ワンツーフィニッシュ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は日曜日。
芸能ネタの日(笑)。
今日は、何と言っても昨日の平昌オリンピックの羽生結弦と宇野昌磨を取り上げねばならないだろう。
日本中がテレビに噛り付いた時間。
おそらく、そうだったのではないだろうか(笑)。
時間帯としても、午後1時半ごろであるから、休憩時間に重なる時間帯。
当店でもその時間に休憩した従業員は噛り付いた。
羽生結弦。
2014年ソチオリンピックの覇者。
しかし今期は10月に練習中に右足を炒めて以来、リハビリに専念し、グランプリファイナルなど主要な大会は全て欠場して、今回の平昌オリンピックにぶっつけ本番で登場してきた。
そして一昨日のショートプログラムでの圧巻の演技。
日本国中が、羽生の復活に湧いた。
しかし翌日にはフリーが控えている。
ショートプログラムとフリー合わせての合計得点で総合順位が決まる。
“フリーのスタミナは持つか?”
今まで練習はこなしてきたのだろうが、試合という本番でのスタミナはそう甘くない。ましてオリンピックのフリーの演技である。
ついつい力が入ってしまうもの。
そして翌日の土曜日。
午後1時半。
おそらく、今回のオリンピックで日本が一つのなった瞬間ではなかったか。
それほど日本中の誰もが手に汗握った瞬間。
羽生に勝たせたい。
そんな想いから羽生の演技を見ていると、涙が出てくるほどだった。
しかし羽生の舞いは美しい。
清々しいといったほうが的を得ているだろうか。
ジャンプの出来不出来などどうでもいいと思ってしまう。
それだけ、ジャンプ以外の演技に体の線が通っているのである。
どう美しく舞うか。
それを他の誰よりも自らに厳しく課している羽生の演技は見るものを魅了する。
その舞が完璧に終了すると、圧巻の演技という表現が見たりとハマる。
それだけ今回の演技は神がかっていた。
それだけ、このオリンピックに賭ける想いが凄かったのだろう。
オリンピック。
4年に一度故に、アスリートはその全盛期に一度ぶつかるか多くても二度、自分の競技人生と重なれば訪れてくる。
一生に一度のオリンピック。
オリンピックに参加できるアスリートであるから、相当の実力の持ち主であろうし、鍛えられた肉体と精神を併せ持つ人間であろう。
そんな彼らでさえオリンピックには魔物が棲むとされる。
その魔物の住む場で、ある意味、皆の期待を裏切る今回の優勝。
その彼自体が魔物ではないかと思わせるほどの、圧巻の独断場を演じ切ったのである。
“本当に右足を負傷してたのか?”
周囲を欺いていたのではないかとさえ疑ってしまうほどの、完璧な復活劇。
そして劇的な、日本人のワンツーフィニッシュ。
この大会は、羽生結弦の為の開会となり語り継がれるであろう。
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コメント
kazuさん、コメントありがとうございます。
多分、kazuさんのお店もこの時間帯はガラガラの状態だったのでは?。
それほど、日本中を釘付けにした瞬間だったと思います(笑)。
投稿: てっちゃん | 2018年2月19日 (月) 06時23分
kazuです
16日のショートプログラムと17日のフリーは盛り上がりましたね。
先週のこのブログで今回のオリンピックの盛り上がりについてお話しをされていましたが羽生君の演技となると別格でした。16日はお休みで丁度この時間帯、ゴルフ練習場にいたのですが打っている人よりテレビの前で観戦している人の方が多かったです。私も見ていましたが感動すら覚えました。
そしてフリーが終わって宇野君と金・銀のフィニッシュ。
子供の頃から憧れて目標にしてきた羽生君と同じ舞台で同じ表彰台に上がれた宇野君も最高のオリンピックになったのでしょうね。
投稿: kazu | 2018年2月18日 (日) 10時02分