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2018年1月26日 (金)

評価基準

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


部下への評価。

  各社各様であろうか。

ある程度の基準のみで、評価者の一存で決められる評価法もあろう。
明確な基準を設けて、誰もがわかりやすいが数が多すぎて評価者の負担が増加する評価法もあろう。

  徐々に明確な基準を設定する企業が増えてきているのだろうか。

標準的にチェーンストアとしてレベルを上げていく過程には、決め事の設定(マニュアル)は当然のことではあるが、どこまで設定すべきかという点では意見の分かれるところであろう。

  なんでもかんでも決め事を作る風潮。

決め事を作れば、現場は楽だ(笑)。

  一つ一つの事象に対して考えなくて済むから。

それに沿って判断し決定して行動すれば良い。
それに対して、何も決め事が無い課題に関しては、一つ一つの事象に対して、事象の背景から捉え判断し、自分なりの結論を導き出さなければならない。

  ここに人間毎のブレが生じていく。

そのブレがチェーンストアとしてのブレに発展して、いずれチェーンストアとしての大きな問題となるケースもあろう。

ちょっと話が大きくなりすぎてしまったが、部下の評価に話を戻そう。

評価基準が明確な場合の評価法。

  例えば、〜が出来たら+50円、別の〜が出来たら+100円。

確かに明確であり、誰もが納得のいく評価である確率が高い。

  しかしその〜が出来たらという基準が不明確になっている。

出来ても出来なくても、とりあえず今やり始めたから+50円なのか、しっかり習得しているから+50円なのか。

  評価が甘いとどんどん甘い評価が積み重ねられていく。

結果として、大した実力もないのに、仕事の幅が広いだけで高い評価を得ることになる。

しかしそれでも、働く従業員からすると、仕事を早く習得しようとする意欲と働きがいに結びつきやすい環境ではあろう。

  逆に言うと、一つのことに習熟している人には気の毒。

例えば、レジで働く従業員が、非常に接客レベルが高くて、その方のレジにはお客様が並ぶ。

  しかしレジ打ち以外の仕事は出来ない。

これが、能力的に出来ないのか、それとも店長やチーフの判断で接客を全面に出したレジ打ちをメインに仕事をしてもらっているのか。

しかし、このレジ担当者のお陰で客数が確実に増加していると思われる。

  その場合のレジ担当者の評価は?

そう考えると、あまり明確な評価基準を用いない方がこの方の能力と貢献度をしっかりと周囲の方との比較で評価できるのではないだろうか。

  貢献度。

そう言う言い方をすると、数値だけかと言う反論もあろう。

  働きがいを引き出す評価基準。
  貢献度を反映させる評価基準。

どちらも大切な評価基準であり、そのバランスを図りながら毎年の評価を与え、一人一人と契約を交わす時期。

  意外にここで働く従業員のモチベーションが変化するのである。






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コメント

はなまるさん、コメントありがとうございます。
部下一人一人に強みや弱みがあり特徴がある。その強みを如何に引き出せるか。
プラスの部分だけを思いっきり引き出して活かせれば、同じ人材が最強にも最低にも変わるもの。どうせなら同じ人間で最強の組み合わせを引き出したいものです。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2018年1月28日 (日) 00時05分

はじめまして。いろいろな店舗の上司をやられていて、店全体の人間をてっちゃんのように器の広い人間愛のある精神を土台にしている上司を持つ部下は幸せですね。部下の仕事への働きがい度に真剣に取り組む姿、部下を全面的に認め、見守っている姿…素晴らしいです。わたしも見習わせていただきます。
宜しくお願いします。

投稿: はなまる | 2018年1月27日 (土) 19時56分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今更ながら、このような悩みを持てる幸せを感じております(笑)。
やはり現場の店長の最大の役割は現場の最前線で働く担当者の就業意欲。
特にここ数年来はこの傾向が非常に強くなっていますね。
店舗という就業環境を監督するのが店長の役割。その監督の手腕一つで就業環境が変わり、出入りの多い環境になるのかモチベーションの高い集団になるのかが決まる。
店長としてもっとこの部分を学ぶ必要があるのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2018年1月27日 (土) 06時07分

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
最近思うことは、やはり店長は全ての従業員をしっかりみていると言うサインをしっかり出し続けることが大切かと思いますね。
「みているサイン」。
これが、従業員にとっての安心感と信頼感につながると思うのです。

投稿: てっちゃん | 2018年1月27日 (土) 06時02分

私も一番悩ましい業務でしたね。毎年この時期が来ると憂鬱になりました・・・過去形ですが(笑)。売場担当者は業績評価を基準にある程度客観的評価が出来ますが、レジや後方部門は客観的評価指針は会社としてあるものの、基準が曖昧でさじ加減一つでAにもBにもなってしまい下手するとえこ贔屓評価にも捉えかねず苦労したことを思い出します。今は部下が一人もいないお気軽職務ですが(笑)。

投稿: dadama | 2018年1月26日 (金) 18時43分

評価に基準を設けるのはある程度は良いですが、そればかりになると結局それしかできない、やらない方になってしまいますよね 私的にはある程度のガイドライン的な感覚で基準はあり最終的にはその方の熱意や取組姿勢を評価してます 技術や数値を組み立てる事などに不得意な方や不器用な方も見えます でも一生懸命に取組む 諦めない
昭和的かもしれませんが 数値や基準では評価できない 人の気持ちと自分で考え考動する その方の気持ちを褒めてあげたいですね

投稿: dondon-ki | 2018年1月26日 (金) 13時05分

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