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2018年1月10日 (水)

俺の若い頃は

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


働き方改革が叫ばれている。

  労働時間の短縮。

更には、定時での帰宅。

  我々が入社した頃には考えられない仕事時間。

当時、もし定時で上がろうとでもしたものなら、店長や上司のチーフから何を言われたか。

  「お前仕事もできねぇ〜くせに帰りは早いんだ?」

また、残業申請を出したりしたものなら、店長から、

  「お前仕事もできねぇ〜くせに残業だけはしっかり付けるんだ!。」

睨みつける当時の店長の表情が今だに脳裏に焼き付いている(笑)。

  しかしそれを自慢げに言える時代ではもはや無い。

そんな時代を知らない若い世代は、本来のあるべき理想の売場の状態を知らない。
そして、そんな時代を生きてきた年配のチーフや担当者は、自分の責任感から自ら残業してでもあるべき姿を今だに追い求めている。

  本当に頭が下がる思いである。

そんなジレンマに心が痛む店長達は多いだろう。

  しかし、やはりこれが時代なのである。

よく自慢げに「俺たちの時代はなぁー!」と言って、根性論を繰り広げる年配者もいるだろうが、それを言ったらおしまいだ。

  俺たちの時代と言って通用する時代では無い。

働き方改革の価値基準に則った企業姿勢と現代の若者達の価値基準を考慮して、そこから如何に効率の良い働き方改革を推し進めていくかが重要。

  その方向に進めていかねば人材は定着しない時代なのである。

俺たちの時代の根性論がもはや死語なのである。

自分たちの過ごした時代を一つの経験として、その経験と体験から得た知恵を武器にこれからの時代を渡り合って生きたいところであるが、新たな時代には新たなパラダイムを身に付けていかねばならない。

  それは自社だけの問題から日本全体の課題と変化している。

よって、この課題を自社で解決できない限りは、人材は集まってこない構図になってきているという事だ。

  逆に言うと、店長から率先してリードしていく必要があると言う事。

さて、新年度の企業方針も発令されている事だろう。
色々な難しい課題に取り組んでいかなくてはならない時代であるが、その前提としての働き方改革の推進でもある。

  如何に現場という店舗で働きがいを持てるか。

正社員、パート社員、アルバイトを問わず、企業と店長が率先して自らの店舗で働き方改革を実践しながら、働く従業員のモチベーションを維持しつつ、同時に業績をあげていけるか。

  ますます現場の店長の時代なのだろうと思うのです。







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コメント

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
昨日、会のメンバーと会話したときも、その議論になりました。
31日に一千万(練り製品抜きで)売る鮮魚部門と聞いただけで、徹夜を想像する我々の世代ですが、いくら大晦日とは言えそれは許されない時代。現場の要請で彼が品出しを手伝いようやく全店一の鮮魚部門の売上を達成したとのこと。
彼は、現場の鮮魚部門の人間ほど、この時ばかりはという高い意識レベルであることに感謝していましたが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2018年1月11日 (木) 06時52分

お客様にいかに迷惑をかけないかが大前提になると思いますが その上でメンバーにどう効率的に働いてもらい就業時間内に終わる事ができるように仕組みと段取りを変えてあげる これが店長の役目だと思うのです 弊社ではまだまだ各部門に古いやり方 手間の掛かるやり方が根付いています 特に 俺の若い頃は と言う方ほど変化したくないようで 人がいる時代は良かったのですが これだけ人がいない少ない状況で そのままのやり方をやっていてはいくら時間があっても足りません 変えるとこは変え 省く方は省く 部門のしがらみが強い弊社では現場のトップである店長が責任をとる! 形で進めないと構造改革はできないと思います

投稿: dondon-ki | 2018年1月10日 (水) 22時54分

k.kさん、コメントありがとうございます。
新入社員や若手に関しても、店長が年次に数回の担当者面接があり、そのタイミングで彼らの将来のビジョンに対しての打ち合わせを行うことにしていますが、そのような店舗内でのコミュケーションの密度を上げることで、多少は退職者が減少するのではないかと思いますが、以前仕事観と現在の仕事観の差は隔絶の如くですので、叩かれて育つ担当者もいるのでしょうが現在ではごくわずかでしかないようです。
私も現実は、ベテラン社員に頼らざるを得ない環境ですね。そんな彼らには頭が上がりません。

投稿: てっちゃん | 2018年1月10日 (水) 16時11分

当社でもそうです。てっちゃんさんと同じ水産部(私は部門責任者)ですが新人教育に悩んでます。別に悪いことではなく良いことのはずなのですが。特に生魚を加工調理販売するのに最初から出来る訳ありません。さば10尾を1ケース商品化するのに45分も掛けられて「終わりません、残業つけていいですか?」(-_-メ) どの口が言ってるんだ!もちろんREなどの基準がさば1ケースごときに適用されるわけありませんが、、自分で商品化、スピード、雑用等空気を読みこなしつつ、先輩(特にベテランさん)の技術を真似して盗もうという気持ちがなければ次のステップを教えられません。私自身高卒で地元の超ローカルスーパー(今はつぶれた)で教わって現在の企業の中途採用枠(鮮魚経験者限定)で入りました。部門責任者で定年まで行くと思います。預かった新人も高卒です、彼の将来を見据えて大事に、そして厳しく教えたいのですが時間がありません、昔は14時間勤務なんて毎日だったので辛くとも覚えました、今は2年目にで副責任者に上がります。魚の専門書や魚の簡単料理等の本でも見てればいいのですがそれも言わなければしません。難しいですね、辞めてもいいやって位で流しながら教えるのが今風なんですかね?因みに本部からパワハラって事で密告があり警告されてるのであまり現状は本気に教えてません。10年後に崩壊すると思います。長文失礼しました

投稿: k、k | 2018年1月10日 (水) 07時35分

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