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2017年12月

2017年12月31日 (日)

いざ、決戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


12月31日。

  お客様から商売の通信簿を頂く日。

この業界に入社した時から一年の総決算と擦り込まれてきた。
我々が入社の当時は、勤務時間も日付を越しての労働だった為、尚更そういう認識が蓄積されてきたのかもしれない。

  売上も最大ピークに。

そして、鮮魚出身の私にとっては、どの部門よりもこの日ばかりは花道を通ることを許される日でもあった。

  練製品というおせちも含めて1千万。

それがこの業界の鮮魚部門担当者の夢でもあった。

鮮魚部門から練製品がデイリー部門に移管してからは、1千万という店舗は皆無になったが、それでも一年で一番売上の高い日であることには間違いない。

  よって、今日ばかりは何も考えずに販売に徹したい。

しかし、店長にとっては12月31日の開店前が一番胃の痛む時間ではないだろうか。

  “本当にお客様は来店してくれるのだろうか”

その不安が最高潮に達するのが、開店前の30分であろうか。

  どんな世界でも未来はわからない。

昨年の31日の売上が保証されているわけではない。
この日ばかりは曜日に左右される日でもない。

  一年間の実力が突きつけられる日である。

しかし、この日に何をしてももう遅い。

  運命を静かに受け止める日であるのだから。

そして開店してからは、変化変化の連続で各部の状況を見ながら最終の売り切りまで試行錯誤の連続が続く。

  その途中で概ねの動向は判別つくだろう。

昨年よりも上回って午後2時を通過するかしないかで、心境は大きく異なる。

  上回っていれば、このまま維持して欲しいと願い。
  下回っていれば、挽回するには何をすべきか考え。

翌日は休業の為、お客様がまだまだいる内に際物をどう売り抜けるかの判断を下す。

  この日ばかりは、この日だけの事を考えて行動する。

普段であれば、この商品の未来を考えて投資的に行動する場面も多いが、この日ばかりはこの日の売り上げの為にひたすら行動する。

  1円でも多く売上を作りたい。

それは、後々後悔したくないから。

  昨年に1万足りなかった。

そんな経験はしたくはない。

  かっては大台に乗るかどうかの瀬戸際もあった。
  また閉店後に昨年クリアが判明した時もあった。

いずれも、最後まで手を抜かなかった事で、神様が微笑んでくれたのだと今でも信じている(笑)。

  しかしどの年も最後の最後に評価が下される。

だから、この日だけは最後まで手を抜かずに今まで習得してきた販売技術を投入して1円でも多く売る事を実行していかなければならない。

  その積み重ねが最後に最後に微笑むかどうかが別れる。

一年で一番長い日は、昨日の30日。
そして、本日はお客様から通信簿を頂く日。

  しかし簡単に頂けるとと思ってはいけない。

自分から通信簿を掴み取りに行かねばならないのである。

  是非、一年で今日だけは笑いたいと願うのである。




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2017年12月30日 (土)

今年を振り返って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


2017年も残すところあと二日。

  一年とは振り返ると短いものである。

2017年元旦には今年の抱負を語ったような気がするが、つい昨日のような時の短さではあるが、そのような自分の立てた目標は既に忘れているのも現実か(笑)。

昨年の元旦の記事。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-b330.html

昨年の元旦は、新店開店における採用と教育を記していた。

  店舗の人材はイベント毎に成長していく。

まさにここに記したように、今年は開店から一年を経過した7月以降からの数値比較で見ても、働く一人一人の従業員の成長が明確に数値に反映される結果となった。

新店開店時の人材の能力と一年経過後の能力。
多少、人材の人数は減少したものの、逆に生産性は圧倒的に上がっていく。
そして、一人一人の守備範囲も広くなり、その広さがチーム全体でみれば相互補完の関係が強化され更に効率が高まる。

  一人一人の人材の能力開発が大いに進化したこの一年。

そして進化した人材が普段の定番の売場をしっかりと固めながら、正社員に関しても他店舗への人事異動により人員は大幅に減少したが、パートさん達の成長にも助けられ、部門トータルとしてのレベルアップにも助けられ、店舗でのチームワークと情報共有を重視したミーティングの実戦により、日々の中で考えながら業績に手を打つミーティングスタイルへの変更が、更に売場や売り方の変化をもたらし、結果としてそれが点数拡大と無駄なロスの減少に着実に結びついてきた一年の積み重ねでもあった。

  思えば昨年の今頃は厳しい環境であった。

新店開店して初めての年末商戦。

  お盆からクリスマスを経ての数値環境。

大型商業施設の競合店開店により、更に低迷した業績。
イベント初年度ということで最高の売場で迎えたクリスマスだったが、これほどに手応えのないクリスマスも初めてだった。

  その強烈な記憶が今年は活かされたようだ(笑)。

攻めと守りの強弱。

  やはり52週の経験は大きい。

そのような土台の安定によって、期間途中からは店長自身も単品量販に関わりながら単品を育成していく部分にも関わることができた。

それは自分の単品量販の感度を磨くと同時に、お客様へ自店の差別化商品を売り込むことでの優位性を発揮することにも繋がった。

  あのお店で売り込んでいた商品。

それが、お客様の支持を得た時に、店舗の存在価値が徐々に高まっていくのであろう。

  単品量販の積み重ね。

それが、長い一年の中で、その単品だけではないお客様の全般的な支持を高めていく。

  自らの販売技術とお客様の高い支持。

これが連動していくのである。
販売を楽しみながらお客様の支持を得ていく。

  「楽しくなければスーパーじゃない」。

このフレーズはてっちゃん会のあるメンバーが山口先生の著書に取り上げられたコトPOPのフレーズであるが、自らも楽しみながらお客様の支持を得ていくというこの業界の本質を一言で言い表した、まさに名言である。

  我々にとってこの二日間は戦いである。

もしかすると徹夜の方もいるかもしれない。

  スーパーが一番楽しめる二日間。

そして本日30日が、一年で一番長い日。

  一年で一番長く楽しめる時でもある(笑)。

さて、楽しんで参りましょう。







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2017年12月29日 (金)

年末商戦を直前にして

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


12月の29日。

  本格的に年末商戦がスタートする時か。

毎年記載している事がある。

  12月30日は一年で一番長い日。
  12月31日はお客様から通信簿を頂く日。

しかし、12月29日を特別比喩した言葉がない。

  “12月29日はどんな日だっけ?”

鏡餅やしめ縄は比較的28日に購入される比率が高い。

  12月29日は「苦」に繋がるから敬遠される。

現実に売上は高まっていくのも事実。

  しかしまだ普段の動き。

惣菜でも弁当の需要は高い。
そう考えると、29日とは普段と年末の境目の日という事であろうか。

  翌日からは年末商材に完全に移行する日。
  29日までは普段をメインにした買いまわりの日。

売場は28日から概ねのレイアウトが決まってしまう。
しかし、28日〜29日はスペースが広がった分、各部門とも力が入っているから、特に生鮮部門は作りすぎや出しすぎに陥ってしまう事が多い。

  ある意味、29日はロス注意の日とでも命名しようか(笑)。

それほど、この日のロスには厳重注意だ。
本人達も、そうは思っていなくても出しすぎてしまう。

  それはスペースが条件反射的に我々を奮い立たせてしまうのだろう。

結果的にまだ需要に結びつかない生鮮部門や惣菜部門ロスが半端なく増大するのが12月29日の最大の特徴であろうか。

  思えば、今年はロスとの戦いだった(笑)。

特に鮮魚部門の業績改善において、刺身のスペースレイアウトの変更により、売上一定でロスが倍になったり半分になったりするのである。

  一度決めたレイアウトが如何に影響が大きいか。

しかし、明日からの為にも事前に見せなければならない。
そう考えると、12月29日とは、見せる日ではあっても決して売れる日ではないという事か。

こうやって、自分でブログを書いていても、徐々に考えがまとまっていくのがわかる。

  29日の答えを見出してから書いている訳ではない。

しかし、こうやってブログに書き表しながら、12月29日を整理していくと答えが見えてくるのも面白い。

  12月29日は見せる日。

しかし、これも店舗によって違うだろう。
量販店の場合は、そんな悠長なことを言っていられない現実でもあろう。

  しかし中小のスーパーはどうか。

特に首都圏に近い中小スーパーは普段の商材の需要も高い。

先日のクリスマスでさえ普段のトンカツをおいて欲しいとの惣菜への要望が何件かあったほどだ。

  普段と年末の境目の日。

個店個店での対応が如何に業績を左右するか。
これも12月29日の対応次第で、利益が飛ぶか確保されるかの瀬戸際なのである。





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2017年12月28日 (木)

青果の相場高

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


12月に入ると決まって、青果物の相場が上がっていく。

  これも毎年の恒例行事(笑)。

しかし、今年の相場高は異常ではないだろうか。

  いちごにみかんにレタス。

それだけではないが、これらはクリスマスから年末にかけての主力品。
これらをしっかり売れて初めて、青果部門の売上になっていく。

  いちごが580円で特売。

しかし、この価格でも欠損。
だから、スペース拡大できずに平台の半分のスペースでの展開。

  昨年は10尺平台全面を使用しての展開だった。

特に、このエリアはいちごの産地でもあり、とちおとめいちごはどこのスーパーでも入り口の顔として展開する商品である。

  地域での価格感度の高い商品。

よって、12月から競合売価を意識して価格付けをしてきた。
しかし、流石にこの状況では本部指示売価に従うしかない。
地域によって、その果実の産地でもあり、価格感度と需要の高い国産果実は違いがある。

  この地は「苺」と「ぶどう」。

この2品はしっかり売り込みをかけないと地産地消の観点からも競合他社から遅れを取ってしまう果実。
そういう意味でも、苺の相場高は我々にとってもリスクはあるが、逆に言うと、この相場高を利用して、個店の優位性を引き出せるチャンスでもある。

  さらに、みかんも相場高。

昨年よりも、5k箱で一箱1000円の相場高。
よって、無選別の味のいいみかんが飛ぶように売れている。
また、3k箱のみかんの動きも良い。

  S、M、L などと言っている場合ではない(笑)。

それはお客様の方がよほど理解しているようだ。
特に、自家消費のみかんに関しては、無線別の人気は高い。

  レタスも一個300円の世界である。

野菜類に関しては、今年の11月からの低温の影響が響いているようだ。
それとクリスマスや年末での需要の高さからの相場高。

逆に言えば、ある程度の相場高になってもらわないと単価が上がらず、忙しいだけで売上げが付いて来ない状況になってしまうのも困りもの。

  青果物の相場高。

通常であれば、相場高の時は利益が取れなくなる。

  特に大手スーパーほど毛嫌う。

それは縦割り縛りが組織特性故に、各部門の予算達成、特に利益確保に対しての意識過剰になってしまい、個店としての強みの発揮という視点から遠ざかっていくからである。

  しかし我々中小スーパー的には逆にチャンスである。

他社が嫌がる状況。

  青果の相場高や相場安。
  海産物の相場高。
  牛肉の相場高。

取り巻く環境は刻々と変化していくが、我々の業績環境は競合店という外部与件に一番左右されている事実。

  他社が嫌がる環境。

そんな環境や逆境をどう味方につけられるか。

  商売とはそいうものではないか。







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2017年12月27日 (水)

クリスマス商戦を振り返って

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年末商戦の第一ステップ。

  クリスマス商戦が終了した。

いよいよ佳境に向かって加速していく残り一週間。

以前にも記したが、今年のクリスマスイブ、そして大晦日は共に日曜日。

  特にクリスマスイブの日曜日はもったいない。

“クリスマスイブが日曜日だとより盛り上がるんじゃないの”

  当然、当日は盛り上がるだろう。

結果的にも、今年の24日の日曜日は今までにないほどの盛り上がりであった。

  これは店舗の大小に関わらずの結果であっただろう。

しかし、その前日の土曜日への分散は期待したほどでは無かった。
むしろ、25日月曜日の方が私の期待以上にただの月曜日で終わることなく惣菜へのお客様が来店されたほどだ。

24日のクリスマスイブがクリスマス商戦の最大ピークであり、この日の売上でクリスマス商戦のほとんどが決まることは間違いない。

  しかし商戦は23日〜25日の3日間。

そう捉えている企業がほとんどだろう。
そして、期間計としてもその3日間で評価し反省を残す企業がほとんどではないだろうか。

そう考えると、昨年の3日間と今年の3日間でどう売上が伸びたのか凹んだのか。

  その評価は微妙だ。

むしろ、24日に盛り上がったにも関わらず、3日間計では落としている店舗の方が多いのではないだろうか。

  特に単独立地のスーパーはその傾向が強い。

事前の日曜日にクリスマスケーキ材料等の準備用品の動向が盛り上がるのであるが、今年は事前の日曜日が17日と遠い関係となった。

  日曜日とクリスマスイブの売上。

この売上が24日の日曜日に両立できるか。

  それは出来ない。

それを強引に売場に表現しようとすると、寿司、デリカ、刺身、牛肉類の前後のロスは膨大に膨れ上がる。

それは、従来のクリスマス商戦でも言えたことであるが、今年もその傾向に歯止めをかけることは出来なかった。

そしてそれはこの業界での従来からの不問律があるからだろう。

  23日から25日は同じ売場を作る。

しかし、生鮮部門の売り上げ動向は圧倒的に24日に集中。

  特に今年はこの傾向が強い。

同じ売場とは言っても、そこは店舗側で数量の調整はするだろうが、一度作った売場スペースにはそれ相応の商品と物量が陳列される。

  陳列された途端にロス対象。

それは、クリスマス商戦だけではなく、年末商戦にも言えることである。
ただし、年末商戦はクリスマス商戦と違い、曜日に左右されることは少ない。

  しかし注意すべきは生鮮の流れ。

この部分はますます一極集中になっているように思えるのだ。

  それは惣菜への普段からの集中の影響。

要は、手作りのイベントから惣菜への移行という現象が、普段から変化しているからであろう。

  結果として当日の一極集中に向かうのである。

よって、クリスマス年末といえども、日別の強弱をカテゴリー毎に細かいスペースレイアウトの強弱を考えていく時代になっているのではないだろうか。







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2017年12月26日 (火)

普段の延長

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ年末商戦に突入していく。

  一年の総決算。

しかし、前回も記した通り、お客様は年末商材をいつどこで何を購入するかを既に決めているという事実。

  よって、我々はこれから何をすべきなのか。

今年、何が伸びたのか?。
今年、何を伸ばしたのか?。
今年、何を強化したのか?。

  年末商戦といえども、そこが全てのベースとなる。

店舗規模もあろう。
平均日販もあろう。
基礎商圏も違おう。

  しかし年末商戦は伸ばしたところだけが伸びる。

これは何年年末を迎えても同様の結末となる。

  やってきたところだけが伸びる。

数値は正直である。

  今年一年力を入れてきたところだけしか伸ばせない。

本部政策だろうが競合店がどうだろうが関係ない。

  自店で企画し自店で伸ばしたところだけが伸びるもの。

だから商売は面白いのかも知れない。

  要は自分の意志次第。

だから、この仕事は面白いのである。

  誰が何と言おうと自分が取り組んだ事が年末に現れるのである。

要は、年末といえども普段の延長なのである。

  年末と言えどもお客様は一定。

そう、年末と言えでも、普段のお客様が来てくださるだけのこと。
だから、急にその日の売場が良いからと言って急にお客様が増えるわけではない。

  年末のお客様は普段の延長。

これ以上でもこれ以下でもない。
だから、何も期待せず、何も失望せず、年末年始の売り場を淡々と作っていくしかないのである。

  伸ばしたところは必ず伸びる。
  伸ばせないところは伸びない。

これも商売の原理原則。
突然、年末だからと言って売れるものではない。

  普段の11月から伸ばそうと意識してやったかどうか。

こん延長が12月であり、年末である。

  意識してやったかどうか。

難しいことでもなりが、意識しなければ結果も出ないということだ。
これも、普段の取り組みから、意識化したかどうかの問題だろう。

  何も難しいことではない。

しかし、意識化とはそういうことだろう。

  52週販売計画と言わせていただけば良いのだろうか。

52週MDとは、その週だけのことではなく、それを52週に表明した瞬間に脈々と流れていくのである。

  商品の育成計画でもある。

どの週から今まで育成したきた単品を投入するか。
それは、過去の育成度合いで、数値効果が違ってくるもの。

  だから、52週を踏まえて商品育成していくことも大切。

その延長線としての年末商戦が始まろうとしている。







  

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2017年12月25日 (月)

今後の店長像

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーにおける店長の存在。

  企業によっても個人によってもその価値観は異なる。

スーパーの店長とはどうあるべきなのか?。

  店舗の全ての責任は店長にある。

これは紛れも無い事実。
しかし、それを言ったら、店長の理想像はほとんど全般的な分野に割り振られ、全てが均等に関与しなければならないことになっていく。

  その結果として当たり障りのない店長像が出来上がってしまう。

その中でも、どこに強みを持つのか。

  その明確な強みを発揮してこそのリーダー像。

特に、今後ますます競合が激化していくことは明白であろう。
それも、同業他社との競合関係だけではなく、ドラッグ、コンビニ、その他諸々。

  競合に強い店長。

全般的なマネジメントでは対応できない存在と化してしくだろう。
そして、企業の強みは店舗を取り巻く従来の環境が変化しなければ継続維持されていくだろう。

  しかし競合店対しての強みは店長次第。

これは、店舗によって違う競合店が存在するから、その対策も個店によって最適な対策は変わってくる。

  この最適な対策を個店毎に実施して継続して結果を出すこと。

これが、個店の店長が個店毎に実施していくことになる。

  企業の強みは常に全員が意識する項目である。

だから、店長が行動しなくても企業全般にそう働いていく特性がある。

  これが企業が持つ強みの強みたるところだろう。

しかし、個店で実施される個店毎の競合対策は、個店の店長の行動に委ねられる。
よって、全ての店長が適切な競合対策を実行しているかどうかという視点になると、そこには個人差が大いに出てくるだろう。

  店長の格差が一番出るのが競合対策。

従来は企業の強みをしっかり明確に打ち出して行けば、それなりに業績も伴ってきた。

  あまり個店の店長の行動に重点をおかずとも目立たなかった。

しかし、これだけ競合店が業態を問わずに周囲に存在し始めると、個店の店長の采配次第で明確な業績格差が現れてくる時代になってきたということだ。

  一つは企業としてのスタンダードの実行。
  二つは個店としての地域最適化策の実行。

この二つをより明確に打ち出し、自店を競争優位に導く店舗運営を自信を持って継続維持していき、結果に導く強力なリーダーシップを発揮できる店長の存在が企業業績をさせる時代となろう。

  この競合対策に同じ手法は無い。

必ず個店によって条件は異なる為、その店舗を一番よく知る店長以外には最適な競合対策を見出せない。

  若しくはそれに長けた知恵を有する人材の育成が鍵となる。

それは、何も今更始まったことでは無いかもしれないが、今後益々その傾向は強くなっていくだろう。

  ここで競合対策を本気で学んでおく。

このことが将来に向けて大きなリーダーの武器になることは間違いないだろう。









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2017年12月24日 (日)

今年最後の芸能ネタ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は12月24日。

  クリスマスイブ。

そして日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

今年は24日と31日が日曜日。
我々業界からすれば、非常に勿体無い曜日構成である(泣)。

  日曜日が二回潰れるわけである。

特に24日の日曜日はクリスマスと日曜日が重なり、はっきり言えば日曜日のプラス分がすっかり消えてしまう格好である。

  日曜日の売上がマックスになるが・・・。

しかし、期間を通してみれば、クリスマスと日曜日が分割していた従来の期間と比較すると、その期間計を取り戻すのは厳しいだろう。

  そう考えると、12月当初からの買いだめ戦略が重要だ。

しかし今更遅い。
あとは、今日のマックスにどれだけ開店から商品を山積みできるかにかかるだろう。

  ぜひ皆様、一年の総決算期を販売に傾けてください。

そして、今年最後の芸能ネタを送りたい。

  今年のアイドル事情。

それは、従来のアイドル像が崩れ、新たなアイドル像が確立された一年ではなかったか。

  従来のAKBやももいろクローバーZの衰退。
  そして乃木坂や欅坂の坂道シリーズの台頭。

特に乃木坂はメンバー各位の写真集の大ヒットと3期生の採用と打ち出しによって、新たな展開を見せ始めた。

  従来のメンバーも未だ把握していないのに。

そして、3期生の打ち出しと共に、従来は前面にあまり出てこなかったメンバーも新曲で登場するようになり、そのキャラクターが新たな感動を産んでいるのも流れに乗ったように思える。

  最近のFNS歌謡祭での登場頻度は完全にAKBを上回る。

更に3期生が登場して一気に乃木坂の層が厚みを増した。

  まだまだ乃木坂を知りたい。

そんな気分にさせてくれる今年の乃木坂の活動であった。
そこに、公式お兄ちゃんのバナナマンの絡みも面白く、乃木坂を支援する周囲の存在も完全に追い風状態であろう。

  そして「欅坂46」。

まだまだ未知数であり、メンバーの把握もままならない。

  しかし、曲は売れている。

他のグループとは一線を画すイメージが新鮮なのだろう。

  どちらかと言えばアウトロー的な曲の打ち出し。

今は、その曲とダンスがウケているのだろうと思う。

  来年はメンバー各位のキャラクターが売られていくだろう。

そこからが本格的な勝負であろうか。

  今日が今年最後の芸能ネタ。

一年間ありがとうございました。

  一足お先に、良いお年を(笑)。







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2017年12月23日 (土)

一年の総決算

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は12月23日。

  いよいよ一年の総決算の時が始まる。

クリスマス〜年末商戦。

  お客様からの通信簿を頂く時。

店長として、何度この時を迎えただろう。

  この業界に入って30数年。

しかし、新入社員の当初はクリスマス〜年末が一年の総決算という認識はさらさら無かった。

  あるのは「早く終わらないかなぁ〜」という被害者意識(笑)。

鮮魚チーフになって初めて数値責任を負った年末を迎えた。

  納品される在庫量に気が狂いそうだった(笑)。

その物量に耐えきれずに、一度返品した酢ダコを再びバイヤーに泣きついて納品してもらった苦い経験もある。

その時に思った。

  “まだまだ覚悟が足りないな〜”

しかし、やはり店長になってからの数値責任は従来の鮮魚チーフの比では無い。

  店舗トータルとしての数値責任。

この数値責任は、自分だけの数値ではなく、部下とともに築き上げる数値であり、部下のメンタル面の成長があって初めて成し遂げられることにも気づかされる。

  そんな本質が理解できるのが店長職。

その本質を理解すると、年末の総決算とは、何もここで頑張ることでは無いということに気づくのだ。

  総決算はすでに完了している。

クリスマス〜年末の数値はほぼ予定通りの数値で終わるものだ。

  期待以上でも以下でも無い結果。

これはもう、すでに総決算の結果が決まっているからであろう。

  この一年間の流れの延長線上に年末があるだけのこと。

あとは、お客様の期待通りの売場をゼロから日々作り上げることができるかどうかのオペレーションの問題だけである。

  お客様は年末商材をどこで何をいつ購入するかを決めている。

この段階で、買い回りをして価格の高い安いを再度見極めることはしない。

  全てを含めてどこで何を購入するかを決めている。

それまでの戦略の結果がここに集約されるということだ。

  だから開店前のいっ時が一番ドキドキする。

お客様の期待に応えられる売場を維持できるかどうか。

  いつどこの売場がボコボコになりどう回復させるか。
  いつお客様のレジ待ちが発生しどのタイミングで解消するか。

その為に、人員配置は適切か、どこに穴があるか、買い物カゴはカートは駐車場は理想通りに流れるか。

  全て含めての総決算。

ここから先は、是非楽しんで日々をこなしていきたいものである。






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2017年12月22日 (金)

働くプライド

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある部門チーフと雑談していた時のこと。

  「パートさん達の働くプライドを下げたくない。」

そんな話になった。

  従業員の働くプライド。

これは、働き甲斐にも通づる意識であろうか。
プライドというと、プライドが高いというようにあまりいいイメージでは受け取られていないが、このプライドという意識は高い志という認識としても従業員の中に受け止められているのである。

  私はこんな仕事で社会に貢献している。
  私はこのことでお客様から喜ばれている。
  私はこんなこだわりを持って社会奉仕している。

そのような意識が、働く意欲としてこの人を更に仕事に向かわせていく。

  そんな働くプライド。

そのプライドが無くなるような仕事の内容の変更。

  例えば、商品の品質を変えること。
  例えば、サービスのレベルを下げること。
  例えば、鮮度維持基準を下げること。

等々、従来からのレベルを下げて、人材不足に対応したり利益構造を改善しようとしたり。

  「そんなことでは働くプライドをなくしてしまうのでは。」

そんな不安を私にぶつけてきた。

  “確かにその通り”

部門チーフと話をしていて、素直にそう思った。

  働き甲斐。

その意識の中には、自分の仕事で周囲の方々に貢献している、喜ばれている、感謝されている、だから私はこの仕事やこのやり方を厳しくても変えない。

  それが働くプライドである。

そして、そのプライドがあるから、厳しくてもこのスタイルを貫こうと頑張れるのである。

  そんなプライドは社員、パート問わずに持ち合わせているもの。

そんなプライドを、リーダーはどう発見し、どう導き出し、どう本人達に返していくのか。

  このリサイクルによってプライドは更に洗練されていくだろう。

職位や地位、社会的評価という人間としての順位のプライドではなく、自分の今の仕事が厳しくとも、そのことによって大いに喜ばれたり大いに評価されるのであれば、この厳しさを克服して続けていきたいという強い意志。

  それがプライドである。

この業界で店長としてのプライド。
個人的にも、いろいろな意見があろうだろう。

  それは「業績」。

やはり店長としてのプライドは業績達成にある。

  その為にプライドを持って改善策に取り組む。

そこに仕事のやりがいと達成感があり、そこで学んだことを次に活かす。

  そこに自分の成長感も生まれる。

しかし時にはプライドを捨てなければならないときもある。

  プライドを捨ててでも前へ進む。

その時に、人間は本当に成長できるのかもしれない。






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2017年12月21日 (木)

基礎工事

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


Facebookで最近交わされている言葉。

  「基礎工事」。

基礎工事?。

  そう、基礎工事。

青果担当者が人事異動により他店へ異動。

  そこで基本からの組織づくりを始めること。

てっちゃん会の青果チーフ2名が同時期に人事異動により他店へ。
そこで同様に基礎工事から始めて、最近ようやく自信の持てる売場作りができるようになり、かってのように売場をアップし始めてくれた。

  基礎工事に約1ヶ月ほど費やしたかたちだ。

人事異動により他店舗への異動は、何も他の部門もあるだろうが、なぜ青果部門だけ基礎工事と称して根こそぎ自分に合った部門の仕組みに変えようとするのだろうか。

  青果部門。

相場に大きく左右される商品特性がある。
相場で商品回転率も大きく変化する部門特性。

  そして複雑な発注体系。

これら一連の部門特性を考えると、我々未経験者が思うほど青果部門の標準化は難しいのかもしれない。

  特に、日々変わる発注数量と販売計画。

そして、野菜部門と果実部門という全く異なる特性の商品群をひとまとめとして取り扱う力量とマネジメントも必要になる。

  点数が最大化の野菜部門のオペレーション。
  52週の変化が明確な果実部門の単品販売力。

これらを自分の掌の上で転がせるようになるには、どうしても部下の臨機応変な能力と時間が必要なのであろう。

  それを自分なりに理想型に完成させていく。

ここに青果チーフの自分なりの色にどう着色させていくか。

  阿吽の呼吸ができる部門にしていく為に。

その為には、どうしても基礎工事が必須なのであろう(笑)。

  特に青果部門は発注先が複雑怪奇である。

そして、チーフの考え方次第で、同じ商品でも取引先が異なることも多い。

  チェーンストアとは言え青果商の店主。

青果チーフとはスーパーの中においてもそんな存在でもある。
だから、従来の仕組みを自分なりの仕組みに置き換えることから始めなければ納得のいく売場造りができないというジレンマがあるのかもしれない。

  私は果実の52週の商売が大好きだ。

鮮魚出身だからこそ、果実部門の52週毎のお客様との駆け引きにハマっていくのだろう。

  逆に、野菜は敬遠したい(笑)。

野菜ほどきっちりした仕組みを構築しないと開店から閉店までの崩れない売場維持は出来ない。

  この両面を併せ持つ青果部門の特性。

これだけでも非常に複雑だと思うのだが、そこに取引先との関係や相場による発注数量のダイナミックな変動。

  そしてその都度における売場展開の変更。

やはり、自分と部下との阿吽の呼吸が整うまでは気の抜けない日々が続くのだろうか。










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2017年12月20日 (水)

相乗積

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


相乗積。

  売上構成比 ×   荒利率(値入率)。

要は、どうあらリミックスを図るかという課題に対して、どの単品(カテゴリー)で放出した荒利をどの単品(カテゴリー)で取り戻すかという具体的手法の方程式である。

  生鮮部門であれば当たり前に知っている計算式。

そう思い込んでいた。

  がしかし、最近は意外にそう出ないことがわかった。

これは企業によっても違いがあるのかもしれない。
売価管理を本部主導で現場で決められない企業によっては、この計算式を用いる場面が無い。

そうなると、必ずしもこの方程式を習得する必要もない。

  単なる作業マンに終始して育っていく人材。

そんなチーフ達に、この方程式を見せても理解できないだろう。
逆に、生鮮で売価を自分で決めなければならない現場では、数値を作っていくためには、この考え方と手法、そしてこの方程式は必須である。

  それを以前は手作業で計算していた。

だから慣れてくると体が反応して、細かい計算をしなくても感覚で荒利ミックスが出来るようになっていくのだが、現代ではパソコンで簡単に多くの単品を入れ込んで計算できる時代であるにも関わらず、この計算式を現場が活用できない担当者達が多いのに驚く。

この方程式を盛り込んだ販売計画書を本部で現場に配信し、現場が自店の販売数量を打ち込めば、荒利ミックスが自動計算で求められるような時代である。

  こんな販売計画書であれば荒利は絶対にブレないだろう。

しかし、そんな便利な時代にもかかわらず、時代は逆行しているように思える。

  売価決定権が無いという弊害。

これが、現場力を弱め、数値達成能力を奪っているのでは無いのだろうかという危惧はある。

今年は、店長会のテーマとして鮮魚部門の業績改善に着手しているのだが、鮮魚のカテゴリーとして「刺身」「一般魚」「塩干」の3カテゴリーに分けて数値管理しているのだが、上記の相乗積の管理手法を用いて上記3カテゴリーの数値分析をしてみると面白い構図が見えてくる。

従来から鮮魚部門の中でも強化カテゴリーに位置してきた「刺身」に関しては、売上は高いのだが荒利は低い。

  更に売上によって荒利幅が非常に高まるのだ。

だから、売上の高い店舗は比較的荒利率は安定しているのだが、売上の低い店舗の荒利率は低空飛行となる。

更に荒利率の上位店舗と下位店舗との差が非常に大きくなるのが特徴。

  一番リスクの高いカテゴリーと言えよう。

逆に「塩干」のこの逆で、売上の上下に関わらず荒利率は安定している。

  売れば売るほど鮮魚全体の荒利が高まるのも「塩干」。

日付管理も比較的長く、最近では冷凍管理で更に日付管理が長くなっているのも一因であろう。

  この時期の最大のポイントは「一般魚」をどう活かすか。

このカテゴリーは売上の上下に関わらず、売上の伸びと荒利率が個店毎にバラバラ。

  これは担当者の販売力の違いであろうか。

「刺身」が春夏の旬であろうとするならば、「一般魚」は秋冬の旬であろう。

  寒の味覚。

その言葉に象徴されるカテゴリーが「一般魚」というカテゴリー。

  丸魚や切身魚、貝類に海藻類。

この時期の鍋物材料やホットメニューの用途が非常に高まる一般魚というカテゴリー。

  この時期に需要の高まるカテゴリー。

それが一般魚であり、このカテゴリーの提案の仕方がこの時期の鮮魚部門のお客様支持を左右するカテゴリーであると言えるだろう。

  この冬はこのカテゴリーで勝負していきたい。







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2017年12月19日 (火)

外国人実習生

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のガイアの夜明け。

  外国人実習生を取り上げていた。

具体的には、ベトナムからきた実習生。
実は、先日当店でもベトナム人を新規アルバイトで採用したのである。

  このお店で初めての外国人。

日本に来て約2年という。
それなりに日本語は上手であり、グロサリーでの品出しで十分活躍してくれると判断し採用した。

  その彼の母国であるベトナムでの実習生を取り巻く実態。

それを今回のガイアの夜明けでは取り上げていた。

  ベトナム人が日本に来るまでには約100万の借金を抱えて来るという。

その制度を利用しているベトナム人だけの話なのか、今回採用した彼も同様なのかは定かでないが、ベトナムを出国する際に引き渡し企業への手数料やら、日本語教育費用や制服等でそれだけの借金となる。

  更には日本へ渡航してからの就業先にも問題が。

それは、正当に働いた労働に対しての不当な給与体系を行なっている企業の実態。
おそらく、スーパー業界では考えられない実態が浮き彫りになっていた。

  日本人と同等の労務環境を敷いている筈なのに。

そう思って見ていたが、アパレルメーカーの孫請け企業の実態はそう出ない劣悪な労務環境のところもあるようだ。

しかし、それでも後を絶たない日本への実習生。

  正直彼らのパワーには圧倒されてしまう。

今回採用した彼も、笑顔もバイタリティーも抜群である。

  むしろ同年代の日本人よりもハツラツとしている。

そんな彼は、現在日本語学校に通いながら、来年からは自動車の専門校に進学するという。

  あと数年は就業が見込まれる。

私も従来から外国人の実習生等を雇用してきたが、非常に真面目に働く外国人とある日突然連絡が途絶えてしまう外国人との二極化であることが多い。

おそらくそれも、彼らの所属する母体との関係もあるのかもしれない。

  この業界でも積極的に外国人を受け入れる企業が増えてきた。

中国人、ベトナム人等を海外へ渡り採用して数十名という規模で社内雇用しているスーパーもちらほら現れている。

  一番の壁は言葉。

言葉の理解=作業スピード この構図はこの業界では犯しがたい基本であるから、まずは言葉を覚えていただくことが先決である。

しかし、彼らが持つ笑顔や気遣いは日本人と同等以上の特性を持つのも事実。

  表情の豊かさは日本人以上。

よって、慣れてくれば接客面でも憎めない存在として活躍してくれるのではないだろうか。

更には、仕事の好き嫌いもあまり表面上は出さない。

  なんでもやります。

そんな印象である。

  その勢いで鮮魚、精肉をやってもらいたいのだが(笑)。

しかし、やはり複雑な作業が多い部門では、その都度言葉の壁を低くしていかないと仕事の手順が理解されない。

  絶対的な人口減になっていく日本。

そんな環境下で現在の店舗数を維持するには、どうしたって現場で働く従業員が絶対的に不足する。

  外国人の就業に慣れておく必要はあろう。






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2017年12月18日 (月)

カテゴリー毎の役割

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競争相手がますます目に見えなくなってきている。

  ネット通販の拡大。

生鮮も最近は一部で宅配を実施しているというからうかうかはしていられないが、それでもまだインストアで仕入れ品揃えも店別に個体差のある部門を有する食品スーパーの存在はネット通販には向きづらいのは救いである。

  それでは我々はどこを強みに商売を再構築すべきなのか。

それは、リアルの店内を一周しなければ得られない情報であろう。

  旬、イベント、メニュー、試食、実物、売場の楽しさ等々。

近隣の競合店との競争、そしてネット通販との競争、コンビニとの競争、ドラッグとの競争、と私たちの周囲には見える見えないに関わらず、競争の輪の中に位置しているのである。

  とは言え、日々の営業を支える利益も重要。

利益を創出しながら、その利益をどこに再分配して来店されるお客様に情報を提供して安定したリピーターとなっていただけるか。

  そのバランス取りがますます重要になっていくだろう。

従来はリアル店舗のみでスーパーマーケット主体の競合相手であったから、ワンストップショッピングの強みを活かして、グロサリーでもデイリーや菓子で利益創出できたが、ドラッグが競合に躍り出てからは菓子の利益バランスが崩れてきた。

更に、ネット通販により小割りの生鮮品も高齢者には嬉しい品揃えとなっている。

  しかしやはり生鮮品は自分の目で確かめて購入したい。

それは、生鮮品は一品一品が違う商品であるから。

  同じ価格同じ部位とは言え、一品一品が微妙に違う。

その違いの中から、自らの目で選択したいという欲求は今だに衰えていないと思われる。

そして、店内に入店すると一気に今の旬や歳時記の情報、気温に応じた品揃えの変化などが提案されており、ネットで単品を一つ一つ検索するよりは圧倒的に短時間で買い物が完了するのである。

  そして各カテゴリー毎の役割。

鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリーは今後ますます利益を求められる部門となっていく。
そして、その部門の中でも集客カテゴリー、利益カテゴリー、投資カテゴリーに分類されて、結果として日々の来店客数の増減に影響を及ぼしていく。

最近、鮮魚部門に入り込んでカテゴリー別の役割を追い続けていくと、業績を改善させていく過程で、従来であれば刺身部門の役割が非常に重要だったのだが、この傾向が頭打ちになっている現実に直面している。

  色々な要因からの刺身離れ。

刺身類、丸魚類、切身魚類、塩干類等を分類してみると、従来の刺身、丸魚の需要が頭打ちになり、切身類や塩干類の需要が高まっているのが現実。

  必ずしも刺身が集客リーダーではなくなってきている。

逆に塩干類のまとめ買いの伸びが注目される。
このような役割の変化は他のどの部門にも起こっているのであろう。

  カテゴリー毎の役割の違い。

従来からこの業界を牽引してきたベテラン社員は「生」を強化するという姿勢で現在の生鮮を誕生させてきたわけであるが、再びそのカテゴリー毎の役割を見直していく時がきたのではないだろうか。






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2017年12月17日 (日)

オトナ高校最終回

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

本当に久しぶりに芸能ネタである。

  オトナ高校の最終回。

なぜか今回のテレビドラマは、結局はこの「オトナ高校」だけに留まってしまっていた。

  陸王も話題にはなっていたが。

録画はしていたのだが、どうしても第一話からみる時間が取れず、軽いノリで観れるオトナ高校のみの視聴に終始してしまった。

  そしてオトナ高校。

日本の未来を危惧する政府が、なんとセックスミ経験者の成人男女数十名を廃校になった学校に招集してセックスを経験させるまでを教育するという、絶対にあり得ないドラマ設定で始まるストーリー。

  主役はイケメン最先端の三浦春馬。

三浦春馬が東大卒のエリート商社マンに扮しながらも、その未経験故に政府から召集されてオトナ高校へと送り込まれるところからこのドラマは始まったのである。

  まぁ〜、やっぱり最後まではちゃめちゃ(笑)。

この時間帯から(夜中の23時〜)の放映を考えると、ちょっと遊びたいドラマの脚本になってしまうのだろうか。

当初は違和感を覚えた三浦春馬が、同じ高校の仲間達との交流の中から従来の自分の殻を脱皮して周囲との協力関係と信頼関係を結び、三浦春馬以外の全員をセックス経験に導き卒業させるという最終のオチは笑えた。

  しかし結局はその場面だけが心に響いたかなぁ〜

そんな感じ。
破茶滅茶ではあるけれども、どこかに人間の本質、恋愛の本質があり、観ているものが最終回として心打たれる何かがあったかというと、それは無い。

  期待外れという印象。

そんな感じだった。

さてそれでは、2018年の春ドラマから、面白そうなものをご紹介したい。

  まずは、フジテレビ、木曜日22時 「隣の家族は青く見える」。

深田恭子が主演。松山ケンイチとの夫婦役。
コーポラティブハウスの購入を機に妊活に入る深田と松山のヒューマンドラマらしい。

  次に、日本テレビ、土曜日22時 「我が家の問題はなかったことに」

主役や山田涼介、エリート3兄弟のどコメディらしい。
自分の家族にだけ起こるトラブルだけを全力で解決していくというこれもありえない設定が面白い。

  そして、日本テレビ 日曜日22時30分 「トドメの接吻」。

主演や山﨑賢人。金と権力だけが心の拠り所のイケメンホストが、謎の女の接吻で死を迎え、そこからのラブストーリーだという。

  最後は、1月16日(火)22時 「きみが心に棲みついた」

主演は吉岡里帆。三角関係のラブストーリーらしいが、あらすじを見ると面白そうだった。
この時間帯は、「逃げ恥」等の話題のTBSの話題の時間帯でもあり、今回も期待できるのではないか。

以上、お楽しみください。








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2017年12月16日 (土)

バイトがバイトを呼ぶ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人間関係。

  類は友を呼ぶ。

いいパートさんの紹介でいいパートさんが入社する。

  よくある話である。

特に人材難である昨今では、できる若手のパートさんに友人を紹介してもらうと、同様の人材を得ることが多い。

出来れば、紹介者は別の部門に配属した方がより良い効果にはなるとは思うが、やはり自分が紹介する人材は自信を持って推したいという選択と、上記の諺のように「類は友を呼ぶ」のであろう。

  同様のことは学生アルバイトにも言える。

デキる高校生や大学生に紹介して入社した学生は、その子たちと同様にしっかりしている子が多い。

  先日もあるバイトの子に紹介してもらった子が入社した。

その子と同じクラスの男子と、同じ中学の女子2名。

  どの子も挨拶が出来、仕事にも積極的である。

以前にも記したが、この地域の中学校は特に挨拶に厳しい教育をしているらしい。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-3d19.html

挨拶がしっかり出来るということは、特に人材集約型のこの業界にとっては大事なことである。

  当然、レジでの採用となった。

また、以前から採用している高校生も礼儀の正しい子達が多い。

  地域的に昔ながらの地域であることも影響しているのだろう。

古い町並みには昔ながらの繋がりがある。
そして、脈々とご近所との繋がりが生まれ、祭が生まれ、街が発展していく。

  新しい街には無い連帯感みたいなものもあるのだろう。

それが学生達にもしっかりと受け継がれているのは嬉しいことだ。
全てが全てそいう子達では無いにしても、当店で働く人材がそのような子が多いということは嬉しいことである。

  なんとかここで学んで育って欲しいものだ。  

この子達が、いずれはこの地域は背負っていくのである。

  「私はここでバイトをしていい経験をした。」

そんな印象を持つか否かで、このスーパーの地域の役割が違ってくるのである。

  単なる安売りの単独地方スーパー。
  安心して子供を預けられる教育機関。

単に働いた分の時給を与えるという認識なのか、自分の子供を預けて給与と共に人生の勉強にもなる施設としての存在感が、リピーターとしてのお客様を育成していくのである。

  それも数人からつながるアルバイト繋がりから始まる。

そういうところでも、この街で歴史を積んでいきたいものである。







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2017年12月15日 (金)

夜の売場対応

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


開店から閉店までのスーパーの売場。

  ゼロで始まりゼロで終わる。

生鮮の刺身や丸魚、惣菜やベーカリーの売場はまさにゼロで始まりゼロで終わる。
だから、製造した数量だけが販売数量になり得る。

  作ってナンボの商売。

しかしそれは逆に、閉店までにゼロにしなければならないという高いリスクを伴うカテゴリーでもある。

  売り切れなければロスが増大する。

よって、製造数量をその日の強みや天候に合わせて調整して製造するのが大きなポイントとなる。

  しかし調整しすぎると貧弱な売場となり魅力がなくなる。

ピーク時の売場は、平均日販に関わらずある程度同等の売場維持が出来ても、夕方から閉店時にかけての売場の状態は店舗によっても様々である。

  いや、様々にしていかなければ利益は出ない。

夜の弱いお店ほど、売りべらしには最大の気の使い所となる。
そして、そのギャップがあるから、強いお店はより強く、弱いお店は衰退していく。

  一番店がより強くなっていく原理原則の法則がそこにある。

よって、弱いお店は開店時からの午前中の売場や日中の売場に活路を求めていくのが常套手段であろうか。

  しかしいずれその手法も行き詰まっていくだろう。

やはりこれからの時代に夕方以降の強みを持たなければ生き残れない。

  しかし夕方以降はどの部門も高リスクとなる。

刺身、牛肉、惣菜、寿司、ベーカリーと高利益の取れるカテゴリーではあるが、それは売り切れての話であって、ゼロに始まりゼロに終わるこれらのカテゴリーは出来立てや作りたての新鮮なものが競争力であって、それら夕方の出来立ては多くの客数に支えられて売り切られていくのである。

  いかに売場の魅力を落とさずに売り切るか。

更には、従業員の労働時間はどんどん短縮化されている。

  開店から閉店まで売り尽くして帰る時代では無い。

よって、帰る前に夜の売場を迎える準備をしなければならない。

  当然、夜の売場の主役は単身者や独身者。

この時間帯になると、今更日替わり商品を求めて来店されるお客様は少ない。

  即食と適量。

これが夜のキーワードである。
特に、生鮮部門や惣菜ベーカーリーは自由に量目を調整できるから、適量というテーマが最大のポイントなろう。

先日、チーフミーティングで言った。

  「下段と二段目を入れ替えてから帰れ。」

要は、下段の大型パックを二段目に上げて、二段目の適量パックを下段に落としてから退社するということだ。

  従来であればそのまま退社。

しかし、下段と二段目を入れ替えてから退社するということは、下段の商品を多めに残しておかないと下段がガラガラになってしまう。

  そこが大きな意図である。

下段に落とすということは、下段に入れ替えても十分な残量を二段目に上げる大型パックからある程度入れ替えてから退社せよ、ということである。

  それによって、お店の強みが生まれるのでは無いか。

特に精肉は12月月間の様子を見ていきたいと思うのである。







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2017年12月14日 (木)

お客様からのアドバイス

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗にはいろいろなお客様が来店されているものだ。

  表面上からは見えない内面。

先日、あるお客様から声を掛けられた。

  「店長、よく写真を撮ってますね(笑)。」

そのお客様は、よく私に声を掛けてくださる男性のお客様。
いつもニコニコして笑顔で話しかけてくれる。

  「店長いつも頑張っているね。」
  「店長はいい声しているね。」

年の頃で、65歳前後であろうか。
いつも奥様と連れ立って買い物の来られる姿が微笑ましいと思っていた。

  先日の日曜日のことだ。

いつものように、そのお昼の時間帯は精肉の牛肉の売場の写真を撮る時間であった。

  「店長、よく写真を撮ってますね(笑)。」

   「はい、部下がいい売場を作ってくれましたので(笑)。」

  「なるほど。」

しかし、その日はそれだけの話に終始しなかった。

  「店長はいつも鮮魚の品出しをしていますよね。」

そこから、そのお客様の私へのアドバイスが始まった。

  要は、それではお店全体の把握は出来ないのでは。

そのようなアドバイスである。

  「鋭いことを仰るお客様だな。」

それは、かなり業界の裏側を知らなければ出てこない言葉である。
全ては私の為に自分が日頃から思っていたことを私に話をしてくれたのだろう。

  店長が現場で作業を始めたら全体が見えなくなる。

まさしく、その通りである。

  「何か、考えがおありだろうとは思いますが(笑)。」

そう付け加えて、店長はもっと一歩引いた立場で全ての売場の是非を問わねばならないことの自分なりの意見を私に話してくれたのである。

  「実は私も店舗のマネージャーをしていたので(笑)。」

やっぱり!。

  関東に本社のあるスーパーのOBの方らしい。

スーパーの店長の実態と理想の姿を語れると言うことは、実際にその任にあたってみなければわからない。

  自分が入って直接やってはダメ。

必ず部下の鮮魚部門のチーフや担当者に話を振って、彼らに考えさせ、彼らにやらせることを命じなければ、部下の成長や店舗の成長には結びつかない。

  ますます仰る通りである。

その後、いろいろな話をお聞きした。

  店長、開発等の仕事を歴任。

いろいろと勉強になるお話しをお聞きできるかもしれないと思うと、またのご来店時が楽しみである。

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2017年12月13日 (水)

攻めに強くなる体質

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


攻める。

  その言葉の意味は広い。

攻める。

  競合店に対して攻める。
  単品を仕掛けて攻める。
  荒利を下げて薄利多売。

いろいろな意味で「攻め」という言葉が使われる。

  しかし、攻めればリスクも高まる。

一般的に、攻めるということは我々業界では数を売ることに直結する。

  数を売るということは在庫を持つということ。
  在庫を持つということは利益を圧迫すること。
 
利益を圧迫するリスクを負ってでも売上を上げる為に在庫を持つこと。

  これが「攻める」という言葉の裏側である。

この裏側があるから、「攻める」という行為を遠ざける意識が働くことも現実である。

  客数の多いお店は攻めのリスクが低減される。

それは、後々の客数が「攻めた」商品の在庫を捌いてくれるから。
しかし、客数の少ないお店は「攻めた」商品を捌いてくれる客数にも恵まれず、より大きなリスクを背負って攻めなければならない。

  だから客数の低い店舗ほど攻めには勇気がいるものだ。

この環境を是正する為に、人事異動がありいろいろな環境で従業員を教育していく必要がある。

  そこがチェーンストアのもう一つのメリットと言えよう。

そんな経験を繰り返しながら、我々がすべきことは、常に攻める行為と守る行為を実践しているということである。

  急に攻めろと言われても。
  急に守れと言われても。

どう攻めるのか、どう守るのかがわからないから、即行動できない。

  常に攻めて守っていれば、いざという時に行動できる。

常に攻めていれば、何をどう攻めるのかが直感でわかる。
常に守っていれば、どこをどう守るのかが数値でわかる。

  そして言えることは、攻めれば守れるということだ。

だから、薄利多売が攻めることではないことに気づくものだ。

  利益商材やカテゴリーを攻める。

これが最大の防御にもなるということ。

  常に攻めて守れば同時進行できるようになれる。

つまり、攻めるということは、防御も意味するということが理解できるようになっていく。

そう考えると、瞬間的な単品量販だけが「攻める」という行為ではないことがわかってくるだろう。

  攻めは最大の防御であり最大の利益安定につながるのである。

それが、商売の醍醐味である本質でもあるのだ。





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2017年12月12日 (火)

契約更新

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


パートさんの契約更新。

  例年であれば新年を迎えた後の恒例行事。

しかし、今年はやく1ヶ月早く始まった。

  要は、12月上旬での契約更新とその面接である。

今年は契約期間が12月16日〜来年の12月15日までの12ヶ月間の契約となる。
よって、12月16日以降からの時給が今回の契約更新から移行するわけであるから、その前に本人にその時給の変更を伝えなければ、本人も納得いかないだろうと思われる。

よって、12月中旬以降からの慌ただしい時期に更新の面接をするのではなく、それ以前に済ませておきたいという考えから、早々に時給改定の個人査定に入ったのが11月後半。

そして、その査定を各チーフへ閲覧させ、パートさん達の上司であるチーフがその時給に納得するか否かでさらに検討していくというステップである。

今回は各チーフの同意を得られたため、早々に人事に査定を提出し、その結果が12月上旬に店舗に返信されてきた。

  それを以っての契約更新である。

当然、パートさん一人一人との面接である。

  一年で一番ストレスの溜まる時期でもある(笑)。

部下の評価面接では、お互いに正社員として安心して上司と部下との関係を保った面接が行われる。

  お互いに正社員同士。

だから、その役職からくる上司と部下の関係のままのコミュニケーションに終始するが、パートさん達との面接はそうはいかない。

  いろいろな感情的な話も出てくる。

特に、自分の納得した時給であるかどうかという視点は個人差があるものだ。

  納得できずに落ち込む表情。

そんな表情を見るときが一番辛い。
しかし、企業が決めた大枠は存在する。

  その枠の範囲内で個人毎の時給を決定しなければならない。

当然に地域での時給の相場もあろう。
一般的に小売業の相場は低めである。

  そんな大枠で判断されると厳しい。

更に、最低時給も年々上昇している。

  最低時給と自分の差。

この差も納得性がいくかどうかの違いになっていくだろう。
しかし、逆にいろいろな情報も入ってくるのも事実。

  チーフにもっとこうしてほしい。
  チーフが素晴らしいからダブルワークを解消した。
  チーフにもっと仕事を振って欲しい。

嬉しい評価もあれば厳しい評価もある。
それらは、どれもが納得のいく意見である。
それらの有効な意見に対しては、即対応していくことが大切であろう。

  パートさん一人一人の働きがい。

それが、現場で働くパートさん達の吸引力であるから。

  その吸引力という環境を整えるのが店長の役割。

その為には、このような面接で一人一人の意見に耳を傾ける時間は絶対に必要であり、そこにストレスを感じることも必要であろう。

  そこに店長が成長する伸び代が隠されているのである。








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2017年12月11日 (月)

変化に強くなる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々の業界は変化対応業。

  よく言われる言葉である。

お客様の嗜好の変化に対応して、商品や売り方を変えていく仕事。

  世の中とお客様は常に変化している。

そう思えば、一度学んだ仕事の技術の中から、原理原則として普遍の部分と変化対応として常に変えていかねばならない部分を見極めて行動しなければならないだろう。

  原理原則は変えてはならない。

この部分は永遠に追求していかなければならない部分である。

  鮮度、接客、清掃、品切れ。

いわゆる「4S」。
その基本を踏まえながら、経験に応じて普遍の原理原則を身につければ身につけるほどに基本が圧倒的にウェイトが増してくる。

  それがその人間の基本能力。

個人差が生まれるのは上記のように原理原則として捉える商売のあり方の絶対に譲れない部分の多さが能力の差となって現れるのである。

  逆に変えていくものとは。

お客様の変化であり、世の中の変化であり、それに伴う暮らしの変化や世間の常識の変化である。

  世の中の変化に追随する。

それは、変わっていく世の中の暮らしの変化に追随して、売り方や品揃えやレイアウトを変えていくことである。

  変化に強くなる。

それはどう言うことだろうか。

  それは、変化に対しての後追いをすることではない。

変化に対しての後追いは、必ず変化に対しての後追いを繰り替えることになるからだ。

  一度後を追ったら、先手を打つことはできない。

変化を予測して、先手を打って待ち構え、その先手を検証することの繰り返しだけが変化に対応し変化に強くなる秘訣であろう。

  変化を読む力。

この力を身につけない限りは、変化に強くなると言うことはできないだろう。

  予測するから変化への道筋が描けるのである。

この、道筋を描くと言う思想が、変化に対してどう行動していいのかが見えてくるのではないだろうか。

  ただただ受け入れる。

これでは常に後追いの受け身であり、逆に変化に弱い体質でしかないと言うことだろう。

  自分で描いた仮説と行動に対して検証する。

だから、時代に合っているのかどうかを意識的に注目し、世の中の変化に対しても敏感に反応して受け入れる部分と原理原則を崩さないと言う部分に分かれていくのだろうと思う。

  今何が起きているのか?。
  今後どう変化していくのか?。

たとえそれが将来的に当たらなくてもいい。

  要は自分なりにどう仮説と検証を繰り返すか。

この回数だけが、未来予想図の精度を上げていくのである。





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2017年12月10日 (日)

てっちゃん会北関東地区会顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、今週もネタ切れ。

よって、先日の出来事をお話ししたい。
先日、てっちゃん会の北関東地区会が開催された。

  10月以来の北関東支部会。

最近は、本会以外にも、名古屋での支部会やその他各地での支部会が勝手にメンバー同士の繋がりで行われているようではある。

よって、当方でも北関東に在住の方を中心にメッセンジャーにて声がけして、先日の会に至ったのである。

  計5名での会合。

平日の午前11時からの開催であるから、当然平日に休日を取れる小売業に従事するメンバーが主体の会合。

  午前中から飲めるという優越感。

まずは、この話で盛り上がる(笑)。

  平日の午前中から仲間と飲んで盛り上げれる。

それも開店早々のあまり混んでいない飲み屋での会合。

  “えっ!、午前11時から飲める居酒屋ってあるの?”

最近は意外に増えているようだ。
首都圏に行けば、ゴロゴロと存在するであろう。

  しかし地方ではあまりお目にかかれない。

そんな優越感を得ながら、心置きなく同業他社のメンバーと飲む。

  これほど、心地いいものはない。

なぜ、同業他社との語らいが楽しいのか。
なぜ、自社社員との語らいが楽しくないのか。

  そこにこの会の本質があるのだろう。

当然、話が進むのは自社の社員との語らいである。

  しかし、そんなメンバー達がこの会に集うのは「志」であろうか。

自社の社員達にもいろいろな個性がある。

  気の合う者、合わない者。

自社内でも気の合わないものも入るだろう。

  それは志の違いであろうか。

自分たちの働く目的、働きがい、商売の楽しさ、店舗運営の楽しさとその要因の追求。

  それらを拾い集めて同じ志が揃った集まり。

それがこの会の本質なのだ。
そして、そんなメンバーが自分の本音を意見交換できる人数は4〜5人であろうか。

  だから積極的な意見交換が行われる。

そして、飲むほどにその内容は蜜になっていく。

  午前11時から午後4時までの6時間。

あっという間の時間が過ぎる。

  そして豊富な話題。

自社の話題ならばすぐに尽きてしまうが、同業他社の話題は新鮮であり豊富である。

  そこから自分を振り返り客観的な視点が身につく。

やはりいろいろなDNAと触れるという経験は多く持つべきであろう。
定期的にそんな会合の重要性を感じた今回の北関東地区会であった。




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2017年12月 9日 (土)

守りから攻めへ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前から取り組んでいる、鮮魚の業績対策。

  8月以降からは利益対策がメイン。

先日のブログでも記したが、その利益も3ヶ月の取り組みで安定した荒利率が確保できるレベルになってきた。

  要因は利益という結果を店舗責任としたこと。

これは別に商品部側が決めたことではなく、自店の荒利を改善するために店舗側が主導権を握って販売面の要素を決定するという視点に立ったことである。

  この視点に立ってお店がリスクを持つという視点。

その一環が、刺身売場の縮小や鍋材や丸魚のレイアウト変更。
それらによって、刺身のロス削減、鍋材の売上拡大、また本部主導で進めている塩干の冷凍販売による日付管理の変更等が、お客様の支持を拡大させたということだろう。

  結果としての売上・荒利の改善。

特に、荒利の改善は目覚ましい。

  要は利益の取れるカテゴリーでの売上拡大。

ロス対策をメインに持ってくるとどうしても縮小均衡に陥ってしまうもの。
だから、刺身売場を縮小してロス対策を行うと同時に、どこで売上を高めるかという積極的な視点にならなければならない。

  全てのカテゴリーでロスを改善する。

それは、絶対的に縮小均衡に陥るリスクだけしか残らない。

  特に売上の絶対金額の低い店舗がすべきことであろう。

そして、12月を迎える。

  次へのステップは再び売上志向に転換すべき時。

12月である。
中盤以降は、イベントが続く。

  特に刺身やご馳走というカテゴリーが主役となる。

その主役をいつまでも沈ませておくわけにはいかない。

  再び刺身の強化。

刺身に関しては「時間帯別」のMDが絶対に必要だ。

  開店時に大切な品揃え。
  日中の売場で重要な事。
  夕方以降の勝負と逃げ。

ここの見極めという基本ができていないと、いたずらに勝負したところのロスが増大するばかりだ。

  朝のマグロとお昼以降のお造り。

開店時はマグロのサクの需要が高い。

  価格で推せる商品群でもある。

だから、開店時はマグロのサクを価格で押しながら、最後は売り切る。

  特別に特売に入っていない限りはこの流れ。

そして、お昼以降はお造り。

  刺身で唯一伸びている主力カテゴリー。

しかし、手間もかかる。
人材難の時代にはますます手を染めたくないカテゴリーかもしれない。

  ここで差別化できれば効果は高い。

そして、夕方以降の値下げのタイミングになると、比較的低い値下げ率で売り切ることができるカテゴリーでもある。

  さらに年末はお造りが主力となる。

そこに合わせて強化していくことが重要であろう。

  しかしそれも荒利の安定という前提があるから。

そのために、8月のお盆後から荒利対策を取ってきたわけだ。

  そして、12月からの売上志向への再びの転換。

間に合ったと言うべきか(笑)。







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2017年12月 8日 (金)

競合MRから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の日曜日。

  久しぶりに周辺競合店を一周してきた。

以前にもブログで記したが、競合店の店長が数名異動になり、かっての知り合いの店長が2名入れ替わっており、どんな売場を作っているのかのチェックもあったのだ。

当店の業績も安定してきており、一応競合店の売場をチェックして参考にしておきたいとの想いもあった。

  従来は利益対応した売場が目立っていた。
 
それは、当店の出店や競合各社の出店、リニューアルにより地域競合のレベルが高まり、売上面での厳しさから売上重視から利益重視に移行した売場作りが目立っていた店鋪もあったが、そのへんのチェックもしておこうと思ったのである。

そして、一周してきて見えたこと。

  “うかうかしてられないなぁ〜”

率直な意見である。

  以前とは桁違いに売場が良くなっている。

それは、1店舗2店舗の世界ではなく、店舗チェックした全てのお店のレベルが格段に高まっているのだ。

  店長が変わって視点が変わったのだろう。

従来の売上志向から利益思考に至った結果の売場の状態。

  しかし客観的に見ると課題の多い売場。

その客観的な目は新任の店長でなければ見出せないのだろう。

  その為の人事異動。

そうやって、新たな視点からの気付きを喚起したいという想いからの人事異動。
頻繁な人事異動は弊害をもたらすが、必要な人事異動は換気をもたらす。

  新たな風が競合店に流れ始めた。

現在の好調を維持するには、この競合店の進化に勝る当店の進化が為されなければ、いずれ早い段階で止まってしまうだろう。

  そういう意味では気付きをもらった競合MR。

当店と同様に新店の競合店は、パートさん達の技術が向上してきたのだろうか、売場の維持レベルが以前とは比べものにならないほどに進化している。

その店舗に近い競合店はともに青果周りの展開が豊富になり、店長の意図が明確に伝わってくる。

以前からの付き合いのある店長の店舗はロス対策重視からきめ細かい売場と媒体の連動で総合的にレベルが上がり始めてきた。

  いずれこれらのレベルアップはお客様に伝わっていくだろう。

その伝達に負けない当店のレベルアップをしていかなければならない。

  今、自店での弱みはどこか。

その弱みの中で、最優先で解決すべきところはどこか。

  それは本当にお客様に良い事なのか。

そんな視点で自店を再チェックしてみる。

  課題の時間帯は「朝」なのか「昼」なのか「夜」なのか。
  課題の部門は「青果」なのか「鮮魚」なのか「惣菜」なのか。
  課題の曜日は「日曜」なのか「平日」なのか「イベント」時なのか。

しかし、普段の生活の部分に一番多く関わる我々の商売。

  普段の平日の日中のど真ん中でどう改善していくかという視点。

これが我々の課題の着眼部分であることは、我々の仕事上の原理原則である。

  一番のボリュームゾーンで勝負する。

これが我々の仕事である。
そこでの課題を見出し、そこで解決して、競合店と勝負していく。

  この部分での原理原則は普遍であるといえよう。







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2017年12月 7日 (木)

しもつかれチップスPart2

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前取り上げた「しもつかれチップス」。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-a9e3.html

いよいよ、11月27日に我々スーパー業界でも発売された。

  事前に店長会で各店店長に納品数量を確認した商品。

店長自身が数量を決定して販売する。

  自店の販売数量以上にお互いの競争心が絡むから面白い(笑)。

そして全店の数量が決定した後のバイヤーの一言。

  「企業で1000ケースは初めてです」。

従来であれば、このような送り込みの場合の数量はせいぜい300とか400ケースらしいが、このように各店の店長から数量を引き出した結果、企業計で1000ケースの数量になったようだ。

発注数量100ケース以上のお店にはメーカーからの支援もあるという。
メーカー側もこれほどの数量に対して、自ら売場作りを支援したいとの申し出があったらしい。

  当店は50ケース。

年末も控え、後半には売場がいくらあっても足りない状況になるだろうとの判断で、この時は50ケースに抑えたのだ。

  よって、メーカー支援は無い。

自分で売場作りを立ち上げた。
まぁ、せいぜい50ケースほどであるから、自分で立ち上げることは簡単だが、当日の販売データを見ると、立ち上げ当日の販売数量からして100ケース納品店舗はズバ抜けた数量を販売している。

更にその後の数日の実績を見ても、相変わらずの数量を販売している。

  “完全に水を空けられているな”

店長自身が本気になって数量を決定した商品に関しては、やはりどうしても来店客数の多い店舗には敵わない。

来店客数の多い店舗が本気になって売り込めば、絶対客数の多いお店にはどうしても敵わないのは自明の理。

  そのようにして諦めるか、ここからが知恵の出しどころと意気込むか。

人生はどちらを選択するかである。
そして、たかだかその単品のことである。

  その単品で自分の販売技術を磨けるのが小売の真髄。

せいぜい失敗しても数十ケースの失敗である。
やるかやらないかを考えたら、絶対に失敗元々で数量を仕入れて、その後にその膨大な在庫を見てどう売り込むか、どう陳列するかを考えてチャレジしてみることの方が、我々の業界では絶対に後々の自分の能力を高める選択であると言えるだろう。

  そしてその背中を見て部下は育つのも事実。

そして今回は、てっちゃん会の多くのメンバーから支援の媒体が届いた。

  実はてっちゃん会で支援を公開募集。

そして、コトPOPの第一人者達から届いた至極の媒体。
これらの媒体が結構お客様の視点に止まったようだ。

  「写メに撮っていいですか?。」

そう聞かれたこともあった。

  なにやら、読んでいて面白すぎるようだ。

それらの支援が、お客様の支持を得て、徐々に販売数量を伸ばし始めた。

  “こうなったら全社一位を目指してみるか”

僧都に乗ってしまったのである(笑)。
よって、バイヤーに追加の電話を入れた。

  「わかりました。なんとかして見ます」

全社一位と言っても、在庫がなければ販売数量は全社一位にはなれない。

  まず在庫を確保。
  それから売り方。

売り方もメンバーの支援を受けて実現。

  媒体に売場作り。

色々な方の支援を受けてのしもつかれポテトチップスの売場。

  皆の知恵が凝縮した売場。

これで売れない訳はない。

  12月月間を賭けたチャレンジが始まったのである。









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2017年12月 6日 (水)

冷食の伸び

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


冷凍食品。

  かっては単なる価格訴求の目玉商品。

しかし、着々とその売上が伸びてきている。
特に、2年目のお店は、冷食の割引セールの曜日の伸びが高まってくるもの。

  その例に漏れず高い伸びを示す冷食。

しかし、それ以上に全国的に高い伸びを示している冷食のカテゴリーがある。

  魚惣菜の冷食。

昨今の魚離れ。

  そう言われて久しい。

しかしそれは、スーパーや小売の鮮魚部門の売上低迷の話であって、魚自体に含まれるヘルシー要素は普遍であり、魚を摂取したいと願う主婦層はいまだに多いことがうかがえる実態である。

  先日、冷食のバイヤーが来店した。

そこで、冷食の現状の業績や魚惣菜の業績がどうなのかとの会話をしたのだが、当店の冷食の担当者からのリクエストの話になった。

「実はここのパートさんから商品のリクエストがあったんですよ(笑)。」

それは、その方のお子さんが肉類や中華類のお弁当の中身に飽きが来ており、魚が食べたいとお母さんにリクエストがあったらしい。

  しかし家での魚の調理は引いてしまうもの。

焼いた匂いや調理の手間等の問題が、魚の調理と料理を敬遠させてしまう。

  しかし冷食なら簡単にお弁当のおかずに。

そんな思いから、直接にバイヤーに品揃えのリクエストを出していたらしい。

  塩鮭の冷凍食品。

彼女に言わせると、どこでも品揃えがあるのに、当店だけ無いらしい。
確かに、今まで魚惣菜の冷凍食品を見たことは無かった。

しかし、これなら電子レンジで数分温めるだけ。
骨もなく、美味しく食べられる商品らしい。。
更に、子供からのリクエストはポイントが高い。

  「魚が食べたい。」

子供からの、魚を食べたいとのリクエスト。
昨今、最中嫌いの子供が増える中、魚を食べたいとのリクエストには、母として叶えてやりたい欲求が高いだろう。

  しかし、・・・。

家の台所ではやりたく無い。
冷食を購入すれば、半額の日に買いだめできる。

そして、冷食のバイヤーに話をした。

  「魚惣菜の冷食は伸びてないか?。」

彼は更に詳細にメーカーから情報をもらうと言ってその場を後にしたが、その後彼からカテゴリー別の商品動向の情報がファックスで流れてきた。

  そこには魚惣菜だけが飛び抜けて高い伸びを示されていた。

やっぱりなぁ〜。

  魚の消費が落ち込んでいるのでは無い。

需要はあるが、購入ルートが変化しているのだ。

  冷食の魚惣菜。

これを従来の流れで「日配」部門の冷食で売るのか、鮮魚部門の一部で売るのか。

  それは別にしてでもそのような時代になってきたのである。








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2017年12月 5日 (火)

苦い思い出

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


苦い思い出。

  皆さんにも一つや二つはあるだろう。

絶対に思い出したくない苦い思い出。

  仕事にプライベートに。

しかし思い出してほしい。

  その思い出が今の自分を作っているのだ。

人間は人生において、その都度つどにおいて色々な経験をし、そして学んでいく。

  特に、失敗事例に学ぶことの方が多い。

成功事例に関しては、成功した喜びに浸る時間の方が多く、そこに至った経緯や成功事例から学んだ要因を更に次へのステップとして貪欲に取り組むべきであるのだが、そこに至る前に成功したことが自分の実力であるという錯覚だけで、実は次へのステップへの行動に移すよりも、今の現状を守ることに必死になってしまい、次への新たな取り組みの行動を起こすスピードが大幅に鈍ってしまうことに気づかずに業績悪化の道を辿っていくことになるのである。

  それが、業績の波が交互に現れる要因なのだろう。

しかし、失敗した事例や思い出したくない事例に関しては、その後もずっと自分の人生に尾を引きことになる。

  “あの時の失敗の原因はどこになるのか”
  “あのような思い出は二度と作らないぞ”

そんな苦い思い出からくる、次へのステップへのスピードは早い。
そして、そこから学んだ人生訓は二度と忘れない。

  思い出したくない自分の行動。
  思い出したくない自分の判断
  思い出したくない上司や店長。

色々な苦い経験を人間は積んできた。
そして、その中から、思い出したくない順番ほど二度と同じ過ちは繰り返したくないとの思いから行動している。

  これからもそんな思い出を作っていくのだろう。

しかし、人間誰でも過ちはある。

  過ちを犯したら、即反省と行動に移る。

その反省と行動は、その次の改善へのスピードを速め、成功へのステップを早々に踏むことになる。

  成功の結果の業績。

その業績を一時のことで終わらせるか、その業績を如何に継続させられるかは、失敗事例に学び続けていくところにある。

  業績には必ず波が訪れるもの。

しかし、都度都度の失敗から学び続けることに波は無い。
そして、成功した結果に、自分だけの要因も無い。

  あるのは成功した環境にある。

自分が治める組織や店舗での成功し続ける環境。

  その環境を失敗事例から如何に維持継続していくか。

そんな環境を常に意識していきたいものである。






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2017年12月 4日 (月)

結果を出すスピード

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


結果を出せ!。

  よく言われる言葉ではある。

なんだかんだと言っても、結果が全ての世界であり、それは職位が上がれば上がるほど結果に対しては厳しい評価が下される世界でもある。

  しかし、結果とは不思議なものである。

出そうと思ってもなかなか出せないものであり、出そうと思わなくても簡単に出てしまうもの。

  なんとも不思議な数値ではある。

結果が良い時は慢心になり、その慢心がその後の停滞の要因となる。
結果が伴わないと常に試行錯誤しながら前へ進もうと喘ぐが、一年後に回復する。

  一つは結果とは昨年に対しての進捗度であるということ。
  二つは周辺の環境が大きく物をいうこと。

自分の意思とは裏腹に、周辺の外部環境に影響するものでもある。
更に、自分一人では店舗運営は出来ない。

  必ず部下や従業員が必要となる。

彼ら彼女らの部下としての成長があってはじめて店長の意図を即座に的確に理解して行動できる能力が徐々に身についていくものだ。

  それを理解しないと、出ない結果に悩むことになる。

先日、ある競合店の店長と会話した。

  「私はよく『結果を出すのが遅い』と言われます(笑)。」

そういって笑っていた。
おそらく本人は、遅いということには焦りはないのだろう。

  結果という意味がわかっているからだ。

すぐに出せる結果は長く続かない。
長く続く結果を導き出すには、結果として時間がかかる。

  そのような結果に対する強い理念があるのだろう。

結果とは、そのようなものだ。

  直ぐに出せた結果を信じてはいけない。

自分が取り組もうとすることに対しての結果など、直ぐには出せないし、出せたとしてもそれは表面上の形に過ぎない。

  本当に続く結果は部下という人間の成長に起因するものだ。

部下の成長があってはじめて、店長やリーダーの言葉に反応でき、その言葉を自分なりに受け止めて具現化できる販売技術を高めた結果の売場への反映であり、それがお客様に伝わっての売上という結果に結びつく。

  一朝一夕の結果は本当の実力ではないのだ。

それでも、一朝一夕の結果を出すことはできるだろう。

  テクニックを駆使すれば。

そかし、それは長続きしない。

  結局、お客様をリピーターにする手法ではないからだ。

継続してお客様をリピーターとし来店させるには、やはり商売の原理原則(基本)が重要である。

  その原理原則は一朝一夕では積み上げられない。

だから、時間がかかるし、結果としての結果の出るスピードにも遅れが生じるもの。

  しかしで始めた結果はいつまでも続く。

それは、常に結果を考えることではなく、従業員の成長を考えることだから。

  店長の最大の仕事は部下の成長。

そのことによって、部下が結果をもたらしてくれるのである。



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2017年12月 3日 (日)

3•3•3•3の原則

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、ネタ切れ。

よって、今日は3•3•3•3の原則。
いわゆる、3•3•3の原則は、

  3倍のフェース。
  3倍のSKU。
  3倍のコトPOP。

我々の業界での3•3•3の原則は上記のことを意味する。
このことによって、単品量販が加速する、売れる売り方の原則。

  しかし、今回のの原則は違う(笑)。

新店における「3333の原則」。
新店開店後に注意すべき時。

  3日後。
  3週間後。
  3ヶ月後。
  3年後。

新店を開店させた場合は、上記の3のつく時期が要注意だということだ。
ある企業のトップは、新店を開店させた場合に、必ず上記のタイミングでお店を店舗のチェックに回るという。

  3日後に、まず生鮮の商品の鮮度落ちが始まる。
  3週間後、本部応援もなくなり店舗の力がもろに出てくる。
  3ヶ月後、お客様の飽きが出てきて、選別が始まる。
  3年後に、新規開店メンバーが人事異動により価値観が変わる。

おそらく、3の付く時期に上記のような変化により、売場に異変が起きてくるのが上記のタイミング。

  この時期に起きやすい項目に注意をする。

そこから対応策を事前に詰めておく必要があるのだろう。

  自店の場合は1年と4ヶ月が経過。

注意すべきは、3ヶ月の同時期と比較した数値が昨年比となっている。

  昨年の開店から3ヶ月目から落ち始めている。

これが昨年の10月〜11月の実績である。

  お客様離れが顕著だった時期。

それが、3ヶ月目から始まった。
そして、昨年の12月に大型ショッピングセンターが2k先にオープン。

  客数離れと競合店オープンが重なった時期。

それが昨年の12月という時期。

  当然に数値は落ち込んだ。

そこから浮上するか沈んだままか。
それが、12月の底から立て直しが出来たかどうかの検証が始まるのである。

  よって年末商戦も盛り上がらないまま終了。

新店故に、初年度は最強の計画を組む。

  「初年度は失敗しても最高の売場を作れ」。

どの企業もそうだろうが、初年度の年末は実績が無いために、それぞれのイベントに合わせて、自社でも最高の売場を作って反応を見るものだが、それでも「やり過ぎ感」満載であった(笑)。

  やりすぎて元々。

そんな意識もあっただろう。
そしてそれは、上記に記載した通り、3ヶ月目からのお客様の飽きも多分にあっただろう。

  そこに輪をかけてショピングセンターがオープン。

そしてそこから一周する時期に差し掛かった。
昨年の壁をどう乗り越えることが出来たのか、それとも出来なかったのか。

  自分の腕とお店の実力が問われる時期が到来した。




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2017年12月 2日 (土)

鮮魚部門の回復

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ようやく、鮮魚部門に光が差してきた。

  何年振りのことであろうか。

先月からこの兆候は見えていたが、今月に入りその兆候が現実の数値に現れてきたようだ。

  鮮魚部門の売上昨年比をクリアできる。

本当に久しぶりの出来事である。

  この現実が維持できるかどうか。

それが、今後の課題であろうか。

  鮮魚部門が好調の要因は何か?。

既成概念を捨てて、現実の数値に対して本気で取り組んだ結果であろうか。
以前からこのブログでも記してきたが、従来からの成功体験から「刺身」「生魚」へのこだわりのあまりに、現実の実績に反した売場スペースを確保したり、売上の大小に関わらずに一定の売場スペースをチェーンストアオペレーションに即して実践したりと、お客様の買物動向に即した変化対応への遅れが、現実の売場からのお客様離れが鮮魚部門不振の要因であった。

  その成功体験を捨てて現実に目を向け始めた結果であろうか。

各店の現状に合わせた売場レイアウトへの変更。
これにより、必要以上に広い刺身売場が縮小され、現実の売上に見合ったスペースでの刺身の展開が企業としても可能となった。

更に、縮小した刺身のリスクを鍋材やホットメニューでカバーしようとし、鍋コーナーや丸魚の客導線上優位な位置への変更や、塩干物の冷凍展開や販売強化策が実質の売り上げに貢献してきたことが売り上げ改善の要因だろうか。

  仕組みとしては上記記載事項が功を奏したであろうか。

しかし、刺身に関してはやはり販売技術を持った担当者には敵わない。

  要は、個人差が生まれるということである。

これだけ冷凍マグロやその他の素材が高騰し、更にアニサキスの問題も尾を引く中で刺身のカテゴリーの数値を上げるにはそれ相応の販売技術が必要であろう。

  それでも刺身部門を伸ばしている担当者はいる。

しかしそれは個人個人でその目の付け所が違うのが実態。

  生まぐろを相場で仕入れて量販するタイプ。
  トレンドのねぎとろを継続売り込むタイプ。
  盛合わせをアイテム豊富に量販するタイプ。

自分の目線で刺身の売り込みに取り組み、それぞれの手法で売上を上げていっているのが刺身の現状。

  そしてやはりベテランチーフの目の付け所は流石だ。

そのベテランチーフの脳みその中をほじくって曝け出してみたいものである(笑)。
その知恵が企業の知恵に拡大できれば業績は維持できるのであるが。

  それを表面化させる人間。

そこが企業力であると思う。
チェーンストアのメリットは、職人気質の手の打ち方や目の付け所を公開して若手担当者にも経験如何を問わずとも同様の技術を駆使できる環境を提供できるメリットである。

  それがチェーンストアのメリット。

一人の知恵を全員で共有し、同様の技術を短時間で企業力とする。
そこに取り組み企業としての鮮魚部門の販売技術を高めていける企業は強い。

  そして年末商戦。

どうしても「刺身」のウェイトが高まる時期となる。

  再び刺身を強化していくタイミング。

個店としては、再びそこに目をつけて取り組んでいきたいと思っている。






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2017年12月 1日 (金)

商売と仕組み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日から12月。

  一年の総決算の月。

年間でどんなに好業績であろうとも、12月の業績と31日の業績に勝るものはない。

  それほど我々に取っての12月は特別な月。

そして、今日は商売と仕組みについて。

  我々小売業の原風景が商売という言葉の中にある。

個店で固定客に対して、対面販売により商品知識のやり取りを通して、お店とお客様との信頼関係が生まれ、そこにお互いの商売の楽しさと買い物の楽しさが生まれて商売が繁盛していく。

そこから姉妹店が誕生し、その部下や子息による多店舗展開が始まっていく。

  チェーンストア化が始まる。

個店の個人のお客様との接客商売から、チェーンオペレーションとしての万人向けのマニュアル化と画一化。

  しかし商売という側面に魅力を感じる従業員も多い。

チェーンストア化を図れば図るほど、商売を愛する従業員が離れていく。

  コトPOPを通して商売の楽しさを得る。

しかしそうやって作った過去の業績に左右される企業業績から、企業が画一化させたマニュアルや仕組みを通して作られた企業業績の方がはるかにコントロールしやすいチェーンストアの本質に移行しようとする企業。

  この二つの相反する要素は両立できるのか。

いくらチェーンストアとは言え、店長や部門責任者によって業績が大きく変化するのは周知の通り。

  なぜか?。

そこに商売の醍醐味があり、そこに客商売というお客様心理からの販売技術の有無が業績を大きく左右させる何かがあるのだろう。

Facebookのてっちゃん会でもチェーンストア化に向かう企業との軋轢を感じているメンバーも多い。

元来、この会は各企業のアウトロー的存在のメンバーが自社内では仕事の達成感に満足がいかずにそこから飛び出して参加したメンバーがほとんどであるから、尚更チェーンストア化によるマニュアル化に反発を覚える方達が多いのかもしれない。

しかし、それでもどんどんチェーンストア化に向かう企業が増えているように思える。

  一つは人材難。

従来のオペレーションが完結できない現場の現状。

  少ない人員でも売場を維持するオペレーションの構築が必須項目。

それを構築しない限りは、企業として新規出店も出来ないし、現状の既存店も立ち行かなくなっていく。

  現にそれが現実に起こり始めている。

そこに着手しない限りは、自然淘汰されていく企業が急増していくだろう。
しかしそれとは逆に、従来の現場での商売に重点を置いていた時代からの仕事の楽しさを知っている従業員からすると、自分の創意工夫の領域をどんどん奪われていく感覚が増しているのも事実。

  誰でもできるレベルにシフトダウンされた販売手法。

そして、それ以上を求められない寂しさも手伝って、仕事の楽しさや商売の楽しさを失っていく従業員。

  それらの声も最近は急増しているように思える。

私も、商売の楽しさは販売であり、それはオペレーションの構築とはまた別に「いくつ売るという計画から、いくつ売れたという実績につながる達成感」だと思っている。

企業としてのチェーンオペレーションの構築と現場の店舗での商売としての販売技術のレベルアップと現場で働く従業員の達成感というモチベーションの両立の鍵を握るのも店長というリーダーの存在であろう。

  楽しくなくちゃ「スーパーじゃない」。

この命題をどう現場で実現させていくか。
リーダーの使命はどんどん高くなるばかりである。




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