苦い思い出
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
苦い思い出。
皆さんにも一つや二つはあるだろう。
絶対に思い出したくない苦い思い出。
仕事にプライベートに。
しかし思い出してほしい。
その思い出が今の自分を作っているのだ。
人間は人生において、その都度つどにおいて色々な経験をし、そして学んでいく。
特に、失敗事例に学ぶことの方が多い。
成功事例に関しては、成功した喜びに浸る時間の方が多く、そこに至った経緯や成功事例から学んだ要因を更に次へのステップとして貪欲に取り組むべきであるのだが、そこに至る前に成功したことが自分の実力であるという錯覚だけで、実は次へのステップへの行動に移すよりも、今の現状を守ることに必死になってしまい、次への新たな取り組みの行動を起こすスピードが大幅に鈍ってしまうことに気づかずに業績悪化の道を辿っていくことになるのである。
それが、業績の波が交互に現れる要因なのだろう。
しかし、失敗した事例や思い出したくない事例に関しては、その後もずっと自分の人生に尾を引きことになる。
“あの時の失敗の原因はどこになるのか”
“あのような思い出は二度と作らないぞ”
そんな苦い思い出からくる、次へのステップへのスピードは早い。
そして、そこから学んだ人生訓は二度と忘れない。
思い出したくない自分の行動。
思い出したくない自分の判断
思い出したくない上司や店長。
色々な苦い経験を人間は積んできた。
そして、その中から、思い出したくない順番ほど二度と同じ過ちは繰り返したくないとの思いから行動している。
これからもそんな思い出を作っていくのだろう。
しかし、人間誰でも過ちはある。
過ちを犯したら、即反省と行動に移る。
その反省と行動は、その次の改善へのスピードを速め、成功へのステップを早々に踏むことになる。
成功の結果の業績。
その業績を一時のことで終わらせるか、その業績を如何に継続させられるかは、失敗事例に学び続けていくところにある。
業績には必ず波が訪れるもの。
しかし、都度都度の失敗から学び続けることに波は無い。
そして、成功した結果に、自分だけの要因も無い。
あるのは成功した環境にある。
自分が治める組織や店舗での成功し続ける環境。
その環境を失敗事例から如何に維持継続していくか。
そんな環境を常に意識していきたいものである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとう誤字あます。
部下の連帯責任。
当社は誰の責任だろうが、店舗内の出来事は全て店長の責任となります。
これはこれでそう割り切るとある意味潔さが生まれますね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年12月 6日 (水) 00時09分
dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
レジ待ちの弊害はお客様の不満だけではなく、駐車場の渋滞、買い物カゴやカート不足という全ての分野に影響が甚大となります。このレジ待ちの解消だけで売上も拡大するし、駐車場の渋滞も解消され、カートや籠も不足せずにすむ。
如何にお客様をスムーズに流すかという課題解決だけで全ての不満が解消されるものですね。
投稿: てっちゃん | 2017年12月 6日 (水) 00時00分
私も数知れずの失敗をして参りましたが自責の失敗は反省点も明確で立ち直りやすいですが部下に対する連帯責任はある管理職である以上当然ではあるのですが悔いが長引く事が多いですね。かんりあらゆるリスクを想定して未然に防ぐのが管理職ではあるのですが「まさか」と言う事件もままにありますから。
投稿: dadama | 2017年12月 5日 (火) 21時47分
苦い思い出はたくさんありますが鮮明に覚えてる一年前の記憶
今でもメンバーと共有しブラッククリスマスと呼んでおります
1224昼から予測以上にお客様が入ってしまいレジが大渋滞 レジがはけないから駐車場も大渋滞 結果買い物途中のカゴがあちこちに そして年末は惨たんたる結果 回復するまで2ヶ月かかりました 買って頂くことに必死になり後方を忘れていた結果です
この一年セルフレジを入れ台数も増やしメンバーの意識も変えてきました いよいよ年末商戦 昨年のような事にならないよう万全の体制で臨みたいです
投稿: dondon-ki | 2017年12月 5日 (火) 13時40分