« 真面目という褒め言葉 | トップページ | バブリーダンスに想う »

2018年1月 6日 (土)

年末商戦を振り返って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


2017年の年末商戦が終わった。

  本当にご苦労様でした(笑)。

今期の商戦は如何だったでしょうか?。

  dadamdaさんの弁を借りると「ソフトランディング」とのこと。

24日のクリスマスが日曜日。
その次の日曜日が31日の大晦日。

  日曜日が一回分損をしてしまうリスク。

このリスクを抱えながらのクリスマス以降の年末商戦ではあったが、そのリスクを28日〜29日で挽回し、30日〜31日は昨年同様の売り上げを確保できたと言う2017年度の年末商戦だったろうか。

  企業によっても店舗によっても違いはあるだろう。

当然に、外部与件や競合与件によって左右されるのも必至。
当店は昨年12月に2k先にショッピングセンターの競合店が開設により、その反動が今年は享受できた。

  競合店が出店して受けたダメージ。

そのダメージが再び回復すると言う保証はどこにもない。
しかし、当店も新店として開設して一年以上が経過し、店舗の認知度や人材の成長が重なり計画通りの年末商戦とその結果を導き出すことができた年であった。

  昨年の年末商戦は開設して初年度。

昨年のない初年度として、とにかくしっかり本部提案に準じて、近隣の自社店舗の実績を踏まえた売上予算から数量計画に基づいて売り場作りと展開を行った。

  結果として明らかにやり過ぎの展開。

多大なロスを日々出しながらの年末商戦だった。
唯一はチャンスロスが無かったことが救いではあったが、そのロスの排出を見て、この地の年末商戦の対応の仕方をしっかり学んだのは確かであった。

その反動から、私も部下も30日まではやり過ぎずに地に足のついた普段の展開も含めた売り場作りに徹したことで、適正な販売金額とロス管理ができた年と言えよう。

青果部門では野菜やみかん、そしていちごの高騰と例年になり相場高の年となったが、野菜の相場高は売上高に繋がり、表面上は好調であったが荒利は厳しいだろう。
みかんやいちごは一部納品欠品も発生したが、やはりいちごの売上は大幅に減少した。

鮮魚は10月以降から堅調に伸びてきたが、年末商戦も同様に推移した。
年末商戦以前は不振が続いた刺身も、まぐろの売上回復により底上げが図られた。

精肉は年末商戦でも高い支持を得てきており、クリスマス以降の主役になりつつあるのではないだろうか。

惣菜はもはや年越しそばの天ぷらの時代から徐々に脱却していかなければならないのではなだろうか。

  毎年思うが、揚げ過ぎ出し過ぎの売場。

今年も大量に値下げが発生。
他部門からの援助を頂きながらの値下げロス。

  難しい部門ではある。

今回の私の年末商戦のテーマは昨年の反省を踏まえた無駄の排除によるロス削減と利益確保。

そう言う意味では、昨年に比べて大幅に利益改善の出来た予定通りの年末商戦と言える。

そして、31日のお客様の買い物動向に関しては、従来以上に日曜日という当社の特性に左右された結果となった。

  31日は曜日に左右されない。

そう確信していた大晦日ではあったが、今年の31日はやはり曜日に左右された買い物行動であった。

  午前中から日中の異常な集中。

それは当社の日曜日の朝市と言う特性と、午後からの雨という予報からくる買い物行動であったのだろうと思う。

  絶対に開店から集中する。

そう予測を立てて商品を山積みしたにも関わらず、前半のお客様の集中は想像以上のものがあった。

逆に夕方以降のお客様の引きの速さも今年の特徴であったろうか。

  前半の絶好調と後半の失速。

どちらも私の予測を超えるお客様の動向であった。

  毎年、新たな発見のある年末商戦ではある。




|

« 真面目という褒め言葉 | トップページ | バブリーダンスに想う »

商売」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
首都圏の年末年始の商戦は地方と違い年始商戦が主戦場だと聞きましたが、地方の特に新幹線の止まる駅周辺の店舗は従来の首都圏の買い物動向に変遷しているような気がしましたね。
だから、一部クリスマス商材の延長もありかと思いました。

投稿: てっちゃん | 2018年1月 8日 (月) 06時47分

今日は芸能の日なのでこちらに返しコメントを(笑)。ある副店長(15幕参加メンバーです・笑)に問われたのですが、最近は正月も洋風化が進みクリスマスの延長の売場を作る企業が増えてきた。だからこそ、伝統的なお正月をきっちり提案する事が差別化に繋がるのではないかと。成る程そう言う考え方も有りかなと納得してしまいました。彼には失敗しても良いから腹を入れた来年の年末の計画を今のうちに描いておけと伝えておきました。私も苺大福の単品量販を試してみたいから宜しくとも(笑)。

投稿: dadama | 2018年1月 7日 (日) 11時14分

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
年末年始商戦。
自分は同じお店でも部下が変わる。
そして競合も変わる。
その内、自分も他店舗へ異動する。
毎年微妙に環境が変わる年末商戦。
やはり一番の頼みは同じお店で働くパートさんだったりして(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年1月 7日 (日) 06時03分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
年々思うのは、従来から思い描いていた年末商戦の自分なりの常識を毎年塗り替えていく必要があるということでしょうか。それは現場にいなければそのニュアンスは絶対に見えてこないものであるし、その現場が先を見越した提案をしていかなければいつまでたっても同じ失敗を繰り返して、いずれは従来はチャンスであった年末商戦が今後はリスクとなっていくという不安。現に一部都市部の店舗では年末商戦はすでにリスク化しているのも事実。現場で感じるそんな今回の年末商戦でした。

投稿: てっちゃん | 2018年1月 7日 (日) 06時00分

年末は青果の相場高頼みの売上にならず客数と買上点数も伸び師匠も まぁいいんじゃない と褒めていただけた年末でしたが年始に落とし穴が待っていました 客数が昨年と違い伸びているので昨年のデータは役にたたない!あれほど白物や日常食べるもの特に朝飯 昼飯を切らすなと言ってたのに切れてる売場だらけ。年末年始で先日付発注なので修正きかず もっと具体的に副店長とチーフに落とし込むべきでした 青果に至っては発注の〆切が2日前なので一度やらかすと長引いてしまいます
大いに反省です

投稿: dondon-ki | 2018年1月 6日 (土) 13時33分

年末はお客様からの通信簿。改めて体感した年末・年始でしょうか。年末でも食費は賢く、年末位は旨い物を・・・帰省が多い商圏では親の見栄もあり息子や孫達に美味い立派な食事でもてなしたいはず。更には新興住宅地では年明けの通常食の需要増大。特にパンとか(笑)。
日頃お客様を見ていればそこの商圏のお客様はどういう行動を取るかは当たるも当たらずも予想は出来るはず。その予想に対ししっかりと売場を提案出来ればおのずから答えは出るし、反省も出来ると思うのです。昔から言われるように「現場に答え在りき」ですね。

投稿: dadama | 2018年1月 6日 (土) 10時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 年末商戦を振り返って:

« 真面目という褒め言葉 | トップページ | バブリーダンスに想う »