽しいと言うよりは、日々に追われる、上司からのプレッシャーを感じると言う毎日の繰り返しの連続であろうか。

  それぞれの仕事の世界に違う楽しさがあるのは確かだ。

この業界での「仕事の楽しさ」とは?。

  それが今回のテーマでもある。

この業界の仕事の楽しさ。

  それも個人個人で多少の違いはあるのかもしれない。

しかし、概ねの小売業出身者は現場からのスタート。
現場の店舗で特定の部門に属して担当者としてスタートする。

  私も鮮魚部門からのスタートであった。

担当者の頃、仕事を楽しめたか?。

  同僚と酒飲みは大いに楽しんだ(笑)。

しかし、担当者の時代に仕事を本当に楽しめたかと問われれば、否である。

  なぜか?。

負荷が無いからである。

  負荷?。

“負荷はプレッシャーであり楽しめない要因では?”

そう思いがちだが、人間は負荷の反動が大き切れば大きいほど、嬉しさや達成感、そしてそれが楽しさといった要素に転換されるのである。

  そう考えると上位職になるに従って楽しめるのか?。

私はそう思うのだが、他のチーフ職や店長職、そして部長職の方々はどうなのだろうか。

  店長という職位。

これほど、仕事を楽しめる職位はないと思っている。

  それはそこに身を置くからそう思うのだろう。

これがエリアマネージャーとか部長とかになるとどうなるのかは経験が無いのでわからない。

  しかし今言えることは、店長とは最高に仕事を楽しめる職位である。

それは店舗でお客様に対して販売をするという小売の原点の最前線に身を置くからだろう。

そう考えると、やはり部門のチーフ以上にならなければ、仕事の楽しさに近づくことはできないのでは無いだろうか。

  当然、パートさん達による仕事の面白さもあるだろう。

しかし、マネジメントという側面を併せ持って初めて、人は達成度の高さを感じ、人との連携を乗り越えて達成する満足感が仕事の楽しさを倍増させてくれるものなのであろう。

  人を活かし人から感謝され同時に目標を達成する。

ここに仕事の楽しさの一要因が生まれるのではないだろうか。

  根本的に我々の仕事はモノを売ること。

いくつ売る。
人より多く売る。
目標を立てて仕入れた数量を売り切る。

  その販売数量に絶対的な説得力がある。

そしてその販売数量という絶対的な説得力に楽しさを見出す人もいるだろう。

  私も今だにその部分は楽しさとして譲れないと思っている。

人それぞれに仕事の楽しさは違うのかもしれないが、自分が楽しいと思える部分と他人との共通項はぜひとも重ねておきたいところである。

  その部分がいずれ部下育成に大きく関わっていくのだから。






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2018年4月 8日 (日)

芹沢家殺人事件

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

今日は芸能ネタというよりも、漫画の話題を。

  ゴルゴ13。

知る人ぞ知るロングランは漫画である。

私が学生時代から存在するスナイパーを題材にした漫画である。
そして、途中途中で今までの人気エピソードを特集した別冊が何冊も出版されているのである。

芹沢家殺人事件。

  この言葉を聞いてピンとくる方は相当なマニアであろう。

そう、ゴルゴ13の一つの一つのエピソードです。
先日、セブンイレブンに寄ったら、ゴルゴ13のミステリーオムニバスとやらが発売されていた。

  価格を見ると8話で787円(税抜き)。

1話あたり約100円。

  安い!。

もっとも、過去のアンコール版なので以前に発売されたエピソードで好評であったものを集めて編集したものであるが、逆に言えば人気のものを集中して再び読めるのは嬉しいことである。

  “よし!、買いだ!”

ゴルゴ13を購入するのは何年ぶりだろう。
以前にもベスト盤を購入した記憶があるが、定かではない。
そして中のエピソードを見ると「芹沢家殺人事件」が収まっていた。

  ゴルゴ13出生の秘密に迫るエピソード。

出生の秘密に迫るエピソードはその他いくつか存在するが、「芹沢家殺人事件」はその中でもマニアの間では最高傑作だと評されているのだ。

私もこのエピソードを読んだのは学生時代だと思うが、150ページにも及ぶロングランであるが、一気に読み終えるほどに続々しながら読み終えた記憶がある。

  再び、そのエピソードを読んでみた。

そこで描かれているのは、芹沢家で起きた殺人事件を発端として、そこに携わる刑事の人生をも狂わせるほどの謎めいた事件を追い続けたエピソードである。

  ゴルゴ13は一話一話が完結の物語である。

しかし、なぜにゴルゴ13はこれほどまでに長い期間愛されてきたのか。

  特に男性には人気のようだ(笑)。

ゴルゴ13という人間に男としての憧れが凝縮しているのだろう。

  沈着冷静で機械のように感情に左右されない人間。

特に精神面でブレない強さが、我々男性のある意味理想の姿であると言える。

  “あんな精神面の強さを持ちたい”

仕事上でのトラブルを抱えた時にいつも思った。
それほど、常にブレないスナイパーとしての精神の強さ。

  “どんな時でもあの強さを身に付けたい”

そう思いながら毎回発売されるエピソードを読み、更に傾倒していったものだ。
そんな血も涙も無いゴルゴ13ではあるが、時折見せる深い「情」を感じる場面が、更に我々を引きつけていくのだろう。

  まだ読まれていない方は是非読んで欲しいものです。

その強さと割り切りとツッコミに大いに助けられたものでした(笑)。






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2018年4月 7日 (土)

入社式いろいろ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


4月。

  入園入学の季節。

そして、新社会人としては社会人のデビューの季節。

  その第一歩が企業の入社式であろうか。

自社も4月1日が入社式。

  その後、3日程度の新入社員の研修を受ける。

そこで、社会人としての自覚を促し、常識を植え付け、そして自社の理念を学ぶ。

  各企業それぞれに同様の意味を込めての入社式が行われる。

先週はテレビでも各企業の特色のある入社式を報道していた。

  クルーズを貸し切っての入社式。
  ラウンジを貸し切っての懇親会。
  相変わらず企業への誓いの言葉。

まさに、入社式いろいろである(笑)。

  特に人材不足が甚だしい外食産業ほど派手な入社式。

そんな構図ではないだろうか。

  入社式と同時に氷の張る湖に入った新入社員研修。

そんな試練の場であった当時の私らの時代の入社式とは程遠い現代の入社式。
どちらが良いとか悪いとかはどうでも良いと思っている。

  入社式が派手な演出であればあるほどその後のギャップが増す。

そう思っている。

  “あんな新入社員思いの企業に入りたかった”

人材不足の折、そんなイメージを抱いて欲しい、そして我々新入社員を大事にして欲しい、更に企業のトップと短な存在であって欲しい。

  その意識に応えて入社式も様変わりしていくもの。

しかし前述した通り、入社式が派手になればなるほど、その後の現場での実際の環境とのギャップが浮き彫りになってくるものだ。

  “入社式ではあれだけ大切にされたのに”
  “企業の幹部達は話を聞いてくれたのに”

しかし、いざ現場に配属されてみると、上司や先輩社員からは放置状態。
働き方改革とは名ばかりで、現場では相変わらずサービス残業のあらし。

入社式とのギャップが多ければ多いほどその後のモチベーションも下がるだろう。

  入社式の思想が現場に浸透しなければ意味がない。

それは何も今に始まった事ではない。

  “企業訪問や面接で聞いた話と全然違う”

それは、会社説明会や面接で自社のいいところを誇大表現によってよく見せようという意図から生まれるものであろう。

  はじめに企業の実態や現実をどこまで伝えられるか。

かっての企業で人事部長に会社説明会に召集された時があった。
そして学生から現場の声として質問があった。

  「寮はどんな感じですか?。」

昔は独身者が住まう会社の寮があった時代である。
私は、少し考えてから言った。

  「汚いですよ。どこから靴を脱いでいいかわからない(笑)。」

それは本当だった。
その受け答えを聞いていた人事部長が、後で私に言った。

  「あの質問とあの答えにはドキドキしたよ(笑)。」

その後に続けて言った言葉に感動した。

  「あそこで嘘を言って欲しくなかったから安心したよ。」

要は、寮の実態を正直に学生に伝えられて良かったということらしい。

  如何に企業の実態を正確に学生に伝えられるか。

そこに、学生達のその後のルートが定まるという。

  どちらが末長く自企業で活躍できるか。

腹を据えて入社してきて欲しいものである。









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2018年4月 6日 (金)

桜の花に思う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


全国各地から桜の話題が到着。

  そして北関東の桜も見頃を過ぎた。

今後は東北北海道からの桜だよりが寄せられるだろう。

  しかしこれほどまでに桜の開花が話題になるのはなぜだろう。

いつもは呑んだくれたアルコールの画像以外アップされないdadamaさんですら、この時期は何を間違ったのか目黒川の桜などをFacebookにアップしてくるのである。

  やはり春の陽気は極悪人をも夢の中を徘徊させてしまうのか(笑)。

何れにしても、桜の開花予想に始まり、なぜ今年の桜は開花が早まったのか、そして開花の報道、名所案内等がテレビでも毎日放映される。

  そしてそこの集う花見客や外国人客の姿。

なんでも、これほどまでに花を愛で(?)、桜の花の下でお酒を飲み陽気に酔っ払う民族は日本人だけだという。

それほど、日本人にとって「桜」という話には深い思い入れがあるのだろう。

  桜の花をテーマにした歌も多い。

そして桜を思うと同時に連想する時期も個人個人にはあろう。

  桜と卒業。
  桜と入学。
  桜とGW。
  桜と田植。

私は東北の生まれである。

  桜 = GW

このイメージが強かった。
それほど、かっては桜の開花は四月中旬以降であったのだ。
だから、国語の教科書等に記載される入園入学時期に桜が咲いているという印象はない。

  またそのような風景画には違和感を覚えていた。

“入学式前後は桜は咲いていないよな”

  しかし今こうして関東に住まうとわかるのだ。

また年々桜の開花は早期に以降しているようだ。

  東北でさえ四月前半に早まっていている。

今年は二月まで寒かった。

  だから桜は遅れるだろうと思っていた。

しかし、逆。

  なんでも桜は秋に冬眠するのだそうな。
  そして、冬の寒さに目覚めるという。

だから、寒さが極まれば極まるほどにすっきりとした目覚めになるという。

  目覚めた桜は開花の準備を始める。

サァー、咲くぞと気合十分な状態で、陽気が一気に暖かくなれば、開花は早まるらしい。

  今年はその典型だったようだ。

開花の時期の三月後半からの気温の上昇は凄まじいものがあった。
ちょうど、家の庭には桃の木が植えられ、桜の開花とほぼ同時に桃の花も開花するのだが、蕾の状態から気温が20度を超える日が続き、時間を追うごとに花の開き具合が大きくなり、どんどん花びらを咲かせていく。

  この生命力と散り際の刹那。

これが手に取るように見れるという姿に、日本人は四季の瞬間瞬間を楽しもうとするDNAが刷り込まれてきたのであろうか。

  北関東ももはや葉桜。

花が散ると同時に葉が勢いよく咲き始める。

  たかだか二週間の出来事である。

平家物語の冒頭。

  奢れる人も久しからず
  ただ春の夜の夢の如し

自分に対しては自信を持って強引に進めていく場面もあろうが、他人に対してはただただ謙虚に慎みを持って行動しなければならないのであろう。








  おごれる人も久しからず、
      唯春の夜の夢のごとし。


 おごれる人も久しからず、
      唯春の夜の夢のごとし。

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2018年4月 5日 (木)

執念

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


業績とは執念の賜物。

  最近もそんな出来事があった。

以前にも、ある部門の予算達成の為の執念の話をした。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-1f11.html

  そして今回は昨年比の達成の話。

ようやく開店から一年を経過した段階から安定成長期に入ってきたのであるが、やはり部門別の格差はある。

そして、2月の人事異動によりチーフも数名入れ替わっている。

  入れ替わった部門の数値格差。

ある意味、このタイミングで業績が変わることは多い。
それは、チーフが自ら持つ仕事のスタンスやマネジメントレベル、そして商売勘というものが、このお店のお客様と合うか合わないかも関係していくるのだろう。

  ある部門がチーフ異動とともに低迷した。

そして二ヶ月目の先月の31日。

  昨年の31日の売上に+1万で昨年売上をクリア出来る。

ベーカリー部門という特性上、狙いたい売上分を製造することがまず前提である。

  「今日、○○万の売上で月間昨年比を越えるぞ」

その一言でチーフの顔色が変わった。

  執念に火がついたのだろう。

まずは製造金額。

  ベーカリーは製造金額以上の売り上げは作れない。

惣菜でありベーカリー部門の最大の特性はこうだ。

  ゼロに始まりゼロで終わる部門。

よって、その日に製造した商品でしか売り上げは作れない。
グロサリーのように売場の在庫で十分に売り上げが成り立つ部門では無い。

  その日の売り上げを見越して製造し売り切る。

そこで目標とする売り上げを達成するには、まず製造しなければならない。

  そして売り切る。

製造した商品をどう売り切るか。

  試食、マイク放送、陳列技術、販促媒体。

31日の一日限りである。
多少の試食やロスは荒利率には大きな影響は無いだろう。

  「どんどん試食を出して食べてもらえ。」

そしてマイク放送。

  焼きたてをアピール。

ベーカリーの焼きたてか否か。

  パンの焼きたてほど価値の高い商品はない。

パンの焼きたて商品は、設定されている売価と比較すると、その価格の倍以上の価値を秘めている。

  だから絶対に焼きたてを食べるべきなのである。

食感、もちもち勘、なめらから焼きたての香りと旨味。

  いずれをとってもその価格を超える価値がある。

だから、焼きたて商品は全てマイク放送で店内のお客様に案内する。
そんなこんなで、目標の売り上げから約2万円ほどのアッパーで終了。

  “一部門だけ蚊帳の外”

どうせなら、全部門が同じ喜びを味わいたいものである。

  なんとか、その目標が達せられた月末。

その繰り返しが販売力を高め、店舗力を高めていくのである。








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2018年4月 4日 (水)

ターニングポイント

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ターニングポイント。

  日本語では「転機」とでも訳されようか。

人生においてのターニングポイント(転機)。

  それは後々において明確にされるもの。

あの時のあの事が転機となった。
あの時代を過ごしたから今の自分がある。
あの場面でのあの出来事がきっかけで大きく変わっていった。

  今にして想うとあの時がターニングポイントだった。

それは、後日談としては誰もが明確に答えられるものである。

  しかし、・・・ 。

その時に、この事が、ターニングポイントになるかどうかを感じられたかどうか。

  ターニングポイント(転機)をその時に察知する。

この察知力が、後々になって結果として認識するのか、その時の察知力により自ら能動的に行動しターニングポイントにできたかどうか、とでは大きな違いがある。

  自らターニングポイントを作り出せれば素晴らしい事である。

それには、いつどこでターニングポイントが訪れるのかを予測、感知し、行動できる能力が必要となる。

  人生の都度都度に、ターニングポイントがある。

それは連続して訪れることもあり、当面訪れずに忘れた頃にやってくることもある。

言い換えればターニングポイントを自ら作り出せれば人生を手のひらの載せる事ができるのである。

  特に我々の仕事では競合店との関係に大きな影響を受ける。

競合店が出店するとか閉店するとか。
競合店が改装するとかリニューアルするとか。
競合店に問題が起き閉鎖するとか休業するとか。
道路づけが変わりお客様の来店志向が変化したとか。

  年に何度もない競合環境の変化。

それは、長年競合関係を続けてきたもの同士が、環境の変化に伴いお客様の来店動機が変わるきっかけ(転機)となり得る出来事である。

  この転機をどう利用して来店動機を強引に変えていけるか。

ここの店舗の店長の競争力が問われるのである。

  ここは店長の手腕一つであろう。

競争に強い店長か否かは、このターニングポイントにつけ込み、このきっかけを利用して自店の販売手法を変えていく事である。

  それにはその出来事によりお客様の買い物行動がどう変化するか。

この一点をどう読み、どう自店に有利に買い物行動を移行させる事ができるかで、その後の競合関係が変わっていくのである。

  この転機は忘れた頃にやってくるもの。

これをチャンスという言い方をする場合もあろう。
そう捉えた方が、絶対に逃がさないという意識になるのだろうが、如何せん忘れた頃にやってくるものだから、気長に待つしかない。

  この「気長に待つ」という意識が重要。

そう認識しないと、普段のコツコツという継続力が前提の気長に待つという姿勢に結び付かないからだ。

  どうしても業績を考えれば焦りが先立つ。

しかし、焦れば焦るほどに気長に待てずに基本を忘れてしまう。

  全ては基本の上に成り立つ法則。

競合店との競争とは、関ヶ原の戦いのように数時間で決するものではないのである。









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2018年4月 3日 (火)

競合環境の変化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前から書いてきたが、競合環境が大きく変化している。

  同じ食品スーパーからドラッグへと変化。

食品スーパーの競合がドラックストア。

  10年前までは考えられなかった構図。

しかし、ドラックストアが当たり前に食品や生鮮を扱うようになってきた昨今では、出店スペースが300坪でも可能なドラッグストアに出店攻勢が勢いを増し、600坪以上を必要とする食品スーパーの出店攻勢がなりを潜めた感がある。

  食品スーパーの出店停滞とドラッグストアの出店攻勢。

ここ数年はこのような構図から、食品スーパーの周辺にドラッグストアが出店する環境が増してきたと言えよう。

  極端な話、食品スーパーの隣に出店する場面も多い。

要は、ドラッグストアにとってみれば、同じドラッグ同士の競合関係とは別に、食品スーパーの隣という立地は相乗効果が得られるのであろう。

  更に価格面でドラッグは強みを発揮できる構図。

そうなると逆にドラッグストアは食品スーパーの隣に出店する方がメリット大という事なのだろう。

  生鮮に手を伸ばす以前のドラッグは相乗効果が期待できた。

しかし、最近のドラッグストアは生鮮の品揃えに着手してきている。

  生鮮を有するドラッグは脅威である。

食品スーパーの強みは生鮮を有してワンストップショッピングを有利に進められてきたからだが、この構図が破壊されようとしているのである。

まだまだ経験値の差があり、青果での鮮度や品質管理に関しては食品スーパーに一日の長はあるが、それもいつまで持つか。

鮮魚がいずれ冷凍魚を中心にした品揃えに変化してくるような時代となり、精肉がアウトパックでも競争力のあるセンターが今後開業されてくれば、インストアの強みが薄れていく精肉部門の競争力低下から、ドラッグストアの攻勢は今後益々増していくだろう。

  ドラッグを併せ持つ食品スーパー。

当社でも一店舗このような特性を持つ店舗があるが、やはり集客力は高い。

  ドラッグを持つ利便性。

このパッケージをどう自社の勝ちパターンとして定着できるか。
この部分を今後の規制緩和を見越しながら自社に取り込めるかで、新たな競争のステージに突入していくのではないだろうか。

  ドラックを取り込んでの健康志向の差別化。

その為には、薬剤の規制緩和が今後どのように進められていくのかにもかかっているだろう。

  どんどん進む規制緩和。

今後、薬剤に関しても加速していくに違いない。

  そんな時代に先手を打って食品スーパーが仕掛ける新たなステージ。

その先駆けとなるのだろうか。
大手スーパーが新たな試みとして出店するフード&ドラックという形態。

  当地に一号店が出店するらしい。

出店面積はまだ小さいらしいが、動向が楽しみではある。







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2018年4月 2日 (月)

ファンの存在

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ファンの存在。

  今日は芸能ネタの日ではないが(笑)。

お店のファン。
店員のファン。
商品のファン。

  等々、いろいろなファンの方がおられる。

何れにしても嬉しいことである。

  私にもファンがいる(笑)。

ファンというよりは、主に午前中に顔見知りでご挨拶をするお客様だ。

  男性客が多い。

それも結構なお年の方。
いつも午前中に男性が買い物に来られるということは、いろいろな理由があるだろうが、いつも鮮魚の品出しをしていると通りかかる男性客と何気ない会話をするお客様が最近は増えてきた。

ある方は、定年以前にあるスーパーに勤務されていたようで、私に結構注文をされてくる。

  店舗運営のあり方。
  店長としてのあり方。
  マネジメントのあり方、等々。

そして、一つのことが実現されてくると、褒めてくれるのだ。

  「どうだい?、数値は上がってきた?。」

当店の業績に関しても関心を持たれている。
やはり、その結果に興味があるのは経験者の証である。

  出店して一年半も経てばいろいろなファンが増えてくる。

いつも決まったレジの担当者に並ぶお客様がある程度固定化されてきた。

  特に午前中のゆとりのある時間帯。

レジ通過中に交わす世間話がいっ時の癒しの時間なのだろう。

当店のレジのコンセプト。

  「この人のレジに並びたい」と思える接客。

開店時からこのコンセプトでレジチーフにはお願いをしてきたのだが、それを具現化してきた担当者がどんどん生まれているのは嬉しい限りだ。

  また当店オリジナルの商品に対するファンも増加。

当社や当店だけの品揃えによる商品。

  “この価格でこの品質”

そんな高品質商品が当社当店だけのオリジナル商品に関してのファンも増加。
ナショナルブランドであればどこでも品揃えがされどこでも手に入る。
しかし、オリジナルブランドは知名度が少ない。

  だから周知されるのに時間がかかる。

よって認知されるまでに其れ相応に時間がかかるものだが、その認知度が周知されて数値効果が現れるまでには一年を要するものだが、その効果がようやく現れてきたと言える。

  これもファンの数値効果と言えるだろう。

これらファンの方々の存在。

  この存在は大きい。

それはチラシや価格で左右される存在ではなく、店舗や個人の存在によって固定化されるお客様であり、その存在を広げれば広げるほど安定した日々の客数と売り上げを底上げできるものである。

  ファンの獲得。

何もアイドルだけの問題ではないのである。







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2018年4月 1日 (日)

4月の新番組から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

早いもので、当社の新年度から一ヶ月。

  今日から4月。

そして日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

そろそろネタ切れも色々と揶揄されるようなので、今日は4月から始まるドラマを紹介したい。

前回のドラマは結構おもしろかった。

  「もみ消して冬」「海月姫」「隣の家族は青く見える」等々。

くだらないおもしろさもあり、考えさせられおもしろさもあり、久々に見入ってしまったドラマが多かった。

  そして、4月からの新番組。

まず、お気楽な面白さが期待できるドラマ。

  「やれたかも委員会」。

http://yaretakamoiinkai.com/
TBS:2018年4月24日(火)スタート 毎週火曜25:28~

やれたかも委員会」は、「あのとき、もしかしたら、あの子とやれてたかもしれない」という思い出を持つ人々が体験談を語り、聞き手となる委員会メンバーが「やれた」か「やれたとは言えない」かを判定していく作品。

  これがこのドラマのコピーである。

放映時間といい、このコピーといいなんとくだらない内容であろうか(笑)。
しかし、このくだらなさが、お気楽に何も考えずに見れるドラマ?なのだろうと思う。

  キャストがいい。

佐藤二朗、山田孝之のコンビ。

  このコンビは、以前に「勇者ヨシヒコ」で共演している。

そしてこの勇者ヨシヒコでは、ムロツヨシも共演していて、最高にくだらない面白さを発揮していたのである。

  その二人が再び共演するのだから、面白く無い筈が無い。

更に、乃木坂46の白石麻衣が参加。
白石が、この二人との共演でどこまでとぼけた役を演じられるかも楽しみである。

  更に「コンフィデンスマンJP」。

https://goo.gl/4wG6Yu
月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(4月9日月曜よる9時スタート)。

  月9ドラマということはフジテレビでの放映。

このドラマで長澤さん、東出昌大さん、小日向文世さんが演じるのはコンフィデンスマン=信用詐欺師。長澤さん演じるダー子たちが、毎回さまざまな業界を舞台に、奇想天外な方法で欲にまみれた人間から大金をだまし取る痛快エンターテインメント作品です。

  ということらしい(笑)。

こちらも、痛快さを感じるドラマであろう。

  久しぶりに月9が楽しめそうである。

そして

  「崖っぷちホテル」。

https://goo.gl/c3zEKW
4月15日(日)日本テレビ 午後10時30分スタート。

「全員クセ者」だらけの登場人物で織りなす、一軒のホテルを舞台にした、「クセ」が凄すぎる!?

  痛快シチュエーションコメディ!

これがこのドラマのコピーである。

  これもまた面白そう。

今回も面白そうなドラマが続きそうだ。





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