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2018年3月31日 (土)

取引業者との関係

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、朝の挨拶回りをしていたら、鮮魚チーフから言われた。

  「運送業者のドライバーがドアを壊したようですよ。」

要は、早朝に配送業者のドライバーが、惣菜のコンテナを店内で移動中に、スィングドアのフレームにコンテナの角をぶつけて、内側のフレームに引っ掛けフレームが曲がってしまったと言うことだ。

  ドアの内側のフレームなのでスィングドアが閉まらない。

よって、後ほどそのドライバーが私宛に再び来ることになっていると言う。

  通常なら、こんな場合は運送業者持ちでフレーム交換だろう。

私も当初はそのつもりでいた。

  しかし何か引っかかるものがあった。

この場合、業者という取引先相手だから、相手に責任を全て押し付けて修理させようとするが、これが自前の担当者が不注意で壊したものであれば、なんとか自前で修理して無きものとするだろうなぁ〜ということ。

  “ちょっくら、直してみるか”

フレームをドライバーで開けて取り外し、曲がった部分を力ずくで押し返し、更にペンチで多少修正すれば元どおりの形には治った。

  多少の傷は残ったが機能的にはなんら問題ない。

そして、取り付け直した結果、全く支障なく元どおりに戻ったのだ。
その後、当事者のドライバーがやってきた。

  「全く申し訳ありませんでした(最敬礼)」

ちょうどその時に、建物の建築業者が本部から手配されてやってきたので、建築業者に自分で直した旨を話したら、「ほとんど問題ないでしょう。」とのこと。

  「ということで、今回は謝罪だけで大丈夫だよ(笑)。」

そのドライバーは、本当に申し訳なさそうにしながら商品搬入をして帰って行った。

  先日の引越し難民の事例もあるようにドライバー不足の時代。

いくらドライバーの責任とはいえ、自前で修繕できるレベルであれば直してやる。

  特にドライバーは重労働。

過酷な労働環境の中で、更に自分の不始末とは言え取引先の建物を破損させたとなったら、おそらく自腹で修繕費を支払うようになるだろう。

  これからも長い付き合いの相手である。

そう考えると、できるだけのことはしてやりたいと思うのである。
その後、配送業者からも電話があり謝罪とその後の対応を話したが、すでに修繕済みと話すと逆に感謝された。

  取引相手の過失だから全て相手持ちで修繕させる。

それが当然の対応かもしれないが、今後も続く長い付き合いの相手。

  現場では出来るだけいい関係でありたいものだ。

そう考えると、お互いに譲れるとことは譲っていい関係を積み重ねていきたいと思う。

  現場では色々なことが起きているのである(笑)。







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コメント

コジカ店長さん、コメントありがとうございます。
取引関係上の基本はお互いの過失は弁済責任を追うこととしながらも、今回はたまたま自力で修復可能なレベルだったというラッキーな面はあったのだと思います。
ただ、それも人との縁。
そんな縁の積み重ねが、取引上の関係から人間対人間の関係に発展し、いつかどこかで見えないやり取りに発展していくのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2018年4月 2日 (月) 06時09分

お楽しみさまです。
運送破損などあったときいつも運送の方は申し訳なさそうに自腹で弁償していきます。それをあたりまえのことと思っていた自分を情けなくおもいました。
ダメなことはだめですが、仲間!と考えると自分の行動も変わってくるのかなと思います。

投稿: コジカ店長 | 2018年4月 2日 (月) 00時03分

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
別のドライバーさんとは睨み合いの一触即発の場面も経験しております(笑)。
やはりそれも含めて人対人、社会人対社会人との関係が基本となっていくのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2018年3月31日 (土) 23時20分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
その企業とのその後、そのドライバーとのその後、という視点で捉えるならば、自社との取引には当然に有利に働くでしょう。そういう意味では修理代を請求しないという代償と引き換えに、信頼という目に見えない貸しを得ることになる。
色々な経験を積むと、どちらが将来的にどんな利点を得るのかが見えてくるもの。
人対人の関係。
企業人の前に一人の人間として取引先と付き合いたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2018年3月31日 (土) 23時12分

相手の立場や労働環境がどうであれ お店にとってはお取組み先様の一人に間違いはないと思います お互い持ちつ持たれつであり寛容な気持ちで取引しないと長くは続かないしいい関係は保てないですよね 重大な過失は仕方ないですが店長一人で治せる程度なら良いと思います それより人身事故にならなくて良かったと思えます 当店でもよくある話ですので取引先様含めて館内では台車やカート カゴ車は引いて運ぶことにしています

投稿: dondon-ki | 2018年3月31日 (土) 13時09分

マニュアル通りに杓子定規で処理する事は無難であっても成長がない。完璧にアウトの事案は迅速な決断が求められますがグレーゾーンの事案も数多くあるのも事実。グレーゾーンを自己本位に捉えるか相手に情状酌量を与えるか。十人十色と言われますが人間臭さが現れる部分ですね。寛大に処理して墓穴を掘る事があってもそれを後悔して引きずるか成長の糧とするか。私の場合は後悔する時期でも時間も残されてませんが(笑)。

投稿: dadama | 2018年3月31日 (土) 08時30分

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