3•3•3•3の原則
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は日曜日。
芸能ネタの日(笑)。
しかし、ネタ切れ。
よって、今日は3•3•3•3の原則。
いわゆる、3•3•3の原則は、
3倍のフェース。
3倍のSKU。
3倍のコトPOP。
我々の業界での3•3•3の原則は上記のことを意味する。
このことによって、単品量販が加速する、売れる売り方の原則。
しかし、今回のの原則は違う(笑)。
新店における「3333の原則」。
新店開店後に注意すべき時。
3日後。
3週間後。
3ヶ月後。
3年後。
新店を開店させた場合は、上記の3のつく時期が要注意だということだ。
ある企業のトップは、新店を開店させた場合に、必ず上記のタイミングでお店を店舗のチェックに回るという。
3日後に、まず生鮮の商品の鮮度落ちが始まる。
3週間後、本部応援もなくなり店舗の力がもろに出てくる。
3ヶ月後、お客様の飽きが出てきて、選別が始まる。
3年後に、新規開店メンバーが人事異動により価値観が変わる。
おそらく、3の付く時期に上記のような変化により、売場に異変が起きてくるのが上記のタイミング。
そこから対応策を事前に詰めておく必要があるのだろう。
自店の場合は1年と4ヶ月が経過。
注意すべきは、3ヶ月の同時期と比較した数値が昨年比となっている。
昨年の開店から3ヶ月目から落ち始めている。
これが昨年の10月〜11月の実績である。
お客様離れが顕著だった時期。
それが、3ヶ月目から始まった。
そして、昨年の12月に大型ショッピングセンターが2k先にオープン。
客数離れと競合店オープンが重なった時期。
それが昨年の12月という時期。
当然に数値は落ち込んだ。
そこから浮上するか沈んだままか。
それが、12月の底から立て直しが出来たかどうかの検証が始まるのである。
よって年末商戦も盛り上がらないまま終了。
新店故に、初年度は最強の計画を組む。
「初年度は失敗しても最高の売場を作れ」。
どの企業もそうだろうが、初年度の年末は実績が無いために、それぞれのイベントに合わせて、自社でも最高の売場を作って反応を見るものだが、それでも「やり過ぎ感」満載であった(笑)。
やりすぎて元々。
そんな意識もあっただろう。
そしてそれは、上記に記載した通り、3ヶ月目からのお客様の飽きも多分にあっただろう。
そこに輪をかけてショピングセンターがオープン。
そしてそこから一周する時期に差し掛かった。
昨年の壁をどう乗り越えることが出来たのか、それとも出来なかったのか。
自分の腕とお店の実力が問われる時期が到来した。
| 固定リンク
コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
具体的に入り込んで鮮魚部門に手を打つ、お菓子を仕掛ける、日付の短い健康飲料を売り切る。
具体的な数値改善や売り込みの連続がいずれお客様の心を捉えていくのだろうと思います。
当然に基本は重要であり商圏の基本的なお客様を支配していますが、それと同時に日々の仕掛けが飽きない売場として来店頻度を高めていくのだろうと思いますね。
投稿: てっちゃん | 2017年12月 4日 (月) 09時58分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
人口増という期待される立地。
必ず上昇していくでしょう。
続きは出世街道にて(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年12月 4日 (月) 09時52分
開店のお祭り騒ぎも落ち着きお客様の期待値と店舗力が試される2年目。以前ならお客様も売場に慣れ売上は順調に推移するのですがディスカウンターやドラッグ等破竹の勢いの出店、競合店の改装等、目論見通りに売り上げが伸びないのがの実態でしょうか。お客様に対して明確なセールスポイント、個性が見えるお店・・・もちろん企業的なセールスポイントが主軸ではありますがよりその色を打ち出しお客様にコミットさせるのは店長の責務なのでしょうね。
最近のてっちゃんはかなりチャレンジされてるようですが(笑)。
投稿: dadama | 2017年12月 3日 (日) 21時31分
当社の新店は3日を待たずに落ちてしまいました。(笑)もう少しで開店2周年、節目の3年目は右肩上がりで迎えたいですね。
投稿: かわらい | 2017年12月 3日 (日) 21時15分